234 / 373
227 自然に見えるからこその
しおりを挟む
‥‥‥ガランドゥ王国は、他国と比べて芸術の分野が著しく発展している。
彫刻、絵画、音楽…‥‥その他にも細かな装飾を施す技術や、文字の書き方による魅せ方を徹底したものなど、芸術という幅が広くもある。
ゆえに、その分非常に価値のある芸術なども多く、できるだけ国内に保管するために…‥‥
「--よし!通って大丈夫だ!」
「わかりました」
門番たちの合図を聞き、ディーたちは馬車を進めて入国した。
ガランドゥ王国の国境地点には、既に大きな壁がそびえたっており、門を抜けなければ入国できないようにされている。
他の国々だとまだ緩い所も多いのだが、この国に限っては周囲を巨大な城壁で覆い、更に何重にも芸術品の国外盗難・流出を防ぐためにか、中心部へ向かうほど壁の厚さも増すようだ。
まだここは国境部分だからこそ壁の厚さは板程度ぐらいだが‥‥‥首都まで行くと、その壁の分厚さは50mぐらい行くらしい。
そしてさらに、ここへ来た元々の原因とも言うべき現象は…‥‥
「‥‥‥ガスなどの確認はありませんが、微弱な魔法のような反応を感知しまシタ。おそらくは、国全体に特殊な魔道具が作用していると思われマス」
「ここへ来るまでにすれ違った人たちに問いかけても、この国内の様子が分からなかったのは‥‥‥」
「その魔道具の成果と思われマス」
‥‥ガランドゥ王国内の情報が、一切外に漏れだしていない現象。
各国の諜報や暗部などが入り込めても、出る際には全てを忘れており、国内の状態がつかめないという話ではあったが‥‥‥どうやら、その話は本当のようだ。
「一応聞くけど、俺たちにも作用しているのか?」
「あらかじめ、ガスや特殊な薬品による消去などを考えてましたが…‥‥この手の道具だと、解除条件がまだわかりまセン」
つまり、このまま普通に国外へ出たら、同じように俺たちもこの国内の状態を忘れてしまう可能性は大きいらしい。
「んー、儂としても魔法の分野であれば何とかできそうな感じはしたのじゃが…‥‥これはちょっと厄介じゃな。人が扱えるような代物でもないし、モンスターでもここまでの作用を及ぼすことをできる者はいないじゃろうな」
とにもかくにも、他の召喚獣たちの能力をもってしても、そう簡単に抵抗できるわけではなさそうだ。
まぁ、今すぐ国外へ出てしまう訳でもないし、先に国内の状況をつかむ方が早いと思ったが…‥‥
「‥‥‥何と言うか、芸術の国だけあって、国境部分から既にすごいとしか言いようが無い」
「語彙力が無いのが悔やまれるのニャ‥‥‥‥」
‥‥‥正直言って、ちょっと芸術大国をなめていた。
なんというべきか、芸術面に関してはそこまでの感性を持っていない自分達でも、素晴らしいと思わず口に出してしまうような景色から始まっていた。
建造物には装飾が施され、道並みも石畳形式でありつつその一枚一枚に絵が描かれている。
それらすべてが合わさり、一つの作品のように魅せつつ、更に全体に目を向けるとまるで景色そのものが一つの大きな絵画のような光景になっているのだ。
「なんか、絵の中の国に迷い込んだかのような錯覚を感じさせられるな…‥‥ノイン、これは流石に魔道具によるものとかではないよな?」
「ええ、こちらは単純に、この国の国民が創り出した芸術でしょウ」
色々と面倒そうな任務とは言え、しょっぱなからこのような芸術を見せてくれる国に来れたのは、ラッキーだったかもしれない。
しかも耳をすませば、音楽も聞こえてきており、この絵画のような景色により色を与えている。
「恐るべし、芸術の国‥‥‥‥なんかもう、調査とかを放棄して普通に観光を楽しみたくなってしまう‥‥‥」
「でも外に出たら忘れてしまうニャよね?」
「それもそうか」
忘れたくないような芸術的景色なのに、それを忘れ去らせるとはどういう了見なのか。
その部分も問いただしたくもあり、気を引き締めて調査に当たる事を、改めて決意させられるのであった。
「ルナティアがいてよかった…‥‥そのツッコミが無かったら、放棄していたかもしれない」
「ツッコミ役じゃないんだけどニャァ‥‥‥」
‥‥‥一応、この面子の中で一番の常識人で、常識の範疇からのツッコミをやってくれているけどね。こういう時に助かるというか、彼女のツッコミ力を見習いたくなるというか‥‥‥‥ツッコミをどうやって鍛えればいいのだろうか?
