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出会いましょう、新しい世界と共に
第一話 初めての出会いと驚愕と
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…ガルトニア王国の王都から離れた辺境の地、コレデナイト領。
その領内のメダルナ村から少し離れた森の木の上で、俺はぼうっと空を眺めていた。
「…人生、いきなりハードモードかぁ」
そうつぶやきつつも、現状が変わらないことに溜息を吐く。
実は俺は、ラノベとかで見るような転生者の類っぽい。
前世の自分自身まではよくわからないが、ここではないどこかの記憶を有しており、新しい人生をこの村で生まれた一人の少年として過ごしていたはずだ。
この世界に転生した自分の名はルド。平民の生まれで、まだ10歳の平凡な村人だった。
たまたま転生前の便利な記憶を覚えているが、知識があっても何かするようなことが出来るわけではない。
転生とくればお決まりのチート能力のようなものがあっても良かったはずだが、全然有しておらず、知識を活かせるような道具や素材もないのだ。
まぁ、チート無双の世界とかはやってみたくもあるが、それはそれで面白みはなさそうなもの。
そのため、いっそこの世界の住人として生きていこうと思い、自身のできる範囲のものだけでやれることをして、毎日を普通の村人として生きていた。
そもそも、チート能力があってもそれをものにしきれるのかはわからないし…最悪、誰かに利用されるだけ利用されて、暗殺されたりする可能性もあるからね。平凡な自分には身に過ぎた力を持つ意味もないし、平和に暮らすのが一番である。
それに、転生前の世界の自分はよくわかっていないことも多いが、この世界はよりのんびりと暮らせそうな雰囲気が漂っており、科学文明はそこまでなくて不便さがあっても、穏やかに暮らせるのであれば問題あるまい。
そう思いながら、今日は母さんたちに言われて、夕食や保存食に利用できる野草や木の実を探しに来たわけだが…本日はそんな平凡な日々になるだけの人生に、いきなり人生終了のお知らせが流れたような状況になった。
【グルルルワァァァッァア!!】
「ある日~♪森の中~♪…という感じの歌があったけど、まさかその歌詞の後に続けて出てくる熊さんに出くわすとはなぁ…」
木の下で、がりがりと爪を立てながら俺を睨みつけるのは、物凄く大きな熊。
いや、この世界では獣たちもいるが、中には普通の獣ではないもの…魔獣と名のつくようなものがいるようで、この熊もおそらく魔獣と呼ばれる類に入るようなものだと思われた。
何故ならば、普通の熊ではありえないほど顔面に目がたくさんあり、毛皮にはならないようなごつごつとした金属光沢をもつ体表で覆われているからである。
通常の獣が持つはずのないものを持っている魔獣。魔の存在へ墜ちたと呼ばれるようなものゆえに異形の姿になるとも言われているようで、そんなものが何故この辺境の地にいるのかと思いたいが、どうしようもない状況。
確か、魔獣は繁殖で増えるものと自然発生するものがいると聞いたことはあったが…おそらくこの熊は後者であり、たまたま俺はそれに目を付けられたのであろう。
そうでなければ、こんなものがいると噂になっていたりして子供一人で入らせるような真似をしないはずである。
この森自体、そもそも村の猟師が今日も坊主だったと肩を落とすぐらい、ウサギや雉の様なものしかいない平和なものであり、やばい奴がいるわけがない。
それなのに今日に限って運悪く俺は遭遇して、見つけられ、声を上げて襲われてから全力で逃亡し、無我夢中で気が付いたらこの木の上に避難していたわけだが…悲しいことに、状況が覆る様子はない。
こんな小さな肉しかない獲物を狙ってもしょうがないでしょと言いたいのに、一度目を付けた獲物は逃す気がないというように、魔獣の熊はがりがりと登ろうと爪を立てては、自身の重さでずり下がってしまい、目的の肉まで到達することが出来ていない。
「さっさと諦めればいいのになぁ…誰か、助けてぇ…」
こんな小さな少年の体で、熊に立ち向かえるわけがない。
