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6人目:イマドキJKの話
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「ねえねえ見て!これ、五郎くんとお揃いのスマホケース!」
合コンから2ヶ月過ぎた頃。
夏真っ盛りの7月、夏休みが来る前の独特なワクワク感が私達を襲う。
「いいね!五郎くんこういうのつけるんだ?」
「ケースにはこだわりないって言ってたからお願いしたら付けてくれたよ~」
あの合コンをきっかけに、渚は狙ってた五郎くんと付き合い始めた。
「麻友は結局新大久保とどーなったの?」
「んー……3回くらい遊んだんだけど、毎回カラオケとかネカフェとか、密室になるところに連れて行こうとするからキモくて切った」
「なにそれやばwww」
「やばいよねwもうしばらく彼氏はいいや」
麻友はあの日、合コンに来ていた新メンバーのうちの1人といい感じになっていた。
その人は髪型やメイク、服装が韓国っぽかったから私たちは勝手に「新大久保」とあだ名をつけている。
付き合ってた彼氏と別れて、新大久保と付き合うかと思いきや、付き合わないみたいだ。
「双葉は瑠千亜くんと付き合ったんだもんね」
隣のクラスの双葉は、あの日をきっかけに瑠千亜くんと付き合った。
2人とも低身長で可愛い雰囲気だから、とてもお似合いだ。
「てか愛莉!あんたは?隼くんとどーなったの??」
渚がニヤニヤしながら聞いてくる。
私はあの日、母と隼くんが知り合いだったおかげで隼くんと仲良くなれたことを皆に話していた。
だから渚も麻友も、私は隼くんと上手く行くと思っているみたいだ。
私もそうなれば嬉しいけど………
「最近忙しいみたいで、前ほどは連絡できてないなー…」
隼くんとのLI○Eを見返しながら答える。
最後に話したのは、2週間前……
「えー!やばいじゃんそれ!ウカウカしてると誰かに取られちゃうよ?!」
「それは分かってるんだけどさ~…今インターハイの時期だし、あんまりこっちから話しかけるのもな、って思って」
「そういう時期だからこそ応援してあげればいいのに!!」
「てかさ、ゆーてインターハイって8月でしょ?まだギリ大丈夫なんじゃない?」
渚と麻友は、他人事のように言う。
「でも……」
「いーから!インターハイ頑張ってって送るだけでもいいじゃん!」
「ほら!スマホ貸して!送ったげる」
「えええ…」
あっという間に麻友によって私の手からスマホが取り上げられた。
麻友には私のスマホの暗証番号が割れている。
そのままスムーズにLI○Eを開き、隼くんへのメッセージを送ってしまった。
合コンから2ヶ月過ぎた頃。
夏真っ盛りの7月、夏休みが来る前の独特なワクワク感が私達を襲う。
「いいね!五郎くんこういうのつけるんだ?」
「ケースにはこだわりないって言ってたからお願いしたら付けてくれたよ~」
あの合コンをきっかけに、渚は狙ってた五郎くんと付き合い始めた。
「麻友は結局新大久保とどーなったの?」
「んー……3回くらい遊んだんだけど、毎回カラオケとかネカフェとか、密室になるところに連れて行こうとするからキモくて切った」
「なにそれやばwww」
「やばいよねwもうしばらく彼氏はいいや」
麻友はあの日、合コンに来ていた新メンバーのうちの1人といい感じになっていた。
その人は髪型やメイク、服装が韓国っぽかったから私たちは勝手に「新大久保」とあだ名をつけている。
付き合ってた彼氏と別れて、新大久保と付き合うかと思いきや、付き合わないみたいだ。
「双葉は瑠千亜くんと付き合ったんだもんね」
隣のクラスの双葉は、あの日をきっかけに瑠千亜くんと付き合った。
2人とも低身長で可愛い雰囲気だから、とてもお似合いだ。
「てか愛莉!あんたは?隼くんとどーなったの??」
渚がニヤニヤしながら聞いてくる。
私はあの日、母と隼くんが知り合いだったおかげで隼くんと仲良くなれたことを皆に話していた。
だから渚も麻友も、私は隼くんと上手く行くと思っているみたいだ。
私もそうなれば嬉しいけど………
「最近忙しいみたいで、前ほどは連絡できてないなー…」
隼くんとのLI○Eを見返しながら答える。
最後に話したのは、2週間前……
「えー!やばいじゃんそれ!ウカウカしてると誰かに取られちゃうよ?!」
「それは分かってるんだけどさ~…今インターハイの時期だし、あんまりこっちから話しかけるのもな、って思って」
「そういう時期だからこそ応援してあげればいいのに!!」
「てかさ、ゆーてインターハイって8月でしょ?まだギリ大丈夫なんじゃない?」
渚と麻友は、他人事のように言う。
「でも……」
「いーから!インターハイ頑張ってって送るだけでもいいじゃん!」
「ほら!スマホ貸して!送ったげる」
「えええ…」
あっという間に麻友によって私の手からスマホが取り上げられた。
麻友には私のスマホの暗証番号が割れている。
そのままスムーズにLI○Eを開き、隼くんへのメッセージを送ってしまった。
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