1 / 1
壱、
しおりを挟む
当然ながら、ドラマだとかフィクションの世界なら処分に困ったり気の触れた主人公が札束を紐解いてビルからバラ撒くとかよくありますが(「よく」はないか?)、また、あそこまでの量ではありませんが、夜半の横断歩道にて信号待ちをしていたところ、最初、チケットの半券かなんかがいくつも飛んでんのかなァ?と思っていたらそうではなく、眼前を、日本銀行券である、所謂、謂うところの現ナマが、風にひらひら舞っていたのであります!…家を出てから暫くして、急に風が吹き出したので、「風さえなければ今日はそんな寒くないのにな?なんか鬱陶しいなー?」なんて思いながら駅に向かっている途中で遭遇、タクシードライバーだとか車に乗っているひとたち含めて他に殆んど誰も気づかず、私以外には、一人だけあんちゃんが、「…へ?うん、そう!違う!違う!万札が宙を舞ってんだよ!嘘じゃねぇって、いや、マジで!マジで!」と、ケータイ越しにひどくエキサイトしながらがなり話しながら拾っているだけで、ドラマみたいに大騒ぎにならず誰も騒がない、また、財布を取り出した際に、誤ってバラ撒いてしまったと思しき落とし主らしきも近くにはおらず、いたら、「…俺の金だァ、オラァ!返しやがれ!」と揉めることは火を見るより明らかだからキョロキョロとキョロ充、あたりをうかがい確認したのですがそのような姿はまるで見当たらず、果たして一体、これらのお金は何処からやって来たのか?判然としなかったのですが、でも、あんま夢中になって拾っていて車に轢かれたら元も子もない本末転倒のサヴァイバル ライフ、命あっての物種ですから、執拗に注意を払いしながら…、結局、わたくしが、風に舞い散る を掴んだり、飛んでったのを一生懸命に拾ったりして収集したのは合計;弐萬参千円(!)でした。しかし、アングラマネーかも知れない、また、イルミナティの陰謀かも知れない、若しくは、Qアノンのしわざかも知れない、そんなに困ってはないけれど決していらなくもないけれど、交番が、眼の前ではありませんが割りと近くにあったからすぐに届け、お札(おさつ)が道端落ちてました!お礼(おれい)はいりません!と言ったら、なんか調書みたいのも書かなくていいとすぐに釈放され、そして、現場付近を交番から改めて見やると、なんか、さっきとは別の水商売風の若いあんちゃんが必死に、腰をくの字に曲げて地面を凝視しながらあたりを歩き廻り行ったり来たりなんか探している姿を見つけたので、もしも落とし主だったら、総ては拾えなかったけれども、私が拾った分は交番に届けてありますよ?と、言おうと、普段は見知らぬひとになんか決して声を掛けないものの困ったときはお互いさまぁ~ず、決死の覚悟で意を決して声を掛けたら(※ 三連単 押韻注意!)、なんと!早くも!何処から情報を仕入れたのか?判然としないのでありますが、「…あ、いや、お金が道に落ちてるって話を聴きつけて、飛んで来たんです!」とのこと。早くも第二次捜索隊、お宝ハンターがやって来ていたのであります。5Gインターネッツもびっくりのハイスピード情報網であります!今年は、新年早々、こんな滅多に体験出来ないような体験をすることが出来、もしかしたら、天からの落とし玉で、それを突き返す必要はなかったのかも知れませんが、一応、報告しておきます。(何が「一応」なのか?判然としないのですが、汗)長文失礼奉りました。それでは!
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話
家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。
高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。
全く勝ち目がないこの恋。
潔く諦めることにした。
友人の結婚式で友人兄嫁がスピーチしてくれたのだけど修羅場だった
海林檎
恋愛
え·····こんな時代錯誤の家まだあったんだ····?
友人の家はまさに嫁は義実家の家政婦と言った風潮の生きた化石でガチで引いた上での修羅場展開になった話を書きます·····(((((´°ω°`*))))))
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
地味な薬草師だった俺が、実は村の生命線でした
有賀冬馬
ファンタジー
恋人に裏切られ、村を追い出された青年エド。彼の地味な仕事は誰にも評価されず、ただの「役立たず」として切り捨てられた。だが、それは間違いだった。旅の魔術師エリーゼと出会った彼は、自分の能力が秘めていた真の価値を知る。魔術と薬草を組み合わせた彼の秘薬は、やがて王国を救うほどの力となり、エドは英雄として名を馳せていく。そして、彼が去った村は、彼がいた頃には気づかなかった「地味な薬」の恩恵を失い、静かに破滅へと向かっていくのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる