スターダストに導かれて

ふぁーぷる

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ティンダバナの回廊。

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「エッヘン」
 真後ろから咳払い。

「見~つけた!」
 あの声だ!

 僕の方こそ見~つけただよ!

 嘘見たい居たの?

「居たよ!」

 嬉しい心底嬉しい。
 でもどうして思った事を答えてくれるんだろう。
 不思議だ。
 以心伝心か~これは運命かも。

 少女は後ろから歩いて来て僕の横に同じ様にもたれ座る。

 僕は女子には何故か敬語で喋ってしまうけど、少女に対しては初めから普通の口
 調でサラサラと喋っている。
 これも発見だ。

 リラックスの現れなのか、ズーッと喋っていられる心地よさ。
 少女も同じく普通に喋ってくれる。
 会話がこんなにも楽しい事だったとは…。
 これまた発見。

 少女少女と言うけど、実はまともに顔も見れてない。
 年齢も失礼に当たるかと聞けてない。
 ただ分かる、肌身に感じるこの心地良さは本物。

「ね、ティンダバナの回廊の途中に湧き水が湧いているの」
「行こうよ!君」
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