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火種はどこにでも落ちていた
#307 手数を増やすのは悪くないのデス
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‥‥‥それは、シスターズを派遣する少し前の時。
悪魔グズゥエルゼの動きの予想をしたのは良いが、その対処手段について一手を決めにくい可能性は出ていた。
とはいえ、シスターズ総動員させたとしても、相手はまだ未知数の事もあり、数の多さすらも逆手に取られる可能性がある。
かと言っても、少人数精鋭でもそれなりに攻撃できるし、指示の出しやすさなども優れているのだが、いざという手段では威力不足。
ならばどうすべきか‥‥‥そう考えた中で、ふと自分の魔力で出来た衣を見て、シアンは思いついたのである。
「そうだ‥‥‥これ使えるんじゃないかな?」
魔力の衣は、自身の魔力そのもので出来た物質。
ありとあらゆる動きを、そのイメージに沿って動かすことが可能であり、剣にもガントレットにも盾にも槍にも、多種多様な武器に変えることができるのだ。
基本的に魔法で攻撃するので、防禦手段として多く用いてきたが‥‥‥操作する方法を考えると、遠距離でも扱えれば、それこそ遠隔地からの攻撃ができるのではないかと思ったのである。
ついでにこの案を、悪魔ゼリアスの方へ通し、彼自身も似たような技があるそうなので、これが使えないかと聞いて見たところ、確かに有効かもしれないと、肯定された。
魔力の衣は魔法そのものでもなく、その人自身の魔力で出来たもの。
魔法を封じる類はいま一つだろうし、場合によっては臨機応変に形を変えることができ、人外じみた動きも可能なはずである。
そんなわけで、ちょうどワゼが開発中であった魔力の遠距離転送装置…‥‥想定していた使用方法は、遠距離に任務をさせる時でもサポート可能なようにというものであったが‥‥‥
―――――――――――――――――
SIDEシアン
「こうやって実際やってみると、ちょっと変な気分だけど‥‥‥具合は悪くないな」
遠隔操作のために、シスターズから中継されている映像を元に、第3者視点で操作してみると、ちょっと慣れるまでは大変そうだが、それでも案外具合が良かった。
「伝達率87%…‥‥少々距離があり、まだ開発段階ゆえに無駄がありますが、これでも問題なく転送できているようデス」
カタカタカッと、魔力を転送する装置を動かしながら、ワゼはそうつぶやいた。
「あとは、このままゼリアス側とも連携すればいいが‥‥‥あっちにも転送装置は渡しているっけ」
「ええ、すでに用意済みであり、できているようデス。ただ、あちらはあちらでご主人様とはまた違った魔力‥‥悪魔ゆえに、純度や成分が異なるようですが、ひとまずは問題ないかと思われマス」
画面上に移る、僕とゼリアスの魔力の塊の人形たちを見て、そう答えるワゼ。
シスターズの目を通しての中継でもあるが、潰される可能性も考えて、きちんとフロンが正確な位置計測を行い、問題は無いようだ。
「あとはただ、ご主人様方が盛大に暴れるだけですが…‥‥できれば、シスターズに被害を及ぼさないように、気を付けてくだサイ」
「ああ、わかったよ」
初めての遠距離操作人形というべき、この技法。
慣れるまでそう時間もかからないだろうし、思いっきり暴れたとしても、既に亡き小国ゆえに問題は特にない。
ついでに、この隙に相手の情報をもできる限り集め、万が一逃げられられた時を想定してるが‥‥‥逃がす気もないし、ここで一気に消滅をさせる。
「それじゃ、音声もあっちにきちんと送られているようだし、宣言しておくか。悪魔グズゥエルゼ‥‥‥散々迷惑をかけられたその腹いせもかけて、ここで絶対に潰す!!」
…‥‥今後の被害なども考えてなのと、あと先日の化け物化した王子の件なども含め、面倒事の元凶になり得る悪魔を、僕は全力潰すことにしたのであった‥‥‥
――――――――――――――――――
SIDE悪魔グズゥエルゼ
『それじゃ、最初の一手はとりあえず殴らせてもらおう!』
『逃げても無駄だ!!』
「ぐっ!」
どうしてこうなったと、グズゥエルゼは考えるが今はそれどころではない。
わざわざやって来た3人の小娘のような、シスターズと呼ばれるメイドたちを相手に、逃走手段を練っていたのだが‥‥‥まさか、彼女達から出てくるのが、この世界の魔王と、ついでに協力している大悪魔とは思いもしなかった。
確かに、魔王に関しては先日の件で確実に怒りを買っていただろうし、大悪魔のゼリアスに関しても、過去にいざこざがあり、辛うじて逃げのびたことはある。
だからこそ、彼らへの対処法なども考えていたが‥‥‥こんな魔力の塊で攻撃を仕掛けてくるのは、流石に想定外だった。
『アイスナックル!』
『フレイムバード!』
っと、考える暇もなく、攻撃が放たれ、氷の拳と巨大な火の鳥が同時に迫って来た。
「うおっと!?」
かわす応じて紙一重でかわすも、瞬時にかすった部位が凍り付き、溶解する。
「マジか!?魔力の塊だけというのに、魔法自体も半端ではない威力じゃん!!」
本物ではなく、目の前に入るのは分身のような魔力の塊の人形たち。
だがしかし、本人たちが直接転送している代物のようで、その魔法の威力なども変わりない。
「ならば、転送している土台を破壊すればいい!!」
魔力を転送し、ココへ送り込んでいることぐらい、既に理解できている。
ならば、その魔力を転送している機体‥‥‥シスターズとやらを滅すれば、それで終わる話なはずだ。
だが…‥‥
「「「『イバラの守り』」」」!!
ざくざくぅっ!!
「いぎっ!?」
いつのまにか、3体が一つになっており、一体の人形と化して、大きな薔薇の棘で出来た盾を構築し、攻撃をふさいだ。
その棘に刺さり、痛みが生じるも全身をぶつける前にバックで距離を取るグズゥエルゼ。
「「「ファファファ!!フンフ主体3体合体『ローズクイーン』!!鉄壁の守りと攻撃を兼ね備えている!!」」」
高笑いをする、合体したシスターズ‥‥‥ローズクイーン。
どうやら攻守が優れているようで、隙が無い。
しかも今もなお、その合体した状態で魔力を転送する土台となっており、魔王と悪魔の二人の魔力をこの場へ転送し続けている。
「これはこれは、なかなか厄介だな…‥‥」
土台を崩そうにも、それはまず鉄壁の守りを張っている。
ならば攻撃しようにも、その転送されている魔力の塊たちに妨害され、こちらを最初から容赦なく滅する気で攻撃を返される。
『先に言っておくが、逃走はできないと思え』
『お前が分身をだして、本物となり替わる事もあるのを知っているからな。先に全部潰させてもらった』
言われてみれば、グズゥエルゼは己の出していた分身たちからの感覚が消えうせていることに気が付いた。
逃走手段の一つに、本物とその場で成り代わるすべもあったが‥‥‥どうもそれすらも潰されたらしい。
「‥‥あえて、ここで生き延びさせるという方法は?」
『無い』
『生かしていたら、それこそ大損だ。悪魔たちからでも消えて欲しいと評判もあるし、お前はやり過ぎたんだ』
情状酌量の余地もなく、技術的にも色々あるのだが、これまでの行いを調べられているようで、既に消滅させる方針で来ているらしい。
「なるほど‥‥‥ならば、ここはまとめて倒すしか、活路がないと?」
『そうだが…‥‥何か切り札でもあるのか?』
「ああ、そうだ」
‥‥‥こういう時にこそ、最終的な切り札を使う時であろう。
本来であれば、アレは目的を成すために、その前に立ちふさがる者へ対しての対抗手段ではあったが‥‥‥今はそんなことを言っている暇もない。
やらねばやられるだけの、ただそれだけの分かりやすい状況。
『使わせる前に仕留めさせてもらう!!』
ばっと動かれるが、その前にすでに、切り札は動き出す。
ここから逃げるために、そしてついでにそのままどうにかできるように、あらかじめ作っておいたモノ。
わざわざこんな小国へ舞い戻り、時間をかけて得たが、二度と手に入らないという訳でもない。
「仕留められるまえに、切り札を使う!実験にもなるだろうし、ここで犠牲になれ!『スフィンクス』!!」
そうグズゥエルゼが叫ぶと同時に、その地面にひびが入り、中から巨大な化け物が飛び出した。
ここで得たアンデッドたちを利用し、作り上げた兵器の一つ。
濃厚な負のエネルギーをたっぷりと蓄えた上に、先日の王子への使用した道具も参考して改良を加えたモノ。
【アンギャァァァァァァアス!!】
目玉が幾つもつけられた大きな人の顔を備え、胴体はライオンのように、足は鍛え上げられたゴリラのような、キメラ以上の化け物。
「さぁ、やってしまえ!!」
【アンギャアァァァス!!】
まだ作られて間もないが、それでも素早く出るだけの力はあるだろう。
化け物に対抗するためには、化け物をぶつける。すごく当り前の事のようなことではあるが、それでも切り札としては2番目ぐらいに強力なはずだと自負するものであった‥‥‥‥
悪魔グズゥエルゼの動きの予想をしたのは良いが、その対処手段について一手を決めにくい可能性は出ていた。
とはいえ、シスターズ総動員させたとしても、相手はまだ未知数の事もあり、数の多さすらも逆手に取られる可能性がある。
かと言っても、少人数精鋭でもそれなりに攻撃できるし、指示の出しやすさなども優れているのだが、いざという手段では威力不足。
ならばどうすべきか‥‥‥そう考えた中で、ふと自分の魔力で出来た衣を見て、シアンは思いついたのである。
「そうだ‥‥‥これ使えるんじゃないかな?」
魔力の衣は、自身の魔力そのもので出来た物質。
ありとあらゆる動きを、そのイメージに沿って動かすことが可能であり、剣にもガントレットにも盾にも槍にも、多種多様な武器に変えることができるのだ。
基本的に魔法で攻撃するので、防禦手段として多く用いてきたが‥‥‥操作する方法を考えると、遠距離でも扱えれば、それこそ遠隔地からの攻撃ができるのではないかと思ったのである。
