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何が良いのかどうかはその時次第かもしれないけど
#310 確認しておくべきことはしっかりしておかねばいけないのデス
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SIDEシアン
「‥‥‥なるほど、しっかりと冥界とやらにいたのか」
「ああ、ガッチガチに封印された状態でな。流石にあの面倒な冥界の主ですらも、アレが逃げだしたらそれこそ身に禍が降りかかると分かっているだけあって、今までにないレベルでの厳重さだったぞ」
ボラーン王国城内、応接室にて、シアンたちは悪魔ゼリアスと話し合っていた。
内容は、先日討伐した悪魔グズゥエルゼが、きちんと復活できない状態になるのかどうかである。
保険もいくつかかけられていたようで、シスターズを総動員して復活できる要員をすべて潰しつつ、きちんとあの世‥‥‥正確に言えば、死者の国だけどややこしい面が多い冥界とやらに居るのかどうかとゼリアスに確認を取ってもらったところ、どうやらもう出れないほどにまで厳重に封印がなされていたそうであった。
「しかしなぁ‥‥‥死者の国とか、そういう言い方なのはわかるけど、そこから復活できるのか?というか、冥界がまだよく分からないが…‥‥」
「冥界は、真の死であふれた世界。…‥‥こちらも悪魔として生きている以上、この世界での魔王の成り立ちぐらいは知っているからわかりやすく言うが、明確に言うのであれば完全に異なる世界だな。通常の死者が向かう国でもなく、本気で復活できないようにしている世界でもあるのだ」
要は、通常の死人が向かうような世界ではなく、悪魔とかそういう特殊なものたちの死後に向かう国らしい。場合によってはそこから現世へ復活するという事‥‥‥簡単にいってしまえば異世界転生のようなことも可能らしいが、それすらさせないように徹底させているのだとか。
「残念ながら、より詳しい死後の行先など、その他の世界についての話は、俺はすることができない。あの悪食野郎‥‥‥ここだと預言者と言われているあいつの場合は、とある存在との契約上言うことができないようにされているが、俺の場合はその立場にないからこそ、いう事ができない状態でもあるんだ」
‥‥‥なんか、あの預言者以上に面倒そうな話題が出かけたが、特に気にしなくても良いらしい。
というか、アレに制限って‥‥‥どんな存在がやっているのかは気になるが、知る必要性もないのだとか。
「とはいえ、グズゥエルゼが成しとげようとしていたのは、その存在に対しての事らしいが‥‥‥まぁ、言えるようになったら言うべきか。少なくとも、今は話すべき時ではないな」
あの悪魔がやろうとしていた面倒事は、その関係にあたる事。
しかし、今の段階では僕らに言う事もできないそうで、少々もどかしさも感じてしまう。
まぁ、面倒ごとの予感しかしないので、聞かないほうが得策とも言えなくもないが‥‥‥とにもかくにも、復活できない状態になったのは、良い事なのだろう。
「まぁ、これでようやく今日からあの悪魔に関しての話題で、悩むことが無いのは喜ぶべきことだ」
「ああ、あの野郎に関しては、悪魔の中でも色々面倒だったからなぁ‥‥‥‥」
互いに遠い目をしつつも、面倒ごとの元凶を一人潰せたのは嬉しい事には変わりなかった。
というか、神獣をキメラ化とか、王子を化け物化とか、その他諸々の所業をこなした相手がのんきに生きていたほうが怖ろしいからな…‥‥きちんとそのまま管理して、冥界に留めて欲しいものである。
そうこうしているうちに話し合いも終わり、別れの時間となった。
「とりあえず、グズゥエルゼ討伐は助かった。また機会があれば、出向きたいが‥‥‥」
「今度は面倒ごとがないように、普通に世間話ができるようにして欲しいな」
「ああ、分かっているさ」
面倒事を潰せた件に関して互に喜びつつ、彼は帰路に就いたのであった‥‥‥‥
「…‥‥ワゼ、また彼が来たら、きちんとまた話せる場を設けてくれないか」
「了解デス」
