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力の差
#62 計画のお披露目なのデス
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SIDEワゼ
深夜、辺りは暗く、森では梟のような声がなく頃、ある一室にてワゼは作業をしていた。
作業台には、あの首都で買った簡単な造りのゴーレム人形3体があり、それぞれにワゼはある仕掛けを施していたのである。
「っと、D3回路はこれで良いとして…‥‥ええと、GH34は省略、SD23は小さくデスネ」
首都内である程度の材料も仕入れ、さらに自身の一部を分解し、構造をきちんと把握していく。
自己修復機能のせいで元に戻るので、その前に素早く構造を把握し、いかにして改良できるかなどを考えねばならない作業であったが、ワゼはやり遂げていった。
「ふぅ、あとは明日の朝見せればいいでショウ」
作業を終え、一息をつくワゼ。
前々から考えてはいたが、いざ実現するとなると少しだけワクワクする高揚感を彼女は理解していた。
「ふふふ、これでよりご主人様の役に立てるはずデス」
メイドとしての本能か、そう笑うワゼ。
何にせよ、作業を終えたので片づけをし、少々自身の回路も弄ったので、その修復と改善などを施すために、機能を一旦シャットダウンするのであった。
―――――――――――――――――――――――
SIDEシアン
「えっと、ワゼ、それらは何かな?」
朝、僕らは朝食のために家の中のダイニング来たのだが、何やらワゼが3つの黒い箱を設置していた。
どことなく、物凄く見覚えがあるような気がするのだが‥‥‥‥
「ふふふ、では、お披露目いたしましょウ」
ワゼがニヤリと笑い、その箱を開封した。
ぷしゅ~っと音を立て、中から何かが飛び出す。
「ツーッ!」
「スーッ!」
「フーッ!」
ババッと飛び出し、それぞれがポーズを決める。
「「「参上!!ミニワゼシスターズ(ツ)(ス)(フ)!!」」」
「‥‥何だこれぇ!?」
飛び出し、ポーズを決めているのは、ワゼを小さくデフォルトしたような人形たち。
あまりの衝撃に、僕は思わずそう叫ぶのであった。
…‥‥あれ?そう言えば何でハクロも驚きそうなのに、驚いていないの?
とりあえず、ワゼから説明を僕は受けた。
「え?『万能家事戦闘人型ゴーレム』のワゼ製02、03、04号機?」
「ええ、日頃の家事や先日の戦闘時に、力不足を感じましたので、改善として作り上げたのデス」
説明し、にやりと笑みを浮かべるワゼに対して、02~04号機、通称『ミニワゼシスターズ』たちは同じような表情を浮かべた。
ワゼをずいぶんとデフェルメして省略し、機能をやや制限して01であるワゼよりもだいぶ性能は落ちるそうだ。例として、言語機能が不完全で、ちょっとドーラのような喋り方になるらしい。
一応、見分けがつくように全部そっくりではなく、02は赤髪、03は青髪、04は黒髪である。
だが、小さくした分、ワゼとは異なる機能も備え付けてあるのだという。
「まずは『フライフォルム』デス!」
ばっとワゼが手で指示を出すと、ミニワゼシスターズは頭からプロペラのようなモノを出し、飛び始める。
ラジコンヘリかと言いたくなるが、意外に飛ぶ速度が速い。
「計算上、飛行速度は最大で100キロ、ただし、改善点などがありますのでまだまだ向上するはずデス」
この時点でだいぶ頭おかしいようなレベルなのだが…‥‥え?まだあるの?
「続けて、『ブーストダッシュフォルム』デス!」
続けてワゼが指示を出すと、ミニワゼシスターズは着陸し、今度はガシャコンっと何かの変形音を出したかと思うと、それぞれの足元に大きなタイヤが出現した。
「こちらは最高速度200キロ、悪路も対応可能なようにキャタピラなどに変形可能なのデス」
…‥‥飛行の2倍の速度なのか。というか、もはやこれってメイドなのか?
