10 / 105
2章
皆が優しい
しおりを挟む
「「シルヴィア様!!」」
自分の名前を呼ばれて、その声のする方へ目を遣ると、
悲愴な顔をしたアンと、もう一人、大きい茶色の瞳に涙を一杯溜めたメイドがこちらへ駆け寄ってくる。
「あ、アンお帰りなさい。・・・と、もう一人の方は・・ええと、」
昨日は数人の人間としか顔を合わせていないので、まだ挨拶が終わっていないメイドが居る。
彼女もその一人であろう。
シルヴィアは立ち上がり、スカートに付いた泥をパンパンと手で払い、
「初めましてよ、ね?私は・・」
名乗る前に
「じ、じっでますぅぅぅ。じ、じるびぃあざまぁあ。わ、わだじはっ、でーぜと言いまずぅぅ・・・」
とうとう耐え切れなくなったらしく、涙をぼろぼろ流し嗚咽を漏らしながら自己紹介をした。
が、涙声過ぎて、肝心の名前がちゃんと聞きt取れなかった、。
「でーぜ?ん?ごめんなさい。もう一度、お名前を教えてくれるかしら?」
シルヴィアが優しく尋ねると、さらに泣き出して
「で、でええぜだずうううううう、わあああああん!」
「え?え?ど、どうしたの?」
あまりの号泣にシルヴィアは困惑する。
おろおろして、アンに助けを求めるような目線を送ると、
「申し訳ありありません。この子はテーゼと言います。
・・・・私共、先程のレイフォード様達の遣り取りを見てしまい・・・」
シルヴィアは、ああと納得し
「お助けしたかったのですが・・・」
アンが済まなそうに呟く。
「いいのよ、そんな事をしたら貴女達が、レイフォード様に罰せられてしまうわ。本当に気にしないで。
私は大丈夫よ。気を配ってくれてありがとう。」
あの場面でアン達が出てきたら、レイフォードに歯向かった不敬として、確実にアン達は解雇されるだろう。
私の為にこんなに悲しんでくれる、泣いてくれる人達をそんな目に遭わす事は出来ない。
テーゼを宥めながら、
「レイフォード様は馬車で出掛けられたのだけれど、昼食はどうされるのかしら?」
シルヴィアの言葉にアンは苦々しい顔をする。
「レイフォード様は、外で昼食を御取りになるそうです・・・。」
「まぁ・・・、そう。じゃあ、また一人なのね。うーん。」
先程の事があったので、レイフォード様にお詫びをしなければと考えていたが、レイフォード様が居ないならば、仕方が無い。
晩餐の時にしよう。ただ・・・またご飯を一人で食べるのか・・・と少し寂しい気持ちになったシルヴィアに
「シルヴィア様はお優し過ぎます!!」
テーゼがまだ涙が引かない状態で声を張り上げる。
「え?」
「あの人達、シルヴィア様にあんな、シルヴィア様を、下働き扱いして、あんな馬鹿にして、レイフォード様も、シルヴィア様が、居るのに、う、ううぅ・・・」
自分の言葉でぶり返してしまったらしく、テーゼはまた泣き出し、止めようと目元を手で擦り始めた。
「ああ!駄目よ、そんなに擦ったら、目を傷付けてしまうわ。ええと、これは、私の汗で汚いから、確かポケットに・・・」
手に持っていた汗と泥まみれのタオルを机に置き、自分のスカートのポケットを弄る。
そして、ハンカチ2枚を取り出し、
「あ、あった!丁度2枚ね!ふふ。はいテーゼ。
これで涙を拭いて。」
2枚の内の1枚を持ち、シルヴィアがテーゼの頬に手を添えて涙を丁寧に拭き取って行く。
シルヴィアのその行動に驚愕し、涙が瞬く間に引っ込み、テーゼは顔を少し赤らめる。
「ひぐっ、シルヴィア様にこんな事をさせてしまって、申し訳ありません。このハンカチは綺麗に洗ってお返しします。」
涙が止まったのを確認して、シルヴィアは顔を横に振り
「いいのよ、気にしないで。あと、このハンカチはテーゼが良いなら、貰ってくれないかしら?」
顔をサッと青くするテーゼ。
「そうですよね・・・メイドが使ってしまったハンカチなんてもういらないですよね・・・・」
目を大きく見開いて、今度はシルヴィアが驚く。
「ええええ!!どうしてそうなるの!?違うわ!貴女に貰って欲しいだけなのよ。だから、アンにもこちらを貰って欲しいの。」
もう1枚のハンカチをアンに差し出し、
「私にも、ですか?」
アンは首を傾げる。
シルヴィアは頷く。
「そう。もし良かったらでいいのだけれど。
これは私の妹がこちらに来る前に渡してくれたハンカチなの。
『お姉様が幸せで、楽しく過ごせますように。』
って、刺繍を施してくれて、何十枚もよ?
