拾ったメイドゴーレムによって、いつの間にか色々されていた ~何このメイド、ちょっと怖い~

志位斗 茂家波

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その素質の片鱗

#95 表裏な話しなのデス

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SIDEシアン

……巨大イカの内部から脱出後、とりあえず僕らは捕食されていた人々の救助作業を行っていた。

 見捨てることもできないし、魔法で消化液を氷漬けにしたとは言え、放置していたら内部がグロテスクな事になりそうである。

 念のためにワゼに診てもらったが、完全にこのイカは絶命しているので、これ以上の抵抗はないらしい。

 場所は飲み込まれて割と直ぐだったせいか、町からまだ出ていなかったが…‥‥絶命したがゆえに足が緩んだのか、いくつかの家が潰されていた。



 とにもかくにも、空いた大穴にはハクロの糸で固定し、そこからさらに作った縄梯子で救助していく。

 避難していた人たちもどうやら戻ってきたようだが…‥‥少々要らぬ騒ぎになりかけた。

 いやまぁ、突然逃げていたら後方で光線が走って、見ればいかに大穴が開いているなんぞ、何が起きたのか分からないだろう。

 より不味い奴が出たのかという騒ぎになりそうであったが…‥‥ここで、少々役に立つ奴がいた。

 誰であろう、ポチである。

 

 馬車の幻覚用装置がぶっ壊れたせいで、本来のフェンリルの姿が丸見えになったが、これを逆手に取った。

 適当に、偶然近隣にいたフェンリルも襲われ、ムカついたので適当に攻撃してやっつけたのだと、話を広めたのだ。

 まぁ、僕らがやったというよりも、ポチに全部擦り付けたのだが、信憑性は割とあった。

 フェンリルは神獣として扱われており、それならば可能だろうと皆思ったそうなのだ。

 それで、ついでにポチが偉そうに言いながら手伝いを要求した。

【ああ、ムカついたがゆえに我は奴を討伐してやった。だが、我は無駄な犠牲は好かぬ…‥‥まだ内部に生存者がおるから、お前たちで助けてやれ】

 ワゼ監修即席「なんか偉そうな神獣セリフ」として、発言してもらったが、イカを討伐してみせた神獣の言葉として、快く人々の協力を得る事が出来たのであった。



――――――――
「‥‥‥と言うのが、表向きの話かな」
「‥‥‥ああ、道理で皆あの神獣フェンリルに対して拝みつつ、救助作業をしているのね」

 なにやら駆けつけてきたらしいミスティア王女に話し終え、まずは一息ついた。


 現在は救助作業中であったが、僕らと関わりのあったミスティアには、一応真実も話した。

「まぁ、その手が一番いいと思うわ。個人がやらかしたことよりも、神獣がやってくれたという話の方が信憑性が高いものね」

 僕があの大穴をあけたというよりも、ポチがあけたと知られるほうが良い。

 神獣ならばこんなことは造作もなさそうだし、一応偉そうな態度を取ったとはいえ人々にとってはそれなりにポチが悪いような奴ではないという印象を付ける事が出来るのだ。


 個人でやるのはどう考えても狙うような馬鹿たちが来るだろうし、神獣ではなかったらそれはそれで危険視された可能性を考えれば‥‥‥今回の一手は悪くない。

 色々とポチがこの町で神格化されかねないが、まぁ神獣だし間違っていないということで、大丈夫なはずである。

……流石にそれはないと思いたいけれどね。ポチの普段の威厳度は0だし、今はただ単に初対面、討伐功績、人助けなどの効果で、人々には立派に見えるだけだ。

 普段の状態を知れば、たちどころに崩れ去る虚構であろうが‥‥‥‥気にしないでおこう。




 なにはともあれ、これで大体問題なくこの地を去って帰宅できる…‥‥と思っていたら、どうもそうはいかないことになった。

 


「ふぉー!!神獣様に感謝の儀式を捧げるのだぁぁぁ!!」
「「「「いえっはぁぁぁぁ!!」」」」


「…‥‥どうしてこうなった?」
【どうもですね、色々片付いたので、景気づけに「人々を助けた」という事にしているポチに対して、住民たちが感謝の祭りを行うらしい話が出て‥‥‥今に至ってしまいましたよ】
「個人的には、色々とツッコミを入れたいですが…‥‥したところで、面倒デス」

…‥‥夜になって、救助もひと段落したところで、祭りが突如開かれた。


 あの巨大イカのせいでボロボロになった町だが、それでも生還者が多いのは喜ばしい事である。

 復興もしたいが、とりあえず皆の気分を盛り上げるために、ポチを称えようという声が上がったそうで、ならばさっさとやってしまおうという事で、今に至ってしまった。

 一応、僕らの関係者でもあるが…‥‥神獣が個人の元にいるような情報が漏れると色々と不味いというミスティア王女の言葉によって、一旦他人の振りをしてもらうことにした。

 祭りが終われば、ポチは帰還するふりを行い、明日には郊外で合流し、帰還予定である。


 わざわざ瓦礫などから組み上げた舞台にポチは乗せられ、若干この騒ぎが少々好ましくないような目を向けたが、滅多にない賞賛だし、素直に受けてもらう。

 一応、ミニワゼたちには記録を取ってもらい、後で森に帰ったらロイヤルさんと散々弄り倒してやろう。絶対に面白い事になるなぁ。

【シアン、なんか悪い笑みですよそれ】
「あ、そうかな?」

 ハクロに指摘され、とりあえず悪だくみ的な事を考えないようにした。


「それにしても、滅茶苦茶祭り上げられているなぁ‥‥‥」
「普段なら100%ありえないことデス」
【私よりも格上の種族なのを、今ならなんとなく実感…‥‥出来そうですかね?】
「かなりひどい事を言っているような気もするけれども……そんなに?」
「「【うん】」」

「‥‥‥神獣なのにね」

 僕らよりもポチを知らないミスティア王女も祭りに参加し、一般客に紛れていたが、このつぶやきに対して遠い目になった。

 普段、一緒にいたら確実に実感できると思う。

 奥さんであるロイヤルさんにしばかれ、ワゼにフルボッコにされ、ヴァルハラさんにもしごかれ……情けないような姿を見続けたからこそ、言える言葉かもしれないけれどね。

 そう言えば、以前ヴァルハラさんが鍛えてましになったはずだったが…‥‥もう戻っているよね?



「なんというか、あなたたちが色々と無茶苦茶な集まりなのは十分理解させられましたわ。フィーアも結構やりますし、まだこの先ありそうで……ああ、頭が痛いですわね」

 なんというか、ちょっと申し訳ない。

 少し考えて疲れたのか、フィーアを護衛にしつつ、祭りを少し見学したのちにミスティアは馬車に乗って去った。

 最後までいる気はなく、今回の件で国にすぐ報告するらしいが…‥‥心労がすごそうで、後で何か癒えるようなものを送ってあげたいな。


 とりあえずは、ポチが祭り上げられている間に、僕らはちょっとその場を離れた。




「あんまり、騒がしいのも好きじゃないから、ちょっと来てみたけれども…‥‥夜の浜辺も綺麗だな」
【ええ、巨大イカの足跡もありますが、それでも綺麗なままですね】

 祭りでテンションを上げるのもいいが、今日は色々と疲れたのもあり、ゆっくり過ごしたかった。

 そこで、砂浜の方へ来てみたが‥‥‥騒がしい祭りの場所とは違い、静けさが漂い、波の音が何処か心地よい。

 それを見上げれば、綺麗な星空が広がっており、昼間にはクラーケンが通過していた場所とは思えなかった。


【あれ?そう言えばワゼさんたちは?それに、ミニワゼシスターズも……】
「ああ、彼女達なら今、馬車の修理中だよ。っと、ワゼもいたはずだけど……同じく向かったのかな?」

 ふと、先ほどまでいたワゼがいないことに、ハクロの発言で僕も気が付いた。


……イカに飲み込まれた衝撃でかなり破損していたが、どうも消化液の時にちょっと凍らせるのが間に合って無かったのか、馬車が完全に大破してしまったのである。

 現在、修理を行ってもらっているのだが……いかんせん、材料不足。

 ワゼのポケットにも材料はあるが、ちょっと足りないらしく、完全復旧には少し時間もかかるらしい。

 まぁ、帰れるのであればそこまでしなくともいいが……彼女たち的には、こういうのは出来るだけ完全な状態にしたいのだとか。


「一応、明日の朝には終わるはずだけど…‥‥それなりにこだわっているのかなぁ?」
【ワゼさんが、結構力を入れて作っていた馬車ですしね。初号機みたいな感じで、愛着があるのでしょうかね?】