報告が上がっている間、そばにいたワゼに僕はそう言葉をかける。
今度会う時には、また面倒事もない状態でゆっくりしたいが…‥‥実は今、別の面倒事も出てきてしまった。
先日のグズゥエルゼ討伐、成し遂げたのは良いのだが…‥‥その最後に使用した技が、少々良くなかったらしい。
「ついでですがご主人様、調査を終えまシタ」
「結果は?」
「あの光の柱がたちがあったところを、近隣諸国も完全に見えていたようでして‥‥‥神が鉄槌を落としたのだとかいろいろ理由を付けて、小規模ながらも小競り合いが生じているようデス」
‥‥‥最後に、ゼリアスと共にかました光と聖の魔法。
威力十分で強力過ぎたのだが、そのせいであの地域一帯が今、その近隣諸国に狙われているそうなのだ。
表向きは、国が消えているのでその領地確保。
裏向きでは、その光による宗教関連の面倒事…‥‥
「‥‥‥で、その面倒ごとに、僕らが巻き込まれる確率は?」
「フロンの計算上、100%らしいデス」
「はぁ…‥‥」
計算処理ができるフロンの、高性能な予測によって導き出されてしまった、新たな面倒ごとの火種。
なぜこうもポンポン飽きもせずに、面倒ごとが降りかかってくるのか‥‥‥悪魔グズゥエルゼによる騒動のついでで、予測できるようになったのは良いが‥‥‥面倒ごとに巻き込まれるのは本気で勘弁してほしい。
【ふみゅ~~~~!!】
「み~~~~~~~!」
「ん?」
がっくりと肩を落としていると、何やら元気な声が聞こえてきた。
その声の方を振り向けば‥‥‥糸を使って、ターザンのごとく迫りくるヒルドとオルトリンデ。
「っと、危ないよ!」
ばっと魔力の衣を利用して受け止めた。
【ふみゅふみゅ~♪】
「み-♪」
きゃっきゃと、衣に包まれて、喜ぶ娘たち。
「二人とも、遊んでいたのか」
【ふみゅ】
「みー!」
声をかけると、元気いっぱいにヒルドとオルトリンデは返答する。
まだ生まれてそう時間も経ってないし、赤子のようなもののはずなのに、成長が結構速い。
でも、その成長ぶりが、親という立場から見れば微笑ましくも、嬉しくもあり、先ほどまで感じていた面倒さは消え失せ、娘たちに心地よい感情を抱けたのであった。
「‥‥‥で、ハクロたちは?」
「あ、奥様方でしたら、ダウンしてマス。ご主人様がゼリアスさんと話されている間に、遊びに付き合ってましたが…‥‥日に日に体力が向上しているようで、負けてまシタ」
「‥‥‥元気いっぱい過ぎないかな、僕の娘たち」
「少なくとも、平均的な子供の成長以上デス。シスターズも数名、エネルギー生成回路疲労でダウンしてマス」
‥‥‥面倒事うんぬんよりも、まずは体力を今以上に付けるべきか?娘たちが元気に成長するのは良いけど、その相手をしてあげるための苦労の方が大きくなりそうだ‥‥‥
「‥‥ホムンクルス関係の技術も入りましたし、それを活かそうとしているのですが‥‥‥この元気いっぱいさに、振り回されて進みませんしネ」
「なんかさらっと聞こえたけど、何かやらかす予定あるの?」
「‥‥‥いえ、何モ」
―――――――――――――――――――
SIDEツェーン
‥‥‥ボラーン王国の城内で、シアンが娘たちの成長ぶりに喜び悩む、一喜一憂している中、その面倒ごとについての動きを、ツェーンは探っていた。
「任務が終わったと思ったら、またデースか」
悪魔討伐の時にも出向き、ようやく終わって裏ギルドの方に帰ってきたのだが、またすぐに任務がワゼの方から言い渡されてしまったのである。
その任務は、その面倒ごとに関係しそうな各所への調査であるが‥‥一応、ご主人様であるシアンたちへの害となるような可能性も大きいために、放棄することはできない。
それに、討伐時に比べて、今回は純粋に調査‥‥‥裏社会へ潜むようにされたツェーンにとっては、都合のいいものであった。
「何にしても、ある程度まとめたのは良いのですが…‥‥なぜこうも、やらかそうとする人が多いのデース?」
人というのは、一度失敗を犯せば、その失敗から学び取り、成長するものである。
だがしかし、その失敗を見るだけで学ばなかったり、犯したとしても学ばずにまた繰り返すようなものもいるのだ。
