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銀華さん、パネェっす
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魔法実技の授業。
とは言っても、がっつり魔法をぶつけ合って模擬試合をするとかそんなバトル要素は無い。
先生が初歩的な魔法の使い方を教えるだけの簡単な授業です。
そもそも貴族の方々が実戦魔法はほとんど使わない。
その為に冒険者が居るのだ。
実戦はプロに任せるという感じの事を、先生が言ってた。
しかし、貴族でも魔力が強いのは、誇らしい事らしく(何の為に使うのかは知らんが。)、私みたいな規格外の化け物は英雄扱いをされている。
実際、以前女性が大半を占めていたファンクラブなるものが、今では男の入会も急増していると風の噂で聞いた。
何でも、『ミリアム様は拳一つで、ドラゴンを鎮めた、まるで歴戦の武士の様だ。』、『冒険者の誘いを突っぱね、「私は一人が好きなんだ。」とニヒルに笑っていた。』、『いいや、彼女はドラゴンの首を噛み千切り、あまつさえドラゴンの肉を喰らう猛者だ。』と。
色々、ツッコミ処満載の話だ。
ここの伝達レベルは如何程か少し問い質したい。
連想ゲームをさせたら、最初の言葉からかけ離れた回答を得られそうだ。
拳一つではまぁ、あながち間違いではないけど、一人が好きなんだ、とか何処の病発症者?
ドラゴンの肉とか食わないからね?
と、まぁ、そういう事情で、私を兄貴と慕う野郎共が増えた。
今も。
「ミリアム殿、何か魔法を見せてくれないかな?」
だからこんな謎の期待を寄せられている。
しねぇよ!ていうかお前誰だよ!
使い方教えるだけの授業に、そんな事する訳無いだろ!
私はスンと姿勢を正し、先生のお話を聞いている。
その先生も私をチラチラ見ているのが、少し気になる所だが。
「のう、ミリアムよ。」
銀華さんが私に話しかける・・・・時点で嫌な予感しかしない。
「お主、一つ妾と腕試しをせんか?」
ふぁ!?
何を言っておられるのやら。
「・・・しませんよ。」
「何故じゃ!?」
そんな事をしたら最後、此処ら一面焼け野原になるわ。
絶対銀華さん、無茶苦茶しそうだし。
「これ以上、悪目立ちしたくないんですよ。」
「それは今更じゃない?」
アリス、少しお口を閉じようか。
それは私も分かっているのだよ。
銀華さんはまだ知らないから、有効なの。
「ふむ。そうか。それは残念だのぅ。」
ほれ、みてみい!!
よし、回避した。
純粋なドラゴンさんで助かった。
「なら、私とお願いしたいです!!」
横から、どM眼鏡がしゃしゃり出てきた。
自ら死にに来るとは、真性のマゾヒストだな。
ある意味、Mの鏡だ。
すんごい、興奮した様子で銀華さんに言い寄る様に、アリスも私も周りの女性達もドン引きである。
「ほう。誰じゃ、お主。」
「私はリヒトと申します。貴女は伝説とまで言われているエンシャントドラゴン様なのですよね?
さぞ、素晴らしい魔法をお持ちなのでしょう!
私はそれを是非とも間近で拝見したいのです。」
顔を赤く染めながら、銀華さんに跪いて請う姿を見てアリスは私にそっと耳打ちする。
「一応、ゲーム通りに魔法オタクなのは間違いないみたいね。」
「おお、まだ設定が生きてたのか。」
変態眼鏡は魔法オタクだったのか、それも変態っぽいのは私の偏見だろう。
世の魔法を極めている人達に恨みを買いそうだから、もう何も言うまい。
「なんじゃ、お主気色悪いのぅ。」
バッサリ。
出会って早々に変態の変態性を見抜く銀華さんは凄く嫌な物を見る目をしていた。
ああ!駄目だよ、銀華さん!
その目は奴にとっては逆効果だよ!
変態眼鏡は瞳を爛々輝かせる
あ、これはまずい。
「ああ!!高潔なるエンシャントドラゴン様がそんな蔑んだ瞳で私を見るなんて!!