大変だったでしょうに・・・。
でも、私一人では使い切れないから、って言うと
『そちらで仲良くなった人や仲良くなりたい人に渡してください。』
なんて言って、結局大量に持たされたのよ。」
シルヴィアはハンカチを広げて、刺繍を指差す。
とても細かく、美しい出来映えだ。
「だから妹の言う通り、貴女達と仲良くなりたいなと思って。」
広げたハンカチを四つ折りにし、遠慮がちにアンを見る。
アンは、胸がキュッとなった。
こんなに美しい方にお会いしたことがない。
胸が詰まる思いで、差し出されたハンカチを受け取ろうとする前に、横からテーゼが獲物を掻っ攫う様にシルヴィアの手を両手で握りしめる。
「一生大事にします!!ありがとうございます!!」
テーゼの鼻息が、シルヴィアの前髪を揺らす。シルヴィアは目を瞬かせる。喜んでくれているみたいなので、良かったと安堵し微笑む。
「・・・テーゼ。」
アンの低い声で、ハッとなるテーゼが、慌てて手を離す。
「シルヴィア様ごめんなさい!私つい嬉しくなって・・・。」
「ふふふ、いいの。喜んでくれて嬉しいわ。」
気まずくなったのか、テーゼは手をもじもじさせる。そしておずおずとシルヴィアに請う。
「あの・・・シルヴィア様、厚かましいと思うのですが、そのタオル・・私が洗濯させて戴いても・・」
キョトンとするシルヴィア。何が厚かましいのか分からないが、
「え?お願いしてもいいかしら?」
テーゼにタオルを渡す。テーゼは頬を紅潮し、
「(シルヴィア様の汗が染み込んだ)タオル大切に洗わせて頂きます。」
不穏な言葉はシルヴィアには聞こえなかった。
アンは僅かな時間で同僚が気持ち悪い者に成り果てたと憐れみの目をテーゼに向けた。
「シルヴィア様、ありがとうございます。このハンカチを頂き光栄に思います。」
アンはハンカチを抱きしめ、お辞儀をする。
シルヴィアはにっこり笑い
「これから宜しくね。」
三人で笑い合った。
「あ!そうだ!」
シルヴィアはパチリと手を叩き、アンに
「あの、お昼ご飯なのだけれど、間に合うようであればこちらで食べる事は出来ないかしら?
サンドウィッチとか軽めの物でいいわ。」
「恐らく大丈夫でしょう。厨房の者に伝えてきます。」
そう言ってアンは足早に屋敷へ戻っていく。
「今日は天気が良いから、外で食べたくなったの。」
テーゼにそう言い、軽く伸びをする。
「お昼を食べたら、また草むしり再開ね。」
「お昼からは、私もお手伝い致します!!むしりまくってやりますよ!」
テーゼはむんっと意気込む。
「あら!頼もしい限りだわ!」
昼食を載せたトレイを持って帰って来たアンがテーブルに食事を並べる。
手を拭き、サンドウィッチを頬張り、食べ終わると早々に作業にかかった。
自分の名前を呼ばれて、その声のする方へ目を遣ると、
悲愴な顔をしたアンと、もう一人、大きい茶色の瞳に涙を一杯溜めたメイドがこちらへ駆け寄ってくる。
「あ、アンお帰りなさい。・・・と、もう一人の方は・・ええと、」
昨日は数人の人間としか顔を合わせていないので、まだ挨拶が終わっていないメイドが居る。
彼女もその一人であろう。
シルヴィアは立ち上がり、スカートに付いた泥をパンパンと手で払い、
「初めましてよ、ね?私は・・」
名乗る前に
「じ、じっでますぅぅぅ。じ、じるびぃあざまぁあ。わ、わだじはっ、でーぜと言いまずぅぅ・・・」
とうとう耐え切れなくなったらしく、涙をぼろぼろ流し嗚咽を漏らしながら自己紹介をした。
が、涙声過ぎて、肝心の名前がちゃんと聞きt取れなかった、。
