Evergreen

和栗

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「ん、はっ・・・」
「あー、気持ちよかったぁ・・・。ありがとう、明日仕事なのに・・・」
「んーん・・・おれもしたかったから」
呼吸を整えながら返事をすると、ぺと、と肌が重なった。
汗で濡れた肌を重ねるのが気持ちいいなんて、和多流くんとセックスして初めて知った。
気持ちよくてうとうとしていると、突然脇を撫でられた。
「ふひっ!」
「あははっ、可愛い」
「びっくりした。なんかついてた?」
「ううん。ずっと気になってたんだけど、体毛薄いの?脱毛?」
うっ・・・。
いつか聞かれるんだろうと思っていたけど、やっぱり聞かれたか・・・。
答えに詰まると、キョトンとした顔をされた。
「え、なんか変なこと聞いた?」
「あ、えー・・・だ、脱毛・・・」
「通ったんだ?」
「うん、まぁ」
「へぇー」
あれ?これで終わり?
なんかもっと根掘り葉掘り聞いてくると思ったけど、意外とあっさり終わって拍子抜けした。
「全身脱毛?」
「んー、おれ、髭があまり生えてこないから顔はやってないんだ。下と脇だけ」
「・・・パイパンってエロいよね」
しみじみ言われてついつい耳を引っ張る。
「いちいち言わないでよ」
「初めて見た時エロすぎて五度見した」
「二度見ですまなかったの?」
「すまなかった。エッロ、かわいい、鳴かせてぇーってそればっか思ってた」
あのホテルでそんなこと思ってたんだ。
あんなにかっこいい顔して。
するりとペニスの辺りを撫でられて、ゾワッと腰が跳ねる。
「ここ触ったり舐めたりすると涼くんすっごい良さそうだよね」
「や、やめてよ」
「次のお休みにじっくり触らせてね」
次の休みって、明後日じゃん。
返事はしないでブランケットに包まると、隣に滑り込んできた。
まだ硬いペニスを押し付けられ、つい笑ってしまった。


******************


元カレと暮らしていた時は徹底していたことが、なぜか和多流くんだと時々抜けてしまうことがある。
1番多いのがノックを忘れること。
お風呂場も、トイレも、仕事場のノックも忘れていきなり開けてしまうことがある。
怒られたことはないけど驚かれることは多いので、気をつけなきゃと思うのにどうしてか忘れてしまう。
「和多流くん、ご飯できたよー」
そしてまた、忘れてドアを開けてしまった。
同時に、バン!とすごい音を立ててパソコンを閉じた。
驚いて体を揺らす。
「あ、ごめんなさい・・・」
「いや、大丈夫。ごめんね。驚いちゃってさ」
「・・・パソコン大丈夫?」
「うん、大したことしてないから」
怒ったわけではなさそうだった。
でも、気をつけないと。
椅子に座ってチラリと和多流くんを見ると目が合った。
ぱっと逸らされる。
「・・・パソコン平気?壊れてない?」
「うん、大丈夫」
「・・・ごめんね」
「ううん。前は控えめにノックして、返事をしないとドアを開けなかった涼くんがさ、明るくドアを開けてくれるのが嬉しくてね」
「そ、そうなの?」
「そうだよ。びっくりするけど、楽しいよ」
「・・・じゃぁ、聞いてもいい?」
「ん?」
「何見てたの?」
また目を逸らした。
和多流くんの仕事机にはデスクトップが3つ並んでいる。
前は2つだったけど、最近増やした。
3つの画面を使って仕事をしている姿を見ると、感心してしまう。
おれには絶対無理。
これとは別にノートパソコンが1台、タブレットが1台、携帯が2台(多分)。電子機器が好きなのがよく分かる。
ノートパソコンを使っている時は仕事と切り離したい時と、おれに見られたくない時。
やましいことでもしていたのだろうか。
思い浮かばないけど。
