女神のクシャミで死んじゃって、異世界で新しい人生を☆

デスピサロ

文字の大きさ
13 / 66

13話 お母さんに報告&野菜の取引き 1

しおりを挟む
13話


『ただいまぁぁぁぁぁ!!!!
(*´∇`*)』

3人がご機嫌な声で帰ってきたので、母さんがキッチンから出てきた。

『お帰りなさい。ずいぶん早く帰って来たのね。
さっき出て行ったばっかりなのに。お客さんが来なかったの?』

3人は、ニコニコしながら、お互いの顔を見合わせている。
リアーナが、笑顔で小さな布袋を両手に持って、そのまま両手をお母さんに差し出した。

『うん?リアーナ、どうしたの?』

っと、母さんは、首を傾げながら、リアーナの手の下に両手を出した。
するとリアーナは、ニコっと笑いながら、手に持っていた布袋を、母さんの両手の上に置いた。

『あら、意外に重いわね。』

母さんは、不思議そうにしていたら、レオルが
袋を開けて見てよ。
っと伝え、母さんが袋の紐を解いて、袋を開けた。

『えぇぇぇ、どうしたの、このお金は!』

『私達が、お野菜が全部売って来たお金だよ。』

『そうそう、雑貨屋さんのおばちゃんが、最初のお客さんになってくれて、おばちゃんが野菜を気にいって、近くの人達に宣伝してまわってくれて、あっという間に、全部が売れた事を説明した。』

『あらあら、キャッシーさんね。
フフフ(*´Д`*)
あの人は、頑張ってる人や、困ってる人を、ほっとけなくて、応援したくなっちゃう人だからね。
キャッシーさんらしいわねぇ(*^ω^*)
それにしても、家を出て2時間ぐらいで、全部売れちゃうなんて凄いわ。
キャッシーさんの宣伝と、あなた達の作ったお野菜が、新鮮で美味しそうだったからね。』

褒められて、喜ぶ3人。

『でも、このお金は、どうするの?』

『私達じゃ、お金の管理が出来ないから、お野菜の売り上げは、お家に入れようって、3人で決めたんだ。
だからこれから、売り上げは、全部お母さんに渡すから、お家の事とかに使ってね。』

『それは嬉しいけど、あなた達が働いて稼いだ、大切なお金だから、大切に貯金しておくわね。』

そう言って母さんは、空の入れ物を持ってきて、お金を大切にしまった。

『よぉぉぉし、野菜を沢山売って、いっぱい稼ぐぞぉ。』

っと レオルが気合を入れている。

『ねぇユウト、畑をもっと増やさない?
今日、あっという間に売り切れて、せっかく買いに来てくれたお客さんに、売り切れと伝えてたら、とっても残念そうな顔をしてたから、もっと収穫量を増やした方がいいと思うの。』

『あっ、確かにそうだね。
ボクも、残念そうに帰っていったお客さんを見てたら、申し訳なくなったよ。』

『俺も、同じ事を考えてたんだ。
収穫が大変になるだろうけど、お客さんには、喜んで欲しいもんな。』

『よし、じゃ~早速、畑を増やそうか。』

そう言って、3人は、畑にむかった。

畑に着くと、どれぐらいのスペースを増やそうかと3人の話し合いが始まった。
しばらく、兄さんや姉さんが、もっと広げようやら、そんなに広げたら、収穫が大変すぎるだのと言い合い、今ある、畑大きさのスペースを全部で5つにして、一つ畑のスペースに、1種類ずつ植える事に決まった。

『じゃ~まず、ついでだから1つの畑を10畳ぐらいに広げて、同じ畑を4つ作っていくね。』

俺は、スキルを使い、新しい畑を、横並びに4つ作った。

『おぉぉ~!やっぱりスキルは凄いなぁ。
あっという間に同じスペースの畑が、4つも出来ちゃうんだもんなぁ。
これを自力でやろうと思ったら、1つの畑で何日かかる事やら・・・』