「でーぜ?ん?ごめんなさい。もう一度、お名前を教えてくれるかしら?」
シルヴィアが優しく尋ねると、さらに泣き出して
「で、でええぜだずうううううう、わあああああん!」
「え?え?ど、どうしたの?」
あまりの号泣にシルヴィアは困惑する。
おろおろして、アンに助けを求めるような目線を送ると、
「申し訳ありありません。この子はテーゼと言います。
・・・・私共、先程のレイフォード様達の遣り取りを見てしまい・・・」
シルヴィアは、ああと納得し
「お助けしたかったのですが・・・」
アンが済まなそうに呟く。
「いいのよ、そんな事をしたら貴女達が、レイフォード様に罰せられてしまうわ。本当に気にしないで。
私は大丈夫よ。気を配ってくれてありがとう。」
あの場面でアン達が出てきたら、レイフォードに歯向かった不敬として、確実にアン達は解雇されるだろう。
私の為にこんなに悲しんでくれる、泣いてくれる人達をそんな目に遭わす事は出来ない。
テーゼを宥めながら、
「レイフォード様は馬車で出掛けられたのだけれど、昼食はどうされるのかしら?」
シルヴィアの言葉にアンは苦々しい顔をする。
「レイフォード様は、外で昼食を御取りになるそうです・・・。」
「まぁ・・・、そう。じゃあ、また一人なのね。うーん。」
先程の事があったので、レイフォード様にお詫びをしなければと考えていたが、レイフォード様が居ないならば、仕方が無い。
晩餐の時にしよう。ただ・・・またご飯を一人で食べるのか・・・と少し寂しい気持ちになったシルヴィアに
「シルヴィア様はお優し過ぎます!!」
テーゼがまだ涙が引かない状態で声を張り上げる。
「え?」
「あの人達、シルヴィア様にあんな、シルヴィア様を、下働き扱いして、あんな馬鹿にして、レイフォード様も、シルヴィア様が、居るのに、う、ううぅ・・・」
自分の言葉でぶり返してしまったらしく、テーゼはまた泣き出し、止めようと目元を手で擦り始めた。
「ああ!駄目よ、そんなに擦ったら、目を傷付けてしまうわ。ええと、これは、私の汗で汚いから、確かポケットに・・・」
手に持っていた汗と泥まみれのタオルを机に置き、自分のスカートのポケットを弄る。
そして、ハンカチ2枚を取り出し、
「あ、あった!丁度2枚ね!ふふ。はいテーゼ。
これで涙を拭いて。」
2枚の内の1枚を持ち、シルヴィアがテーゼの頬に手を添えて涙を丁寧に拭き取って行く。
シルヴィアのその行動に驚愕し、涙が瞬く間に引っ込み、テーゼは顔を少し赤らめる。
「ひぐっ、シルヴィア様にこんな事をさせてしまって、申し訳ありません。このハンカチは綺麗に洗ってお返しします。」
涙が止まったのを確認して、シルヴィアは顔を横に振り
「いいのよ、気にしないで。あと、このハンカチはテーゼが良いなら、貰ってくれないかしら?」
顔をサッと青くするテーゼ。
「そうですよね・・・メイドが使ってしまったハンカチなんてもういらないですよね・・・・」
目を大きく見開いて、今度はシルヴィアが驚く。
「ええええ!!どうしてそうなるの!?違うわ!貴女に貰って欲しいだけなのよ。だから、アンにもこちらを貰って欲しいの。」
もう1枚のハンカチをアンに差し出し、
「私にも、ですか?」
アンは首を傾げる。
シルヴィアは頷く。
「そう。もし良かったらでいいのだけれど。
これは私の妹がこちらに来る前に渡してくれたハンカチなの。
『お姉様が幸せで、楽しく過ごせますように。』
って、刺繍を施してくれて、何十枚もよ?