なんというかいか、・・・なんという無礼を私は働いてしまったのでしょう!!」
快感。
身悶えながらつらつら語り出す変態眼鏡を銀華さんは口を開いたまま見つめ続ける。
悶えながら、少しずつ銀華さんににじり寄る変態眼鏡の姿はどんなホラー映画よりも恐怖。
銀華さんを助けたいけど、ターゲット変更になるのも嫌だ。
どうしたものかと考えている矢先、流石は銀華さん。
「お主、近寄るでないわ。」
フッと息を吹いたかと思うと、その瞬間変態眼鏡が吹っ飛んだ。
宙を舞う変態眼鏡。
そして、どさりと地面に落ちる。
銀華さんは息を吹いただけで人を吹き飛ばせるのか。
下手な事は言えんな。
「あ、あ、あ・・・。」
ぴくぴくしながら呻いている。
先生が慌てて介抱する。
しばらくそのままでも良いと思うけどな。
どМだし。
「ミリアムよ。妾は永く生きておるが、あのような気色の悪い人間初めて見たぞ。」
不快に眉を顰める銀華さんに私はこう言った。
「大丈夫です。あんな人間、そうそう居ませんから。」
「そうかの。」
こんな騒動があり、授業は救護室へ変態眼鏡を連れて行った先生が帰って来るまで自習となり、私とアリスと銀華さんはたわいもない雑談をして過ごした。
そうして今日の授業は終わった。
帰り支度をして教室を出る。
銀華さんの初学園もそれほど大した事件も無く、無事に終えたと思って良いだろう。
これで銀華さんが継続するかは彼女次第だ。
家に帰ったら聞いてみよう。
その銀華さんは、天気が良いから先に飛んで帰るとの事だ。
いいなぁ。
明日辺りに背中に乗せてもらおうか。
アリスと二人で歩いていた。
校門で少し騒がしい集団が居た。
またあの王子連中かなぁ。
うん、そうみたいだ。
何か誰かに向けて騒いでいる。
誰だろう、遠目から見えるのは男の人らしき姿。
関わらずに通り過ぎよう。
アリスと目配せをして、歩き出す。
「だから、ミリアムに何の用だと聞いてるんだ!!」
王子の大きい声。
ん?私?
思わず声の方を向いてしまう。
「ええと、ミリアムさんに会いに来ただけってさっきから言ってるのになぁ・・・。」
そうその人は言った。
そう言ったのだ。
とは言っても、がっつり魔法をぶつけ合って模擬試合をするとかそんなバトル要素は無い。
先生が初歩的な魔法の使い方を教えるだけの簡単な授業です。
そもそも貴族の方々が実戦魔法はほとんど使わない。
その為に冒険者が居るのだ。
実戦はプロに任せるという感じの事を、先生が言ってた。
しかし、貴族でも魔力が強いのは、誇らしい事らしく(何の為に使うのかは知らんが。)、私みたいな規格外の化け物は英雄扱いをされている。
実際、以前女性が大半を占めていたファンクラブなるものが、今では男の入会も急増していると風の噂で聞いた。
何でも、『ミリアム様は拳一つで、ドラゴンを鎮めた、まるで歴戦の武士の様だ。』、『冒険者の誘いを突っぱね、「私は一人が好きなんだ。」とニヒルに笑っていた。』、『いいや、彼女はドラゴンの首を噛み千切り、あまつさえドラゴンの肉を喰らう猛者だ。』と。
色々、ツッコミ処満載の話だ。
ここの伝達レベルは如何程か少し問い質したい。
連想ゲームをさせたら、最初の言葉からかけ離れた回答を得られそうだ。
拳一つではまぁ、あながち間違いではないけど、一人が好きなんだ、とか何処の病発症者?
ドラゴンの肉とか食わないからね?
と、まぁ、そういう事情で、私を兄貴と慕う野郎共が増えた。
今も。
「ミリアム殿、何か魔法を見せてくれないかな?」
だからこんな謎の期待を寄せられている。
しねぇよ!ていうかお前誰だよ!
使い方教えるだけの授業に、そんな事する訳無いだろ!
私はスンと姿勢を正し、先生のお話を聞いている。
その先生も私をチラチラ見ているのが、少し気になる所だが。
「のう、ミリアムよ。」
銀華さんが私に話しかける・・・・時点で嫌な予感しかしない。
「お主、一つ妾と腕試しをせんか?」
ふぁ!?
