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寒さ到来面倒事も到来するな
#202 予感的中前デス
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SIDEミスティア
……雪も降り積もるが、除雪が進み、なんとか城下街のにぎやかさもいつも通りになった本日。
「‥‥‥面倒な国々の対応をしなければいけませんわね」
「フ!」
ふぅっと溜息を吐くミスティアに対して、フィーアは頑張ってと声をかけた。
今日は、ボラーン王国との友好関係のある国々の使節団が訪れる日。
これから数日間ほどは滞在し、友好条約や貿易協定、その他諸々の事を話し合い、取り決めていくのである。
その国々のトップが来ればいいのにとも思うが、流石に国を空けることはできず、使節団は主にその代理としての宰相やら大臣やらなどが多い。
中には商業国故に商人、共和国故に議員など、その面子は多種多様なのだ。
そんな中で、来る国々の中でも、数か国だけは要注意である。
得た情報によれば、使節団に混じってその国々のトップではないが、次期トップともされつつ、色々と問題行動を起こす可能性が高い者たちがいるのだ。
気に入らないという理由だけで、他国へ宣戦布告しまくる皇女。
ドロドロとした争いが続く王家のものでありながら、そのドロドロとを傍観しつつ密かにコントロールしているとされる王子。
そして興味本位で冒険者パーティに身分を偽って加入し、ある討伐依頼で問題を起こし、解散しつつ、その他の女性メンバーも手をかけたという腐れ王子。
使節団の中にこういう輩がいるからこそ、来訪される国側にとっては色々と厄介払いをしたい思いがある。
これをきっかけにこちらの国優位にできる条約などを結べることも可能だが‥‥‥それらのせいで被害を被る事を考えると、そんな事よりも来るなと言いたくもなるのだ。
まぁ、中にはわざと愚物を受け入れ、知らずのうちに処分して感謝される国もあるそうだが‥‥‥
「何にしても、そろそろ使節団の方々が見えてくる頃合いですわね。フィーア、一応陰で見守ってください」
「フー!」
了解というように、びしっと敬礼し、その場から消えるフィーア。
一応、ミスティアの護衛とは言え一介のメイドがこういう場に姿を出すわけにもいかない。
というか、色々あり過ぎるメイドゆえにむしろ表に出しにくいという事情もある。
そうこうしているうちに、使節団がだんだん表れ始め、城内に招かれ始める。
国々の施設という事で、特色ある衣服や集まり方をしているが、観察してみるとやはりこの寒い季節ゆえに防寒着を着こんでいるのが多い。
中にはほぼ薄着で平然としている一団もあるが、数名ほど鼻水が垂れて隠している見栄っ張り感ある国もある。
「色々とあるけれども…‥‥あら?」
問題とされる国々の使節団を観察しつつ、ミスティアはふと気が付いた。
その他の方は良いとして、一か国だけあらかじめ伝わっていた人数よりも少ないのだ。
「確か解散腐れ王子がいるところ…‥‥その王子らしい人も見えないようですけれども、まさか……」
嫌な予感がしつつも、この国の王族として使節団の対応をしなければいけないミスティア。
その嫌な予感は見事に別の地で的中していたのだが、その情報が伝わるのはもう少し後の事であった…‥‥
……雪も降り積もるが、除雪が進み、なんとか城下街のにぎやかさもいつも通りになった本日。
「‥‥‥面倒な国々の対応をしなければいけませんわね」
「フ!」
ふぅっと溜息を吐くミスティアに対して、フィーアは頑張ってと声をかけた。
今日は、ボラーン王国との友好関係のある国々の使節団が訪れる日。
これから数日間ほどは滞在し、友好条約や貿易協定、その他諸々の事を話し合い、取り決めていくのである。
その国々のトップが来ればいいのにとも思うが、流石に国を空けることはできず、使節団は主にその代理としての宰相やら大臣やらなどが多い。
中には商業国故に商人、共和国故に議員など、その面子は多種多様なのだ。
そんな中で、来る国々の中でも、数か国だけは要注意である。
得た情報によれば、使節団に混じってその国々のトップではないが、次期トップともされつつ、色々と問題行動を起こす可能性が高い者たちがいるのだ。
気に入らないという理由だけで、他国へ宣戦布告しまくる皇女。
ドロドロとした争いが続く王家のものでありながら、そのドロドロとを傍観しつつ密かにコントロールしているとされる王子。
そして興味本位で冒険者パーティに身分を偽って加入し、ある討伐依頼で問題を起こし、解散しつつ、その他の女性メンバーも手をかけたという腐れ王子。
使節団の中にこういう輩がいるからこそ、来訪される国側にとっては色々と厄介払いをしたい思いがある。
これをきっかけにこちらの国優位にできる条約などを結べることも可能だが‥‥‥それらのせいで被害を被る事を考えると、そんな事よりも来るなと言いたくもなるのだ。
まぁ、中にはわざと愚物を受け入れ、知らずのうちに処分して感謝される国もあるそうだが‥‥‥
「何にしても、そろそろ使節団の方々が見えてくる頃合いですわね。フィーア、一応陰で見守ってください」
「フー!」
了解というように、びしっと敬礼し、その場から消えるフィーア。
一応、ミスティアの護衛とは言え一介のメイドがこういう場に姿を出すわけにもいかない。
というか、色々あり過ぎるメイドゆえにむしろ表に出しにくいという事情もある。
そうこうしているうちに、使節団がだんだん表れ始め、城内に招かれ始める。
国々の施設という事で、特色ある衣服や集まり方をしているが、観察してみるとやはりこの寒い季節ゆえに防寒着を着こんでいるのが多い。
中にはほぼ薄着で平然としている一団もあるが、数名ほど鼻水が垂れて隠している見栄っ張り感ある国もある。
「色々とあるけれども…‥‥あら?」
問題とされる国々の使節団を観察しつつ、ミスティアはふと気が付いた。
その他の方は良いとして、一か国だけあらかじめ伝わっていた人数よりも少ないのだ。
「確か解散腐れ王子がいるところ…‥‥その王子らしい人も見えないようですけれども、まさか……」
嫌な予感がしつつも、この国の王族として使節団の対応をしなければいけないミスティア。
その嫌な予感は見事に別の地で的中していたのだが、その情報が伝わるのはもう少し後の事であった…‥‥
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