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探り探り
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ちゃんと付き合い始めてから、夏目とはまだセックスをしたことが無い。
触れ合う様なキスをして、舌で口内を撫でるところまではあの後も何度もした。
俺の体が固まってしまうのか、それとも他の理由があるからなのかその先をしたことはない。
お互いが距離感をつかめなくて、上手くできていない感じさえする。
ただ単に、夏目が面倒になってしまったのかもしれないのに、それも聞けない。
許せないと言っていいとすら伝えてくれた人なのに、感情は相変わらず上手く伝えられない。
甘えて、セックスをして欲しいと頼めばいいのだろうか。
そもそも、『そそられる。』と言われた言葉を信じていいのだろうか。
俺には上手く雰囲気を作る方法さえよく分からなくて、どうしたらいいのか分からない。
だって、まともに経験が無いのだ。
誘うとか誘われるとか、誰かとそんな関係になったこと無い。
二人で静かに過ごす瞬間が好きだ。
セックスをしなくても彼の部屋にいていいと思われてるかもしれない事が嬉しい。
だけど、もう一度体の中側に触れられたいと思った。
◆
「んっ、ふぁっ……。」
温かいココアを飲み終わったところで夏目にキスをされる。
ココアで熱くなっている筈なのに、夏目の舌の方が熱い気がした。
甘い匂いの混じる唾液が舌で混ざり合う。
頭をそっと撫でられて、その甘やかな感触に体の力が緩む。
唾液が粘着質な音を立てているのが興奮を煽る気がする。
もっと、っと思っていたのに不意に夏目の顔が離れる。
瞼をあけて夏目を見る。
彼はこちらを切なさそうな表情で見つめている。
もっと触れて欲しい。
俺は、今多分すごく浅ましい顔をしているのかもしれない。
夏目の腕の部分の服を握る。
どうすれば、ちゃんと誘えるのかは考えても分からなかった。
「もっと、全部したい……。」
我が儘を言ってしまってもいいだろうか。
はっ、という短い息遣いを感じる。
一瞬ため息をつかれてしまったかとも思ったけれど違うみたいだ。
「俺も、したい……。」
夏目がそう言うと首筋を撫でられる。
今までの行為と一緒だと思っていたので、胸に舌を這わせられて驚く。
ふくらみの無い胸にはほとんど興味を示さなかった筈で。
というかこうやって向かい合っていること自体今までそれほどなかったのかもしれない。
熱い視線が俺の体を確認する様に見ている。
こんな風に今まで見られたことは、無い。
恥ずかしい。体がじわじわ熱い。
たたまれていた布団を敷いてそこに押し倒されてそれから服を丁寧に脱がされる。
大切に扱われているのが俺にも分かる。
乱暴に扱われて、いいように喘がされていた時とは違う。
全然違うからこそ、どうしていいのか分からない。
怖いというのとは違うけれど、せりあがる快楽にどうしたらいいのか分からない。
自慰の時も胸を触ったことはなかった。
だから、自分でもなんでむずかゆい様なピリピリとする感覚がするのかよく分からない。
甘ったるい、媚びる様な声が出てしまう。
癖の様に声を抑えようとする。
もう夏目は蔑んだめで俺を見下ろさないと分かっているのに、声を抑えようと唇を無意識に噛んでしまう。
そっと、夏目に唇を舐められる。
「隣の部屋、まだ帰ってきてないから、声出しても平気。」
欲情でかすれた声で夏目が言う。
たぶんきっと、夏目も気が付いている。俺が声を出さないように努めるのが癖になってしまっていることに。
だけど、お互いにそのことには触れない。
セックスは別に怖くないけれど、前の夏目との関係について考えるのは少し怖い。
夏目も多分一緒だ。
夏目の言葉で、なのか、キスを強請りたかったのか自分でもよく分からないけれど噛んでしまっていた唇を緩める。
夏目の舌が、俺をそっと撫でる。
それから、再び両側の乳首をくにくにとつままれて、今度こそ嬌声を上げてしまった。
夏目はとろりと甘い笑顔を浮かべてそれから俺の乳首に顔を近づけた。
「ちょっ、ひぁっ――」
待ってくださいという声は喘ぎ声になってしまった。
風呂にも入っていないし、そんなところ舐めなくてもいい。
慌てて、彼の頭を引っぺがそうと手を添えた瞬間、舌先で乳首をねぶられる。