「・・・前は旅行、考えてるって言ってたよね」
「あ、うん。休みが合わなくて行けてないけど・・・絶対行こうね。朝多流の結婚式の前くらいには必ず行きたい」
「うん。てことは旅行先を見てたわけじゃないんだね」
「・・・え、あ、ぐ・・・!もぉ、なんで涼くんの前だとこうもちょろいんだ・・・!」
「・・・プレイボーイだったのにねえ」
「それやめて。またママに吹き込まれたんでしょ。もぉー。・・・引かない?」
「引かないと思う」
「・・・脱毛」
「え?」
「脱毛しようかと思って」
「・・・え、なんで」
「あ、引いたでしょ。おっさんがなに言ってんだよって」
「引いてないけど、なんで?なんで脱毛すんの?絶対やだ」
「へ?なんで涼くんが嫌なの」
「やなものはやだから!」
和多流くんがムッとする。そりゃそうだ。
せっかくやろうとしたこと、いきなり否定されたんだもん。
「涼くんはしてるじゃん」
「おれは仕方なくしたの」
「おれはしたいからするの」
「してほしくないの」
「なんでよ」
「・・・」
「とにかく、するの。もう予約したんだから」
「え!?嘘、やだ!」
つい立ち上がると、ギョッとした顔をした。
ぎゅーっとお箸をつかむ。
「し、しないでよ・・・」
「・・・えっと、なんで?ない方がいいじゃん。当たって痛いでしょ?」
「嫌じゃないし、その、・・・おれはもともとそんなに生えてなかったの!脇も少しだしすね毛なんて産毛だし!すっげーコンプレックスだったから全部無くしたの!待ってたって生えてこないなら無くした方がいいじゃん!脱毛したら生えてこないんだし!諦めつくし!和多流くんはしっかり生えててモジャモジャでかっこいいじゃん!すね毛だって濃いし!髭も!腕も!羨ましいし大好きなのに!無くさないでよ!」
はっとして和多流くんを見ると、ぽかんとしていた。
みるみる顔が赤くなり、耳まで赤くして目を逸らされた。
顔からも、体からも火が出るくらい、熱くなる。
「っ・・・おれ、ひ、1人になりたいから、ご馳走様・・・」
「・・・あ、はい」
「・・・脱毛は、いつ予約、したの」
「・・・来週・・・」
「・・・はい。・・・はい、分かりました・・・」
ノロノロと部屋に入り、机に突っ伏す。
最悪・・・!!
何してんのおれ・・・!!
馬鹿すぎ・・・!!
絶対引かれた・・・!!
言うつもりなかったのに・・・!
嫌すぎてつい、叫んじゃったし・・・!
和多流くんの体毛、本当に好きだったのに、無くなっちゃうんだ・・・。
1本1本は硬いのに集まるとなんだかふわふわしてるとこも、真っ黒で濃くて脚を覆ってるすね毛も、筋肉質な腕から脚よりも少し薄い毛が綺麗に生えてるのも、大好きなのに・・・。
触るの、好きだったのに・・・。
変態じゃん。
おれ、すごく変態じゃん。
落ち込んで顔を上げられずにいると、バンッとドアが開いた。振り返ると和多流くんがやってきて、ベッドに腰掛ける。
顔は赤いまま、膝に手を置いておれを見た。
「・・・よく、脚をさ、すりすりしてくるから、すね毛とか嫌なのかと思ってたんだよね・・・」
「・・・」
「最近臍の辺りにも生えてきて気にしててさ・・・触られると、なんか、もしかしてキモいかなーとか思って・・・」
「・・・違うよ。なんか、触りたくなるんだもん」
「・・・ほんと?」
「本当だよ。和多流くんが本当に脱毛したいならもう何も言わないから、何も聞かないでよ」
机に突っ伏して顔を隠す。
ぎし、とベッドが軋んで足音が遠くなっていく。ドアが閉まる音がしてそっと顔を上げた。
絶対引いたよ。
何言ってんだこいつって思ってる。
冷めたかも。嫌われたかも。
さすがに、こんなの、気持ち悪いよ・・・。
髪の毛をぐしゃぐしゃにして、ゴツゴツと机に額をぶつける。
あーもう、なんであんなこと言っちゃったんだー!