 考えてみれば、ワゼもある意味メイドゴーレムの初号機でもあるし…‥‥何かと繋がり的なものも考えていたりするのだろうか。


 そう思いながらも、砂浜を僕らは散策し、少し疲れたので一旦その場に座り込み、共に海を眺めた。


 静かな海の波の音色が聞こえ、海風がどことなく心地よい。

「ふぅ……魔力もかなり使ったせいか、いつもよりだるく感じるかな」
【……でしたらシアン、ちょっと寄り掛かって良いですよ】

 ハクロにそう言われたので、ちょっとその体に寄り掛からせてもらった。

 ハクロが体を横に曲げ、その蜘蛛の部分を僕の方へ向け、その横にちょっと身体を寄り掛からせる。

 ふわっとした綿毛のような感触がしつつも、何処か柔らかい感触にほっとする。

「中々気持ちが良いかも。そう言えば、昨日の海での遊びの時にも、ハクロの背中に乗って寝ちゃったんだっけ」
【あの時はちょっと起こさないようにするのが大変でしたよ】
「そりゃごめんね」

 あはははっと互いに笑いつつ、海を見つめて……ふと、僕はハクロを見た。

 綺麗な月明りが出ており、その光に照らされ、海風になびく髪などが綺麗に映えている姿を。


 それは本当に美しく、思わず言葉を失いそうなほどだ。

【……シアン?どうしたのでしょうか?】
「あ、いや、ちょっと……ハクロが綺麗に見えてね」
【そうですか、私が綺麗に見えて…‥‥】

 僕の言葉を聞き、ハクロがちょっと海の方へ向き、言葉の途中で黙り込む。

 気のせいか、頬が少し赤いような…‥‥照れているのかな?


……ハクロは綺麗だし、アラクネと言ってもその性格は一般的なものとは異なり、明るく、ほんわかとして、優しい。

 時々ちょっとドジも踏むけれど、それもまた彼女の魅力だろう。

 そして、今この夜の砂浜で見せる姿も美しい。

(……あれ?)

 ふと気が付いたが……さっきから、やけにハクロを意識しているような気がする。

 まぁ、彼女も家族だし、そこまで不思議でも……無いよね?


 なんとなくもやっとしつつ、つかみどころのない感情。

 ちょっと掴めそうで、なかなかつかめないような感情だけど……うーん、気にしないほうが良いのだろうか?

 前世でも感じるような事が無かった感情でもあるし…‥‥考えないほうが良いかもね。

 とりあえず、今はただ、彼女に寄り掛かりつつ、綺麗な夜の海の景色を眺める事にするのであった…‥‥


―――――――――――――――――――
SIDEハクロ

……少々騒がしい祭りの喧騒も、この場所まで来るとほとんど聞こえない。

 波打ち際に押し寄せる波の音に、海から吹くさわやかな風のみが聞こえるだけだ。


 空を見上げれば、星々が宝石の夜に輝き、綺麗な月の明かりはそれを映えさせる。


 そして、ハクロが自身の横を見れば、寄り掛かって共に海を眺めるシアンの姿があった。


【‥‥?】

 ふと、どことなくハクロの方を見て、少しだけ表情が変化した様子に彼女は気が付いた。


【……シアン?どうしたのでしょうか?】
「あ、いや、ちょっと……ハクロが綺麗に見えてね」
【そうですか、私が綺麗に見えて…‥‥】
(…‥へ?)


 そう口にしたところで、一瞬ハクロの思考が止まった。

 自身の美しさはさほど自覚するようなものではないが、それでもそれなりに自信はある。

 そんな中で、シアンから発せられた純粋な褒め言葉に、彼女は嬉しいと思えたが……ちょっとその感情が、どういうわけか振り切れそうになる。

 ちょっと抑えつつ、海の方を向いてその感情を沈める。

 少々顔が熱くなったが…‥‥ごまかせていると彼女は信じたかった。




……正直言って、今の関係に甘えていることを彼女は自覚している。

 互に笑い、時々遊び、真面目に仕事し、過ごし合うこの時間。

 平穏な関係だが…‥‥一歩踏み出したいような気持があると共に、崩れそうな気もしてなかなか手を出せない。

 手を動かし、今すぐギュッとしたくとも、中々その勇気が踏み出せない。

 仕方がないので、今はただ、この甘える様な感じで過ごせる時間を楽しむのであった…‥‥





…‥‥なお、実はワゼがこっそり気配を消して記録していたのだが、それには気が付かないのであった。

「……もどかしいような、なんというか…‥‥どうしようもないですネ」

 ご主人様達の感情に気が付きつつも、どうすればいいのかまでは、ワゼは理解できない。

 押すべきか、押さないべきか…‥‥微妙な感情の変化に、対応しづらいのだ。

 ただ、今はこの様子を記録しておけば、後々いろいろできそうだなとも思うのであった…‥‥
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