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プロローグ
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僕は今、俗にいう神様の前にいる。
その神を見るだけでその格の違いが感じ取れた。 周りには何もないまっしろな空間で、神々しい光に満ち溢れていた。
「神代 裕也 あなたはこの瞬間死にました。」
神代 裕也……僕の名前だ。 なにもない小説などにモブとしてでてくるやつらとおなじほぼ普通な高校生だ。
地域では少しいい高校に入っていたり、すこしは優れていることもあるけれどそれ以外に自分自身には特徴がない。
異端なところは幼馴染との関係だけだ。
「それにしても……悲惨な死に方を遂げましたね。 お悔やみ申し上げます。」
神様にも同情されるほど僕は悲惨な死に方をしていたってことなのか…… まあ実際にそうなのだけれど。
「神様に同情はされたくなかったですけれど、死に方が死に方ですしね……」
僕の死因は包丁による外傷と出血死。
それだけなら何も問題ないのだけれど相手が先ほど話した幼馴染による死亡ということが悲惨なんだ。
仲も悪かったわけじゃなかったので、恨みを買っていたのだろうか……。
「では、これからのことをお話ししましょう。 端的にいうとこれからあなたには異世界転生をしてもらいます。」
異世界転生は正直使い古されてはいるけれど個人的には好きなジャンルだ。 何より非現実的なことが異世界なら現実的なのは大きな魅力だと思う。
ちなみに異世界にはすぐ適応できるように異世界の言語を理解できる状態で転生できるらしい。
そして、転生者はいわゆるチートスキルが贈られるらしい。
ちなみにチートスキルの内容は来世の目標や転生前の人格などによって決められるようだ。
「ではひとつ問いましょう あなたは転生した生活に何を望みますか?」
考えてみるとこれまでの人生にやりたいことなんてなかったな。
なるようになるとしか思っていなかったからな。
僕は英雄になりたいと思ってもいないし、世界を支配しようとも考えていない。
あるといえば……そうだ。
「僕は……絆を紡いでいって、仲間や友人と助け合い生きていきたい」
これが僕の考えた目標であり、望むものかなと思った。
「わかりました。その願い女神ラフターがかなえましょう。 では最後に聞くことがひとつあります。 転生した後に心配なことはありませんか? できるだけお答えしましょう。」
悩みごとか……異世界転生は憧れであったし、生活が一新されるということで楽しみだ。
1つだけあるとすれば……。
「僕のことを殺した幼馴染が同じ世界に転生してこないのでしょうか? また転生すると再び殺されると思うのですが……」
神様側がしっかりと考えてくれていればいいのだけれど。
「それなら安心してください 担当する神は無数にいるので詳しくはわからないですが、ほぼ同じタイミングで死んでいて、しかも悪の心をもって犯罪を犯した者は地獄に臆送られるので安心してください」
その言葉を聞いて安心できた。女神さまのおかげで安心感に包まれながら転生することができそうだ。
そろそろ転生の時間らしい。
「転生させてくれて本当にありがとうございます女神様。」
ぼくは神様に感謝を述べた。
「教会に行って祈りを捧げれば、私に会えるのでぜひいらしてくださいね。 時間があったら練習にも付き合ってあげますよ。 では、そろそろ時間ですね 異世界ライフを思う存分に楽しんでください。」
そう女神さまに言われたとたん、体が光の奔流にやさしく包まれた。 神様のおかげで、僕のことを殺した幼馴染「姫島美沙」についても心配しなくてよさそうだ。
【あとがき】
この作品が初投稿なので至らぬところもありますが温かく見守ってくれると幸いです。
その神を見るだけでその格の違いが感じ取れた。 周りには何もないまっしろな空間で、神々しい光に満ち溢れていた。
「神代 裕也 あなたはこの瞬間死にました。」
神代 裕也……僕の名前だ。 なにもない小説などにモブとしてでてくるやつらとおなじほぼ普通な高校生だ。
地域では少しいい高校に入っていたり、すこしは優れていることもあるけれどそれ以外に自分自身には特徴がない。
異端なところは幼馴染との関係だけだ。
「それにしても……悲惨な死に方を遂げましたね。 お悔やみ申し上げます。」
神様にも同情されるほど僕は悲惨な死に方をしていたってことなのか…… まあ実際にそうなのだけれど。
「神様に同情はされたくなかったですけれど、死に方が死に方ですしね……」
僕の死因は包丁による外傷と出血死。
それだけなら何も問題ないのだけれど相手が先ほど話した幼馴染による死亡ということが悲惨なんだ。
仲も悪かったわけじゃなかったので、恨みを買っていたのだろうか……。
「では、これからのことをお話ししましょう。 端的にいうとこれからあなたには異世界転生をしてもらいます。」
異世界転生は正直使い古されてはいるけれど個人的には好きなジャンルだ。 何より非現実的なことが異世界なら現実的なのは大きな魅力だと思う。
ちなみに異世界にはすぐ適応できるように異世界の言語を理解できる状態で転生できるらしい。
そして、転生者はいわゆるチートスキルが贈られるらしい。
ちなみにチートスキルの内容は来世の目標や転生前の人格などによって決められるようだ。
「ではひとつ問いましょう あなたは転生した生活に何を望みますか?」
考えてみるとこれまでの人生にやりたいことなんてなかったな。
なるようになるとしか思っていなかったからな。
僕は英雄になりたいと思ってもいないし、世界を支配しようとも考えていない。
あるといえば……そうだ。
「僕は……絆を紡いでいって、仲間や友人と助け合い生きていきたい」
これが僕の考えた目標であり、望むものかなと思った。
「わかりました。その願い女神ラフターがかなえましょう。 では最後に聞くことがひとつあります。 転生した後に心配なことはありませんか? できるだけお答えしましょう。」
悩みごとか……異世界転生は憧れであったし、生活が一新されるということで楽しみだ。
1つだけあるとすれば……。
「僕のことを殺した幼馴染が同じ世界に転生してこないのでしょうか? また転生すると再び殺されると思うのですが……」
神様側がしっかりと考えてくれていればいいのだけれど。
「それなら安心してください 担当する神は無数にいるので詳しくはわからないですが、ほぼ同じタイミングで死んでいて、しかも悪の心をもって犯罪を犯した者は地獄に臆送られるので安心してください」
その言葉を聞いて安心できた。女神さまのおかげで安心感に包まれながら転生することができそうだ。
そろそろ転生の時間らしい。
「転生させてくれて本当にありがとうございます女神様。」
ぼくは神様に感謝を述べた。
「教会に行って祈りを捧げれば、私に会えるのでぜひいらしてくださいね。 時間があったら練習にも付き合ってあげますよ。 では、そろそろ時間ですね 異世界ライフを思う存分に楽しんでください。」
そう女神さまに言われたとたん、体が光の奔流にやさしく包まれた。 神様のおかげで、僕のことを殺した幼馴染「姫島美沙」についても心配しなくてよさそうだ。
【あとがき】
この作品が初投稿なので至らぬところもありますが温かく見守ってくれると幸いです。
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