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ホラー映画は好きくない!
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終業の鐘。
一目散に教室を飛び出る私、相沢都。
高校2年。
楽しい盛りの私は、彼氏ときゃっきゃっうふふをすることなく、早足で帰宅する。
自分の部屋に入るや否や、ゲーム機の本体の電源を入れる。
「今日でいよいよコンプリート!!
どんな特典が付いているのかな~?」
コントローラーを握り締め、私は興奮していた。
それも当然、このゲーム『ネクストプリンセスは私!?』は、今まで誰一人ストーリーコンプリートをした人間は居ないのだ。
開発会社は「必ずコンプリート出来ますので諦めずに頑張ってください。一番最初にコンプリートした方は何かしらの特典が付きます。お楽しみにしてくださいね。」
とコメントを残していた。
これでマニアのやる気に火を付けたと言っても過言ではない。
名立たるゲーマー達がこぞってコンプリートを目指したが、依然コンプリートをした人間は居ない。
もしかしたら、言ってないだけでもうした人は居るかもしれないけれど、
私でもコンプリート出来るかなと寝る間も惜しんでプレイしてきた。
そして、なんと!!
私は見つけてしまったのだ。
そう、コンプリートの糸口を。
このゲームは一応恋愛ゲームなのだが、主人公が自国の女王になる為のサクセスストーリーの方が強い。
一応、攻略対象なる男の人達も居る。
自分が女王になった時に結婚する相手によっても、その後の繁栄が左右される。
と言っても滅亡とかはしないけど。
で、巷で有名な悪役令嬢なのだが、
このゲームには存在しない。
ライバルは居る。
好敵手の方が。
しかも絶対的存在の。
ライバルと言っていいのか分からない位、最強のプリンセスが。
隣国のプリンセスである、フランシスカ・ガブリエルは、
容姿は勿論、美少女。
性格は気高く美しい。
魔法もチートかと思える程、能力値が高い。
トドメと言わんばかりに、物理的戦闘能力も周りの護衛騎士よりも遥かに高い。
何でこんなキャラクターを作ったのかは、開発者の趣味なのかもしれない。
だが、ネットの中でもフランシスカは大人気で、
主人公に優しく、厳しく女王とはどうあるべきかを諭したり、
主人公が他のご令嬢に虐められている時に颯爽と現れて助け出してくれる所など、
「攻略対象どこいった?」
「もうフランちゃんが攻略対象でいいよ・・・。」
「フランシスカ様に優しく説教されたい!!」
攻略サイトのコメントが荒ぶっていた。
私もその中の一人で、フランシスカの波打つゴールドの髪、陶器の様に白く、すべすべのお肌。
パーツ全てが黄金比で配置されているお顔。
どれを取っても、夢で見る美しい女王様そのもの。
私は特典はこのフランシスカの百合ルートを期待している。
そして、今日、いよいよ、このゲームのコンプリートが私の目の前で起ころうとしている。
心臓バックンバックンして、手汗もヤバい。
見つけたのはほんの偶然。
攻略には全く関係ない場所でうろついていたら、
そこら辺に落ちていた石を拾ったのが、始まりだった。
一応攻略サイトにコメントしたのだが、
「ガセ情報やめろ!」
「わざわざ情報操作ご苦労様」
など、プチ炎上が起きて悲しくなってコメントを削除した。
でもその石を拾った事で、今まで見た事無いストーリーが発生して、
コンプリートのパーセンテージがどんどん上がっていき、
とうとう昨日99%になった。
その日はもう真夜中だったので、一旦セーブして明日ゆっくりとプレイしようと思い寝た。
当然ながら、授業中はもう上の空で、学校が終わって一目散に家に帰って、今に至る。
ああ、石を拾っておいて良かった。
馬鹿にしていた人達め!お先に失礼するよ!!
ワクワクしながら、画面を食い入るように見つめる。
実はこの石、ただの石では無かった。
フランシスカの命よりも大事な石だった。
そんな大事な石何故落としたのかは謎だが、
それを拾い、フランシスカに渡すと、
ただの石が途端に光輝く宝玉になった。
何でも、亡き母の形見だそうで、盗まれないように変化の魔法をかけていたのだ。
恐らくはフランシスカの部屋を掃除していたメイドが、ゴミだと思い、捨ててしまったのだろう。
そして、その石を奪おうと隣国から刺客の嵐。
フランシスカと協力して打ち払っていく。
黒幕はフランシスカの父親で、その宝玉を奪って自分が王となる算段だった。
実の父親が自分を殺そうとした事実に心を痛めるフランシスカだったが、
主人公のおかげで乗り越え、父親に打ち勝つ。
今日はそこからだ。
主人公とフランシスカが向き合う。
「私が父に勝てたのは貴女のおかげです。」
「貴女はきっとこの国で素晴らしい女王となるでしょう。」
「その時には私も貴女を及ばずながら支えていく友人の一人となりたい。」
フランシスカが主人公に想いを綴る。
そこで主人公の台詞だ。
「はい!二人ならこの世界を素晴らしい世界に導く事が出来ます!!」
ん?
