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王子と従兄弟の生活
王子と従兄弟がいちゃつく話 ※+BL要素回収
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※注意事項※
王子6話で飛ばした二年の間の話です。
ちょっと、いやだいぶ? ヴェルが性に奔放になってます。
でも彼は記憶の上塗りをしたいがためにしています。
BL表現とR18が入るので苦手な方はブラウザバック推奨。
なおこの話は読まなくてもOK。
追記 めっちゃIFルート
それでは、どうぞ
───────────────────────────
クロノスの神器“時超えの大鎌”を手に入れた僕は、その使い道を探ることをとりあえず放棄した。
だって、アレはあってもなくても僕の日常に支障はなかったから。
さて、僕の大捜索は具体的には三日で終わりを告げたが、それにいい顔をしなかった人がもちろんいる。
兄様は、僕より粘り強く調べていたけど、やはり進展はなく一週間が経過した。
「やはり、王宮にある王族専用の書庫にあるのでしょうか・・・」
「そんなのがあるの?」
「・・・ヴェル、お前は元は王宮にいた身でしょう? まぁ、小さい頃の記憶なんてそんなに覚えていないものでしょうけど」
「うん、僕は知らなくていいや。兄様、一緒に遊ぼ?」
「・・・はぁ・・・・・・・・」
盛大な溜め息とともに呆れた顔を僕に向ける兄様。
最近の僕と兄様の“遊び”は、たいてい剣術の稽古だ。
僕は剣の才能があったらしい。それでも兄様には搦め手で攻められて負けることもあるくらいで、負けず嫌いの兄様はたまに文字通りの意味で絡みついてくる。僕が降参するまで放してもらえない。
「お前、私に首を絞められてたまに喜んでませんか?」
今日も絡みつかれて負けてしまった。
兄様はどうも僕への警戒心がないからか、僕を触ることに抵抗や遠慮がない。僕から触るとすごい勢いで飛び退かれてしまうし、こうやって絡みつかれているときが一番兄様と触れ合っているといっても過言じゃない。
終わるとお風呂に入る。
兄様と一緒に入ったりは一度もしたことがなかったけど、僕はあの日兄様の裸体を見たときのことを思い出しながら入ってるときもあって、たまに兄様が入ってるときはちょっとのぞき見したくなる。
いやいや、本当にしたことはないけど。
だってそんなことしたらホントに嫌われちゃう。
お風呂あがりの兄様はほんのりいい匂いがする。
僕と使ってる石鹸は同じなのに、兄様は甘い匂いがするんだ。
その日の夜、僕は兄様の部屋に忍び込んだ。
兄様のにおいが、僕の部屋までするんだ・・・
まるで誘うように漂ってくるその匂いに、ヴェルは我慢ができなくなった。
質素なベッドの上、丸くなって規則正しい寝息をこぼす従兄弟は彼と同い年なのに小さく見える。
ヴェルは甘い匂いの元をたどるようにして、兄に近づいた。
兄は深く眠っているようで、近づいても起きない。
頬にキスを落として、眠っている兄の匂いをかぐ。
すん、すん、
・・・とってもいい匂いだ。と、うっとりしながら兄にかけられた布を剥ぐ。彼の甘い匂いは、うなじからもするけど、下半身からも強く感じる。そっと彼の履き物をおろし、ヴェルはその甘い匂いの発生源を見た。
男にしては未発達の兄のペニスを剥き出しにさせたヴェルは、その匂いを嗅いで興奮したように息を乱す。
あの日、あのクソ共になぶられていた兄様のペニス・・・。
小さくて、ふにゃふにゃで、あのクソ共はこんなに可愛らしい兄様のペニスをあんな風に・・・本当に許せないな。
くんくん、と兄のペニスの匂いをまた嗅いでみれば甘い匂いがして、思わずヴェルはしゃぶりつく。
兄はくわえられても全く気付いていないのか、寝たままだ。
兄の寝顔を見てヴェルはうっとりと笑いながら、まだやわらかい彼のペニスをくわえ、舌を使って奉仕していく。
兄様、兄様・・・。あんなクソにも劣るハイエナ共にされた記憶を引きづって、僕とも寝てくれなくなってしまった兄様・・・。
そんなふうにあの男共への嫉妬と憎悪の炎を滾らせながら愛しい兄のペニスへキスを落としていく。ふにゃふにゃだったペニスはほどよく硬くなり、歯を立てないようにして、ペニスを根元まですっぽりくわえていく。彼のペニスはヴェルの口の中でぴくぴく反応している。
そのままゆっくりと彼のペニスを口の中でしゃぶり、舌を這わせ、締め付けたり、口から出してペニス全体を優しく愛撫していく。繰り返すうちについに彼のペニスがぴゅるっ、と先端から白濁とした液を出し始めた。兄のペニスもヴェルにご奉仕されて嬉しかったのだろうか。
