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しおりを挟む和多流くんは手をぎゅーっと握るタイプ。
離れないように、離さないように、強く握る。
多分無意識。おれの手の甲に和多流くんの指の跡がついているのを見て、ようやく、これおれのせい?と慌てたように聞いてくる。
和多流くんのせいじゃないよと言うと、気をつけるね、と言われる。だけど・・・また強く握る。
最初のころは痛いなと思っていたけど、今はもうぎゅーっと握られないと落ち着かない。
だから、だから今、結構そわそわしている。
久々の映画館。CMを見て気になって観にきてみた。
穏やかなラブストーリーはゆっくりと進む。だからかな。和多流くんは寝ました。
仕事で疲れていたのもあるけど、多分ハードな内容じゃないからうとうとしてきて、とうとう寝てしまった、という感じ。
肩に頭がもたれかかり、脱力して眠っていた。
いびきはかかずに静かなので、このままにしておく。
ふんわりと握られた手がなんとなく気恥ずかしくて、そっと離そうとしたけど、その瞬間指に力がこもる。
大人しくしているとまた力が緩んで、安心したようにふんわりと手を繋いだ。
どうしよう。内容が頭に入ってこないや。
エンドロールに差し掛かり、ちらほらと帰る人もいる。最後までしっかり観て、トントンとお腹を叩いて起こすとぽやっとした顔でおれを見た。子供みたいで可愛い。
「終わったよー」
「・・・ん?」
「映画、終わったよ」
「・・・ぇ、」
キョロキョロと見渡して、恐る恐るおれを見て、申し訳なさそうに目を逸らした。
大型犬が叱られているみたい。別に怒ってないのに。
くしゃくしゃと頭を撫でると、ごめんね、と呟いた。
「ううん。和多流くんの好みじゃないの分かってて連れて来ちゃったから」
「いや、おれが一緒にって・・・」
「おれもちょっと寝ちゃったし・・・行こうよ」
「うん・・・」
手を離して映画館を出る。手、繋ぎたいけど・・・人も多いしなにより男同士だし、中々、ねぇ・・・。
和多流くんはポケットに手を入れると、チラチラとおれを確認しながらとん、とぶつかって来た。
「本当に怒ってない?」
「え?怒ってないよ。むしろ疲れてるのに一緒に観てくれて、ありがとう」
「・・・いやー、ちょっとさ、エッチなシーンがあったでしょ」
「え?あぁ、そうだね」
「観てたらムラっと来ちゃって目を閉じたら、そのまま・・・」
「・・・あの、ずっと気になってたんだけどさ、和多流くんの初めてって男の人?女の人?」
歩みが止まる。和多流くんは目を大きく開いておれを見て、ぎこちなく首を傾げた。
「はい??」
「だって女優さんのエッチなシーンでムラムラしたって言うから」
「あの、ですね?脳内で涼くんに変換してムラついてたんですが?」
「いや、変換しないでよ。ねぇ、どっち?」
ノロノロと移動して、ソファに腰掛ける。和多流くんは背もたれにもたれて、深くため息をついた。隣に座ると、ガリガリと頭を掻きむしって唇を突き出した。
「初めてするってなったのは、女性」
「へぇー。何歳?」
「中2。初めての彼女」
「全然違うの?感触?とか」
「・・・萎えた」
「え?」
「萎えたって言うか、勃たなかった。緊張しすぎてたのかなって思ったけど、違う。セックスに興味はあったけど、女性の体を見たら気持ちが萎えちゃった。で、別れた」
「そうなんだぁ・・・」
「んで、クマにゲイビ観せてもらって、安心した。おれ、こっちだったかーって」
「・・・じゃあそれに気づくまで、1人でするときって何を想像してたの?」
「それがさぁ、一応女性の体なんだよね。雑誌も見たりさぁ・・・。多分、固定観念だよね。男は女に興奮するって思ってたんだ。でも気づいてからずーっと男。はい、おしまい」
「えぇっ。まだ聞きたいこと、あるのに」
「いやいや、恥ずかしいって。寝ちゃったお詫びで話したけど、もうおしまい」
「・・・ねね、最後に一つ。どんな人を思い浮かべてたの?もちろん分かってからの方」
ちょっと気になる。和多流くんはキョトンとすると、考えに考えてからため息をついた。
「覚えてねぇなぁ・・・」
「えー?」
「つーか、子供の頃なんて擦って出れば良かったからあんまり深く考えてなかったし・・・大人になって、涼くんのこと考えながらしてたときの方が楽しかったし印象が強くて、そんなに覚えてねぇな・・・」
