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火種はどこにでも落ちていた
#292 上には上ができるのデス
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SIDEシアン
‥‥‥グズゥエルゼとか言う悪魔を放置することはできない。
だがしかし、現時点での足取りも不明だし、今はまだ被害を抑える程度しかできない。
「ワゼ、その悪魔専用レーダーの開発とかできないかな?」
「むむむむ…‥‥ちょっと難しいデス。悪魔に関するデータも不足していますし…‥‥時間がかかりますネ」
「いや、まず悪魔に関してはそういう探査の類は無意味だろう。俺自身もそいつを捕まえようと動いたときはあったが、そうやすやすと探知できるような相手ではないからな」
風呂から上がり、用意されたソファに腰かけてリラックスしつつ話し合うが、いい案はないようだ。
ゼリアスいわく、彼自身もその悪魔を一度は消滅寸前まで追い詰めたことがあったが、それでも徹底的に逃げ道を模索されると、どうしても完全に捕らえることができなかったらしい。
「あいつは逃げの一手が非常に強い。例え海の中、溶岩の中、天高くまでやったとしても、何かしら講じてしまうからな。探知適当の魔道具なども作って調べたことがあったが‥‥‥『探知する』という部分からも逃げられるようだ」
「概念そのものから逃げているような…‥‥あれ?でもそいつ自身悪魔ってことは変わりないはずだよね?」
「ん?そうだが?」
ふと、ある事を思いついたが…‥‥イメージを裏切られるレベルだし、これも裏切られる可能性はあるが、ちょっとは希望したい。
「悪魔ってイメージ的には召喚されるとか、そういうのがあるけど…‥‥グズゥエルゼ自体が悪魔なら、それも可能なんじゃ?」
「…‥‥可能と言えば可能だ。だがしかし、そいつはそれすら利用してやっているからなぁ」
召喚とかそういう方法で、悪魔を呼ぶことは一応できるらしい。
呼び出した相手の願いを聞き、それ相応の対価を貰う事がある悪魔にとってはメジャーな方法でもあるそうで、グズゥエルゼもその例に漏れないそうだ。
「だがしかし、それも意味ないな。あいつの場合、召喚した時点ですぐに攻撃を行い、召喚主を抹殺するからな。仮に悪魔が悪魔を呼びだすような‥‥‥それこそ、あいつにある程度対応できる奴が召喚して呼び寄せたとしても、その一瞬で判断して、今度は攻撃から逃亡へ転じてしまう」
よくファンタジー物にあるような、召喚主に逆らえないような類の例は適応されず、呼ばれたところですぐに逃亡するらしい。
いっその事、罠でも仕掛けて見ればと考えたことも有ったらしいが、その罠ですら召喚時にすぐに見ぬき、逃亡してしまうそうだ。
「なんというか、最悪の悪魔で最速の逃亡を成し遂げるって‥‥‥‥滅茶苦茶だな」
「俺自身が言うのもなんだが、大悪魔は基本的に変人が多いからなぁ…‥‥」
悪魔らしくないというか、変人が多い悪魔ってむしろ何だろう。
平和的な様な、そうではないような、何とも言い難いような雰囲気になる。
「‥‥‥ふむ‥‥‥ですが、それはそれでいい方法を思いつきまシタ」
っと、ここでふとワゼがそう口にした。
「何かいい案でも?」
「そうデス。ゼリアスさん、その腐れ外道悪魔は常に逃げる道を模索でき、探知系統からも逃げることができると、おっしゃいましたヨネ。でしたら、その逃げる部分を計測すれば、探知は可能かと思われマス」
「どういうことだ?」
「逃げる道を模索し、逃げることができ、探知からも確実に逃レル。ですが、ゼリアスを観察する限り、悪魔自体にも思考能力はありマス」
「それはそうだろう」
「でしたら、その思考を上回ればいい話しなのデス」
つまり、相手が徹底的に逃げの道を模索するのであれば、こちら側はさらにその上を行けばいい。
だが、現時点でも逃亡経路が分かっていないし、ワゼたちの監視の目からも逃れて聖剣を盗めるような奴の思考を越えるのは無理…‥‥
「‥‥いや、待てよ?まさかとは思うけどワゼ、その道に特化したシスターズを増やす気か?」
「ハイ。まぁ、そもそも作戦参謀とか、そういうものを増やしたほうがいいとは前から考えていましたので、その計画を早めるだけデス」
「‥‥‥なんだろう、聞いているだけでも何やらとんでもない事をやらかそうとしているように想えるのは気のせいか?」
うん、気のせいではないとは思う。
‥‥‥できれば、映画とかでよくあるようなAIの反乱とか、そういうのがないようにして欲しいなぁ。できれば、考えるシスターズとしても有名な探偵のような、そういうのを希望したい。
何にしても、何やらワゼが企み始めるのであった…‥‥
‥‥‥グズゥエルゼとか言う悪魔を放置することはできない。
だがしかし、現時点での足取りも不明だし、今はまだ被害を抑える程度しかできない。
「ワゼ、その悪魔専用レーダーの開発とかできないかな?」
「むむむむ…‥‥ちょっと難しいデス。悪魔に関するデータも不足していますし…‥‥時間がかかりますネ」
「いや、まず悪魔に関してはそういう探査の類は無意味だろう。俺自身もそいつを捕まえようと動いたときはあったが、そうやすやすと探知できるような相手ではないからな」
風呂から上がり、用意されたソファに腰かけてリラックスしつつ話し合うが、いい案はないようだ。
ゼリアスいわく、彼自身もその悪魔を一度は消滅寸前まで追い詰めたことがあったが、それでも徹底的に逃げ道を模索されると、どうしても完全に捕らえることができなかったらしい。
「あいつは逃げの一手が非常に強い。例え海の中、溶岩の中、天高くまでやったとしても、何かしら講じてしまうからな。探知適当の魔道具なども作って調べたことがあったが‥‥‥『探知する』という部分からも逃げられるようだ」
「概念そのものから逃げているような…‥‥あれ?でもそいつ自身悪魔ってことは変わりないはずだよね?」
「ん?そうだが?」
ふと、ある事を思いついたが…‥‥イメージを裏切られるレベルだし、これも裏切られる可能性はあるが、ちょっとは希望したい。
「悪魔ってイメージ的には召喚されるとか、そういうのがあるけど…‥‥グズゥエルゼ自体が悪魔なら、それも可能なんじゃ?」
「…‥‥可能と言えば可能だ。だがしかし、そいつはそれすら利用してやっているからなぁ」
召喚とかそういう方法で、悪魔を呼ぶことは一応できるらしい。
呼び出した相手の願いを聞き、それ相応の対価を貰う事がある悪魔にとってはメジャーな方法でもあるそうで、グズゥエルゼもその例に漏れないそうだ。
「だがしかし、それも意味ないな。あいつの場合、召喚した時点ですぐに攻撃を行い、召喚主を抹殺するからな。仮に悪魔が悪魔を呼びだすような‥‥‥それこそ、あいつにある程度対応できる奴が召喚して呼び寄せたとしても、その一瞬で判断して、今度は攻撃から逃亡へ転じてしまう」
よくファンタジー物にあるような、召喚主に逆らえないような類の例は適応されず、呼ばれたところですぐに逃亡するらしい。
いっその事、罠でも仕掛けて見ればと考えたことも有ったらしいが、その罠ですら召喚時にすぐに見ぬき、逃亡してしまうそうだ。
「なんというか、最悪の悪魔で最速の逃亡を成し遂げるって‥‥‥‥滅茶苦茶だな」
「俺自身が言うのもなんだが、大悪魔は基本的に変人が多いからなぁ…‥‥」
悪魔らしくないというか、変人が多い悪魔ってむしろ何だろう。
平和的な様な、そうではないような、何とも言い難いような雰囲気になる。
「‥‥‥ふむ‥‥‥ですが、それはそれでいい方法を思いつきまシタ」
っと、ここでふとワゼがそう口にした。
「何かいい案でも?」
「そうデス。ゼリアスさん、その腐れ外道悪魔は常に逃げる道を模索でき、探知系統からも逃げることができると、おっしゃいましたヨネ。でしたら、その逃げる部分を計測すれば、探知は可能かと思われマス」
「どういうことだ?」
「逃げる道を模索し、逃げることができ、探知からも確実に逃レル。ですが、ゼリアスを観察する限り、悪魔自体にも思考能力はありマス」
「それはそうだろう」
「でしたら、その思考を上回ればいい話しなのデス」
つまり、相手が徹底的に逃げの道を模索するのであれば、こちら側はさらにその上を行けばいい。
だが、現時点でも逃亡経路が分かっていないし、ワゼたちの監視の目からも逃れて聖剣を盗めるような奴の思考を越えるのは無理…‥‥
「‥‥いや、待てよ?まさかとは思うけどワゼ、その道に特化したシスターズを増やす気か?」
「ハイ。まぁ、そもそも作戦参謀とか、そういうものを増やしたほうがいいとは前から考えていましたので、その計画を早めるだけデス」
「‥‥‥なんだろう、聞いているだけでも何やらとんでもない事をやらかそうとしているように想えるのは気のせいか?」
うん、気のせいではないとは思う。
‥‥‥できれば、映画とかでよくあるようなAIの反乱とか、そういうのがないようにして欲しいなぁ。できれば、考えるシスターズとしても有名な探偵のような、そういうのを希望したい。
何にしても、何やらワゼが企み始めるのであった…‥‥
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