元気になったペニスを今度は手でしごいていく。手で握ると兄のペニスはますます小さい。しっかりしごいて大きくしようと思ったヴェルだが、ヴェルの手の中でぴくぴくうごめいたペニスはびゅるっ♡と白い液体を噴き上げた。
手の平で受け止め、シーツにはこぼさぬよう注意する。
これはあのクソ共が兄様にぶっかけてたやつと同じ匂いがする。
・・・僕が好きな兄様の甘い匂いはほんのちょっとしかしない。
でも兄様の体液だし、嫌な気はしない。むしろ、いとおしい。
舐めとってみれば苦い味がした。でも兄様のものだし、と思ったヴェルは全部残らず舐めとって、ペニスからこぼれる残りも吸い取る。じゅっ、とキツく吸えばペニスからまた白いのを吹いて、可愛いと思いながら全部きれいに飲みこんだ。
義兄のペニスをいじめて満足したヴェルは、義兄のアナルに手を伸ばした。甘い匂いはそっちの方から強く漏れていた。
そこはもうぐじゅぐじゅに濡れ切って、ヴェルの指にすぐ食いつき、ぎゅぅうっと指を締めつける。兄の顔をもう一度見た。
眉間にしわを寄せて苦しそうにして、兄はこっちを見ていた。いつからかはわからないが彼は起きていたようだ。
目があって、潤んだ瞳はヴェルを見ている。
頬はわずかに赤くなっている。
「人の寝込みを襲うとは思いませんでしたよ、ヴェル…。」
睨みつけてきた兄は弱々しくそういって、けど苦しそうなのは変わらず、ヴェルは愛しい兄の頬にキスをした。
「寝込みを襲うように仕向けたのは兄様の方だよ、こんなに甘くておいしそうな匂いをさせているのに、兄様気付いてないの?」
「・・・私が? 甘そうな匂い、ですか」
それを言うならヴェルだっておいしそうですよ、と掠れた声で言う。濡れた瞳は僕の首元をみてぼんやりしていて、ヴェルはその言葉に耳を疑った。
「私の好きな、おひさまの香りと、ヴェルの、その、」
口ごもった義兄は苦悶の表情を浮かべていたが、ヴェルと目をあわせると欲情した目を隠しきれずに「雄の匂い」と言った。
僕の匂い?
ヴェルは思わずぞくっと震えていた。
「ヴェルだけ、なんですよ・・・嫌じゃないのは」
「兄様・・・」
しかし過去のトラウマを思い出して苦しげな顔をする兄に、ヴェルは信じられない思いでいた。
そこでふとヴェルは考えてしまった。
兄様はどこまでなら許してくれるだろうか?
どこから僕を嫌いになるだろうか?・・・と。
「兄様、ほんとに? こんなことされて、嫌じゃない?」
そういってクソ共がしていたように兄の身体に手を這わせる。
綺麗な白い肌に散った赤や青を労わるように撫でれば、身体がぴくんと反応している。
まだ撫でられるのは怖いのだろうか? 兄のアナルに入れていた指を少し動かしてみせる。どろどろに溶けて熱く感じるそこをいじられる兄は、いやらしい吐息をこぼす。
「ヴェル、」
そんなふうに物欲し気な目で名を呼ばれて、反応しない男はいない。ヴェルは成長途中ではあるが、彼が言うように立派な男で雄だった。
兄の艶やかな声で立ち上がっていた自分のペニスを取り出して、彼のアナルを指で広げ、そのままくわえさせてしまう。彼は苦しそうにうめいたが、嫌がってないのを見てもっとしてもいいのか、と思ってしまう。
あんなにあのクソ共には嫌がっていた兄様が、僕には嫌がらず、何をされても受け入れてくれる。
・・・・・・・・・好きだ。
「兄様、にいさま、すき、好きだ、」
ヴェルはうれしくて兄に縋りつきながら、己のペニスで彼の中をぐちゃぐちゃに乱していく。一心不乱に腰を振って、義兄の奥へと叩きつけていく。ぱちゅん、と腰を打つたびに肌と肌がぶつかる音を奏で、その音に合わせるようにいやらしい喘ぎ声をあげる兄に、悦びの色が見える。ヴェルを受け入れてよがるその姿をしっかりと目に写し、喜んで犯していく。
「はぁっ、ヴェルっ・・・あっ、!」
あまりに激しくしすぎて兄はすぐに絶頂してペニスから透明な液体を吹いていた。
「あっ、み、みない、で・・・くらは・・・、」
とろけきった顔でペニスから潮を吹く兄を目に焼き付け、ヴェルは兄の気になった場所を弄る。
さっきは甘い匂いがアナルからすると思い込んでいたけど、どうも僕の兄様の身体構造は神秘的なようだ。
アナルとは別の、ぐずぐずになっていた穴をくすぐれば、彼はもっと喜んで身体をくねらせた。
「~~~~~~~~~っっっ♡♡♡♡♡」
びくびくと体を震わせながら声なき声を上げてヴェルのペニスを搾り上げる。とてもいやらしいその姿にヴェルは興奮してしまう。
あぁ・・・、兄様。
そんないやらしい顔は僕にしか見せないでね・・・?
ヴェルは兄の中に射精し、そのまま貪りつくような行為を続けた。アナルからペニスを引き抜いて、兄のもう一つの生殖器官に孕め、と言わんばかりに叩きつける。
獣のようなその行為に兄はたまらず嬌声をあげて雌のように腰を震わせた。
そんな日がもちろん一日で終わるわけもなく、ヴェルの行為は次第にエスカレートしていった。
しかし。
兄はある日を境にヴェルを拒絶するようになった。
その日、また帰ってきた義母はそれまでと同じように自分の息子に暴力を振るったが、翌日彼を連れてどこかへと行ってしまった。
夜、帰ってきた頃には死んだ目で、ヴェルに見向きもしないまま湯船に浸かり、そして寝た。
部屋には厳重に鍵をかけていたので、ヴェルはそれを外すことが出来なかった。
━━━━━━━━━━━
☆補足☆
この魔界の魔族は
生まれた時=無性or両性(無性が9割)
第一次性徴期=性自認の芽生えから分岐、発達
第二次性徴期=発達終了、繁殖できる身体に。
みたいな感じで成長過程で性別がわかれます。
ゼウス兄様は両性で生まれ、どちらにもなりたくなくて両性のままです。両性具有で生まれる一割はだいたいクロノスの血が濃い者たちなのですが、クロノスの一族は色恋沙汰で狂う宿命があるので、濃い血筋が続くのも稀。 そういう設定。(設定言うな)
王子6話で飛ばした二年の間の話です。
ちょっと、いやだいぶ? ヴェルが性に奔放になってます。
でも彼は記憶の上塗りをしたいがためにしています。
BL表現とR18が入るので苦手な方はブラウザバック推奨。
なおこの話は読まなくてもOK。
追記 めっちゃIFルート
それでは、どうぞ
───────────────────────────
クロノスの神器“時超えの大鎌”を手に入れた僕は、その使い道を探ることをとりあえず放棄した。
だって、アレはあってもなくても僕の日常に支障はなかったから。
さて、僕の大捜索は具体的には三日で終わりを告げたが、それにいい顔をしなかった人がもちろんいる。
兄様は、僕より粘り強く調べていたけど、やはり進展はなく一週間が経過した。
「やはり、王宮にある王族専用の書庫にあるのでしょうか・・・」
「そんなのがあるの?」
「・・・ヴェル、お前は元は王宮にいた身でしょう? まぁ、小さい頃の記憶なんてそんなに覚えていないものでしょうけど」
「うん、僕は知らなくていいや。兄様、一緒に遊ぼ?」
「・・・はぁ・・・・・・・・」
盛大な溜め息とともに呆れた顔を僕に向ける兄様。
最近の僕と兄様の“遊び”は、たいてい剣術の稽古だ。
僕は剣の才能があったらしい。それでも兄様には搦め手で攻められて負けることもあるくらいで、負けず嫌いの兄様はたまに文字通りの意味で絡みついてくる。僕が降参するまで放してもらえない。
「お前、私に首を絞められてたまに喜んでませんか?」
今日も絡みつかれて負けてしまった。
兄様はどうも僕への警戒心がないからか、僕を触ることに抵抗や遠慮がない。僕から触るとすごい勢いで飛び退かれてしまうし、こうやって絡みつかれているときが一番兄様と触れ合っているといっても過言じゃない。
終わるとお風呂に入る。
兄様と一緒に入ったりは一度もしたことがなかったけど、僕はあの日兄様の裸体を見たときのことを思い出しながら入ってるときもあって、たまに兄様が入ってるときはちょっとのぞき見したくなる。
いやいや、本当にしたことはないけど。
だってそんなことしたらホントに嫌われちゃう。
お風呂あがりの兄様はほんのりいい匂いがする。
僕と使ってる石鹸は同じなのに、兄様は甘い匂いがするんだ。
その日の夜、僕は兄様の部屋に忍び込んだ。
兄様のにおいが、僕の部屋までするんだ・・・
まるで誘うように漂ってくるその匂いに、ヴェルは我慢ができなくなった。
質素なベッドの上、丸くなって規則正しい寝息をこぼす従兄弟は彼と同い年なのに小さく見える。