「そして、『ウェポンフォルム』デス!」
その言葉で、今度はミニワゼシスターズのそれぞれの一部が変形した。
02は両手に機関銃と、肩から大砲2つ。
03は両手に鎖鎌、肩から腕が生えて盾が2つ。
04は両手にハンマーと、肩から腕が生えて双剣2つ。
それぞれ異なる武器を構え、びしっとポーズを決めた。
「先日のアンデッド集合体に対しての有効打の無さを実感したので、効果は抜群になるように細工を施した武器に、遠距離、中距離、近距離のどれでも対応可能なように、武器を追加いたしまシタ」
「ツーッ!」
「スーッ!」
「フーッ!」
ワゼの説明に対して、ミニワゼシスターズたちは武器を実際に動かし、扱えていることをアピールしてきた。
その様子は一見可愛らしいが、凶悪な武器を使っているので少々サイコパスチックである。
…‥‥このメイドたちは、本当にメイドなのか疑問になって来たぞ。
なお、説明によれば全体的な能力としてはワゼの劣化だが、あえて武器の種類を限定したことで、戦闘能力はそれぞれワゼに匹敵するのだという。
いや本当に、メイドではないような…‥‥まぁ、良いのか?
とりあえず、お披露目も終わったようなので、一応各自に名前を付けることにした。
機体番号で言うのも味気ないし、ワゼとしても名前があったほうが都合が良いそうだ。
「それじゃあ、『01』で『ワゼ』としていたから…‥‥」
普通に考えるのならば、『02』は『ゼツ』、『03』は『ゼリー』、『04』は『ゼフォー』となる。
けれども、ちょっと安直だしなぁ‥‥‥英語の言い方での数字を付けただけだし、もっと別のだとドゥ、トロワ、カトル、ドヴァー、トリー、チェトィリエ…‥‥いや、これ全部名前の前に「ゼ」を付けること前提にしたが、いっその事、外国での数字の発音そのままで良いか?
だったら発音的に、いちばん似合いそうなのはドイツ語で‥…
「『ツヴァイ』、『ドライ』、『フィーア』ならどうかな?」
「ツー……ツツ!!」
「スー、スススッ!」
「フーフフフフフフ!」
とりあえずつけて見たところ、3体とも気に入ったらしい。
名前はそれぞれ、『ツヴァイ』、『ドライ《03》』、『フィーア《04》』で良いようだった。
「と言うかワゼ、これどうやって作ったんだ?」
「先日の首都で購入させていただいたあの人形たちを元にしたのデス」
ああ、あの簡易ゴーレム人形か…‥‥え?ってことは、あれから改造してこうなったというの?
それならば、もっと別のゴーレムがあったらどうなるのか。
少しその疑問に興味が出たが、この3体のミニワゼシスターズの魔改造ぶりを見て、絶対に後悔するレベルの代物になりそうな気がしたので、今後は出来るだけ防ごうかなと思うのであった。
ワゼだらけの軍団…‥‥シャレにならないよね?
性能自体はワゼより低いらしいけれども、それで本当に低いのかがそもそも疑問である。
ワゼのスペックがオーバースペック過ぎて、劣化させたところでちょうど良いのだろうか‥‥‥‥うん、考えるのをやめた方が良さそうだな。
とにもかくにも、小さな家族が増え、少しだけ我が家は賑やかになるのであった。
‥‥‥なお、ハクロが驚いていなかった理由としては、どうやらワゼにその計画を聞かされていたそうで、ミニワゼたちの衣服を作っていたらしい。
せっかくなので驚かしたほうが面白いと思って、黙っていたそうだけど‥‥‥‥かなりやばい爆弾みたいな3つ子を誕生させたのに加担し、それを黙っていたという事で、お仕置きで頬を僕はつねったのであった。
ぎゅううううう…‥‥
【いたいいたいでふシアン!!】
「はぁ、サプライズ的にしたかっただろうけれどさ、できればこういう重要そうなことは、きちんと教えてもらわないとね。という訳で、もう数分ほどぎゅっ」
【あああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!】