そして今回の調査でも、どうやらその類にあたるような者達がいるらしく、人間の面倒なその類の人達に対して、ツェーンは溜息を吐くのであった…‥‥
「‥‥‥なるほど、しっかりと冥界とやらにいたのか」
「ああ、ガッチガチに封印された状態でな。流石にあの面倒な冥界の主ですらも、アレが逃げだしたらそれこそ身に禍が降りかかると分かっているだけあって、今までにないレベルでの厳重さだったぞ」
ボラーン王国城内、応接室にて、シアンたちは悪魔ゼリアスと話し合っていた。
内容は、先日討伐した悪魔グズゥエルゼが、きちんと復活できない状態になるのかどうかである。
保険もいくつかかけられていたようで、シスターズを総動員して復活できる要員をすべて潰しつつ、きちんとあの世‥‥‥正確に言えば、死者の国だけどややこしい面が多い冥界とやらに居るのかどうかとゼリアスに確認を取ってもらったところ、どうやらもう出れないほどにまで厳重に封印がなされていたそうであった。
「しかしなぁ‥‥‥死者の国とか、そういう言い方なのはわかるけど、そこから復活できるのか?というか、冥界がまだよく分からないが…‥‥」
「冥界は、真の死であふれた世界。…‥‥こちらも悪魔として生きている以上、この世界での魔王の成り立ちぐらいは知っているからわかりやすく言うが、明確に言うのであれば完全に異なる世界だな。通常の死者が向かう国でもなく、本気で復活できないようにしている世界でもあるのだ」
要は、通常の死人が向かうような世界ではなく、悪魔とかそういう特殊なものたちの死後に向かう国らしい。場合によってはそこから現世へ復活するという事‥‥‥簡単にいってしまえば異世界転生のようなことも可能らしいが、それすらさせないように徹底させているのだとか。
「残念ながら、より詳しい死後の行先など、その他の世界についての話は、俺はすることができない。あの悪食野郎‥‥‥ここだと預言者と言われているあいつの場合は、とある存在との契約上言うことができないようにされているが、俺の場合はその立場にないからこそ、いう事ができない状態でもあるんだ」
‥‥‥なんか、あの預言者以上に面倒そうな話題が出かけたが、特に気にしなくても良いらしい。
というか、アレに制限って‥‥‥どんな存在がやっているのかは気になるが、知る必要性もないのだとか。
「とはいえ、グズゥエルゼが成しとげようとしていたのは、その存在に対しての事らしいが‥‥‥まぁ、言えるようになったら言うべきか。少なくとも、今は話すべき時ではないな」
あの悪魔がやろうとしていた面倒事は、その関係にあたる事。
しかし、今の段階では僕らに言う事もできないそうで、少々もどかしさも感じてしまう。
まぁ、面倒ごとの予感しかしないので、聞かないほうが得策とも言えなくもないが‥‥‥とにもかくにも、復活できない状態になったのは、良い事なのだろう。
「まぁ、これでようやく今日からあの悪魔に関しての話題で、悩むことが無いのは喜ぶべきことだ」
「ああ、あの野郎に関しては、悪魔の中でも色々面倒だったからなぁ‥‥‥‥」
互いに遠い目をしつつも、面倒ごとの元凶を一人潰せたのは嬉しい事には変わりなかった。
というか、神獣をキメラ化とか、王子を化け物化とか、その他諸々の所業をこなした相手がのんきに生きていたほうが怖ろしいからな…‥‥きちんとそのまま管理して、冥界に留めて欲しいものである。
そうこうしているうちに話し合いも終わり、別れの時間となった。
「とりあえず、グズゥエルゼ討伐は助かった。また機会があれば、出向きたいが‥‥‥」
「今度は面倒ごとがないように、普通に世間話ができるようにして欲しいな」
「ああ、分かっているさ」
面倒事を潰せた件に関して互に喜びつつ、彼は帰路に就いたのであった‥‥‥‥
「…‥‥ワゼ、また彼が来たら、きちんとまた話せる場を設けてくれないか」
「了解デス」
報告が上がっている間、そばにいたワゼに僕はそう言葉をかける。
今度会う時には、また面倒事もない状態でゆっくりしたいが…‥‥実は今、別の面倒事も出てきてしまった。
先日のグズゥエルゼ討伐、成し遂げたのは良いのだが…‥‥その最後に使用した技が、少々良くなかったらしい。
