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郁美とのお出かけ【side ジーク】
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郁美が外出したいと言った。
その報告をリオウから受けた時、僕は外出していて言っている現場におらず残念だったが、それには飛び上がりたいほど嬉しかった。車の中ということも忘れて立ち上がってしまったほどだった。その瞬間、頭を天井にぶつけたことで痛みを感じ、それが現実ということも思い知ったので、まあ、良かった。
「僕が車で一緒に行くから。」
すぐに電話をして彼にそう言うと、
「はあ?あなたは仕事があるでしょ。彼女が出かけるのは昼食を食べた後すぐですので、物理的にあなたには無理です。車の手配はこちらでしますから、あなたはしっかりと仕事なさってください。」
と、冷たい声で即却下された。
しかし、そこで諦められるほど僕の気持ちは小さくなかった。
今回の仕事は確かに商談だが、仲介みたいなもので向こうの条件などを確認する一歩目だった。こちらは切っても全く問題ないが、向こうは切られればせっかくのチャンスを棒に振ることになるからか、向こうの説明してくれる営業は緊張した面持ちだった。
郁美は知らないが、僕は日本語が話せない設定なので、商談はほとんど英語だった。彼女がいる空間で電話や会話が日本語なのは彼女が不安がらないようにするための策だった。
もし、英語だけの会話だったら、責任感の強い郁美のことだから、
”自分の能力ではここで雇われている価値がありません。”
などと言いだし、行く当てなどないというのに出て行ってしまっていただろう。
それに、紘一や静江も英語は不憫がなく、元々スイスでリオウの祖父の部下だったので外国語は堪能だった。そして、通常僕らはあの家で過ごす時はいつも英語対応だった。しかし、リオウが郁美のことを話してあったおかげで自然に日本語に切り替えてくれていた。これも彼女を安心させるためだった。
いろんな鎧で自分を守っている彼女はきっと、そう簡単には解れてはくれないだろう。家族、いや、同居人だった人達のことを話してくれた分、少しは心を許してはくれているだろうが、僕にはそれだけでは足らない。
最終的には僕だけを見て、何でも話して、感情の全てを僕だけに向けてほしいんだ。彼女が足をやけどしてしまったあの時、少しだけ焦って彼女の心を無理やりこじ開けようと少しだけ焦って彼女の顔が怯えたように歪んでいた。それを見てもっともっとめちゃくちゃにしたいと思ったが、そんな顔より笑顔を見せてほしいとも思った。
自分は歪んでいるし、どんどん欲深くなっていく自覚をした。
しかし、抑えられない。彼女に対してだけは。
商談で相手企業のことが少しだけ把握できた。人は企業を表すので、どんな教育を受けてきたのか営業を見れば、だいたいの企業の体が分かってくるものだ。そして、結果から言うと、今回の相手企業は最悪の部類だった。大手だと聞いてはいたが、そうとは思えないほどだった。
まず、営業の態度がとても苛つかせた。
営業として相手をした男女2人のうち女性は僕の隣に座り、上司であるだろう男性の説明に付け加えるように持前のタブレットを女性が操作しながら、肩を引っ付けてきて補足していた。彼女の英語はまるで友人に話すかのようにフランク過ぎたし、男性の英語は拙いのか聴いていてイライラした。
こんなやつらの対応ならリオウに任せればよかった。
女性の香水の匂いが気持ち悪く帰ったら速攻で匂いを落とすことに決めつつ終始笑顔で対応した。
その上、自分たちの利益しか考えていないようなありきたりなプロジェクトであり、全く心が動かされなかった。冒険心の欠片もない保守的な考えから出されたものだろう。僕は説明を終えた男性に、
「もう結構。御社との契約は保留としておこう。」
とだけ言った。それに男性は安堵の笑みを浮かべた。
おそらく、こちらが悩んでいると考えているんだろう。
しかし、僕の中ではすでにその企業は切っている。それを知らない彼らはなんと幸せなことか。
誰も彼もが僕の笑顔で騙されるから、僕は幸運だった。
そういえば、郁美は騙されてはくれないな。