手に力が入りそうになって、こらえる。
ちくちくがビリビリして、これは気持ちいいってことなのだと強く感じてしまう。
声が抑えられない。
ぞくぞくとした快楽が下肢に向かって広がって、中心からジワリと先走りがもれる感覚がする。
ふうと、熱い息を吐くと夏目が俺の中心に手をのばした。
男だと嫌でも認識してしまうそこをまともに触れられたことは無かった。
大切にしてくれてることは分かる。だけど、はっきりと男だって認識される場所に触れられることを想定して無かった
「あ、あのっ……。」
無理して触らなくていいです。
そう伝えると、夏目は「ふれたいから触ってる。」というけれど、慣れないのでどうしたらいいのか分からない。
「こっちも――」
した方がいいか? と聞かれて触れられる。
そこがひくひくと震えている気がする。
簡単に指を一本飲み込んでしまったのは、多分一人で自慰をしていた所為だ。
「ここ、誰かに触らせた?」
夏目に言われた言葉の意味が一瞬分からず、少し考えてからようやく彼が何を言いたいのかが分かった。
男の体は勝手にほぐれない。
そんな事俺自身が一番よく知っている。
別にこの人以外俺の体の内側に触ったことなんかない。
「……一人でしてたから、って言ったら引きますか?」
目の前の夏目がぎくりと固まる。
まあ、引くだろ。俺自身引いて自慰行為が終わった後一人で落ち込むことが多い。
笑い話にでもしてしまえばいいのだろうか。
「待て。」
夏目は言う。
「こんな時に聞くことじゃないかもしれないが。」
夏目は一旦言葉を区切った。
「初めてこの家に来た日に、生まれて初めてセックスをしたってことか?」
ちゃんと聞かれたことはなかったし、言ったことは無かった。
海音じゃないって分かった時点で、大した交友関係が無い人間だって気が付かれていたのかもしれないけれど、きちんとそれを言葉にされたことは無かった。
夏目を見上げる。
彼の顔が先ほどまでより赤い気がする。
ははは、と声を立てて笑われる。
笑いものにするしかないよな、なんて思っていると夏目は俺を見て「違う」と言った。
「嬉しいんだよ。」
夏目は俺に言った。
淫乱でもいいと言われたことがあった。
その時と同じような、それ以上にとろける様な極上な笑みを浮かべて夏目は言った。
「酷い事散々しておいて勝手だな。」
自嘲気味に言われて「違うよ。」と返した。
騙したのは俺の方だった。
ローションで濡らされる。
前も後ろもぐちゃぐちゃになる位かけられて、昂りをしごかれる。
「や、あっ、はッ……。」
声が出てしまう。
夏目と目があう。彼が目を細めて吐息交じりの声で俺に言葉をかける。
「空音、俺とのセックスでイッたこと無いだろ?」
ぐりぐりと先端を撫でられるて強か喘ぐ。
俺が行為中達していたかどうかなんて、夏目には関係ないと思う。
かぶりをふると、夏目は片方の手の指で後孔の中を撫でながら、昂りをしごく手を早める。
「今までの分も今日は沢山気持ちよくなろうな。」
夏目に言われて、ゾクリとする。
今日は自分が気持ちよくなってばかりなのだ。
すぐに、達してしまって、はあ、はあと息をしていると中を広げる指が増える。
今まではこんなに丁寧にされてない。
体がこんな風にされることに慣れていないのだ。
夏目が挿入するというときにはもうぐちゃぐちゃのドロドロに思考がとろけてしまっていた。
それでも、今までのセックスは夏目が気持ちよくなるためのものだったことは分かる。
「あっ、あ゛、ああッ。」
「ここか?」
俺の気持ちよくなる場所なんてお見通しなのかもしれない。
ぐりぐりと切先で俺が反応する場所をとんとんと擦られるとおかしくなる。
喘ぐのを我慢すると、そのたびにキスをされて歯列をなぞられる。
キスをして欲しくて唇をかむのか、喘ぎ声を出したくなくて喘ぐのかさえよく分からなくなった。
夏目にも気持ちよくなって欲しいのに言葉すら上手く紡げず、ただただ喘ぐばかりだ。
こんなセックス知らない。
熱くて、自分がよく分からなくなってしまう様な性行為は初めてだ。
夏目に一番奥を抉られてながら高ぶりが彼の腹でこすれて二度目の吐精をした。
その後もさんざん体を揺さぶられて半ば意識を手放すみたいに彼の部屋で眠りに落ちた。帰ることを気にしなくていいというだけで幸せで涙があふれそうになる。
夏目の手が俺の頬に触れている気がするけれど、疲れで微睡みから意識を浮上できない。