ヴェルは甘い匂いの元をたどるようにして、兄に近づいた。
兄は深く眠っているようで、近づいても起きない。
頬にキスを落として、眠っている兄の匂いをかぐ。
すん、すん、
・・・とってもいい匂いだ。と、うっとりしながら兄にかけられた布を剥ぐ。彼の甘い匂いは、うなじからもするけど、下半身からも強く感じる。そっと彼の履き物をおろし、ヴェルはその甘い匂いの発生源を見た。
男にしては未発達の兄のペニスを剥き出しにさせたヴェルは、その匂いを嗅いで興奮したように息を乱す。
あの日、あのクソ共になぶられていた兄様のペニス・・・。
小さくて、ふにゃふにゃで、あのクソ共はこんなに可愛らしい兄様のペニスをあんな風に・・・本当に許せないな。
くんくん、と兄のペニスの匂いをまた嗅いでみれば甘い匂いがして、思わずヴェルはしゃぶりつく。
兄はくわえられても全く気付いていないのか、寝たままだ。
兄の寝顔を見てヴェルはうっとりと笑いながら、まだやわらかい彼のペニスをくわえ、舌を使って奉仕していく。
兄様、兄様・・・。あんなクソにも劣るハイエナ共にされた記憶を引きづって、僕とも寝てくれなくなってしまった兄様・・・。
そんなふうにあの男共への嫉妬と憎悪の炎を滾らせながら愛しい兄のペニスへキスを落としていく。ふにゃふにゃだったペニスはほどよく硬くなり、歯を立てないようにして、ペニスを根元まですっぽりくわえていく。彼のペニスはヴェルの口の中でぴくぴく反応している。
そのままゆっくりと彼のペニスを口の中でしゃぶり、舌を這わせ、締め付けたり、口から出してペニス全体を優しく愛撫していく。繰り返すうちについに彼のペニスがぴゅるっ、と先端から白濁とした液を出し始めた。兄のペニスもヴェルにご奉仕されて嬉しかったのだろうか。
元気になったペニスを今度は手でしごいていく。手で握ると兄のペニスはますます小さい。しっかりしごいて大きくしようと思ったヴェルだが、ヴェルの手の中でぴくぴくうごめいたペニスはびゅるっ♡と白い液体を噴き上げた。
手の平で受け止め、シーツにはこぼさぬよう注意する。
これはあのクソ共が兄様にぶっかけてたやつと同じ匂いがする。
・・・僕が好きな兄様の甘い匂いはほんのちょっとしかしない。
でも兄様の体液だし、嫌な気はしない。むしろ、いとおしい。
舐めとってみれば苦い味がした。でも兄様のものだし、と思ったヴェルは全部残らず舐めとって、ペニスからこぼれる残りも吸い取る。じゅっ、とキツく吸えばペニスからまた白いのを吹いて、可愛いと思いながら全部きれいに飲みこんだ。
義兄のペニスをいじめて満足したヴェルは、義兄のアナルに手を伸ばした。甘い匂いはそっちの方から強く漏れていた。
そこはもうぐじゅぐじゅに濡れ切って、ヴェルの指にすぐ食いつき、ぎゅぅうっと指を締めつける。兄の顔をもう一度見た。
眉間にしわを寄せて苦しそうにして、兄はこっちを見ていた。いつからかはわからないが彼は起きていたようだ。
目があって、潤んだ瞳はヴェルを見ている。
頬はわずかに赤くなっている。
「人の寝込みを襲うとは思いませんでしたよ、ヴェル…。」
睨みつけてきた兄は弱々しくそういって、けど苦しそうなのは変わらず、ヴェルは愛しい兄の頬にキスをした。
「寝込みを襲うように仕向けたのは兄様の方だよ、こんなに甘くておいしそうな匂いをさせているのに、兄様気付いてないの?」
「・・・私が? 甘そうな匂い、ですか」
それを言うならヴェルだっておいしそうですよ、と掠れた声で言う。濡れた瞳は僕の首元をみてぼんやりしていて、ヴェルはその言葉に耳を疑った。
「私の好きな、おひさまの香りと、ヴェルの、その、」
口ごもった義兄は苦悶の表情を浮かべていたが、ヴェルと目をあわせると欲情した目を隠しきれずに「雄の匂い」と言った。
僕の匂い?