幼馴染みたいなリオウならまだしも、会った当初から彼女は僕の笑顔に対して警戒を緩めなかったことを思い出した。
企業を後にして、多忙だと言い、約束していたはずのその企業の役員との昼食会にも参加せずに帰宅した。
すでに、昼食が用意されていたので、部屋に一旦戻ってからスーツのみならず全身に匂い消しを撒いた。そして、着替えた僕は慌ててダイニングに戻って昼食を彼女と共にできた。リオウに睨まれていたけれど、僕の考えを言うと、彼は2つ返事をした。その際、彼女がすごい、驚いたような恐怖のような顔をした。
「じゃあ、僕が宣言通り彼女を車で送っていくよ。夕方には帰るから。」
僕はリオウから鍵をもらって出た。先に出て車をスタンバイしていると、彼女がすごい怪訝な顔をしていた。そんな顔をされると傷つくんだけど。それに信頼なさすぎだね。運転なんかプライベートで結構しているから安心していいのに。
なんて思っていたけど、彼女が小鹿みたいになってしまって少し反省した。のだが、その姿がとても可愛らしくて笑ったら睨まれた。最近は表情が豊かになった気がする。ただ、笑った顔はめったに見せてくれないけど。
デパートに入ると、視線が彼女に集中した。彼女はその視線全てが僕に向けられたものだと勘違いしているのだろうが、決して僕だけではない。
「美男美女カップルだ。」
「あんなにお似合いのカップルなかなかいないよ。」
「あれじゃ、どっちにも声かけにくいよね。」
「私たち凡人とは違うよね。」
「あの2人モデルさんかな。」
なんてヒソヒソ話が聞こえてきたぐらいだ。彼女には聞こえなかったみたいだけど。
今日の彼女の格好はワンピースとストールで身長が高くて少しだけ丈が合っていないが、その分、足が露出されて足の長さが強調されていた。彼女は細身だが胸はもう少しでDらしく、プロポーションとしてはこれ以上ないぐらいだろう。
まさに、美の女神だ。
しかし、そんなことを言っても車の中で言われたように”眼科に行け”と言われるぐらいで決して彼女は信じないだろう。
しかも、彼女の今回の買い物の目的が日頃お世話になっている紘一と静江に対してのプレゼントだった。それを聞いて、彼女の心の優しさに触れた。そんなことを僕は思いつかなかった。もちろん、リオウも。
お金を払っているのだから、自分たちのために彼らがその分世話を焼くのは当然だと、どこかで考えてしまったからだろう。僕は自分んが嫌な思考になっていることに気付かされた。
真剣に彼女は彼らが喜ぶものを考えていたが、雑貨では何も買わず出てしまった。
すると、彼女の顔から血の気が引いていき、彼女はサッと僕とは反対方向を向き、後ろからでも分かるほどに肩どころではなく、体全体を震わせていた。何かに怯えているようだった。
そんな彼女の背が出遭った時のように小さく見え、僕は優しいを心がけて彼女に声をかけた。
すると、意外な返答に僕は思わずそちらの方を見てしまった。好奇心もあったし、怒りもあった。
そこにいたのは2人の夫婦らしい男女と彼らに挟まれて歩いている郁美ぐらいの女の子だった。彼らを見た時、郁美が言っていたようなことをするような親子だと納得してしまった。彼女は目を瞑っていて極力空気になっていた、なりきれてはいないが、ので、見なかったが、彼ら3人もこちらを見ていたのだ。もちろん、郁美も見えていた。しかし、彼らは驚いた顔1つせずに
「お似合いね。」
「かっこいいし、彼女もきれいな人。」
なんて母親と娘が言い合い、父親が頷いているのを見た。彼らは少し服装を変えただけで娘として育てていた郁美のことが分からないらしい。
その瞬間、ドロッとした気持ちが心の殻を破った気がした。
郁美に抱くのとは全く別の産物だった。
どんな結末を用意してやろうか。
僕の中で彼らの歩むシナリオを何通りか用意した。
後で、リオウに相談しよう。
心の中で思った。
少し落ち着いた彼女を連れてデパートを出ようとエスカレーター前まで移動したのだが、構内放送を聞いた彼女は僕の手を逆に引いて1階の広場まで来た。そこで、さっきまでの表情とはうってかわって嬉しそうに、そして、真剣に毛糸を睨みつけていた。
訊けば、彼女は編み物ができるようで、すかさず僕の分もお願いした。
祖母も母もこんな彼女がいてくれたら大喜びだろう。彼女たちは手先はそれほど器用ではないのだから、講師を頼むかもしれない。