レオルがそう言うと、リアーナが

『そうね・・フフっと苦笑いをしている。』

どうせ植えるなら、綺麗に並べたいから、今植える野菜を成長させて、収穫してから、各畑に種をまく事にした。

野菜がある畑に、スキルを使い成長させて、3人で収穫し、木箱に収納する。

『やっぱり、3人だけだと結構大変ね。』

『何言ってるんだ。これからは、畑5つ分やるんだぞ。』

『あっ!!Σ(゚д゚lll)
私大丈夫かなぁ?やっていける自信が・・』

『姉さんは、女の子だもんなぁ。
やっぱり、体力的に辛いかも知れないなぁ。
(・ω・`)
あっ!体力を強化すれば良いいのか(笑)
あのね、姉さん?』

『ユウト、どうしたの?』

『姉さんには、体力的に、この畑の量は辛いと思うんだ。』

『そうね、流石にこの広さだと辛いかも。』

『そこでなんだけど、姉さんが良ければなんだけど、姉さんの体力をスキルで強化しようと思うんだけど、どうかなぁ?
強化出来たら、きっと畑仕事も楽になると思うんだ。
まぁ~姉さんさえ良ければなん・・』

『体力強化して!』

『えっ!はやっ!!
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ』

『当たり前じゃない。何処に迷うところがあるのよ。
でも、そんな事本当に出来るの?』

『あぁ~それなら大丈夫。
兄さんに試してみて、ちゃんとスキルを覚えられたから。』

『(๑•ૅㅁ•๑)なぬぅぅぅ!!
なんで私より先に、兄さんにスキルを教えたのよ。お姉ちゃんを1番にしなきゃダメじゃない。
(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾モォォォォォォ!!!!!!』

『リアーナ、ちょっと落ちつけよ。
昨日、ユウトと剣術の練習してた時に、凄い動きをしてたんだ。それで聞いたら、魔法を使ったって教えてくれて、ユウトが、俺にも使えるようにしてくれたんだよ。』

『ふぅぅ~ん。そうなんだ。
(´・∀・`)アタシヲイチバンニシテクレナキャダメヨ!!
しょうがないから、今日は、許してあげるわぁ!
じゃ~ユウト、スキル使えるようにして。』

俺は、兄さんの方を向き、アイコンタクトで助けてくれてありがとうって伝えたら、兄さんは、笑って頷いてくれた。
姉さんのステータスを開き、兄さんの時と同じように、【体力強化】と唱えると、姉さんのステータスに、【体力強化・極】がついていた。

『えっΣ(゚д゚lll)キワミッテナンダヨ!!』

『ユウトどうしたの?』

『あっ!いやぁぁ、姉さんに、スキルを付与したんだけど、体力強化の横に、極って書いてあるから、びっくりしちゃって。』

『極?』

『たぶん、余程の事が無い限り、疲れ知らずになっちゃうかもね。』

『えっ、そうなの。凄いじゃない!
これで、畑仕事が楽になるわね。
いっぱい野菜をつくるわよぉぉ!!』

姉さんは、ご機嫌になったみたいで、やる気満々になっている。
その横で兄さんは、なんだか羨ましいそうに見ていた。その後、兄さんにも、体力強化を付与したら、兄さんにも極がついていた。
兄さんもやる気満々になったところで、全ての畑に、種類ごとに種播きをし、水まきをした。

『おぉぉぉ!こんなに広い畑に、種播きと水やりをしたのに、全然つかれないぞ!』

『本当ね。しかも、全然疲れないから、テキパキ動けて、こんなに早く終わっちゃった。』

『なぁ、まだまだ時間も有るから、全部成長させて、収穫しないか?
今の俺たちなら、収穫して種まきしても、たぶん夕方までに終わると思うんだ。
木箱に入れて置けば、ずっと新鮮なままなんだし、いっぱい収穫しとけば、売り切れにならなくて済むんだし。』

