鏡鑑の夏と、曼珠沙華

水無月彩椰

文字の大きさ
10 / 23
八月二十六日

今も、昔も

しおりを挟む
朝食を摂りに帰宅した僕は、そのまま『散歩に行ってきた』という体を努めて、昼食を済ませた昼下がりまで雨宮家に篭っていた。今朝のことがあってから、小夜とはなんだか気まずいような感じがして、それといった口もきいていないような気がする。けれどそんなことはお構いなしに、めいめいが今日も動いていた。

例に漏れず僕も、割り与えられた二階の自室で手記を執っている。今の日記帳の中身は創作ノートと遜色ないから、せめて日記帳ぽいことは書いておこうと思い至ったのだ。一気に筆を走らせる。この数日間の出来事を思い返しながら、簡潔に綴ってみた。
 
『八月二十四日──道中の情景に見蕩れたりしながらも、いよいよ四年ぶりの雨宮家に到着。意味不明な結婚式騒動や僕の歓迎会やらで家は騒がしかった。みんな変わっていないようで何より。小夜にこの日記帳について触れられた。上手く活用したい。』

『二十五日──散策のつもりで近所を巡ったら、椎奈あやめちゃんの家に行き着いた。あの子も昔と変わりなかった。少し大人びたかな。夕方まで話をして帰宅すると、村の人たちが改めて僕の歓迎会を催してくれた。その終わり際、小夜にあやめちゃんと会ったことを伝えると、彼女はもう死んでいると言われた。どういうことなのかはまるで分からない。以降の記憶は曖昧だった。』

『二十六日──あやめちゃんが死んだという話が信じられない。僕は彼女を見て、彼女と話した。小夜を連れていこうとするのは、結局は僕の自己満足だと諭された気がして銷魂しょうこんした。事実、小夜にあやめちゃんは見えなかった。また二人きりで話す。彼女の口から、自分は死んだこと、そうして盲目であることを告白された。ショックだった。でも僕は僕なりに、あやめちゃんに何かが出来ればいいな。今日もまた、今朝越しに会いに行く。』





改めて僕は、『色を分ける』の意味を、その背景も込めてあやめに説明した。僕が文芸創作を趣味にして、それで作品などを書いていること。スランプで今年の夏休みは何も出来なかったから、せめて別の何かをしたいということ。その焦燥感に駆られて、ここで過ごした夏休みに立ち返りたくなったこと。自分の理想の夏を探したくなったこと。それで帰省したこと。あやめと再会したこと。境遇を知ったこと。少しでも力になりたいと思ったこと。だから僕なりに、僕なりの語彙と感性で、僕が見たこと感じたことをそのまま、彼女に伝えたいと思ったこと。盲目でも情景が思い浮かべば、色を分けたことになるかもしれないということ。

そんな長たらしい説明でも、あやめは耳を傾けて聞いてくれた。二人で縁側に座りつつ適当に手を伸ばして、今朝とは違う快晴の青天井に降られながら、遠く近くの蝉時雨を感じている。掌が沁みるように熱くなっていくのも気にしないまま、僕は思いの丈を吐露するように話を続けていた。傍らにはシャープペンを挟んだ日記帳が、陽光に反照して置いてある。やがて入道に翳った。


「それでさ、今日はここ、明日はここ、明後日はここに行く──って、決めてみない? あやめちゃんの行きたいところを僕がノートに書いておくから、その日にその場所へ行ってみようよ」
「私の行きたいところ?」
「うん。でも、だいたい村の近くになっちゃうけどね。ちょっと遠出をしても、町の方かな。それで行くところが決まったら、二人でお出かけしてさ。僕がそこの情景とかを教えてあげるよ」
「えっと、それなら……」


あやめは数瞬だけ考え込むと、指先を遊ばせながら洩らした。僕も日記帳を開いて、シャープペンを手に握る。紙の翻る乾いた音と、芯の出る軽快な音とがこの熱気に融けていって、それがまるで、この夏の白昼を織り成す構成な気がして、また芯を出した。


「今日は、このお家の周りにいたいな」
「うん」
「明日は、踏切と駅の方に行ってみたい」
「うん」
「明後日は、神社とその小川のところで──」


空虚に過ごしてきたであろう過去と、未来に待つ空白の日付を埋めるように、あやめは言葉を紡いでいく。記す内容は大したものでなくとも、僕や彼女にとっては恐らく、これ以上ないほどに尊いものなのだろう。ふと射す陽線の眩しさに、目を細めた。あやめが目を細めているのも、きっと、眩しいせいではなかった。