カーソル表示が出るのに、選択肢がこの台詞しかない。
「あれ?下にスペースがあるな。
ああ、よくある隠し台詞か。
よし、下を選択、と。」
私は空白の部分にカーソルを合わせ、決定ボタンを押す。
「本当に?」
・・・・。
後ろから声がする。
あれ、フランシスカの声だよね?
なんで画面からじゃなくて、後ろから・・・。
画面の中のフランシスカは笑っている。
笑ったまま止まっている。
「本当に、私の・・・になってくれるの?」
フランシスカの台詞が表示されない。
「な・・・何・・・コレ・・・・。」
私は今まで興奮でドキドキしていたのが、一転して恐怖でドキドキする。
「貴女は選んだ。私の・・・になる事を。」
フランシスカはまだ笑っている。
「ひ・・・・。」
私は手に持ったコントローラーを恐怖の余り落とす。
進むボタンを押さなくても勝手に台詞が続く。
「なに、バグ?
開発者の手の込んだ隠しイベント?」
「決定は覆らないわ。貴女は私の・・・。」
画面のフランシスカが歪む。
「・・・・・!??」
私は声が出ない。
だって、だって、
歪んだフランシスカ。
画面が真っ暗になる。
私は画面から、いや、この部屋から出ようとする。
でも、腰が抜けて足に力が入らない。
おかしい!絶対におかしい!
恋愛ゲームの特典がホラーゲームになるなんて、聞いてない!
真っ暗な画面が黄金の光を放つ。
私は声も出せず、画面を見つめる。
黄金の光だと思ったのは、糸・・・いや髪の毛だ。
徐々に画面から髪の毛が浮き出てくる。
「さ!」
私は慌てて口を閉じる。
危ない危ない。
髪の毛というか頭が完全にはみ出ている。
これは、もしかしなくともフランシスカの頭・・・。
そう思っていると次はテレビの枠を内側からガシッと掴む手が二つ。
「ひい!!」
もう完全にあの有名なヤツの登場シーンじゃないか!
ずずずずずと手を支えにして体が這い出て来る。
ああ、駄目だ。
失禁しないだけでも褒めて欲しい。
いや、ほんのちょっと危なかったけど。
とうとう完全に画面から出てきた人間。
間違いなくフランシスカだ。
特典!?
いや、そんな事ある訳無い。
ゲームのキャラクターが出てくるなんて!
俯いたままのフランシスカがゆっくり顔を上げる。
ああ、何て綺麗なんだろう。
現実世界でもこんなに綺麗なんて。
その綺麗な黄金の瞳が私を射る。
そして、形の良い唇が開く。
「ああ!漸く会えた!私のお友達!」
一目散に教室を飛び出る私、相沢都。
高校2年。
楽しい盛りの私は、彼氏ときゃっきゃっうふふをすることなく、早足で帰宅する。
自分の部屋に入るや否や、ゲーム機の本体の電源を入れる。
「今日でいよいよコンプリート!!
どんな特典が付いているのかな~?」
コントローラーを握り締め、私は興奮していた。
それも当然、このゲーム『ネクストプリンセスは私!?』は、今まで誰一人ストーリーコンプリートをした人間は居ないのだ。
開発会社は「必ずコンプリート出来ますので諦めずに頑張ってください。一番最初にコンプリートした方は何かしらの特典が付きます。お楽しみにしてくださいね。」
とコメントを残していた。
これでマニアのやる気に火を付けたと言っても過言ではない。
名立たるゲーマー達がこぞってコンプリートを目指したが、依然コンプリートをした人間は居ない。
もしかしたら、言ってないだけでもうした人は居るかもしれないけれど、
私でもコンプリート出来るかなと寝る間も惜しんでプレイしてきた。
そして、なんと!!
私は見つけてしまったのだ。
そう、コンプリートの糸口を。
このゲームは一応恋愛ゲームなのだが、主人公が自国の女王になる為のサクセスストーリーの方が強い。
一応、攻略対象なる男の人達も居る。
自分が女王になった時に結婚する相手によっても、その後の繁栄が左右される。
と言っても滅亡とかはしないけど。
で、巷で有名な悪役令嬢なのだが、
このゲームには存在しない。
ライバルは居る。
好敵手の方が。
しかも絶対的存在の。
ライバルと言っていいのか分からない位、最強のプリンセスが。
隣国のプリンセスである、フランシスカ・ガブリエルは、
容姿は勿論、美少女。
性格は気高く美しい。
魔法もチートかと思える程、能力値が高い。
トドメと言わんばかりに、物理的戦闘能力も周りの護衛騎士よりも遥かに高い。
何でこんなキャラクターを作ったのかは、開発者の趣味なのかもしれない。
だが、ネットの中でもフランシスカは大人気で、
主人公に優しく、厳しく女王とはどうあるべきかを諭したり、
主人公が他のご令嬢に虐められている時に颯爽と現れて助け出してくれる所など、
「攻略対象どこいった?」
「もうフランちゃんが攻略対象でいいよ・・・。」
「フランシスカ様に優しく説教されたい!!」
攻略サイトのコメントが荒ぶっていた。
私もその中の一人で、フランシスカの波打つゴールドの髪、陶器の様に白く、すべすべのお肌。
パーツ全てが黄金比で配置されているお顔。
どれを取っても、夢で見る美しい女王様そのもの。
私は特典はこのフランシスカの百合ルートを期待している。
そして、今日、いよいよ、このゲームのコンプリートが私の目の前で起ころうとしている。
心臓バックンバックンして、手汗もヤバい。
見つけたのはほんの偶然。
攻略には全く関係ない場所でうろついていたら、
そこら辺に落ちていた石を拾ったのが、始まりだった。
一応攻略サイトにコメントしたのだが、
「ガセ情報やめろ!」
「わざわざ情報操作ご苦労様」
など、プチ炎上が起きて悲しくなってコメントを削除した。
でもその石を拾った事で、今まで見た事無いストーリーが発生して、
コンプリートのパーセンテージがどんどん上がっていき、
とうとう昨日99%になった。
その日はもう真夜中だったので、一旦セーブして明日ゆっくりとプレイしようと思い寝た。
当然ながら、授業中はもう上の空で、学校が終わって一目散に家に帰って、今に至る。
ああ、石を拾っておいて良かった。
馬鹿にしていた人達め!お先に失礼するよ!!