スイスに連れて行った郁美がたじたじするのが目に浮かび、僕は彼女に向けて微笑んだ。
彼女に向ける表情にも感情にも何1つ今まで偽りがないことに、彼女はいつ気付いてくれるだろうか。
その報告をリオウから受けた時、僕は外出していて言っている現場におらず残念だったが、それには飛び上がりたいほど嬉しかった。車の中ということも忘れて立ち上がってしまったほどだった。その瞬間、頭を天井にぶつけたことで痛みを感じ、それが現実ということも思い知ったので、まあ、良かった。
「僕が車で一緒に行くから。」
すぐに電話をして彼にそう言うと、
「はあ?あなたは仕事があるでしょ。彼女が出かけるのは昼食を食べた後すぐですので、物理的にあなたには無理です。車の手配はこちらでしますから、あなたはしっかりと仕事なさってください。」
と、冷たい声で即却下された。
しかし、そこで諦められるほど僕の気持ちは小さくなかった。
今回の仕事は確かに商談だが、仲介みたいなもので向こうの条件などを確認する一歩目だった。こちらは切っても全く問題ないが、向こうは切られればせっかくのチャンスを棒に振ることになるからか、向こうの説明してくれる営業は緊張した面持ちだった。
郁美は知らないが、僕は日本語が話せない設定なので、商談はほとんど英語だった。彼女がいる空間で電話や会話が日本語なのは彼女が不安がらないようにするための策だった。
もし、英語だけの会話だったら、責任感の強い郁美のことだから、
”自分の能力ではここで雇われている価値がありません。”
などと言いだし、行く当てなどないというのに出て行ってしまっていただろう。
それに、紘一や静江も英語は不憫がなく、元々スイスでリオウの祖父の部下だったので外国語は堪能だった。そして、通常僕らはあの家で過ごす時はいつも英語対応だった。しかし、リオウが郁美のことを話してあったおかげで自然に日本語に切り替えてくれていた。これも彼女を安心させるためだった。
いろんな鎧で自分を守っている彼女はきっと、そう簡単には解れてはくれないだろう。家族、いや、同居人だった人達のことを話してくれた分、少しは心を許してはくれているだろうが、僕にはそれだけでは足らない。
最終的には僕だけを見て、何でも話して、感情の全てを僕だけに向けてほしいんだ。彼女が足をやけどしてしまったあの時、少しだけ焦って彼女の心を無理やりこじ開けようと少しだけ焦って彼女の顔が怯えたように歪んでいた。それを見てもっともっとめちゃくちゃにしたいと思ったが、そんな顔より笑顔を見せてほしいとも思った。
自分は歪んでいるし、どんどん欲深くなっていく自覚をした。
しかし、抑えられない。彼女に対してだけは。
商談で相手企業のことが少しだけ把握できた。人は企業を表すので、どんな教育を受けてきたのか営業を見れば、だいたいの企業の体が分かってくるものだ。そして、結果から言うと、今回の相手企業は最悪の部類だった。大手だと聞いてはいたが、そうとは思えないほどだった。
まず、営業の態度がとても苛つかせた。
営業として相手をした男女2人のうち女性は僕の隣に座り、上司であるだろう男性の説明に付け加えるように持前のタブレットを女性が操作しながら、肩を引っ付けてきて補足していた。彼女の英語はまるで友人に話すかのようにフランク過ぎたし、男性の英語は拙いのか聴いていてイライラした。
こんなやつらの対応ならリオウに任せればよかった。
女性の香水の匂いが気持ち悪く帰ったら速攻で匂いを落とすことに決めつつ終始笑顔で対応した。
その上、自分たちの利益しか考えていないようなありきたりなプロジェクトであり、全く心が動かされなかった。冒険心の欠片もない保守的な考えから出されたものだろう。僕は説明を終えた男性に、
「もう結構。御社との契約は保留としておこう。」
とだけ言った。それに男性は安堵の笑みを浮かべた。
おそらく、こちらが悩んでいると考えているんだろう。
しかし、僕の中ではすでにその企業は切っている。それを知らない彼らはなんと幸せなことか。
誰も彼もが僕の笑顔で騙されるから、僕は幸運だった。
そういえば、郁美は騙されてはくれないな。
幼馴染みたいなリオウならまだしも、会った当初から彼女は僕の笑顔に対して警戒を緩めなかったことを思い出した。
企業を後にして、多忙だと言い、約束していたはずのその企業の役員との昼食会にも参加せずに帰宅した。