「涼くん!キャンセルしたから聞いてもいい?」
「ぎゃぁ!」
いつのまにかやってきた和多流くんに抱きつかれて、心臓が飛び跳ねる。
振り返ると目尻を下げた顔があった。
「え、あの、聞くって、何?」
「脱毛行くなら何も聞くなって言うからさ。キャンセルした」
「は!?」
「まさかおれの毛を好きって言ってくれるなんて・・・嬉しくてさ。ピンポイントでここが好きって言ってくれたの久々じゃない?」
「え、でも、他にもあるけど、」
「でもせっかく好きでいてくれる場所をなくすわけにはいかないからさ。でね?で・・・どこのが1番好き?」
どこのって、どこの、って・・・。
顔を背けると、顎を掴まれて無理やり顔を覗き込まれた。
う、目が、ギラギラしてる・・・!
「チン毛?」
「言うわけないじゃん!バーカ!」
「やっぱりすね毛?」
「言わないって!」
「髭?」
「ひ、髭は好き、」
「あとは?」
「だから、」
「触って」
「え?」
「触って、教えて?」
体が離れて、ぱさりとシャツが落ちた。
筋肉質な体が明かりに照らされる。
スウェットも脱いで、パンツも下ろした。
カーッと顔が熱くなる。
「結構恥ずかしいね。1人で裸になるの」
「や、あの、」
「教えて?」
手をとって、胸に押し当てられる。
するすると手が下ろされて、臍の下の体毛に触れた。
さり、と独特な感触。
手が震える。
うぅ・・・!好き、・・・!
「ここ好き?」
「・・・うん、」
「こっちは?」
「だめ、」
もっと下に下ろされそうになり、慌てて手を離す。
和多流くんが手を伸ばして引き寄せた。
「わぁ、」
「涼くんも脱いで」
「う、あ、」
ちゅ、ちゅ、と顔中にキスをされる。
気持ちいい・・・。
ふわふわした気持ちで目を閉じる。
早く唇にしてほしくて顔を突き出すけど、中々触れなかった。
さりさりと髭が当たる。
くすぐったい。
ぽや、としているとストンとスウェットが落ちた。
「んん、」
「パンツも脱ごうね」
「・・・ん」
「くっついていい?」
パンツが脱がされ、ぺと、と下半身がくっつく。
素肌には刺激が強すぎた。
「あっ、」
「気持ちいいね」
「あ、あ、」
毛、くすぐったい。
気持ちいい。
ペニスに芯が宿る。
和多流くんのペニスも反応していた。
「よかった。ちゃんと整えといて」
「へ?」
「ん?毛先整えてんの。チクチクしないように。痛かったら申し訳ないなーと思ってさ」
「・・・ふぎっ、」
「え、今の何?」
ぐぅっ・・・!
こんなことでときめくなんて・・・!