何を言っておられるのやら。
「・・・しませんよ。」
「何故じゃ!?」
そんな事をしたら最後、此処ら一面焼け野原になるわ。
絶対銀華さん、無茶苦茶しそうだし。
「これ以上、悪目立ちしたくないんですよ。」
「それは今更じゃない?」
アリス、少しお口を閉じようか。
それは私も分かっているのだよ。
銀華さんはまだ知らないから、有効なの。
「ふむ。そうか。それは残念だのぅ。」
ほれ、みてみい!!
よし、回避した。
純粋なドラゴンさんで助かった。
「なら、私とお願いしたいです!!」
横から、どM眼鏡がしゃしゃり出てきた。
自ら死にに来るとは、真性のマゾヒストだな。
ある意味、Mの鏡だ。
すんごい、興奮した様子で銀華さんに言い寄る様に、アリスも私も周りの女性達もドン引きである。
「ほう。誰じゃ、お主。」
「私はリヒトと申します。貴女は伝説とまで言われているエンシャントドラゴン様なのですよね?
さぞ、素晴らしい魔法をお持ちなのでしょう!
私はそれを是非とも間近で拝見したいのです。」
顔を赤く染めながら、銀華さんに跪いて請う姿を見てアリスは私にそっと耳打ちする。
「一応、ゲーム通りに魔法オタクなのは間違いないみたいね。」
「おお、まだ設定が生きてたのか。」
変態眼鏡は魔法オタクだったのか、それも変態っぽいのは私の偏見だろう。
世の魔法を極めている人達に恨みを買いそうだから、もう何も言うまい。
「なんじゃ、お主気色悪いのぅ。」
バッサリ。
出会って早々に変態の変態性を見抜く銀華さんは凄く嫌な物を見る目をしていた。
ああ!駄目だよ、銀華さん!
その目は奴にとっては逆効果だよ!
変態眼鏡は瞳を爛々輝かせる
あ、これはまずい。
「ああ!!高潔なるエンシャントドラゴン様がそんな蔑んだ瞳で私を見るなんて!!
なんというかいか、・・・なんという無礼を私は働いてしまったのでしょう!!」
快感。
身悶えながらつらつら語り出す変態眼鏡を銀華さんは口を開いたまま見つめ続ける。
悶えながら、少しずつ銀華さんににじり寄る変態眼鏡の姿はどんなホラー映画よりも恐怖。
銀華さんを助けたいけど、ターゲット変更になるのも嫌だ。
どうしたものかと考えている矢先、流石は銀華さん。
「お主、近寄るでないわ。」
フッと息を吹いたかと思うと、その瞬間変態眼鏡が吹っ飛んだ。
宙を舞う変態眼鏡。
そして、どさりと地面に落ちる。
銀華さんは息を吹いただけで人を吹き飛ばせるのか。
下手な事は言えんな。
「あ、あ、あ・・・。」
ぴくぴくしながら呻いている。
先生が慌てて介抱する。
しばらくそのままでも良いと思うけどな。
どМだし。
「ミリアムよ。妾は永く生きておるが、あのような気色の悪い人間初めて見たぞ。」
不快に眉を顰める銀華さんに私はこう言った。
「大丈夫です。あんな人間、そうそう居ませんから。」
「そうかの。」
こんな騒動があり、授業は救護室へ変態眼鏡を連れて行った先生が帰って来るまで自習となり、私とアリスと銀華さんはたわいもない雑談をして過ごした。
そうして今日の授業は終わった。
帰り支度をして教室を出る。
銀華さんの初学園もそれほど大した事件も無く、無事に終えたと思って良いだろう。
これで銀華さんが継続するかは彼女次第だ。
家に帰ったら聞いてみよう。
その銀華さんは、天気が良いから先に飛んで帰るとの事だ。
いいなぁ。
明日辺りに背中に乗せてもらおうか。
アリスと二人で歩いていた。
校門で少し騒がしい集団が居た。
またあの王子連中かなぁ。
うん、そうみたいだ。
何か誰かに向けて騒いでいる。
誰だろう、遠目から見えるのは男の人らしき姿。
関わらずに通り過ぎよう。
アリスと目配せをして、歩き出す。
「だから、ミリアムに何の用だと聞いてるんだ!!」
王子の大きい声。
ん?私?
思わず声の方を向いてしまう。
「ええと、ミリアムさんに会いに来ただけってさっきから言ってるのになぁ・・・。」
そうその人は言った。
そう言ったのだ。
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