雨実 和兎の詩集

雨実 和兎

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恋の歌・一人の花・価値観とテロ

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       恋の歌



産声のような歌



涙のような歌声



笑っているようなメロディ



叫ぶようなリズム



全て伝えたいんだよ



あなたに聞こえるように





   一人の花



こんな僕でも



優しく虹色で包んでくれるあなたに



僕は何もできない



せめて花を咲かすよ



虹色に負けないくらい綺麗な花を



あなたに見えるように







   価値観とテロ



回り続けている全ての人や物の中で



あいつは悪で 俺は正義



言ってもわからない だから殺す



殺し 壊し 燃やしていっても 同じようなもの



同じような人はまた回り続けるだろう



全てが前に進まない限り



価値観の違いはあれど回り続けているのは事実でしょう



誕生と終わりを今まで繰り返していたのでしょう



多分これからも

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