「彩織ちゃん」
「なぁに」
「楽しみだね」
「そうだね」


二人で声を揃えて笑いながら、僕は書き終えたノートを閉じる。彼女にそう言ってもらえたことが妙に嬉しくて、周囲を軽く見渡してから、小さな深呼吸をした。身体に篭った熱気をいきおい吐き出すように、両肺を萎ませる。あやめはそんな僕の態度も知らないまま、矢庭に「ねぇねぇ、ところでさ」と声を上げた。


「今の私って、どんな感じなのかな。それも教えてくれる?」
「いいよ。僕が細かく描写して伝えてみようか」
「うん……。なんか恥ずかしくなりそうだから、程々にしてね」


はにかむ彼女を横目に、閉じたばかりの日記帳を開く。改めてペンを持つ手は、僅かに軽く感じた。芯が陽光に煌めいている。綴った文章は、この夏を書き留めておくための唯一のものだった。
 
『今のあやめちゃんは、艶やかな黒髪を肩のあたりまで伸ばしていた。それに紅い曼珠沙華の髪飾りが映えている。この髪飾りを僕は知らない。煙るように長い睫毛と澄んだ黒い瞳が、執拗に射す日差しを映していた。健康的な肌の色も、指先も、爪も、全てが生きている人間と変わらない。けれど、もっと変わらないのは、麦わら帽子に純白のワンピースを着た彼女だった。今が記憶の中の少女より大人びていても、そこだけは変わらなかった。』

文学的な風味を残したこれをそのまま彼女に伝えるのは、流石にはばかられる。だから、ところどころ話し言葉に変えながら、それでも文章の趣旨は変えないように、僕は僕から見た彼女というものを描写した。下手に飾ることのないような、そんな文章で。
 あやめはそんな僕の言葉を最後まで聞き留めると、何度かそれを口の中で転がしながら、やがて可憐に目元を綻ばせた。


「えへへ……自分のことを言われるのって、なんか変な気分。でも、そんなに嫌な感じじゃないね。彩織ちゃんだからかな」
「どうなんだろ……。でも、気に入ってくれたなら良かった」
「うん、ちょっと恥ずかしいけど、なんか嬉しいね。次は彩織ちゃんが自分のことを描写してみて。私に分かるようにだよ」
「……まぁ、そうなるよね。気は進まないけど、やってみる」


胸臆を渦巻く妙な気恥ずかしさから目を逸らしつつ、僕は改めて僕自身を俯瞰するべく、容姿から体型から何からを見直した。自分で自分を描写するのが、こんなにも恥ずかしいものだったとは思いもよらなかった。ペンを握る余裕すらも持てていない。締まったように震わない咽喉を、半ば無理矢理に震わせてみる。


「えっと、外見とかは……一昨日に言われたんだけど、昔と殆ど変わらないって。身長がほんの少しだけ伸びたくらい。あっ、あと、今はおじいちゃんに貰った作務衣を着てるよ。それで──」
「彩織ちゃん、なんで自分のことになるとそんなに下手なの……」
「……本当にごめん。なんか、もう恥ずかしすぎて無理かも。侮ってた。ごめんなさい。ちょっとメンタル的に出来そうにないや」


泣き笑いのような表情で、僕は反射的に頭を下げる。それがせめてもの誠意だった。……生憎、あやめには見えていないけれど。
 けれど、その誠意はなんとか伝わったらしい。彼女はふとおかしそうに吹き出すと、まにじりを下げて、また手を口元に遣っている。


「要するに、彩織ちゃんも私も、昔と変わってないんだね」
「……そう、なのかな。良くも悪くも、きっと」
「まぁ、見た目の話だけどね。中身は少しだけ大人かなぁ」


「えへへ」と、あやめは抜けたような声で笑った。それからおもむろに立ち上がると、周囲をゆっくり見渡すように顔を動かしていく。やがて僕に向き直ったその視線は、僕から少し逸れていた。それが何だか嫌で、遅れて立ち上がりながら彼女に視線を合わせる。