さわさわと毛先を触ると、ピクリとペニスが揺れた。
かわいい。期待してるのかもしれない。
触ってあげたい。喜んでほしい。
「・・・さ、触ってほしい・・・?」
「いいの?」
「・・・いーよ」
「・・・口に入れてほしいな」
「え、」
うそ、和多流くんが、おれを求めてくれるなんて。
全て自分でしたいタイプだから滅多にないことなんだ。
ごく、と喉が鳴る。あ、やば、抑えらんない。
「あ、ごめん。シャワー、」
「ううん。このままっ」
慌てて膝をついて太いペニスを擦る。
すぐに反り返った。
ひく、ひく、と反応している。
ずっと見ていたい。
和多流くんの匂いが、いっぱい、する。
「涼くん、すっごくエッチな顔してるね」
「ん・・・」
指先で擦り、そっと口に入れる。
ちゅ、ちゅ、とキスをして吸い付くと、頭を撫でられた。
「あー、・・・気持ちいいなぁ・・・ごめんね、腰揺らすね」
「ん゛、ん゛っ・・・」
頭を押さえたまま、緩く腰が動き始める。
上顎に擦り付けられ、腰が痺れた。
動きに合わせて吸い付いて、舌を絡めて手でしごく。
塩辛い味が広がった。
口の中がドロドロになっていく。
「涼くん、気持ちいい・・・」
「ん、ん、ぶ、」
「ごめん、顔に、かけたいかも・・・」
どく、と心臓が跳ねた。
口に出すのも、顔にかけるのも嫌がっていたけど、今日はすごく興奮しているんだ。
かけたいと思うほど、目一杯舐めてほしいと思うほど、おれに興奮している。
少しだけ意地悪な気持ちが湧いた。
口を離し、手で緩くしごく。
トロトロとカウパーが溢れていた。
「早いね」
「ん・・・涼くんがエッチすぎて・・・」
「すごく、反ってるね。カチカチだし」
「咥えて」
「和多流くんの大きいから、少し休憩」
「・・・早く」
切羽詰まった顔で言うから、ペニスが跳ねた。
見上げると汗を流しながら肩で息をしていた。
おへその下の毛に噛み付くと、ペニスが大きく揺れる。
「意地悪だな・・・」
「顔にかけたいんだよね?」
「うん」
「・・・じゃぁ、和多流くんの好きなように、動いていいよ」
「え、いいの?」
「喉の奥、犯して」
前髪を掴まれ、顔を上に向けられた。
乱暴な仕草に驚いたけど、すぐに心臓がバクバクと跳ねた。
こんなふうに乱暴に扱われたの、初めてかも。いつも優しくて丁寧だから、素の、和多流くんの感情が剥き出しになった姿を見られて嬉しかった。
がぼ、と口に押し込まれて喉の奥まで入ってこようとする。
必死に口を開けてえづかないように鼻で呼吸を繰り返した。
ゴリゴリと上顎を擦られる。
「んゔ、ぶ、」
「気持ちいい、すごい、」
「ゔ、ゔ!」
「すごい、やらしい顔・・・!気持ちいい?」
気持ちいい。ずっとこうしていたい。
和多流くんが気持ちよくて嬉しい。
もっと、したい。
もっと、もっと。
太ももを撫でると、腰が突き出された。
ペニスの周りにある硬くて黒々した毛を優しく掴むと、ペニスが大きく跳ねた。
好き。全部、好き。
「あ、出ちゃうかも、」
「んえ゛、あ゛、」
「大好き、可愛い・・・」
ずる、と抜かれて数回手でしごくと、ビタビタと顔に精液をかけられた。青臭くて温かくてトロトロしている。
ぼんやりとその温かさを感じていると、和多流くんのペニスがまた跳ねた。
天井を指してピクピクと動いている。
「ふふ、顔、びしょびしょだね」
「はぁ・・・はぁ・・・うん、・・・気持ちいい・・・」
「可愛い・・・挿れたいな。お風呂、行こうか」
「あの、もう一回・・・」
「ん?」
「口、今度は、口にほしい」
「・・・飲みたいんだ?」
飲んでいいの?いつも、嫌がるのに。
何度も頷くと、ペニスが突き出された。
小刻みに震えるペニスにむしゃぶりつく。
ちゅる、と吸うと少しだけ精液が出てきた。
「涼くんが可愛すぎるから、特別だよ・・・」
「ん、んぅ、」
「あとでたっぷりお腹にも入れてあげる。涼くんの好きな毛も、お尻に押し付けてあげるからね」
ゾクゾクと腰が震えた。
和多流くんが嬉しそうだから、興奮が冷めない。
もっとしたい。もっとたくさんほしい。
「和多流くん、」
「ん?」
「いっぱい、して・・・」
「うん。しよう。ほら、早くお口開けて?喉の奥まで犯してあげるからね」
頭を掴まれ、無理矢理押し込まれる。
全然、嫌じゃない。
むしろもっと強引に、してほしい。
和多流くんのペニスが口の中で大きく跳ねる。
見上げると、目があった。
嬉しそうにとろけていた。





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