無碍の揺曳ロックンロール♪

壱、

構成、演出、及び 脚本などお遊戯会レヴェルの『まぼろし探偵』なるゆるふわドラマを観ております。めちゃくちゃ面白いです。ＹｏｕＴｕｂｅで、偶々、見つけたのですが、桑田次郎；原作みたいです。ご存じでしょうか？内容としては、最初は、なんじゃＫＯＲＥＡＡＡＡＡＡ？？？？？ドラマだったんですが、鑑賞回を重ねる毎に、徐々に、昭和独特の半ば異様な雰囲気に呑まれつつあります呑み込まれつつあります、笑。主人公であるまぼろし探偵は、世を忍ぶ仮の姿、新聞記者なんですが名前はススムくん（大ショック！）で、その同僚の黒星さんがあまりにもドジで、まぬけで、亀ではありませんが、おっちょこちょい過ぎ、流石に狐のお面で腰は抜かさんやろ？真っ昼間から！（笑）そして、ファミコン時代のゲームに於けるプリンセスなみにしょっちゅう浚われる、笑。それをまぼろし探偵が、毎回、わざわざ奪還しにゆくのですが、宗教団体等、悪の組織があまりにも荒唐無稽（文化財）、あぁ、こいつらが犯人なんだろうな？というような予想は決して裏切らず、尚且つ また、ススムくんのおねぇ口調がなんか妙に気になりつ、中学生みたいなのだけれども幾つ設定なんだろう…？なんてなことも疑問に思いながら、さくらちゃんのイントネーションが、（車）寅次郎（死すべし！）映画シリーズのさくらとは、明らか違うのも気になったりなんかしちゃったりして。ＫＣ庁の幹部が父親で息子が新聞記者だからって、あそこまで情報を共有することなんて出来るのか…？いろいろと突っ込みどころは満載で尽きないのですが、またそして、これはまた、昭和時代のうたかた候補と、令和のネタ候補との差異にも通低して言えると思うのですが、「受けを狙ったらもうそこで終わり！」であり、まったく笑えなくなり、このドラマの制作班はおそらくたぶん、とても真面目に、子供たちをなんとかして楽しませよう！というような、そんな思いだけでやってのけた結果、偶々、それが奇跡的に面白かっただけで…、それにしても各話どれもこれもなかなかアシッドな昭和ドラッギーテイスト全開ドラマトゥルギーであります！ただ、カルト宗教団体のディティールは多少ふざけ過ぎの感はありますが…。それでは！