すでに、昼食が用意されていたので、部屋に一旦戻ってからスーツのみならず全身に匂い消しを撒いた。そして、着替えた僕は慌ててダイニングに戻って昼食を彼女と共にできた。リオウに睨まれていたけれど、僕の考えを言うと、彼は2つ返事をした。その際、彼女がすごい、驚いたような恐怖のような顔をした。
「じゃあ、僕が宣言通り彼女を車で送っていくよ。夕方には帰るから。」
僕はリオウから鍵をもらって出た。先に出て車をスタンバイしていると、彼女がすごい怪訝な顔をしていた。そんな顔をされると傷つくんだけど。それに信頼なさすぎだね。運転なんかプライベートで結構しているから安心していいのに。
なんて思っていたけど、彼女が小鹿みたいになってしまって少し反省した。のだが、その姿がとても可愛らしくて笑ったら睨まれた。最近は表情が豊かになった気がする。ただ、笑った顔はめったに見せてくれないけど。
デパートに入ると、視線が彼女に集中した。彼女はその視線全てが僕に向けられたものだと勘違いしているのだろうが、決して僕だけではない。
「美男美女カップルだ。」
「あんなにお似合いのカップルなかなかいないよ。」
「あれじゃ、どっちにも声かけにくいよね。」
「私たち凡人とは違うよね。」
「あの2人モデルさんかな。」
なんてヒソヒソ話が聞こえてきたぐらいだ。彼女には聞こえなかったみたいだけど。
今日の彼女の格好はワンピースとストールで身長が高くて少しだけ丈が合っていないが、その分、足が露出されて足の長さが強調されていた。彼女は細身だが胸はもう少しでDらしく、プロポーションとしてはこれ以上ないぐらいだろう。
まさに、美の女神だ。
しかし、そんなことを言っても車の中で言われたように”眼科に行け”と言われるぐらいで決して彼女は信じないだろう。
しかも、彼女の今回の買い物の目的が日頃お世話になっている紘一と静江に対してのプレゼントだった。それを聞いて、彼女の心の優しさに触れた。そんなことを僕は思いつかなかった。もちろん、リオウも。
お金を払っているのだから、自分たちのために彼らがその分世話を焼くのは当然だと、どこかで考えてしまったからだろう。僕は自分んが嫌な思考になっていることに気付かされた。
真剣に彼女は彼らが喜ぶものを考えていたが、雑貨では何も買わず出てしまった。
すると、彼女の顔から血の気が引いていき、彼女はサッと僕とは反対方向を向き、後ろからでも分かるほどに肩どころではなく、体全体を震わせていた。何かに怯えているようだった。
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すると、意外な返答に僕は思わずそちらの方を見てしまった。好奇心もあったし、怒りもあった。
そこにいたのは2人の夫婦らしい男女と彼らに挟まれて歩いている郁美ぐらいの女の子だった。彼らを見た時、郁美が言っていたようなことをするような親子だと納得してしまった。彼女は目を瞑っていて極力空気になっていた、なりきれてはいないが、ので、見なかったが、彼ら3人もこちらを見ていたのだ。もちろん、郁美も見えていた。しかし、彼らは驚いた顔1つせずに
「お似合いね。」
「かっこいいし、彼女もきれいな人。」
なんて母親と娘が言い合い、父親が頷いているのを見た。彼らは少し服装を変えただけで娘として育てていた郁美のことが分からないらしい。
その瞬間、ドロッとした気持ちが心の殻を破った気がした。
郁美に抱くのとは全く別の産物だった。
どんな結末を用意してやろうか。
僕の中で彼らの歩むシナリオを何通りか用意した。
後で、リオウに相談しよう。
心の中で思った。
少し落ち着いた彼女を連れてデパートを出ようとエスカレーター前まで移動したのだが、構内放送を聞いた彼女は僕の手を逆に引いて1階の広場まで来た。そこで、さっきまでの表情とはうってかわって嬉しそうに、そして、真剣に毛糸を睨みつけていた。
訊けば、彼女は編み物ができるようで、すかさず僕の分もお願いした。
祖母も母もこんな彼女がいてくれたら大喜びだろう。彼女たちは手先はそれほど器用ではないのだから、講師を頼むかもしれない。
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