ついでにこの案を、悪魔ゼリアスの方へ通し、彼自身も似たような技があるそうなので、これが使えないかと聞いて見たところ、確かに有効かもしれないと、肯定された。
魔力の衣は魔法そのものでもなく、その人自身の魔力で出来たもの。
魔法を封じる類はいま一つだろうし、場合によっては臨機応変に形を変えることができ、人外じみた動きも可能なはずである。
そんなわけで、ちょうどワゼが開発中であった魔力の遠距離転送装置…‥‥想定していた使用方法は、遠距離に任務をさせる時でもサポート可能なようにというものであったが‥‥‥
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SIDEシアン
「こうやって実際やってみると、ちょっと変な気分だけど‥‥‥具合は悪くないな」
遠隔操作のために、シスターズから中継されている映像を元に、第3者視点で操作してみると、ちょっと慣れるまでは大変そうだが、それでも案外具合が良かった。
「伝達率87%…‥‥少々距離があり、まだ開発段階ゆえに無駄がありますが、これでも問題なく転送できているようデス」
カタカタカッと、魔力を転送する装置を動かしながら、ワゼはそうつぶやいた。
「あとは、このままゼリアス側とも連携すればいいが‥‥‥あっちにも転送装置は渡しているっけ」
「ええ、すでに用意済みであり、できているようデス。ただ、あちらはあちらでご主人様とはまた違った魔力‥‥悪魔ゆえに、純度や成分が異なるようですが、ひとまずは問題ないかと思われマス」
画面上に移る、僕とゼリアスの魔力の塊の人形たちを見て、そう答えるワゼ。
シスターズの目を通しての中継でもあるが、潰される可能性も考えて、きちんとフロンが正確な位置計測を行い、問題は無いようだ。
「あとはただ、ご主人様方が盛大に暴れるだけですが…‥‥できれば、シスターズに被害を及ぼさないように、気を付けてくだサイ」
「ああ、わかったよ」
初めての遠距離操作人形というべき、この技法。
慣れるまでそう時間もかからないだろうし、思いっきり暴れたとしても、既に亡き小国ゆえに問題は特にない。
ついでに、この隙に相手の情報をもできる限り集め、万が一逃げられられた時を想定してるが‥‥‥逃がす気もないし、ここで一気に消滅をさせる。
「それじゃ、音声もあっちにきちんと送られているようだし、宣言しておくか。悪魔グズゥエルゼ‥‥‥散々迷惑をかけられたその腹いせもかけて、ここで絶対に潰す!!」
…‥‥今後の被害なども考えてなのと、あと先日の化け物化した王子の件なども含め、面倒事の元凶になり得る悪魔を、僕は全力潰すことにしたのであった‥‥‥
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SIDE悪魔グズゥエルゼ
『それじゃ、最初の一手はとりあえず殴らせてもらおう!』
『逃げても無駄だ!!』
「ぐっ!」
どうしてこうなったと、グズゥエルゼは考えるが今はそれどころではない。
わざわざやって来た3人の小娘のような、シスターズと呼ばれるメイドたちを相手に、逃走手段を練っていたのだが‥‥‥まさか、彼女達から出てくるのが、この世界の魔王と、ついでに協力している大悪魔とは思いもしなかった。
確かに、魔王に関しては先日の件で確実に怒りを買っていただろうし、大悪魔のゼリアスに関しても、過去にいざこざがあり、辛うじて逃げのびたことはある。
だからこそ、彼らへの対処法なども考えていたが‥‥‥こんな魔力の塊で攻撃を仕掛けてくるのは、流石に想定外だった。
『アイスナックル!』
『フレイムバード!』
っと、考える暇もなく、攻撃が放たれ、氷の拳と巨大な火の鳥が同時に迫って来た。
「うおっと!?」
かわす応じて紙一重でかわすも、瞬時にかすった部位が凍り付き、溶解する。
「マジか!?魔力の塊だけというのに、魔法自体も半端ではない威力じゃん!!」
本物ではなく、目の前に入るのは分身のような魔力の塊の人形たち。
だがしかし、本人たちが直接転送している代物のようで、その魔法の威力なども変わりない。
「ならば、転送している土台を破壊すればいい!!」
魔力を転送し、ココへ送り込んでいることぐらい、既に理解できている。
ならば、その魔力を転送している機体‥‥‥シスターズとやらを滅すれば、それで終わる話なはずだ。
だが…‥‥
「「「『イバラの守り』」」」!!