「毎回聞くたびに思うんだけど、そんなに想像してたの?」
「そりゃ、しますよ。だって現実にならないと思ってたもん。めちゃくちゃ妄想しましたよ」
「全部出来た?」
「は?」
「妄想したこと、今のおれに全部出来た?」
興味本位で聞いてみると、顔が真っ赤になった。
手でパタパタと仰ぎながらお答え致しかねます、と呟いた。一体どんな妄想を繰り広げていたんだろう。
気になるけどもうやめておこう。実践しようとか言われそうだし。
お昼を食べにレストランへ足を運ぶ。和食がいいな。おひつご飯のお店に入った。和多流くんは注文を終えると、ポツリと呟いた。
「めちゃくちゃ妄想したやつは、叶わないだろうね」
「え?なんで?」
「んー?綺麗すぎて、それどころじゃなくなるだろうなって」
「・・・なぁに?」
「秘密。一生知らないままでいて。おれだけのお楽しみ」
「変なの。気になる言い方して」
「涼くんこそ妄想とかしないの?」
「するよ」
「どんな?」
「・・・おれが和多流くんを、」
「あ、待った。いいです。それは妄想で終わらせてください」
なんだ。やっぱりダメか。
ちぇっ。
初めてなんだよね。誰かのこと、抱きたいって思ったの。無理強いはしないし今のままですごく幸せだけど、和多流くんがどんなふうになるのかなって思うと、ドキドキする。
もう少しこのドキドキを楽しもうかな。もしかしたらもう少し年齢を重ねれば、いいよって言ってくれるかもしれないし。
あ、でも・・・和多流くん、スイッチ入っちゃったかも。
テーブルの下で足が絡む。
うーん。これは、入ったんだろうなぁ。
おれが和多流くんを抱きたいと言う話をすると、和多流くんはおれを組み敷く。分からせるために。
おれは和多流くんに抱かれるんだと、それが一番の幸せなんだと、理解させようとする。
これには困ったもので、和多流くんはしつこく何度もおれを抱き、動けなくする。
でももっと困ることは、そうされても嫌じゃなくてむしろ求めてしまう自分。
和多流くんにガツガツ抱かれるのが、結構好きなんです・・・いや、かなり、好き。
「ご飯、美味しいね」
「うん」
「食べたら帰ろうね」
「う、うん・・・あ、でも、もう少し見たいところが、」
「早めにしてね」
ニコニコしているけど、早くおれのことを押し倒したいのだろう。甘えるように足を絡めてくる。
結局絆されてしまうんだ。ご飯を食べて早々に帰宅した。
ドアが閉まるのが始まりの合図。顎を掴まれてキスをされた。
************************
「あの、手、繋ぎたい」
全部脱がされてベッドに押し倒されて、顔中にキスをされていた時に声をかけたら、無言のままぎゅーっと、握ってくれた。
いつもならダメってお預けするのに、今日はもしかしてそんなに激しくしないのかな。
「和多流くん?」
「ん?」
「・・・明るいから、せめて、カーテン・・・」
「あんま、意味ないよ。カーテン閉めても灯りつけるよ」
「んぅっ、」
ちゅるっと乳首を吸われた。
両手を繋いだままシーツに縫い付けられる。
「ぅ、はぁ、」
「気持ちいい?」
「ん、うんっ、」
「エッチな乳首だね」
「ひんんっ・・・!」
歯で噛まれ、きゅーっと引っ張られた。
腰が浮き、和多流くんに擦り付ける。
「柔らかいね。すごく伸びるようになった。千切れちゃいそうだね」
「怖いの、やだ、」
「しないよ。ほら」
ペチャ、ペチャ、と柔らかい水音を立てながら舐めてくれる。これ、好き・・・。
「んぁ、うんっ、好き・・・!」
「うん」
「んーっ!わた、く、」
指先で乳首をこねられた。
唇を噛むとそっとキスをされる。
今日、優しい。
どうしよう。乳首だけで、いかされるのかな・・・。
恥ずかしくていまだに抵抗してしまう。
円を描くように指先で撫でたり、トントンとノックしたり、爪で引っ掻いたり、キュッと優しく摘んだり、押しつぶしたり、引っ張ったり、いろんな触り方をしてくれる。
「う、はぁっ!はぁ、あ、」
「お尻もね」
「ん!う!」
ローションをたっぷりつけた指が入ってくる。一気に奥まで入って来て、腰が震えた。
「ふ、んんぅ、」
「一気に2本入ったよ」
「え、あ、うぁっ!」
「ふふっ。キューキューだ。可愛いね」
ひっきりなしに声が漏れる。
右手は握られたままだった。力強く握ってくれる。離れないように握り返して、必死に顔を寄せてキスをする。ピクンと手が跳ねて、さらに強く握られた。
