4 / 4
第4話 砂プリン その1
しおりを挟む
そんなこんなで朝一番にプリンを食べに行くことになった。
ちなみに美月は朝に弱いらしく、昨日あんなにはしゃいでたのに今はそれで首謀者かってほどにこうなんというか、スーンとしている。
「ほら、お前が行きたいって言い出したんだぞ」
黒騎が呆れてそう言う。
「ふゃい」
人間には出せなそうな返事をしながら美月はボーッと歩いている。
「まぁまぁ、眠いんでしょ」
俺はそう返事をしながら周囲を見回す。
見たことのある風景の気がする。特に看板とか転生前の鳥取にも見えないこともない。俺は市の出身じゃないから鳥取市がどんな感じなのかはぼんやりとしか思い出せないが、確かこんな感じだった気がする。
そんな事を考えてると、もしかしたら険しい顔でもしてたのだろうか、
「そんな怖い顔するなって、ここは街だから敵なんて出ねぇよ」
そう黒騎に言われた。
「い、いや、見たことのある風景だなと思って」
慌てて答える。黒騎は今度は首を傾げて
「は?、そりゃ一昨日からいるからな」
と、かなり不思議そうに聞いてくる。
「そ、そういえばそうだったな」
慌てて取り繕う。このゲーム(?)前提要素多すぎだろ…
一人でぼやきつつ、昨日の砂丘の隣の道を3人で歩く。
「みえてきたにゃ!」
さっきまで死んだような目をしていた美月が急に大きな声を出す。目をキラキラさせながら。
「うっ、うっるせぇな」
耳元で大声を出されたらしい黒騎がぼやく。
「だってプリン!プリンプリン!」
美月は脳死状態のようだ、ご愁傷様です。ちなみに黒騎の目は死んでいる。あの顔だと耳も死んでいそうな感じだ。俺も耳が痛いよ。
「「はぁ…」」
男たち二人は朝一から疲弊しきっているのだった。
ちなみに美月は朝に弱いらしく、昨日あんなにはしゃいでたのに今はそれで首謀者かってほどにこうなんというか、スーンとしている。
「ほら、お前が行きたいって言い出したんだぞ」
黒騎が呆れてそう言う。
「ふゃい」
人間には出せなそうな返事をしながら美月はボーッと歩いている。
「まぁまぁ、眠いんでしょ」
俺はそう返事をしながら周囲を見回す。
見たことのある風景の気がする。特に看板とか転生前の鳥取にも見えないこともない。俺は市の出身じゃないから鳥取市がどんな感じなのかはぼんやりとしか思い出せないが、確かこんな感じだった気がする。
そんな事を考えてると、もしかしたら険しい顔でもしてたのだろうか、
「そんな怖い顔するなって、ここは街だから敵なんて出ねぇよ」
そう黒騎に言われた。
「い、いや、見たことのある風景だなと思って」
慌てて答える。黒騎は今度は首を傾げて
「は?、そりゃ一昨日からいるからな」
と、かなり不思議そうに聞いてくる。
「そ、そういえばそうだったな」
慌てて取り繕う。このゲーム(?)前提要素多すぎだろ…
一人でぼやきつつ、昨日の砂丘の隣の道を3人で歩く。
「みえてきたにゃ!」
さっきまで死んだような目をしていた美月が急に大きな声を出す。目をキラキラさせながら。
「うっ、うっるせぇな」
耳元で大声を出されたらしい黒騎がぼやく。
「だってプリン!プリンプリン!」
美月は脳死状態のようだ、ご愁傷様です。ちなみに黒騎の目は死んでいる。あの顔だと耳も死んでいそうな感じだ。俺も耳が痛いよ。
「「はぁ…」」
男たち二人は朝一から疲弊しきっているのだった。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
卒業パーティーのその後は
あんど もあ
ファンタジー
乙女ゲームの世界で、ヒロインのサンディに転生してくる人たちをいじめて幸せなエンディングへと導いてきた悪役令嬢のアルテミス。 だが、今回転生してきたサンディには匙を投げた。わがままで身勝手で享楽的、そんな人に私にいじめられる資格は無い。
そんなアルテミスだが、卒業パーティで断罪シーンがやってきて…。
冷遇王妃はときめかない
あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。
だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。
嘘つきと呼ばれた精霊使いの私
ゆるぽ
ファンタジー
私の村には精霊の愛し子がいた、私にも精霊使いとしての才能があったのに誰も信じてくれなかった。愛し子についている精霊王さえも。真実を述べたのに信じてもらえず嘘つきと呼ばれた少女が幸せになるまでの物語。
姉から全て奪う妹
明日井 真
ファンタジー
「お姉様!!酷いのよ!!マリーが私の物を奪っていくの!!」
可愛い顔をした悪魔みたいな妹が私に泣きすがってくる。
だから私はこう言うのよ。
「あら、それって貴女が私にしたのと同じじゃない?」
*カテゴリー不明のためファンタジーにお邪魔いたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる