雨実 和兎の詩集

雨実 和兎

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空回り・リアル・下手な絵・ローラーブレード

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   空回り



言葉も行動も状況も 



空回りするほど



純粋な気持ちが綺麗に見えるんだ





   リアル



待ちわびた休日 原付に乗ってただ走る



行き先もなく 棒を倒した方向でもなく



僕に出来る少しばかりの自由



何処までも行けるわけなく



交通規則破るでもなくガソリン代払う金なく



そんな少しばかりの自由





   下手な絵



また絵を描き始めたが



下手になったのは



気にならなくなった



それは友達や恋人に送る手紙のように



思えるから





   ローラーブレード



ちいさな男の子と女の子が



ひとつのローラーブレードを



一人片足ずつ履いて滑れないその状態で



楽しそうに遊んでた



通りがかり たまたま目に入ったその光景が



なんだか嬉しかった

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感想 7

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