それに必死になって逃げていたせいかお腹もすいて力が入らなくなり、生き延びたとしても村まで無事に辿り着けるかはわからない。
そんな絶望的な状況の中で…ようやく、事態は動き出した。
ただし、悪い方向へ。
めきめきめきぃ…
「ん?…げっ!?」
何やらこの状況で聞きたくないような音が聞こえ、見たくはないけど確認してみたら、この木が折れ始めていた。
熊が何度も何度も登ろうとしていたことで幹がバリバリに削られており、ついに限界が来てしまったようである。
このままでは倒木は間違いなく、徐々に傾き始める。
【グル?グルワアアアアアアア!!】
そして熊のほうもそのことに気が付いたようで、頭を使ったのか木を押し倒そうとしていた。
「ああもう、これ完全にダメな奴じゃー--ん!!」
べきめきぃっと音を立てて、倒れ行く命綱だった木。
しがみつくがそれでもどうにもでもなるわけもなく、そもそもこんな高さから倒木で一緒に落下した時点で相当ヤバいだろう。
仮に生きていたとしても、落ちているから熊に喰われるだろうし、逃げようにも無理な状況…これはもう完全に詰んだと言っていい。
「さよなら、二度目の人生…」
運が良ければ三度目があるかもしれないが、少なくともこの人生は倒木による落下死か、熊に喰われてと思われた…その瞬間だった。
【キュルルルルルゥ!!】
「!?」
魔獣の熊とはまた違う、何かの叫び声。
また別の獣が襲い掛かってきたのかと思ったが、次の瞬間にはふわっと不思議な浮遊感を覚える。
いや、違う。これは浮遊感というようにも何かに吊り上げられているような、一瞬の間に糸のようなものが巻き付けられて手繰り寄せられて…
むぎゅんっ
「んー!?」
【キュルル…良かった、無事捕まえた】
勢いよく何か柔らかいものに包まれたかと思えば、安堵しているかのような声。
頭が思い切り挟まれており、別の死因が襲いかける。
【グルルルルゥアァァァァ!!】
と、まだ危機は去っていないようで、柔らかいものに包まれているせいで見えないのだが、後方より熊が迫ってきている気配がひしひしと伝わってきた。
突然現れた正体不明なものに、自身の獲物が奪われていると思ったのか、相当お怒りのようで荒ぶる熊の鳴き声。
しかし…声が聞こえたのは、そこまであった。
【---煩い。黙れ】
ザシュンッ!!
安堵しているような優しい声から一転し、物凄く冷たい声。
その後に続けて何かが振るわれたかと思えば、切り裂く音が聞こえ、熊の鳴き声が失せた。
ごとっと何かが落ちる音共に、液体が噴き出す様な音が聞こえ…熊の気配が消え失せる。
「ぶはっ…い、一体何が…」
どうにかこうにか息継ぎをして窒息死を避けると、そっと地面におろされた。
【ごめんね。力加減が慣れてなくて…でも、うん、良かった。怪我無いようで】
声はする、内容も理解できる。
でも、その発音は人ではなく、どこからか伝わるような魔獣独特のようなもの。
いったい誰がと思ってその姿を見れば…それはまさに、人ならざる者。
木々の木漏れ日から照らされているのは、白い体躯の大きな蜘蛛。
うっすらとフワフワしているような毛が生えており、足の形状やその見た目からはタランチュラに近いのかもしれない。
だが、本来ならば蜘蛛の頭があるべき場所には頭はなく、その代わりに人の体躯が生えている。
美しい白い肌をして、身には自身の糸で作ったのか簡単な布地の衣服が纏われているが豊かな送球を隠しきれておらず、蜘蛛のものではない女性の頭があり、切りそろえたショートカットの銀髪を風になびかせ、金の瞳が見据えてくる。
魔獣と言えるように蜘蛛としては異形の姿。
けれどもそれとは別に、何か神秘的な雰囲気もあり、美しい姿をしていた。
【すんすん…うん、やっぱりそうだ!!貴方で間違いない!!】
っと、思わず見とれていたところ、急に彼女は匂いを嗅ぐように顔を近づけ、満面の笑みを浮かべてガッツポーズをした。
「えっと、何が…?」
【何がって?うん、私の番で間違いないってこと!!ようやく、この身を捧げられる相手が見つかってよかったです!!よろしくね、私の旦那様!!】
