REVERSE

Yomogi

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天ノ章

一人目の仲間

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彼女の名前はイヨリ。

獣人族に、借金で追われ、逃げてきた場所で騙されあの男に捕まったらしい。

「……助けて……ください……。何でもしますから……」

「いや……何でもしますとかはやめとこうぜ?そんな事言うからあんなことになったんだろ?」

「あっ……すみません……」

ショボーンとしているイヨリに上着をかけてやる。

「今日はもう遅いから寝とけよ」

「はい。ありがとうございます。」

「あと、敬語はなしな!あ、俺の名前はハル。よろしく!」

「わ、わかりまし……あっ……わかった!」

たどたどしいけどまぁいいや。

「じゃあ、お休み」

「はい。おやすみなさい」




次の日、周りを見ると獣人族に囲まれていた。

「いや、予想はできたけど、これは……」

数は10人くらいか。

「峰打ちで全部倒させてもらう。」

「ハルがそこまでしなくても!」

「任せとけって!」

目の前にいた4人を鞘で殴る。

全て顎に入れたから脳震盪で倒れていく。

「……私も加勢します!」

獣人族の拳を交わし、投げ飛ばしていくイヨリ。

強すぎんだろ。あれ。

ものの数分で全員を倒してしまうと、リーダー格であろう、獣人に告げる

「俺の名前はハル!ゼウスに選ばれし子!勇者だ!これ以上、続けるようならこちらにも考えがある!」

この一言にギョッとするイヨリと獣人

「集落に帰って伝えろ!この兎人族イヨリは俺の旅の仲間として冥の国へ連れていく!それでもし帰ってこれたら借金はなくせ!わかったな!」

「は、はい。」



そう言って去って行く獣人を見送りイヨリの方へ振り返る。

「ごめん。巻き込むことになっちゃった。別に冥の国までついて来なくてもいいよ。」

「いえ、二度も助けてもらいました。その恩返しとして、是非冥の国までお供させてください。」

「え!?いいの!?死んじゃうかもなんだよ!?」

「大丈夫です。ハルが、好きだから……」

ハルがから聞こえなかったけど、まぁついてくるってことだろう。

「わかった。ありがとう。よろしくな。」

「はい!」

パーティが一人増えた!
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