ざくざくぅっ!!
「いぎっ!?」
いつのまにか、3体が一つになっており、一体の人形と化して、大きな薔薇の棘で出来た盾を構築し、攻撃をふさいだ。
その棘に刺さり、痛みが生じるも全身をぶつける前にバックで距離を取るグズゥエルゼ。
「「「ファファファ!!フンフ主体3体合体『ローズクイーン』!!鉄壁の守りと攻撃を兼ね備えている!!」」」
高笑いをする、合体したシスターズ‥‥‥ローズクイーン。
どうやら攻守が優れているようで、隙が無い。
しかも今もなお、その合体した状態で魔力を転送する土台となっており、魔王と悪魔の二人の魔力をこの場へ転送し続けている。
「これはこれは、なかなか厄介だな…‥‥」
土台を崩そうにも、それはまず鉄壁の守りを張っている。
ならば攻撃しようにも、その転送されている魔力の塊たちに妨害され、こちらを最初から容赦なく滅する気で攻撃を返される。
『先に言っておくが、逃走はできないと思え』
『お前が分身をだして、本物となり替わる事もあるのを知っているからな。先に全部潰させてもらった』
言われてみれば、グズゥエルゼは己の出していた分身たちからの感覚が消えうせていることに気が付いた。
逃走手段の一つに、本物とその場で成り代わるすべもあったが‥‥‥どうもそれすらも潰されたらしい。
「‥‥あえて、ここで生き延びさせるという方法は?」
『無い』
『生かしていたら、それこそ大損だ。悪魔たちからでも消えて欲しいと評判もあるし、お前はやり過ぎたんだ』
情状酌量の余地もなく、技術的にも色々あるのだが、これまでの行いを調べられているようで、既に消滅させる方針で来ているらしい。
「なるほど‥‥‥ならば、ここはまとめて倒すしか、活路がないと?」
『そうだが…‥‥何か切り札でもあるのか?』
「ああ、そうだ」
‥‥‥こういう時にこそ、最終的な切り札を使う時であろう。
本来であれば、アレは目的を成すために、その前に立ちふさがる者へ対しての対抗手段ではあったが‥‥‥今はそんなことを言っている暇もない。
やらねばやられるだけの、ただそれだけの分かりやすい状況。
『使わせる前に仕留めさせてもらう!!』
ばっと動かれるが、その前にすでに、切り札は動き出す。
ここから逃げるために、そしてついでにそのままどうにかできるように、あらかじめ作っておいたモノ。
わざわざこんな小国へ舞い戻り、時間をかけて得たが、二度と手に入らないという訳でもない。
「仕留められるまえに、切り札を使う!実験にもなるだろうし、ここで犠牲になれ!『スフィンクス』!!」
そうグズゥエルゼが叫ぶと同時に、その地面にひびが入り、中から巨大な化け物が飛び出した。
ここで得たアンデッドたちを利用し、作り上げた兵器の一つ。
濃厚な負のエネルギーをたっぷりと蓄えた上に、先日の王子への使用した道具も参考して改良を加えたモノ。
【アンギャァァァァァァアス!!】
目玉が幾つもつけられた大きな人の顔を備え、胴体はライオンのように、足は鍛え上げられたゴリラのような、キメラ以上の化け物。
「さぁ、やってしまえ!!」
【アンギャアァァァス!!】
まだ作られて間もないが、それでも素早く出るだけの力はあるだろう。
化け物に対抗するためには、化け物をぶつける。すごく当り前の事のようなことではあるが、それでも切り札としては2番目ぐらいに強力なはずだと自負するものであった‥‥‥‥
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