「あれ?私の方にはおとがめなしなのデスカ?」
「ワゼにはやりようがないからね。でも、できれば今度からはきちんと話してよ?」
「わかりました。胸に刻んでおきマス」
「ツー!」
「スー!」
「フー!」
深夜、辺りは暗く、森では梟のような声がなく頃、ある一室にてワゼは作業をしていた。
作業台には、あの首都で買った簡単な造りのゴーレム人形3体があり、それぞれにワゼはある仕掛けを施していたのである。
「っと、D3回路はこれで良いとして…‥‥ええと、GH34は省略、SD23は小さくデスネ」
首都内である程度の材料も仕入れ、さらに自身の一部を分解し、構造をきちんと把握していく。
自己修復機能のせいで元に戻るので、その前に素早く構造を把握し、いかにして改良できるかなどを考えねばならない作業であったが、ワゼはやり遂げていった。
「ふぅ、あとは明日の朝見せればいいでショウ」
作業を終え、一息をつくワゼ。
前々から考えてはいたが、いざ実現するとなると少しだけワクワクする高揚感を彼女は理解していた。
「ふふふ、これでよりご主人様の役に立てるはずデス」
メイドとしての本能か、そう笑うワゼ。
何にせよ、作業を終えたので片づけをし、少々自身の回路も弄ったので、その修復と改善などを施すために、機能を一旦シャットダウンするのであった。
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SIDEシアン
「えっと、ワゼ、それらは何かな?」
朝、僕らは朝食のために家の中のダイニング来たのだが、何やらワゼが3つの黒い箱を設置していた。
どことなく、物凄く見覚えがあるような気がするのだが‥‥‥‥
「ふふふ、では、お披露目いたしましょウ」
ワゼがニヤリと笑い、その箱を開封した。
ぷしゅ~っと音を立て、中から何かが飛び出す。
「ツーッ!」
「スーッ!」
「フーッ!」
ババッと飛び出し、それぞれがポーズを決める。
「「「参上!!ミニワゼシスターズ(ツ)(ス)(フ)!!」」」
「‥‥何だこれぇ!?」
飛び出し、ポーズを決めているのは、ワゼを小さくデフォルトしたような人形たち。
あまりの衝撃に、僕は思わずそう叫ぶのであった。
…‥‥あれ?そう言えば何でハクロも驚きそうなのに、驚いていないの?
とりあえず、ワゼから説明を僕は受けた。
「え?『万能家事戦闘人型ゴーレム』のワゼ製02、03、04号機?」
「ええ、日頃の家事や先日の戦闘時に、力不足を感じましたので、改善として作り上げたのデス」
説明し、にやりと笑みを浮かべるワゼに対して、02~04号機、通称『ミニワゼシスターズ』たちは同じような表情を浮かべた。
ワゼをずいぶんとデフェルメして省略し、機能をやや制限して01であるワゼよりもだいぶ性能は落ちるそうだ。例として、言語機能が不完全で、ちょっとドーラのような喋り方になるらしい。
一応、見分けがつくように全部そっくりではなく、02は赤髪、03は青髪、04は黒髪である。
だが、小さくした分、ワゼとは異なる機能も備え付けてあるのだという。
「まずは『フライフォルム』デス!」
ばっとワゼが手で指示を出すと、ミニワゼシスターズは頭からプロペラのようなモノを出し、飛び始める。
ラジコンヘリかと言いたくなるが、意外に飛ぶ速度が速い。
「計算上、飛行速度は最大で100キロ、ただし、改善点などがありますのでまだまだ向上するはずデス」
この時点でだいぶ頭おかしいようなレベルなのだが…‥‥え?まだあるの?
「続けて、『ブーストダッシュフォルム』デス!」
続けてワゼが指示を出すと、ミニワゼシスターズは着陸し、今度はガシャコンっと何かの変形音を出したかと思うと、それぞれの足元に大きなタイヤが出現した。
「こちらは最高速度200キロ、悪路も対応可能なようにキャタピラなどに変形可能なのデス」
…‥‥飛行の2倍の速度なのか。というか、もはやこれってメイドなのか?