『そうね、体力強化された私たちならあっという間よね。最後まで、疲れないで出来るかしりたいしね。
ユウト、やりましょう。(*^◯^*)』

『うん、わかったよ☆』

俺は、全部の畑をイメージし、スキルを使い、野菜を成長させた。

『おぉ~(´⊙ω⊙`)
やっぱり、凄いスピードで成長する野菜を見るのは、面白いなぁ
(*´∇`*)』

『確かに、普段野菜の成長の過程を見る事なんて見れないから、面白いわぁ。』

早速収穫を始めようと思ったら、家の方から母さんが、俺たちを呼ぶ声がした。

『みんな!ちょっと家まで来てちょうだい。』

3人は、なんだろ?
っと思い、走って家に戻った。
すると家の前で、母さんと見知らぬ男性がいた。

『あなた達にお客さんよ。』

3人は、顔を見合わせて、誰かの知ってる人かっと確認するが、皆んな首を横にふった。

『あのね、この人はね。いつも領都から来てくれる商人さんよ。
実は今日は、あなた達にお願いがあって来たみたいなのよ。少しお話しを聞いてあげてね。』

『こんにちは、私は、領都で商人をやっております。トムと申します。宜しくお願いします。
本日は、あなた達が育てたと言うお野菜についてお話しをさせていただきたくおじゃましました。』

なんで商人さんが、野菜の事を知ってるのかと不思議に思っていたら、それに気づいたのか、理由も話してくれた。
どうやらトムさんは、村について、広場で商売をしていたら、何人かのお客さんたちが、野菜の入った袋を持ちながら買い物をしていたみたいで、気になってお客さんに聞いてみたら、ウォーレルさんの家の子供たちが作った野菜が、凄くりっぱなのだと聞き、家を教えてもらい、店を従業員に任せて、急いで家に来たらしい。

『もしよければ、畑の野菜を見せていただきたいのですが、宜しいでしょうか?』

レオルとリアーナは、良くわからないと言う顔しながら、俺の方を向き。

『ユウト、別に見せても良いよな?』

っと聞いて来た。

『うん、兄さんや姉さんが良いなら、ボクはいいよ。』

『あの畑は、ユウトが作ったんだから、ちゃんとユウトが決めなきゃダメよ。』

っと、姉さんに怒られた(ーー;)

『じゃ~裏に畑が有るので、ついて来て下さい。
ちょうど今から、収穫しようと思っていたので、見ていって下さい。』

『おぉ~それは有り難いです。
では早速案内をお願いします。』

そのまま皆んなで、家の裏の畑に向かい、思っていた以上の広さの畑が有り、母さんと、トムさんが驚いていた。

『何ですかこの広さの畑は!!これを子供3人だけで見てるのですか!!
しかも畑いっぱいに野菜が出来てるじゃないですか!!』

トムさんは、畑を見て驚いたようだが、目はキラキラして、とても嬉しそうだ。

『こちらの野菜は、本当に素晴らしい!
仕事がら、色々な街や村に行きますが、これ程の野菜にお目にかかった事が無いです。
いきなりで大変申し訳無いのですが、こちらのお野菜を、私の商会でお取引きしていただきたいのですが、お願い出来ないでしょうか。』

『えっ!
取引きですか。
でも、家の野菜をですか?』

『はい。これ程りっぱなお野菜だと、他の村や街や領都に持って行けば、凄く人気なブランド野菜になると思いますよ!』

『本当ですか!!
でも、野菜は、どうやって運ぶのですか?
隣村とかなら、新鮮なうちに運べるかも知れませんが、街まで運ぶとなれば、数日掛かってしまい、鮮度が落ちてしまうと思うのですが。』

『そうですね。
馬車の荷台に、魔法の木箱が有るのですが、容量が3メートル四方で入る物があるのですが、時間は止まりませんが、私は、容量少ないですが、スキルの【アイテムBOX】を持っています。
アイテムBOXは、時間経過が無いので、食料などを入れておけば、鮮度が落ちたりはしません。ただし、私のアイテムBOXは、1メートル四方しか入りません。
取引きが可能なら、木箱に入れて、木箱をアイテムBOXに収納して運ぼうかと思います。』