…‥‥ディーたちが国内に入国し、芸術に目を奪われまくっていた丁度その頃。
ガランドゥ王国の王城内では、音楽が流れていた。
「いやー、今日も良い音色というべきか、それが楽しめますねぇ」
「-----」
城内の謁見の間‥‥‥その場にいた人物が問いかけると、国王は言葉も発せずに答える。
とはいえ、国王の姿そのものは玉座にはいない。
いや、豪勢に飾られた玉座そのものが不要になっているというべきか‥‥‥それでも、国王としてはその玉座を残すのだろう。
「ああ、それと昨日の手術からまだそう時間も経過しているわけでもないですが、調子は大丈夫ですか?」
「----、----」
「はいはい、良く見えるようになったし、更に遠くまで見て、どこの芸術も見逃さなくなったと…‥‥しかし、音楽を聞く耳や、その他の部分もまだまだ改良の余地がありますねぇ」
「---!」
「あ、でも今すぐには無理ですねぇ。いやまぁ、できればもっともっと国王陛下に尽くしたいのですが、流石に人の体力というものの壁がありますし、そう直ぐには出来ません、もうちょっとしてから、次の段階へ移りますし、今はゆったりと術後の疲れを癒すために、音楽をどうぞぉ」
「--」
その言葉に対して、納得したのか国王は完全に黙り込む。
そしてその者は、次の段階へ進める準備を行うために退出し、そのための道具を取ってこようと場内を歩く中‥‥‥ふと気が付いた。
「ん?おやぁ、この音楽は…‥‥」
耳に聞こえてきたのは、綺麗な歌声。
けれども、何かが違うことにその者は気がついた。
「‥‥‥まさか」
そうつぶやき、その者が音の発信源の部屋へ出向いて見れば…‥‥
「っ、逃げられただと!!」
その部屋は既にもぬけの殻であり、残されているのは厳重にしておいたはずの拘束具のみで、音を発しているのは練習用にという名目で使用されていた蓄音機という道具。
‥‥‥いや、それだけではない。
よく見れば、その拘束具にはおびただしい血が流れており、ろうそくが倒され、何かが焼けたかのような臭いが漂っていた。
ろうそくの火だけでは足りぬと感じたのか、衣服の布すらも利用したようであり…‥‥
「血痕を残さないように、傷口すらも徹底的に焼ききったか…‥‥そこまでの覚悟があるのであれば、もっと早くしておくべきだった!!」
その者は悔しそうな声を上げつつ、直ぐに仲間の方へ連絡した。
この王城内に、既に入り込んでいる者たちへ向けて、逃げた者を直ぐに追いかけるようにと指示を出す。
とはいえ、出血量などから見てそう長くは持たないと見つつ、息絶えていたならそれならそれで良いかと直ぐに切り替える。
「まぁ、今更一人が逃げたところで、どうにもならないだろうしぃ…‥‥歌えるだけの小鳥が逃げたところで、何もできないか。どうせ、熟すのを待っていただけだし、取れなければそのスペアもあるからねぇ‥‥‥」
‥‥‥そうつぶやきつつ、後のことは仲間に任せ、その者は国王を変えるための道具を取りに向かうために、直ぐに元の道を歩みだす。
だがしかし、綻びは既にこの時点で起き始めていたのだが‥‥‥‥その者が知るまでは、まだ時間がかかるのであった。
彫刻、絵画、音楽…‥‥その他にも細かな装飾を施す技術や、文字の書き方による魅せ方を徹底したものなど、芸術という幅が広くもある。
ゆえに、その分非常に価値のある芸術なども多く、できるだけ国内に保管するために…‥‥
「--よし!通って大丈夫だ!」
「わかりました」
門番たちの合図を聞き、ディーたちは馬車を進めて入国した。
ガランドゥ王国の国境地点には、既に大きな壁がそびえたっており、門を抜けなければ入国できないようにされている。