「そして、『ウェポンフォルム』デス!」
その言葉で、今度はミニワゼシスターズのそれぞれの一部が変形した。
02は両手に機関銃と、肩から大砲2つ。
03は両手に鎖鎌、肩から腕が生えて盾が2つ。
04は両手にハンマーと、肩から腕が生えて双剣2つ。
それぞれ異なる武器を構え、びしっとポーズを決めた。
「先日のアンデッド集合体に対しての有効打の無さを実感したので、効果は抜群になるように細工を施した武器に、遠距離、中距離、近距離のどれでも対応可能なように、武器を追加いたしまシタ」
「ツーッ!」
「スーッ!」
「フーッ!」
ワゼの説明に対して、ミニワゼシスターズたちは武器を実際に動かし、扱えていることをアピールしてきた。
その様子は一見可愛らしいが、凶悪な武器を使っているので少々サイコパスチックである。
…‥‥このメイドたちは、本当にメイドなのか疑問になって来たぞ。
なお、説明によれば全体的な能力としてはワゼの劣化だが、あえて武器の種類を限定したことで、戦闘能力はそれぞれワゼに匹敵するのだという。
いや本当に、メイドではないような…‥‥まぁ、良いのか?
とりあえず、お披露目も終わったようなので、一応各自に名前を付けることにした。
機体番号で言うのも味気ないし、ワゼとしても名前があったほうが都合が良いそうだ。
「それじゃあ、『01』で『ワゼ』としていたから…‥‥」
普通に考えるのならば、『02』は『ゼツ』、『03』は『ゼリー』、『04』は『ゼフォー』となる。
けれども、ちょっと安直だしなぁ‥‥‥英語の言い方での数字を付けただけだし、もっと別のだとドゥ、トロワ、カトル、ドヴァー、トリー、チェトィリエ…‥‥いや、これ全部名前の前に「ゼ」を付けること前提にしたが、いっその事、外国での数字の発音そのままで良いか?
だったら発音的に、いちばん似合いそうなのはドイツ語で‥…
「『ツヴァイ』、『ドライ』、『フィーア』ならどうかな?」
「ツー……ツツ!!」
「スー、スススッ!」
「フーフフフフフフ!」
とりあえずつけて見たところ、3体とも気に入ったらしい。
名前はそれぞれ、『ツヴァイ』、『ドライ《03》』、『フィーア《04》』で良いようだった。
「と言うかワゼ、これどうやって作ったんだ?」
「先日の首都で購入させていただいたあの人形たちを元にしたのデス」
ああ、あの簡易ゴーレム人形か…‥‥え?ってことは、あれから改造してこうなったというの?
それならば、もっと別のゴーレムがあったらどうなるのか。
少しその疑問に興味が出たが、この3体のミニワゼシスターズの魔改造ぶりを見て、絶対に後悔するレベルの代物になりそうな気がしたので、今後は出来るだけ防ごうかなと思うのであった。
ワゼだらけの軍団…‥‥シャレにならないよね?
性能自体はワゼより低いらしいけれども、それで本当に低いのかがそもそも疑問である。
ワゼのスペックがオーバースペック過ぎて、劣化させたところでちょうど良いのだろうか‥‥‥‥うん、考えるのをやめた方が良さそうだな。
とにもかくにも、小さな家族が増え、少しだけ我が家は賑やかになるのであった。
‥‥‥なお、ハクロが驚いていなかった理由としては、どうやらワゼにその計画を聞かされていたそうで、ミニワゼたちの衣服を作っていたらしい。
せっかくなので驚かしたほうが面白いと思って、黙っていたそうだけど‥‥‥‥かなりやばい爆弾みたいな3つ子を誕生させたのに加担し、それを黙っていたという事で、お仕置きで頬を僕はつねったのであった。
ぎゅううううう…‥‥
【いたいいたいでふシアン!!】
「はぁ、サプライズ的にしたかっただろうけれどさ、できればこういう重要そうなことは、きちんと教えてもらわないとね。という訳で、もう数分ほどぎゅっ」
【あああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!】
「あれ?私の方にはおとがめなしなのデスカ?」
「ワゼにはやりようがないからね。でも、できれば今度からはきちんと話してよ?」
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「ツー!」
「スー!」
「フー!」
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