「は?へ?…だ、旦那様?え、え、えええええええええええええええええええええええ!?」
…この日、第2の人生が終わることはなくなった。
その代わりに、何やら新しい人生がようやく始まってしまったようであった。
その領内のメダルナ村から少し離れた森の木の上で、俺はぼうっと空を眺めていた。
「…人生、いきなりハードモードかぁ」
そうつぶやきつつも、現状が変わらないことに溜息を吐く。
実は俺は、ラノベとかで見るような転生者の類っぽい。
前世の自分自身まではよくわからないが、ここではないどこかの記憶を有しており、新しい人生をこの村で生まれた一人の少年として過ごしていたはずだ。
この世界に転生した自分の名はルド。平民の生まれで、まだ10歳の平凡な村人だった。
たまたま転生前の便利な記憶を覚えているが、知識があっても何かするようなことが出来るわけではない。
転生とくればお決まりのチート能力のようなものがあっても良かったはずだが、全然有しておらず、知識を活かせるような道具や素材もないのだ。
まぁ、チート無双の世界とかはやってみたくもあるが、それはそれで面白みはなさそうなもの。
そのため、いっそこの世界の住人として生きていこうと思い、自身のできる範囲のものだけでやれることをして、毎日を普通の村人として生きていた。
そもそも、チート能力があってもそれをものにしきれるのかはわからないし…最悪、誰かに利用されるだけ利用されて、暗殺されたりする可能性もあるからね。平凡な自分には身に過ぎた力を持つ意味もないし、平和に暮らすのが一番である。
それに、転生前の世界の自分はよくわかっていないことも多いが、この世界はよりのんびりと暮らせそうな雰囲気が漂っており、科学文明はそこまでなくて不便さがあっても、穏やかに暮らせるのであれば問題あるまい。
そう思いながら、今日は母さんたちに言われて、夕食や保存食に利用できる野草や木の実を探しに来たわけだが…本日はそんな平凡な日々になるだけの人生に、いきなり人生終了のお知らせが流れたような状況になった。
【グルルルワァァァッァア!!】
「ある日~♪森の中~♪…という感じの歌があったけど、まさかその歌詞の後に続けて出てくる熊さんに出くわすとはなぁ…」
木の下で、がりがりと爪を立てながら俺を睨みつけるのは、物凄く大きな熊。
いや、この世界では獣たちもいるが、中には普通の獣ではないもの…魔獣と名のつくようなものがいるようで、この熊もおそらく魔獣と呼ばれる類に入るようなものだと思われた。
何故ならば、普通の熊ではありえないほど顔面に目がたくさんあり、毛皮にはならないようなごつごつとした金属光沢をもつ体表で覆われているからである。
通常の獣が持つはずのないものを持っている魔獣。魔の存在へ墜ちたと呼ばれるようなものゆえに異形の姿になるとも言われているようで、そんなものが何故この辺境の地にいるのかと思いたいが、どうしようもない状況。
確か、魔獣は繁殖で増えるものと自然発生するものがいると聞いたことはあったが…おそらくこの熊は後者であり、たまたま俺はそれに目を付けられたのであろう。
そうでなければ、こんなものがいると噂になっていたりして子供一人で入らせるような真似をしないはずである。
この森自体、そもそも村の猟師が今日も坊主だったと肩を落とすぐらい、ウサギや雉の様なものしかいない平和なものであり、やばい奴がいるわけがない。
それなのに今日に限って運悪く俺は遭遇して、見つけられ、声を上げて襲われてから全力で逃亡し、無我夢中で気が付いたらこの木の上に避難していたわけだが…悲しいことに、状況が覆る様子はない。
こんな小さな肉しかない獲物を狙ってもしょうがないでしょと言いたいのに、一度目を付けた獲物は逃す気がないというように、魔獣の熊はがりがりと登ろうと爪を立てては、自身の重さでずり下がってしまい、目的の肉まで到達することが出来ていない。
「さっさと諦めればいいのになぁ…誰か、助けてぇ…」
こんな小さな少年の体で、熊に立ち向かえるわけがない。
それに必死になって逃げていたせいかお腹もすいて力が入らなくなり、生き延びたとしても村まで無事に辿り着けるかはわからない。