「ねぇ、あっちが道路でしょ。それで、こっちが林になってて、ずっと向こうまで続いてるんだよね。……合ってる?」
 人差し指で方角を指し示しながら、あやめは僕を見上げた。


「うん、合ってるよ」
「今って、どんな感じ? 私のイメージとそんなに変わってないのかな。彩織ちゃんから見て、ここはどんな風に見えてる?」
「んー……少し待ってて」


改めて、僕も一帯を見渡す。何もかもが昔と変わっていないように思えた。それでも敢えて描写するならば、こうだろうか。文章を口語に直して伝えながら、胸に抱いた郷愁を彼女と分け合う。

『青青とした木々の匂いがあのアスファルトに立ち込め、梢は紺碧の夏空に降られて悄然と項垂れていた。枝葉の合間から射す木漏れ日の生温さが、この熱気に融和している。二人のいる縁側からは、名前も知らない木が一面を壁のように覆っていた。その幹の間を、神社の境内が映る。ここはちょっとした高台になっているから、覗き込むと村の一部が箱庭みたように窺えた。それらは僕たちが昔から見た情景で、あの夏と何も変わらなかった。』


「──どうかな。上手く伝わった?」
「うん。ここも、変わってないみたいだね。私のイメージ通りっていうか、昔の夏休みの風景に似てるとか、そういう気がした」
「そっか。僕も夏休みはここに来てたから、なんか懐かしい感じがする。思い出で懐かしいっていうのじゃなくて、また別の」
「私、知ってる。そういうの、デジャブっていうんだよ。既視感。彩織ちゃん、もしかしたら前世はここに住んでたかもね?」


「なんちゃって」と、あやめは面白そうに笑む。その笑顔が、今朝や昨日とは違ってどこか晴れやかで、こんな自分でも彼女の拠り所になれていればいいなと思いながら、僕もつられて笑った。
 
──あやめとの今日は、結局そんな感じで夕暮れまで続いていた。ただ庭先を見渡すくらいの話なのに、その動作を噛み締めるように、僕と彼女は話している。なんとか色を描こうとするように、彼女は僕に聞き入っている。何処かを見詰めている。次もきっと、こんな感じなのだろう。「また明日」と言った時の少女は、幼少の頃みたいな無邪気な笑みで、「うん」と大きく頷いた。「また明日ね」と振られる手に、郷愁を滲ませていた。

『二十六日──今朝の続きから。昼下がりから夕暮れまで、二人であやめちゃんの家の庭先にいた。お互いの容姿を教えたり、そこの風景を描写してみたり、たまに他愛のない話など色々と。昔に過ごした夏休みの一頁のようで、少し懐かしく思えた。彼女の笑顔が、昨日よりも晴れやかで嬉しい。明日は踏切と駅に。楽しみだな。これから毎日、僕が迎えに行くことになった。』
しおりを挟む
感想 12

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語

jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
 中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ  ★作品はマリーの語り、一人称で進行します。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

BL 男達の性事情

蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。 漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。 漁師の仕事は多岐にわたる。 例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。 陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、 多彩だ。 漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。 漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。 養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。 陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。 漁業の種類と言われる仕事がある。 漁師の仕事だ。 仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。 沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。 日本の漁師の多くがこの形態なのだ。 沖合(近海)漁業という仕事もある。 沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。 遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。 内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。 漁師の働き方は、さまざま。 漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。 出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。 休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。 個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。 漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。 専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。 資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。 漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。 食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。 地域との連携も必要である。 沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。 この物語の主人公は極楽翔太。18歳。 翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。 もう一人の主人公は木下英二。28歳。 地元で料理旅館を経営するオーナー。 翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。 この物語の始まりである。 この物語はフィクションです。 この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。

ヤクザに医官はおりません

ユーリ(佐伯瑠璃)
ライト文芸
彼は私の知らない組織の人間でした 会社の飲み会の隣の席のグループが怪しい。 シャバだの、残弾なしだの、会話が物騒すぎる。刈り上げ、角刈り、丸刈り、眉毛シャキーン。 無駄にムキムキした体に、堅い言葉遣い。 反社会組織の集まりか! ヤ◯ザに見初められたら逃げられない? 勘違いから始まる異文化交流のお話です。 ※もちろんフィクションです。 小説家になろう、カクヨムに投稿しています。

処理中です...