『なるほど、確かにそれなら、野菜を新鮮な状態で運べますね。
取引きになると、野菜はどれぐらい必要ですか?』

『そうですね。もし宜しければ、今ある野菜の半分ぐらいを買い取らせていただければなと思っております。』

『あっ!
それぐらいで良いのですか?』

『はい。
ご家族で食べる分なども必要でしょうから
(^_^)』

『それは、気にしなくても大丈夫ですよ。
必要なら、今ある分全部でもいいですよ。』

』いや、流石にそれは( ̄▽ ̄;)
皆さんは、お食べにならないのですか?』

『ちゃんと食べますよ。
いくらでも作れるので(笑)
全部無くなったら、また3人で作るので、いくらでも大丈夫ですよ。』

『いくらでも作れる?
いやいや、こんなにりっぱな野菜を育てるのなんて、何ヶ月もかかると思うのですが
Σ(゚д゚lll)』

『トムさん、家の野菜は、ユウトのスキルで作った野菜なの、今ある野菜も、30分ぐらいまでは、種や種芋だったのよ。』

『何ですとぉぉぉぉ!!!!』

『ユウト様、それは本当ですか。
もし、差し支え無ければ、その野菜を育てる様子を見せて頂きたいのですが。』

『あっ、はい。
見せるのは良いのですが、この量の野菜を今から収穫してからじゃ無いと・・・』

『確かにそうですね。
では、一度広場に戻り、馬車を持ってきます。
従業員も連れてきますので、収穫をてつだわせますね。』

『良いのですか!!』

『勿論ですよ。こちらが無理にお願いしているのですから、お気になさらないで下さい。
では、直ぐに戻りますので、しばらくお待ち下さい。』

そう言ってトムさんは、足早に広場の方へと向かって行った。

『皆んな凄いわね☆
今日初めてお野菜を売りに出かけたと思ったら、早速領都の商人さんに、野菜を気に入られて、大きな取引きになるなんて(*^◯^*)』

お母さんに褒められ、3人は喜んだ。

『でも、商人さんが持ってる木箱だと、この畑の野菜、全部は入らないんじゃ無いかな?』

『確か、魔法の木箱は、3メートル四方だって言ってたよな。』

『そうよね、確かに、3メートル四方じゃ、この量は無理よね。(ㆀ˘・з・˘)』

『ねぇユウト?』

『どうかしたの母さん?』

『あのね、家の木箱を作ったみたいに、商人さんの木箱の容量を少し増やしてあげれば良いんじゃ無いかしら?
ユウトなら出来るんじゃ無い?』

『そうか。それなら簡単に出来るし、運ぶ問題を解決できるね。
お母さんありがとう。
(*^▽^*)
商人さんが戻ってきたら、話してみよう。』

『なあなあ、この量の野菜全部買い取って貰ったら、いったいいくらになるんだろうなぁ?』

レオルが素朴な疑問を聞いて来た。

『確か、今日の広場の売り上げが、18000ルナだったわよね。』

『そうそう、それでも凄い稼ぎだったのに、この畑の野菜全部になったら、凄い金額になるんじゃないのか!!』

なんだか、想像すると楽しくなってきて、皆んなで色々と話しながら、トムさんの帰りをまった。

次回は、5月4日の予定です。
宜しくお願いします。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。

久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。 事故は、予想外に起こる。 そして、異世界転移? 転生も。 気がつけば、見たことのない森。 「おーい」 と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。 その時どう行動するのか。 また、その先は……。 初期は、サバイバル。 その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。 有名になって、王都へ。 日本人の常識で突き進む。 そんな感じで、進みます。 ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。 異世界側では、少し非常識かもしれない。 面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。

没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで

六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。 乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。 ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。 有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。 前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。

30年待たされた異世界転移

明之 想
ファンタジー
 気づけば異世界にいた10歳のぼく。 「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」  こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。  右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。  でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。  あの日見た夢の続きを信じて。  ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!  くじけそうになっても努力を続け。  そうして、30年が経過。  ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。  しかも、20歳も若返った姿で。  異世界と日本の2つの世界で、  20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

あっとさん
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める

自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。 その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。 異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。 定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。

猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める

遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】 猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。 そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。 まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。

処理中です...