他の国々だとまだ緩い所も多いのだが、この国に限っては周囲を巨大な城壁で覆い、更に何重にも芸術品の国外盗難・流出を防ぐためにか、中心部へ向かうほど壁の厚さも増すようだ。
まだここは国境部分だからこそ壁の厚さは板程度ぐらいだが‥‥‥首都まで行くと、その壁の分厚さは50mぐらい行くらしい。
そしてさらに、ここへ来た元々の原因とも言うべき現象は…‥‥
「‥‥‥ガスなどの確認はありませんが、微弱な魔法のような反応を感知しまシタ。おそらくは、国全体に特殊な魔道具が作用していると思われマス」
「ここへ来るまでにすれ違った人たちに問いかけても、この国内の様子が分からなかったのは‥‥‥」
「その魔道具の成果と思われマス」
‥‥ガランドゥ王国内の情報が、一切外に漏れだしていない現象。
各国の諜報や暗部などが入り込めても、出る際には全てを忘れており、国内の状態がつかめないという話ではあったが‥‥‥どうやら、その話は本当のようだ。
「一応聞くけど、俺たちにも作用しているのか?」
「あらかじめ、ガスや特殊な薬品による消去などを考えてましたが…‥‥この手の道具だと、解除条件がまだわかりまセン」
つまり、このまま普通に国外へ出たら、同じように俺たちもこの国内の状態を忘れてしまう可能性は大きいらしい。
「んー、儂としても魔法の分野であれば何とかできそうな感じはしたのじゃが…‥‥これはちょっと厄介じゃな。人が扱えるような代物でもないし、モンスターでもここまでの作用を及ぼすことをできる者はいないじゃろうな」
とにもかくにも、他の召喚獣たちの能力をもってしても、そう簡単に抵抗できるわけではなさそうだ。
まぁ、今すぐ国外へ出てしまう訳でもないし、先に国内の状況をつかむ方が早いと思ったが…‥‥
「‥‥‥何と言うか、芸術の国だけあって、国境部分から既にすごいとしか言いようが無い」
「語彙力が無いのが悔やまれるのニャ‥‥‥‥」
‥‥‥正直言って、ちょっと芸術大国をなめていた。
なんというべきか、芸術面に関してはそこまでの感性を持っていない自分達でも、素晴らしいと思わず口に出してしまうような景色から始まっていた。
建造物には装飾が施され、道並みも石畳形式でありつつその一枚一枚に絵が描かれている。
それらすべてが合わさり、一つの作品のように魅せつつ、更に全体に目を向けるとまるで景色そのものが一つの大きな絵画のような光景になっているのだ。
「なんか、絵の中の国に迷い込んだかのような錯覚を感じさせられるな…‥‥ノイン、これは流石に魔道具によるものとかではないよな?」
「ええ、こちらは単純に、この国の国民が創り出した芸術でしょウ」
色々と面倒そうな任務とは言え、しょっぱなからこのような芸術を見せてくれる国に来れたのは、ラッキーだったかもしれない。
しかも耳をすませば、音楽も聞こえてきており、この絵画のような景色により色を与えている。
「恐るべし、芸術の国‥‥‥‥なんかもう、調査とかを放棄して普通に観光を楽しみたくなってしまう‥‥‥」
「でも外に出たら忘れてしまうニャよね?」
「それもそうか」
忘れたくないような芸術的景色なのに、それを忘れ去らせるとはどういう了見なのか。
その部分も問いただしたくもあり、気を引き締めて調査に当たる事を、改めて決意させられるのであった。
「ルナティアがいてよかった…‥‥そのツッコミが無かったら、放棄していたかもしれない」
「ツッコミ役じゃないんだけどニャァ‥‥‥」
‥‥‥一応、この面子の中で一番の常識人で、常識の範疇からのツッコミをやってくれているけどね。こういう時に助かるというか、彼女のツッコミ力を見習いたくなるというか‥‥‥‥ツッコミをどうやって鍛えればいいのだろうか?