ただただ、彼の手が優しくて、俺は笑った様な気がした。
了
触れ合う様なキスをして、舌で口内を撫でるところまではあの後も何度もした。
俺の体が固まってしまうのか、それとも他の理由があるからなのかその先をしたことはない。
お互いが距離感をつかめなくて、上手くできていない感じさえする。
ただ単に、夏目が面倒になってしまったのかもしれないのに、それも聞けない。
許せないと言っていいとすら伝えてくれた人なのに、感情は相変わらず上手く伝えられない。
甘えて、セックスをして欲しいと頼めばいいのだろうか。
そもそも、『そそられる。』と言われた言葉を信じていいのだろうか。
俺には上手く雰囲気を作る方法さえよく分からなくて、どうしたらいいのか分からない。
だって、まともに経験が無いのだ。
誘うとか誘われるとか、誰かとそんな関係になったこと無い。
二人で静かに過ごす瞬間が好きだ。
セックスをしなくても彼の部屋にいていいと思われてるかもしれない事が嬉しい。
だけど、もう一度体の中側に触れられたいと思った。
◆
「んっ、ふぁっ……。」
温かいココアを飲み終わったところで夏目にキスをされる。
ココアで熱くなっている筈なのに、夏目の舌の方が熱い気がした。
甘い匂いの混じる唾液が舌で混ざり合う。
頭をそっと撫でられて、その甘やかな感触に体の力が緩む。
唾液が粘着質な音を立てているのが興奮を煽る気がする。
もっと、っと思っていたのに不意に夏目の顔が離れる。
瞼をあけて夏目を見る。
彼はこちらを切なさそうな表情で見つめている。
もっと触れて欲しい。
俺は、今多分すごく浅ましい顔をしているのかもしれない。
夏目の腕の部分の服を握る。
どうすれば、ちゃんと誘えるのかは考えても分からなかった。
「もっと、全部したい……。」
我が儘を言ってしまってもいいだろうか。
はっ、という短い息遣いを感じる。
一瞬ため息をつかれてしまったかとも思ったけれど違うみたいだ。
「俺も、したい……。」
夏目がそう言うと首筋を撫でられる。
今までの行為と一緒だと思っていたので、胸に舌を這わせられて驚く。
ふくらみの無い胸にはほとんど興味を示さなかった筈で。
というかこうやって向かい合っていること自体今までそれほどなかったのかもしれない。
熱い視線が俺の体を確認する様に見ている。
こんな風に今まで見られたことは、無い。
恥ずかしい。体がじわじわ熱い。
たたまれていた布団を敷いてそこに押し倒されてそれから服を丁寧に脱がされる。
大切に扱われているのが俺にも分かる。
乱暴に扱われて、いいように喘がされていた時とは違う。
全然違うからこそ、どうしていいのか分からない。
怖いというのとは違うけれど、せりあがる快楽にどうしたらいいのか分からない。
自慰の時も胸を触ったことはなかった。
だから、自分でもなんでむずかゆい様なピリピリとする感覚がするのかよく分からない。
甘ったるい、媚びる様な声が出てしまう。
癖の様に声を抑えようとする。
もう夏目は蔑んだめで俺を見下ろさないと分かっているのに、声を抑えようと唇を無意識に噛んでしまう。
そっと、夏目に唇を舐められる。
「隣の部屋、まだ帰ってきてないから、声出しても平気。」
欲情でかすれた声で夏目が言う。
たぶんきっと、夏目も気が付いている。俺が声を出さないように努めるのが癖になってしまっていることに。
だけど、お互いにそのことには触れない。
セックスは別に怖くないけれど、前の夏目との関係について考えるのは少し怖い。
夏目も多分一緒だ。
夏目の言葉で、なのか、キスを強請りたかったのか自分でもよく分からないけれど噛んでしまっていた唇を緩める。
夏目の舌が、俺をそっと撫でる。
それから、再び両側の乳首をくにくにとつままれて、今度こそ嬌声を上げてしまった。
夏目はとろりと甘い笑顔を浮かべてそれから俺の乳首に顔を近づけた。
「ちょっ、ひぁっ――」
待ってくださいという声は喘ぎ声になってしまった。
風呂にも入っていないし、そんなところ舐めなくてもいい。
慌てて、彼の頭を引っぺがそうと手を添えた瞬間、舌先で乳首をねぶられる。
手に力が入りそうになって、こらえる。
ちくちくがビリビリして、これは気持ちいいってことなのだと強く感じてしまう。
声が抑えられない。
ぞくぞくとした快楽が下肢に向かって広がって、中心からジワリと先走りがもれる感覚がする。