「ついでですがご主人様、調査を終えまシタ」
「結果は?」
「あの光の柱がたちがあったところを、近隣諸国も完全に見えていたようでして‥‥‥神が鉄槌を落としたのだとかいろいろ理由を付けて、小規模ながらも小競り合いが生じているようデス」
‥‥‥最後に、ゼリアスと共にかました光と聖の魔法。
威力十分で強力過ぎたのだが、そのせいであの地域一帯が今、その近隣諸国に狙われているそうなのだ。
表向きは、国が消えているのでその領地確保。
裏向きでは、その光による宗教関連の面倒事…‥‥
「‥‥‥で、その面倒ごとに、僕らが巻き込まれる確率は?」
「フロンの計算上、100%らしいデス」
「はぁ…‥‥」
計算処理ができるフロンの、高性能な予測によって導き出されてしまった、新たな面倒ごとの火種。
なぜこうもポンポン飽きもせずに、面倒ごとが降りかかってくるのか‥‥‥悪魔グズゥエルゼによる騒動のついでで、予測できるようになったのは良いが‥‥‥面倒ごとに巻き込まれるのは本気で勘弁してほしい。
【ふみゅ~~~~!!】
「み~~~~~~~!」
「ん?」
がっくりと肩を落としていると、何やら元気な声が聞こえてきた。
その声の方を振り向けば‥‥‥糸を使って、ターザンのごとく迫りくるヒルドとオルトリンデ。
「っと、危ないよ!」
ばっと魔力の衣を利用して受け止めた。
【ふみゅふみゅ~♪】
「み-♪」
きゃっきゃと、衣に包まれて、喜ぶ娘たち。
「二人とも、遊んでいたのか」
【ふみゅ】
「みー!」
声をかけると、元気いっぱいにヒルドとオルトリンデは返答する。
まだ生まれてそう時間も経ってないし、赤子のようなもののはずなのに、成長が結構速い。
でも、その成長ぶりが、親という立場から見れば微笑ましくも、嬉しくもあり、先ほどまで感じていた面倒さは消え失せ、娘たちに心地よい感情を抱けたのであった。
「‥‥‥で、ハクロたちは?」
「あ、奥様方でしたら、ダウンしてマス。ご主人様がゼリアスさんと話されている間に、遊びに付き合ってましたが…‥‥日に日に体力が向上しているようで、負けてまシタ」
「‥‥‥元気いっぱい過ぎないかな、僕の娘たち」
「少なくとも、平均的な子供の成長以上デス。シスターズも数名、エネルギー生成回路疲労でダウンしてマス」
‥‥‥面倒事うんぬんよりも、まずは体力を今以上に付けるべきか?娘たちが元気に成長するのは良いけど、その相手をしてあげるための苦労の方が大きくなりそうだ‥‥‥
「‥‥ホムンクルス関係の技術も入りましたし、それを活かそうとしているのですが‥‥‥この元気いっぱいさに、振り回されて進みませんしネ」
「なんかさらっと聞こえたけど、何かやらかす予定あるの?」
「‥‥‥いえ、何モ」
―――――――――――――――――――
SIDEツェーン
‥‥‥ボラーン王国の城内で、シアンが娘たちの成長ぶりに喜び悩む、一喜一憂している中、その面倒ごとについての動きを、ツェーンは探っていた。
「任務が終わったと思ったら、またデースか」
悪魔討伐の時にも出向き、ようやく終わって裏ギルドの方に帰ってきたのだが、またすぐに任務がワゼの方から言い渡されてしまったのである。
その任務は、その面倒ごとに関係しそうな各所への調査であるが‥‥一応、ご主人様であるシアンたちへの害となるような可能性も大きいために、放棄することはできない。
それに、討伐時に比べて、今回は純粋に調査‥‥‥裏社会へ潜むようにされたツェーンにとっては、都合のいいものであった。
「何にしても、ある程度まとめたのは良いのですが…‥‥なぜこうも、やらかそうとする人が多いのデース?」
人というのは、一度失敗を犯せば、その失敗から学び取り、成長するものである。
だがしかし、その失敗を見るだけで学ばなかったり、犯したとしても学ばずにまた繰り返すようなものもいるのだ。
そして今回の調査でも、どうやらその類にあたるような者達がいるらしく、人間の面倒なその類の人達に対して、ツェーンは溜息を吐くのであった…‥‥
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