ヴェルは思わずぞくっと震えていた。
「ヴェルだけ、なんですよ・・・嫌じゃないのは」
「兄様・・・」
しかし過去のトラウマを思い出して苦しげな顔をする兄に、ヴェルは信じられない思いでいた。
そこでふとヴェルは考えてしまった。
兄様はどこまでなら許してくれるだろうか?
どこから僕を嫌いになるだろうか?・・・と。
「兄様、ほんとに? こんなことされて、嫌じゃない?」
そういってクソ共がしていたように兄の身体に手を這わせる。
綺麗な白い肌に散った赤や青を労わるように撫でれば、身体がぴくんと反応している。
まだ撫でられるのは怖いのだろうか? 兄のアナルに入れていた指を少し動かしてみせる。どろどろに溶けて熱く感じるそこをいじられる兄は、いやらしい吐息をこぼす。
「ヴェル、」
そんなふうに物欲し気な目で名を呼ばれて、反応しない男はいない。ヴェルは成長途中ではあるが、彼が言うように立派な男で雄だった。
兄の艶やかな声で立ち上がっていた自分のペニスを取り出して、彼のアナルを指で広げ、そのままくわえさせてしまう。彼は苦しそうにうめいたが、嫌がってないのを見てもっとしてもいいのか、と思ってしまう。
あんなにあのクソ共には嫌がっていた兄様が、僕には嫌がらず、何をされても受け入れてくれる。
・・・・・・・・・好きだ。
「兄様、にいさま、すき、好きだ、」
ヴェルはうれしくて兄に縋りつきながら、己のペニスで彼の中をぐちゃぐちゃに乱していく。一心不乱に腰を振って、義兄の奥へと叩きつけていく。ぱちゅん、と腰を打つたびに肌と肌がぶつかる音を奏で、その音に合わせるようにいやらしい喘ぎ声をあげる兄に、悦びの色が見える。ヴェルを受け入れてよがるその姿をしっかりと目に写し、喜んで犯していく。
「はぁっ、ヴェルっ・・・あっ、!」
あまりに激しくしすぎて兄はすぐに絶頂してペニスから透明な液体を吹いていた。
「あっ、み、みない、で・・・くらは・・・、」
とろけきった顔でペニスから潮を吹く兄を目に焼き付け、ヴェルは兄の気になった場所を弄る。
さっきは甘い匂いがアナルからすると思い込んでいたけど、どうも僕の兄様の身体構造は神秘的なようだ。
アナルとは別の、ぐずぐずになっていた穴をくすぐれば、彼はもっと喜んで身体をくねらせた。
「~~~~~~~~~っっっ♡♡♡♡♡」
びくびくと体を震わせながら声なき声を上げてヴェルのペニスを搾り上げる。とてもいやらしいその姿にヴェルは興奮してしまう。
あぁ・・・、兄様。
そんないやらしい顔は僕にしか見せないでね・・・?
ヴェルは兄の中に射精し、そのまま貪りつくような行為を続けた。アナルからペニスを引き抜いて、兄のもう一つの生殖器官に孕め、と言わんばかりに叩きつける。
獣のようなその行為に兄はたまらず嬌声をあげて雌のように腰を震わせた。
そんな日がもちろん一日で終わるわけもなく、ヴェルの行為は次第にエスカレートしていった。
しかし。
兄はある日を境にヴェルを拒絶するようになった。
その日、また帰ってきた義母はそれまでと同じように自分の息子に暴力を振るったが、翌日彼を連れてどこかへと行ってしまった。
夜、帰ってきた頃には死んだ目で、ヴェルに見向きもしないまま湯船に浸かり、そして寝た。
部屋には厳重に鍵をかけていたので、ヴェルはそれを外すことが出来なかった。
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☆補足☆
この魔界の魔族は
生まれた時=無性or両性(無性が9割)
第一次性徴期=性自認の芽生えから分岐、発達
第二次性徴期=発達終了、繁殖できる身体に。
みたいな感じで成長過程で性別がわかれます。
ゼウス兄様は両性で生まれ、どちらにもなりたくなくて両性のままです。両性具有で生まれる一割はだいたいクロノスの血が濃い者たちなのですが、クロノスの一族は色恋沙汰で狂う宿命があるので、濃い血筋が続くのも稀。 そういう設定。(設定言うな)
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