ふうと、熱い息を吐くと夏目が俺の中心に手をのばした。
男だと嫌でも認識してしまうそこをまともに触れられたことは無かった。
大切にしてくれてることは分かる。だけど、はっきりと男だって認識される場所に触れられることを想定して無かった
「あ、あのっ……。」
無理して触らなくていいです。
そう伝えると、夏目は「ふれたいから触ってる。」というけれど、慣れないのでどうしたらいいのか分からない。
「こっちも――」
した方がいいか? と聞かれて触れられる。
そこがひくひくと震えている気がする。
簡単に指を一本飲み込んでしまったのは、多分一人で自慰をしていた所為だ。
「ここ、誰かに触らせた?」
夏目に言われた言葉の意味が一瞬分からず、少し考えてからようやく彼が何を言いたいのかが分かった。
男の体は勝手にほぐれない。
そんな事俺自身が一番よく知っている。
別にこの人以外俺の体の内側に触ったことなんかない。
「……一人でしてたから、って言ったら引きますか?」
目の前の夏目がぎくりと固まる。
まあ、引くだろ。俺自身引いて自慰行為が終わった後一人で落ち込むことが多い。
笑い話にでもしてしまえばいいのだろうか。
「待て。」
夏目は言う。
「こんな時に聞くことじゃないかもしれないが。」
夏目は一旦言葉を区切った。
「初めてこの家に来た日に、生まれて初めてセックスをしたってことか?」
ちゃんと聞かれたことはなかったし、言ったことは無かった。
海音じゃないって分かった時点で、大した交友関係が無い人間だって気が付かれていたのかもしれないけれど、きちんとそれを言葉にされたことは無かった。
夏目を見上げる。
彼の顔が先ほどまでより赤い気がする。
ははは、と声を立てて笑われる。
笑いものにするしかないよな、なんて思っていると夏目は俺を見て「違う」と言った。
「嬉しいんだよ。」
夏目は俺に言った。
淫乱でもいいと言われたことがあった。
その時と同じような、それ以上にとろける様な極上な笑みを浮かべて夏目は言った。
「酷い事散々しておいて勝手だな。」
自嘲気味に言われて「違うよ。」と返した。
騙したのは俺の方だった。
ローションで濡らされる。
前も後ろもぐちゃぐちゃになる位かけられて、昂りをしごかれる。
「や、あっ、はッ……。」
声が出てしまう。
夏目と目があう。彼が目を細めて吐息交じりの声で俺に言葉をかける。
「空音、俺とのセックスでイッたこと無いだろ?」
ぐりぐりと先端を撫でられるて強か喘ぐ。
俺が行為中達していたかどうかなんて、夏目には関係ないと思う。
かぶりをふると、夏目は片方の手の指で後孔の中を撫でながら、昂りをしごく手を早める。
「今までの分も今日は沢山気持ちよくなろうな。」
夏目に言われて、ゾクリとする。
今日は自分が気持ちよくなってばかりなのだ。
すぐに、達してしまって、はあ、はあと息をしていると中を広げる指が増える。
今まではこんなに丁寧にされてない。
体がこんな風にされることに慣れていないのだ。
夏目が挿入するというときにはもうぐちゃぐちゃのドロドロに思考がとろけてしまっていた。
それでも、今までのセックスは夏目が気持ちよくなるためのものだったことは分かる。
「あっ、あ゛、ああッ。」
「ここか?」
俺の気持ちよくなる場所なんてお見通しなのかもしれない。
ぐりぐりと切先で俺が反応する場所をとんとんと擦られるとおかしくなる。
喘ぐのを我慢すると、そのたびにキスをされて歯列をなぞられる。
キスをして欲しくて唇をかむのか、喘ぎ声を出したくなくて喘ぐのかさえよく分からなくなった。
夏目にも気持ちよくなって欲しいのに言葉すら上手く紡げず、ただただ喘ぐばかりだ。
こんなセックス知らない。
熱くて、自分がよく分からなくなってしまう様な性行為は初めてだ。
夏目に一番奥を抉られてながら高ぶりが彼の腹でこすれて二度目の吐精をした。
その後もさんざん体を揺さぶられて半ば意識を手放すみたいに彼の部屋で眠りに落ちた。帰ることを気にしなくていいというだけで幸せで涙があふれそうになる。
夏目の手が俺の頬に触れている気がするけれど、疲れで微睡みから意識を浮上できない。
ただただ、彼の手が優しくて、俺は笑った様な気がした。
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