「はぁ!あぁんっ、」
「もう繋がろ?ね?いいよね?」
「う、うんっ!きもち、」
「手、離すね?」
そっと離れて、腰を掴む。ゆっくり入ってくるのかと思ったら、いきなり貫かれた。
中が捲れる。擦れる。快感が強すぎる。
「あ゛あ゛ぁん!!」
「ふふっ、可愛い」
「あ゛、あ゛、」
「余裕ない。動くね」
「へ!?ゔぅん!!」
「犯してあげる」
「や゛!あ゛!」
休む間もなく、ガツガツと腰を叩きつけられた。
頭、揺れる。乳首をつねられて大きく喘ぐ。腰が上がり、お尻を叩かれる。でも、でも、手を握ってくれた。強く、強く。
「はうゔっ!あ゛ー!ごわれぢゃゔぅ!」
「涼くん」
「あぁんっっ!」
ガツ、と腰を押し付けられて、ブルブルと震える。ぜーぜーと息を切らしていると、ガシッと顎を掴まれた。
「誰が、誰を、抱くのかな?」
「は、はへっ、」
「言ってごらん」
「あ、あぅ、」
グリグリと押しつぶされる。気持ち、いいよぅ・・・。
「わ、わたゅく、が、おれをっ、だいてくれましゅ、」
「そうだよね?なのになんでおれを抱こうとするの?おかしいね?」
「ご、ごめんなしゃ、あ゛ぁん!!」
「何?」
顎を掴んだまま、激しいピストン運動が繰り返される。
「ゔぅー!いく、いくの、ごめんなしゃ、!ごぇんなじゃい!!もぉ、あ゛!あ゛!あ゛!」
「このちんちんがさ、本当におれに入ると思ってるの?こんなだらしないのに?」
パチン、とペニスを叩かれる。
ぶるっと腰が震えた。
「もぉ言いません!だ、抱いてくだしゃ、キス、キスも、」
「誰に、抱かれたいの?」
「和多流くん!」
「お利口だね。キスしてあげる」
そう言って、腰を動かしながらおれの顔の横に手を置いた。遠いよ・・・キス、出来ない。したいよ。
腕を伸ばして抱き寄せると、抱きしめてくれた。必死にキスをして、しがみつく。
「んむっ!んぐ、しゅき、」
「おれも、だぁいすきだよ・・・抱かれたいよねぇ?」
「抱いてください、抱いて・・・もっと、奥、!」
「さっきからずーっと、いってない?ふふっ」
「いってます!いき、しゅぎ、いぐ、」
ブルブルと震える。気持ちいいのが止まらない。
和多流くんは舌を出すと、べろ、と顔を舐めた。
「ひ、」
「抱かれたいよね?」
「抱いて、あんっ、あんんっ!」
「おれに、抱かれたい?」
「わたぅくんに!抱かれたいのぉ!!ごめんなしゃい!悪い子、に、ならない、からぁ!あん、あぁっ!」
「うん。もういい子・・・可愛い子・・・犯してあげるから、楽しみにしててね」
「ゔあっ、またいぐ、奥だめ、漏れちゃうぅ、・・・!」
パシャパシャと潮を吹く。和多流くんが体を震わせた。それでも腰の動きは止まらない。
そのままずっと犯され続けて、ぐったりと力が抜けた時、和多流くんは満足そうに笑った。
ゴムを外して、おれの顔に精液をかけて肩で息をしながら笑う。
「ふふっ。メスの顔」
「う、・・・」
「分かったかな?涼くんは誰のことも抱けないよ。抱かれるだけ。ね?」
「・・・はい、和多流くんに、抱かれ、たい・・・ぎゅって、して・・・」
力を振り絞って腕を伸ばすと、ぎゅーっと手を握ってから引っ張り起こし、抱きしめてくれた。
背中に手を回してくっと爪を立てる。くつくつと喉の奥で笑った。
「かわい・・・マーキングして?」
「ん・・・したいの・・・」
「したいね。おれもしたいな」
「もっと、して・・・?」
「お尻見せてごらん」
ノロノロと四つん這いになり、お尻を割る。きっと、ひくひくと動いて誘ってる。和多流くんと繋がりたくて、たまらないって・・・。
「あ゛ああぁぁああ゛ん!!」
「あー、とろとろ・・・」
「き、きもち、気持ちいいの・・・!」
ペニスが入ってくる。もっと犯されたい。
きゅーっと締め付けると、パンとお尻を叩かれた。
「可愛いねぇ?」
「手、手ぇ、つなぐ、」
「好きだね。おれも大好き」
ギュッと手を握って、腰が打ち付けられる。
跡がつくくらい強く、握る。
それが独占欲の表れのようで、おれは、とろとろに溶けていく。
もっとこの感情の中にいたい。もっと独占してほしい。
膝を震わせながら締め付ける。和多流くんはおれの背中に歯を立てると、強く噛みついた。
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