…‥‥ディーたちが国内に入国し、芸術に目を奪われまくっていた丁度その頃。
ガランドゥ王国の王城内では、音楽が流れていた。
「いやー、今日も良い音色というべきか、それが楽しめますねぇ」
「-----」
城内の謁見の間‥‥‥その場にいた人物が問いかけると、国王は言葉も発せずに答える。
とはいえ、国王の姿そのものは玉座にはいない。
いや、豪勢に飾られた玉座そのものが不要になっているというべきか‥‥‥それでも、国王としてはその玉座を残すのだろう。
「ああ、それと昨日の手術からまだそう時間も経過しているわけでもないですが、調子は大丈夫ですか?」
「----、----」
「はいはい、良く見えるようになったし、更に遠くまで見て、どこの芸術も見逃さなくなったと…‥‥しかし、音楽を聞く耳や、その他の部分もまだまだ改良の余地がありますねぇ」
「---!」
「あ、でも今すぐには無理ですねぇ。いやまぁ、できればもっともっと国王陛下に尽くしたいのですが、流石に人の体力というものの壁がありますし、そう直ぐには出来ません、もうちょっとしてから、次の段階へ移りますし、今はゆったりと術後の疲れを癒すために、音楽をどうぞぉ」
「--」
その言葉に対して、納得したのか国王は完全に黙り込む。
そしてその者は、次の段階へ進める準備を行うために退出し、そのための道具を取ってこようと場内を歩く中‥‥‥ふと気が付いた。
「ん?おやぁ、この音楽は…‥‥」
耳に聞こえてきたのは、綺麗な歌声。
けれども、何かが違うことにその者は気がついた。
「‥‥‥まさか」
そうつぶやき、その者が音の発信源の部屋へ出向いて見れば…‥‥
「っ、逃げられただと!!」
その部屋は既にもぬけの殻であり、残されているのは厳重にしておいたはずの拘束具のみで、音を発しているのは練習用にという名目で使用されていた蓄音機という道具。
‥‥‥いや、それだけではない。
よく見れば、その拘束具にはおびただしい血が流れており、ろうそくが倒され、何かが焼けたかのような臭いが漂っていた。
ろうそくの火だけでは足りぬと感じたのか、衣服の布すらも利用したようであり…‥‥
「血痕を残さないように、傷口すらも徹底的に焼ききったか…‥‥そこまでの覚悟があるのであれば、もっと早くしておくべきだった!!」
その者は悔しそうな声を上げつつ、直ぐに仲間の方へ連絡した。
この王城内に、既に入り込んでいる者たちへ向けて、逃げた者を直ぐに追いかけるようにと指示を出す。
とはいえ、出血量などから見てそう長くは持たないと見つつ、息絶えていたならそれならそれで良いかと直ぐに切り替える。
「まぁ、今更一人が逃げたところで、どうにもならないだろうしぃ…‥‥歌えるだけの小鳥が逃げたところで、何もできないか。どうせ、熟すのを待っていただけだし、取れなければそのスペアもあるからねぇ‥‥‥」
‥‥‥そうつぶやきつつ、後のことは仲間に任せ、その者は国王を変えるための道具を取りに向かうために、直ぐに元の道を歩みだす。
だがしかし、綻びは既にこの時点で起き始めていたのだが‥‥‥‥その者が知るまでは、まだ時間がかかるのであった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
リヴァイヴ・ヒーロー ~異世界転生に侵略された世界に、英雄は再び現れる~
灰色キャット
ファンタジー
「君に今の時代に生まれ変わって欲しいんだ」
魔物の王を討伐した古き英雄グレリア・ファルトは死後、突然白い世界に呼び出され、神にそう言われてしまった。
彼は生まれ変わるという言葉に孫の言葉を思い出し、新しい人生を生きることを決意した。
遥か昔に生きていた世界がどう変わっているか、発展しているか期待をしながら700年後の時代に転生した彼を待ち受けていたのは……『英雄召喚』と呼ばれる魔法でやってきた異世界人の手によって破壊され発展した――変貌した世界だった。
歴史すら捻じ曲げられた世界で、グレリアは何を求め、知り……世界を生きるのだろうか?