そんな絶望的な状況の中で…ようやく、事態は動き出した。
ただし、悪い方向へ。
めきめきめきぃ…
「ん?…げっ!?」
何やらこの状況で聞きたくないような音が聞こえ、見たくはないけど確認してみたら、この木が折れ始めていた。
熊が何度も何度も登ろうとしていたことで幹がバリバリに削られており、ついに限界が来てしまったようである。
このままでは倒木は間違いなく、徐々に傾き始める。
【グル?グルワアアアアアアア!!】
そして熊のほうもそのことに気が付いたようで、頭を使ったのか木を押し倒そうとしていた。
「ああもう、これ完全にダメな奴じゃー--ん!!」
べきめきぃっと音を立てて、倒れ行く命綱だった木。
しがみつくがそれでもどうにもでもなるわけもなく、そもそもこんな高さから倒木で一緒に落下した時点で相当ヤバいだろう。
仮に生きていたとしても、落ちているから熊に喰われるだろうし、逃げようにも無理な状況…これはもう完全に詰んだと言っていい。
「さよなら、二度目の人生…」
運が良ければ三度目があるかもしれないが、少なくともこの人生は倒木による落下死か、熊に喰われてと思われた…その瞬間だった。
【キュルルルルルゥ!!】
「!?」
魔獣の熊とはまた違う、何かの叫び声。
また別の獣が襲い掛かってきたのかと思ったが、次の瞬間にはふわっと不思議な浮遊感を覚える。
いや、違う。これは浮遊感というようにも何かに吊り上げられているような、一瞬の間に糸のようなものが巻き付けられて手繰り寄せられて…
むぎゅんっ
「んー!?」
【キュルル…良かった、無事捕まえた】
勢いよく何か柔らかいものに包まれたかと思えば、安堵しているかのような声。
頭が思い切り挟まれており、別の死因が襲いかける。
【グルルルルゥアァァァァ!!】
と、まだ危機は去っていないようで、柔らかいものに包まれているせいで見えないのだが、後方より熊が迫ってきている気配がひしひしと伝わってきた。
突然現れた正体不明なものに、自身の獲物が奪われていると思ったのか、相当お怒りのようで荒ぶる熊の鳴き声。
しかし…声が聞こえたのは、そこまであった。
【---煩い。黙れ】
ザシュンッ!!
安堵しているような優しい声から一転し、物凄く冷たい声。
その後に続けて何かが振るわれたかと思えば、切り裂く音が聞こえ、熊の鳴き声が失せた。
ごとっと何かが落ちる音共に、液体が噴き出す様な音が聞こえ…熊の気配が消え失せる。
「ぶはっ…い、一体何が…」
どうにかこうにか息継ぎをして窒息死を避けると、そっと地面におろされた。
【ごめんね。力加減が慣れてなくて…でも、うん、良かった。怪我無いようで】
声はする、内容も理解できる。
でも、その発音は人ではなく、どこからか伝わるような魔獣独特のようなもの。
いったい誰がと思ってその姿を見れば…それはまさに、人ならざる者。
木々の木漏れ日から照らされているのは、白い体躯の大きな蜘蛛。
うっすらとフワフワしているような毛が生えており、足の形状やその見た目からはタランチュラに近いのかもしれない。
だが、本来ならば蜘蛛の頭があるべき場所には頭はなく、その代わりに人の体躯が生えている。
美しい白い肌をして、身には自身の糸で作ったのか簡単な布地の衣服が纏われているが豊かな送球を隠しきれておらず、蜘蛛のものではない女性の頭があり、切りそろえたショートカットの銀髪を風になびかせ、金の瞳が見据えてくる。
魔獣と言えるように蜘蛛としては異形の姿。
けれどもそれとは別に、何か神秘的な雰囲気もあり、美しい姿をしていた。
【すんすん…うん、やっぱりそうだ!!貴方で間違いない!!】
っと、思わず見とれていたところ、急に彼女は匂いを嗅ぐように顔を近づけ、満面の笑みを浮かべてガッツポーズをした。
「えっと、何が…?」
【何がって?うん、私の番で間違いないってこと!!ようやく、この身を捧げられる相手が見つかってよかったです!!よろしくね、私の旦那様!!】
「は?へ?…だ、旦那様?え、え、えええええええええええええええええええええええ!?」
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