ワクワクしながら、画面を食い入るように見つめる。
実はこの石、ただの石では無かった。
フランシスカの命よりも大事な石だった。
そんな大事な石何故落としたのかは謎だが、
それを拾い、フランシスカに渡すと、
ただの石が途端に光輝く宝玉になった。
何でも、亡き母の形見だそうで、盗まれないように変化の魔法をかけていたのだ。
恐らくはフランシスカの部屋を掃除していたメイドが、ゴミだと思い、捨ててしまったのだろう。
そして、その石を奪おうと隣国から刺客の嵐。
フランシスカと協力して打ち払っていく。
黒幕はフランシスカの父親で、その宝玉を奪って自分が王となる算段だった。
実の父親が自分を殺そうとした事実に心を痛めるフランシスカだったが、
主人公のおかげで乗り越え、父親に打ち勝つ。
今日はそこからだ。
主人公とフランシスカが向き合う。
「私が父に勝てたのは貴女のおかげです。」
「貴女はきっとこの国で素晴らしい女王となるでしょう。」
「その時には私も貴女を及ばずながら支えていく友人の一人となりたい。」
フランシスカが主人公に想いを綴る。
そこで主人公の台詞だ。
「はい!二人ならこの世界を素晴らしい世界に導く事が出来ます!!」
ん?
カーソル表示が出るのに、選択肢がこの台詞しかない。
「あれ?下にスペースがあるな。
ああ、よくある隠し台詞か。
よし、下を選択、と。」
私は空白の部分にカーソルを合わせ、決定ボタンを押す。
「本当に?」
・・・・。
後ろから声がする。
あれ、フランシスカの声だよね?
なんで画面からじゃなくて、後ろから・・・。
画面の中のフランシスカは笑っている。
笑ったまま止まっている。
「本当に、私の・・・になってくれるの?」
フランシスカの台詞が表示されない。
「な・・・何・・・コレ・・・・。」
私は今まで興奮でドキドキしていたのが、一転して恐怖でドキドキする。
「貴女は選んだ。私の・・・になる事を。」
フランシスカはまだ笑っている。
「ひ・・・・。」
私は手に持ったコントローラーを恐怖の余り落とす。
進むボタンを押さなくても勝手に台詞が続く。
「なに、バグ?
開発者の手の込んだ隠しイベント?」
「決定は覆らないわ。貴女は私の・・・。」
画面のフランシスカが歪む。
「・・・・・!??」
私は声が出ない。
だって、だって、
歪んだフランシスカ。
画面が真っ暗になる。
私は画面から、いや、この部屋から出ようとする。
でも、腰が抜けて足に力が入らない。
おかしい!絶対におかしい!
恋愛ゲームの特典がホラーゲームになるなんて、聞いてない!
真っ暗な画面が黄金の光を放つ。
私は声も出せず、画面を見つめる。
黄金の光だと思ったのは、糸・・・いや髪の毛だ。
徐々に画面から髪の毛が浮き出てくる。
「さ!」
私は慌てて口を閉じる。
危ない危ない。
髪の毛というか頭が完全にはみ出ている。
これは、もしかしなくともフランシスカの頭・・・。
そう思っていると次はテレビの枠を内側からガシッと掴む手が二つ。
「ひい!!」
もう完全にあの有名なヤツの登場シーンじゃないか!
ずずずずずと手を支えにして体が這い出て来る。
ああ、駄目だ。
失禁しないだけでも褒めて欲しい。
いや、ほんのちょっと危なかったけど。
とうとう完全に画面から出てきた人間。
間違いなくフランシスカだ。
特典!?
いや、そんな事ある訳無い。
ゲームのキャラクターが出てくるなんて!
俯いたままのフランシスカがゆっくり顔を上げる。
ああ、何て綺麗なんだろう。
現実世界でもこんなに綺麗なんて。
その綺麗な黄金の瞳が私を射る。
そして、形の良い唇が開く。
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