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鮮やかな夏
丁度梅雨も終わり、7月も後半に差し掛かった。満天の青空、所々に見える真っ白な積乱雲、うるさいぐらいのセミの鳴き声、たまに聞こえる鳥のさえずり、ギラギラと照らしている太陽。
現在の気温は32℃、猛暑と言えるだろう。
「あ~暑い~涼しい場所に行きたい~」
僕は扇風機の前でだらしなく声を出している。
「そろそろ海の日だし、海行っちゃう??」
なつが言った。
いいね、海行って、花火見て、ゲームして、夏を満喫した後に終わってない課題を一気に終わらせる。学生の風物詩といっても過言ではないだろう。
「明後日が海の日だから明後日!行こ!」
と言い、なつもそれを了承した。
2日経ち、海に行く日になった。
海の日ということもあり、朝に来たはずだが早くも人でいっぱいだ。
なつが人酔いしてしまうので多いところを避けて場所を選んだ。
荷物を置き、海に入る。
「「つめたっ!!!」」
綺麗なハモリになった。
「「ハモんなし!!!」」
また被った。ここまで綺麗にハモる人はそうそういないだろう。
「あの孤島まで競走な!」
僕が言うと、なつは
「毎年負けてるのにまだやるんだ?いいよ、私勝つし?………負けた方がかき氷奢りね!」
言葉の最後らへんで既になつは飛び出していた。僕は追いつけず少し遅れたスタートになる。
結果は…言うまでもないだろう。
「はい!かき氷あざっ!」
帰りはゆっくりと泳いだ。
かき氷と言えばみんなは何味を想像するだろう?僕はレモンだ。あの甘酸っぱい感じがなんともたまらない。
「まだぁ~?もう溶ける~」
なつがだらしなく横たわりウザイくらいに声をかけてくる。それを無視し注文したかき氷を待つ。
「はい、買ってきた」
「ナイス!」
なつは受け取り次第すぐにかきこんでいる。まぁ、キーンとなるのはお約束だ。
全く、頭がいいのか悪いのか。
時間は経ち、もう夕方と言っていい時間になった。そろそろ帰ろう。
体をシャワーで流し、着替える。
バスに乗り、後方に座る。
バス停を2つ過ぎたあたりで不意に肩に感触がある。
なつは全力ではしゃいでいたから疲れたのだろう、隣を横目に見ると寝ていた。
「次は~終着点~○○です~」
パッと起きた、いつの間にやら僕も寝ていたようだ。ここは目的のバス停から3つほど離れた場所だ。街の方では3つ分と言うと近いだろうが、田舎での1つ1つの間には1キロ、2キロぐらいの間隔がある。
しかし、お金も今日使う分しか持っていなかったため、余りがほとんどない。
なつを起こし、とりあえずバスを降りる。
結果、駅で飲み物を買い、歩くことを選択した。
長い道のりになってしまったが、なんとか家まで帰った。まだ夏休みに入って1日目、まだ時間はいっぱいある。思い出に残る1年になりそうだ。
帰る途中にアサガオを見つけた。
夕焼け空に負けることなく鮮やかで凛とした濃い青色だった。
現在の気温は32℃、猛暑と言えるだろう。
「あ~暑い~涼しい場所に行きたい~」
僕は扇風機の前でだらしなく声を出している。
「そろそろ海の日だし、海行っちゃう??」
なつが言った。
いいね、海行って、花火見て、ゲームして、夏を満喫した後に終わってない課題を一気に終わらせる。学生の風物詩といっても過言ではないだろう。
「明後日が海の日だから明後日!行こ!」
と言い、なつもそれを了承した。
2日経ち、海に行く日になった。
海の日ということもあり、朝に来たはずだが早くも人でいっぱいだ。
なつが人酔いしてしまうので多いところを避けて場所を選んだ。
荷物を置き、海に入る。
「「つめたっ!!!」」
綺麗なハモリになった。
「「ハモんなし!!!」」
また被った。ここまで綺麗にハモる人はそうそういないだろう。
「あの孤島まで競走な!」
僕が言うと、なつは
「毎年負けてるのにまだやるんだ?いいよ、私勝つし?………負けた方がかき氷奢りね!」
言葉の最後らへんで既になつは飛び出していた。僕は追いつけず少し遅れたスタートになる。
結果は…言うまでもないだろう。
「はい!かき氷あざっ!」
帰りはゆっくりと泳いだ。
かき氷と言えばみんなは何味を想像するだろう?僕はレモンだ。あの甘酸っぱい感じがなんともたまらない。
「まだぁ~?もう溶ける~」
なつがだらしなく横たわりウザイくらいに声をかけてくる。それを無視し注文したかき氷を待つ。
「はい、買ってきた」
「ナイス!」
なつは受け取り次第すぐにかきこんでいる。まぁ、キーンとなるのはお約束だ。
全く、頭がいいのか悪いのか。
時間は経ち、もう夕方と言っていい時間になった。そろそろ帰ろう。
体をシャワーで流し、着替える。
バスに乗り、後方に座る。
バス停を2つ過ぎたあたりで不意に肩に感触がある。
なつは全力ではしゃいでいたから疲れたのだろう、隣を横目に見ると寝ていた。
「次は~終着点~○○です~」
パッと起きた、いつの間にやら僕も寝ていたようだ。ここは目的のバス停から3つほど離れた場所だ。街の方では3つ分と言うと近いだろうが、田舎での1つ1つの間には1キロ、2キロぐらいの間隔がある。
しかし、お金も今日使う分しか持っていなかったため、余りがほとんどない。
なつを起こし、とりあえずバスを降りる。
結果、駅で飲み物を買い、歩くことを選択した。
長い道のりになってしまったが、なんとか家まで帰った。まだ夏休みに入って1日目、まだ時間はいっぱいある。思い出に残る1年になりそうだ。
帰る途中にアサガオを見つけた。
夕焼け空に負けることなく鮮やかで凛とした濃い青色だった。
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