大変だったでしょうに・・・。
でも、私一人では使い切れないから、って言うと
『そちらで仲良くなった人や仲良くなりたい人に渡してください。』
なんて言って、結局大量に持たされたのよ。」
シルヴィアはハンカチを広げて、刺繍を指差す。
とても細かく、美しい出来映えだ。
「だから妹の言う通り、貴女達と仲良くなりたいなと思って。」
広げたハンカチを四つ折りにし、遠慮がちにアンを見る。
アンは、胸がキュッとなった。
こんなに美しい方にお会いしたことがない。
胸が詰まる思いで、差し出されたハンカチを受け取ろうとする前に、横からテーゼが獲物を掻っ攫う様にシルヴィアの手を両手で握りしめる。
「一生大事にします!!ありがとうございます!!」
テーゼの鼻息が、シルヴィアの前髪を揺らす。シルヴィアは目を瞬かせる。喜んでくれているみたいなので、良かったと安堵し微笑む。
「・・・テーゼ。」
アンの低い声で、ハッとなるテーゼが、慌てて手を離す。
「シルヴィア様ごめんなさい!私つい嬉しくなって・・・。」
「ふふふ、いいの。喜んでくれて嬉しいわ。」
気まずくなったのか、テーゼは手をもじもじさせる。そしておずおずとシルヴィアに請う。
「あの・・・シルヴィア様、厚かましいと思うのですが、そのタオル・・私が洗濯させて戴いても・・」
キョトンとするシルヴィア。何が厚かましいのか分からないが、
「え?お願いしてもいいかしら?」
テーゼにタオルを渡す。テーゼは頬を紅潮し、
「(シルヴィア様の汗が染み込んだ)タオル大切に洗わせて頂きます。」
不穏な言葉はシルヴィアには聞こえなかった。
アンは僅かな時間で同僚が気持ち悪い者に成り果てたと憐れみの目をテーゼに向けた。
「シルヴィア様、ありがとうございます。このハンカチを頂き光栄に思います。」
アンはハンカチを抱きしめ、お辞儀をする。
シルヴィアはにっこり笑い
「これから宜しくね。」
三人で笑い合った。
「あ!そうだ!」
シルヴィアはパチリと手を叩き、アンに
「あの、お昼ご飯なのだけれど、間に合うようであればこちらで食べる事は出来ないかしら?
サンドウィッチとか軽めの物でいいわ。」
「恐らく大丈夫でしょう。厨房の者に伝えてきます。」
そう言ってアンは足早に屋敷へ戻っていく。
「今日は天気が良いから、外で食べたくなったの。」
テーゼにそう言い、軽く伸びをする。
「お昼を食べたら、また草むしり再開ね。」
「お昼からは、私もお手伝い致します!!むしりまくってやりますよ!」
テーゼはむんっと意気込む。
「あら!頼もしい限りだわ!」
昼食を載せたトレイを持って帰って来たアンがテーブルに食事を並べる。
手を拭き、サンドウィッチを頬張り、食べ終わると早々に作業にかかった。
0
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
私が愛する王子様は、幼馴染を側妃に迎えるそうです
こことっと
恋愛
それは奇跡のような告白でした。
まさか王子様が、社交会から逃げ出した私を探しだし妃に選んでくれたのです。
幸せな結婚生活を迎え3年、私は幸せなのに不安から逃れられずにいました。
「子供が欲しいの」
「ごめんね。 もう少しだけ待って。 今は仕事が凄く楽しいんだ」
それから間もなく……彼は、彼の幼馴染を側妃に迎えると告げたのです。
愛されないと吹っ切れたら騎士の旦那様が豹変しました
蜂蜜あやね
恋愛
隣国オデッセアから嫁いできたマリーは次期公爵レオンの妻となる。初夜は真っ暗闇の中で。
そしてその初夜以降レオンはマリーを1年半もの長い間抱くこともしなかった。
どんなに求めても無視され続ける日々についにマリーの糸はプツリと切れる。
離縁するならレオンの方から、私の方からは離縁は絶対にしない。負けたくない!
夫を諦めて吹っ切れた妻と妻のもう一つの姿に惹かれていく夫の遠回り恋愛(結婚)ストーリー
※本作には、性的行為やそれに準ずる描写、ならびに一部に性加害的・非合意的と受け取れる表現が含まれます。苦手な方はご注意ください。
※ムーンライトノベルズでも投稿している同一作品です。
貴方なんて大嫌い
ララ愛
恋愛
婚約をして5年目でそろそろ結婚の準備の予定だったのに貴方は最近どこかの令嬢と
いつも一緒で私の存在はなんだろう・・・2人はむつまじく愛し合っているとみんなが言っている
それなら私はもういいです・・・貴方なんて大嫌い
病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜
来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。
望んでいたわけじゃない。
けれど、逃げられなかった。
生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。
親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。
無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。
それでも――彼だけは違った。
優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。
形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。
これは束縛? それとも、本当の愛?
穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
【完結】「別れようって言っただけなのに。」そう言われましてももう遅いですよ。
まりぃべる
恋愛
「俺たちもう終わりだ。別れよう。」
そう言われたので、その通りにしたまでですが何か?
自分の言葉には、責任を持たなければいけませんわよ。
☆★
感想を下さった方ありがとうございますm(__)m
とても、嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる