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火種はどこにでも落ちていた
#300 鬼に金棒というのもあるのデス
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SIDE 05&10&11
「ファァァァァ!!」
ドッゴォォォォン!!
「‥‥イー、ちょっと威力向上したかも?」
「ちょっとどころじゃないというか、鞭の威力を越えているのデース」
フンフの振るった鞭によって、大多数のアンデッドたちが吹き飛ぶさまを見ながら、彼女達はそうつぶやいた。
「むぅ、思った以上に効果抜群すぎファ」
ぶぉいんぶぉんっと鞭を振るいながら、フンフはそうつぶやく。
「イ、だって対アンデッド特攻どころか、負の類を消し飛ばせる腕輪を装着すれば、そうなるよ」
そうエィルフは答え、フンフの腕にはまっている腕輪を指さした。
‥‥‥奴隷市場跡地に残っていた商品群。
その中に綺麗な状態で残っていた腕輪は、ワゼたち側の分析による、ある効果が判明した。
「聖魔法というか、聖なるものをぎっしり詰め込んだ腕輪‥‥‥個人的には、自分が付けたかったイ‥‥」
「今回は攻撃メインで進撃するので、これが終わった後にエィルフが貰うと良いデース。今はまだ、進撃してガンガン攻めることができるフンフが装備していたほうが、効果的なのデース」
鬼に金棒というべきか、その腕輪は装着した者の攻撃全てに、聖なる魔法を付与するらしい。
アンデッドたちに効果は抜群であり、遠・中距離攻撃かつ広範囲を攻められるフンフが装備すれば、それこそアンデッド特攻兵器と化すのだ。
まぁ、普段聖職者に紛れているエィルフが付けるべきかもしれないが、彼女の場合攻撃よりも修復等の方に機能を割いているので、この状況であればフンフが適任であった。
なお、ツェーンの場合、彼女は暗殺系統を極めているので、あまり適してなかったそうである。
何にしても、この状況下で最強の装備というような腕輪を手に入れられたのは幸運であろう。
もともと進撃していたその勢いが、さらに増しただけの話。
「ファファファファ!!やってやるのよファァァァァ!!」
「‥‥‥なんか、こっちがすごい蹂躙しすぎているような気がするイ」
「絵面が酷いけど、気にしないほうがいいのデース」
大量のアンデッドたちが、次々と鞭によって薙ぎ払われ、千切れ、ふっ飛ばされ、消し飛ばされる。
ある意味、こっちの方が邪悪さたっぷりなような気がしなくもないが、気にしないように努めつつ、彼女達は先を進んでいた‥‥‥その時であった。
ズ‥‥‥ズズッズ、ズズッズ!!
「ン?」
何やら引きずるような、地面が揺れるような感覚に気が付き、一旦彼女達は足を止めた。
しゅうしゅうじゅう‥‥‥
「なんか溶ける音がするファ‥‥?」
その揺れる音と同時に、奇妙な融解音。
「‥‥‥イ、センサーに感知あり」
「いわれなくても、分かるデース。というか、明かに‥‥‥」
「フライフォルムへ切り替えるファ!!」
そのフンフの言葉と同時に、素早く彼女達はその場を飛びあがる。
プロペラではなく、足をジェットエンジンのごとく変形させ、一気に距離を取ると同時に、彼女達がいた場所がドロドロに溶け始める。
じゅうじゅうじゅうじゅうじゅううううううううううう!!
「危なかったファ!!」
「イー‥‥‥やばかったかも」
先ほどまでいた地面がドロドロに溶け落ち、その下から姿を現す。
「‥‥‥なんデース?」
そこから現れたのは、何やら禍々しい色合いをした巨体のモンスター。
【ぶじゅわぁぁぁぁぁ!!】
咆哮をあげ、体中から液体が飛び散り、周囲を腐食させていく。
その容姿は、巨大な蛇のような、それでいて何か違うようなヌメヌメさを感じさせ‥‥‥
『‥‥‥ッ!?そんな、予想外デス!!』
その光景が送られたのを見て、ワゼからの通信が急に入って来た。
「どうしたのファ?」
『生体反応、記録アリ!対象、複合生命体と思われるのですが‥‥‥神獣と同等の反応を確認!!複数の神獣が混ざっているものと推測できマス!!』
「「「!?」」」
【ぶじゅぼばぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!】
ワゼの言葉に、シスターズは驚愕し、聞こえていないはずなのに答えるかのように、答える複合生命体。
その禍々しさに、誰もが言葉を失うのであった…‥‥
「ファァァァァ!!」
ドッゴォォォォン!!
「‥‥イー、ちょっと威力向上したかも?」
「ちょっとどころじゃないというか、鞭の威力を越えているのデース」
フンフの振るった鞭によって、大多数のアンデッドたちが吹き飛ぶさまを見ながら、彼女達はそうつぶやいた。
「むぅ、思った以上に効果抜群すぎファ」
ぶぉいんぶぉんっと鞭を振るいながら、フンフはそうつぶやく。
「イ、だって対アンデッド特攻どころか、負の類を消し飛ばせる腕輪を装着すれば、そうなるよ」
そうエィルフは答え、フンフの腕にはまっている腕輪を指さした。
‥‥‥奴隷市場跡地に残っていた商品群。
その中に綺麗な状態で残っていた腕輪は、ワゼたち側の分析による、ある効果が判明した。
「聖魔法というか、聖なるものをぎっしり詰め込んだ腕輪‥‥‥個人的には、自分が付けたかったイ‥‥」
「今回は攻撃メインで進撃するので、これが終わった後にエィルフが貰うと良いデース。今はまだ、進撃してガンガン攻めることができるフンフが装備していたほうが、効果的なのデース」
鬼に金棒というべきか、その腕輪は装着した者の攻撃全てに、聖なる魔法を付与するらしい。
アンデッドたちに効果は抜群であり、遠・中距離攻撃かつ広範囲を攻められるフンフが装備すれば、それこそアンデッド特攻兵器と化すのだ。
まぁ、普段聖職者に紛れているエィルフが付けるべきかもしれないが、彼女の場合攻撃よりも修復等の方に機能を割いているので、この状況であればフンフが適任であった。
なお、ツェーンの場合、彼女は暗殺系統を極めているので、あまり適してなかったそうである。
何にしても、この状況下で最強の装備というような腕輪を手に入れられたのは幸運であろう。
もともと進撃していたその勢いが、さらに増しただけの話。
「ファファファファ!!やってやるのよファァァァァ!!」
「‥‥‥なんか、こっちがすごい蹂躙しすぎているような気がするイ」
「絵面が酷いけど、気にしないほうがいいのデース」
大量のアンデッドたちが、次々と鞭によって薙ぎ払われ、千切れ、ふっ飛ばされ、消し飛ばされる。
ある意味、こっちの方が邪悪さたっぷりなような気がしなくもないが、気にしないように努めつつ、彼女達は先を進んでいた‥‥‥その時であった。
ズ‥‥‥ズズッズ、ズズッズ!!
「ン?」
何やら引きずるような、地面が揺れるような感覚に気が付き、一旦彼女達は足を止めた。
しゅうしゅうじゅう‥‥‥
「なんか溶ける音がするファ‥‥?」
その揺れる音と同時に、奇妙な融解音。
「‥‥‥イ、センサーに感知あり」
「いわれなくても、分かるデース。というか、明かに‥‥‥」
「フライフォルムへ切り替えるファ!!」
そのフンフの言葉と同時に、素早く彼女達はその場を飛びあがる。
プロペラではなく、足をジェットエンジンのごとく変形させ、一気に距離を取ると同時に、彼女達がいた場所がドロドロに溶け始める。
じゅうじゅうじゅうじゅうじゅううううううううううう!!
「危なかったファ!!」
「イー‥‥‥やばかったかも」
先ほどまでいた地面がドロドロに溶け落ち、その下から姿を現す。
「‥‥‥なんデース?」
そこから現れたのは、何やら禍々しい色合いをした巨体のモンスター。
【ぶじゅわぁぁぁぁぁ!!】
咆哮をあげ、体中から液体が飛び散り、周囲を腐食させていく。
その容姿は、巨大な蛇のような、それでいて何か違うようなヌメヌメさを感じさせ‥‥‥
『‥‥‥ッ!?そんな、予想外デス!!』
その光景が送られたのを見て、ワゼからの通信が急に入って来た。
「どうしたのファ?」
『生体反応、記録アリ!対象、複合生命体と思われるのですが‥‥‥神獣と同等の反応を確認!!複数の神獣が混ざっているものと推測できマス!!』
「「「!?」」」
【ぶじゅぼばぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!】
ワゼの言葉に、シスターズは驚愕し、聞こえていないはずなのに答えるかのように、答える複合生命体。
その禍々しさに、誰もが言葉を失うのであった…‥‥
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