己の心のままに生き、今を知るために、彼は再び歴史を紡ぐ。
そして……主人公はもう一人――『勇者』、『英雄』の定義すら薄くなった世界でそれらに憧れ、近づきたいと願う少年、セイル・シルドニアは学園での入学試験で一人の男と出会う。
そのことをきっかけにしてセイルは本当の意味で『勇者』というものを考え、『英雄』と呼ばれる存在になるためにもがき、苦しむことになるだろう。
例えどんな困難な道であっても、光が照らす道へと……己の力で進むと誓った、その限りを尽くして。
過去の英雄と現代の英雄(の卵)が交差し、歴史を作る!
異世界転生型アンチ異世界転生ファンタジー、ここに開幕!
――なろう・カクヨムでも連載中――
【完結】剣聖と聖女の娘はのんびりと(?)後宮暮らしを楽しむ
O.T.I
ファンタジー
かつて王国騎士団にその人ありと言われた剣聖ジスタルは、とある事件をきっかけに引退して辺境の地に引き籠もってしまった。
それから時が過ぎ……彼の娘エステルは、かつての剣聖ジスタルをも超える剣の腕を持つ美少女だと、辺境の村々で噂になっていた。
ある時、その噂を聞きつけた辺境伯領主に呼び出されたエステル。
彼女の実力を目の当たりにした領主は、彼女に王国の騎士にならないか?と誘いかける。
剣術一筋だった彼女は、まだ見ぬ強者との出会いを夢見てそれを了承するのだった。
そして彼女は王都に向かい、騎士となるための試験を受けるはずだったのだが……
【完結】異世界に召喚されたので、好き勝手に無双しようと思います。〜人や精霊を救う?いいえ、ついでに女神様も助けちゃおうと思います!〜
月城 蓮桜音
ファンタジー
仕事に日々全力を注ぎ、モフモフのぬいぐるみ達に癒されつつ、趣味の読書を生き甲斐にしていたハードワーカーの神木莉央は、過労死寸前に女神に頼まれて異世界へ。魔法のある世界に召喚された莉央は、魔力量の少なさから無能扱いされるが、持ち前のマイペースさと素直さで、王子と王子の幼馴染達に愛され無双して行く物語です。
※この作品は、カクヨムでも掲載しています。
異世界召喚された俺の料理が美味すぎて魔王軍が侵略やめた件
さかーん
ファンタジー
魔王様、世界征服より晩ご飯ですよ!
食品メーカー勤務の平凡な社会人・橘陽人(たちばな はると)は、ある日突然異世界に召喚されてしまった。剣も魔法もない陽人が頼れるのは唯一の特技――料理の腕だけ。
侵略の真っ最中だった魔王ゼファーとその部下たちに、試しに料理を振る舞ったところ、まさかの大絶賛。
「なにこれ美味い!」「もう戦争どころじゃない!」
気づけば魔王軍は侵略作戦を完全放棄。陽人の料理に夢中になり、次々と餌付けされてしまった。
いつの間にか『魔王専属料理人』として雇われてしまった陽人は、料理の腕一本で人間世界と魔族の架け橋となってしまう――。
料理と異世界が織りなす、ほのぼのグルメ・ファンタジー開幕!
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる