苦き水を泳ぐ魚

青空卵

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第5章

日記(二)

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◯ 家族とは血の繋がりのある集団のことを言うのだとしたら、血が繋がっていなければ他人であった人とも関係を持たざるを得なくなるということ。俺はそれに疲れた。人は一人でも生きていける。飯を食い、家があれば。ただ、生きるに値すると思うことはできないだろう。だから、俺は友をもつ。それで十分ではないか。(一九九六年三月二十七日)

 大学もあと一年で終わりに近づいた頃のことである。僕はおばーと絶交することになった。それは僕の就職内定が決まったことに端を発するのだが、それは僕が中学の頃読んだおじーの日記と重なる部分があり、しかもその逆をおばーが実行していることに、僕は憤りに近い感情を覚えたのだ。僕が就職内定の決まったことをおばーに話にいったときのことである。
「あんたが長男だのに、なんで沖縄から出ていくわけ? 責任がない。仏壇はどうする? おじーもあそこに入ってるんだよ。せめて県内にしなさい。」
 苦労して獲得した内定をそこまで否定されたことに、僕はなにも感じるところはなかった。たいしてやりたい仕事というわけでもなかったからだ。それよりも、そのおばーの声のあらだちから読み取れる必死さのようなものが、僕を悲しくもさせ、またいらだたせもしたのだ。
「長男とか関係ないだろ今の時代。」
 僕はぶっきらぼうにそう言い放った。おばーの顔は小刻みに震えているようだった。それは怒りからか、もしくは裏切られたという悲しさからか。
「あんたにおじーの日記あげたのも、あんたが長男だからだよ。だれがこの家引き継ぐわけ?」
 おばーの放つ一つ一つの言葉のすべてがおじーの日記とは矛盾していた。あの日記をたぶんおばーは見ていないのだろう。もしくは見ていたとしても、その血縁主義を捨てようと思える年齢ではなかったか。僕は黙っていた。おじーを都合よく使っている。その時は、そうとしか思えなかったからだ。これ以上自分が話せばおばーを傷つけることになる。そう思った僕は黙ったままおばーの家を出た。そして、その足で基地ゲート前へ行った。なぜだかはっきりはわからないが、そこに行けば宮城がいるかもしれない。そして、一つの意志によってつながっている人たちと会えるかもしれない。そう考えたのだと思う。僕が家を出る時、おばーは悲しそうな顔をしていたが、それなら血縁主義など捨ててしまえばいいのに、と僕は思った。その方が楽になるに決まっている。形式に縛られているから、苦しまなければいけないのだ、と。僕にとっておばー紛れもなく「他人であった人」のひとりであることを、一人車の中で確認した。しかし、同時になぜ人はそんなにまでして形式的な繋がりにこだわるのか。日の沈みかけた高速道路で、僕の頭に浮かんできたのはあの言葉だった。「ひとりになりたくないんだよ」という、宮城のことば。では、僕はどうすればいい。僕はひとりでもいいのだから、その関係を捨て去ってもいいはずだ。そんな僕自身の論理を信用しきれない僕はやはり宮城と一度会って話さなければならないと思った。
 ゲート前に着くと、近くの畑の横に車を止め、ひんやりとした草の中を歩いた。それから側溝を跨いでアスファルトへ足を踏み入れる。しばらく歩道を歩いて、ゲート前まで来る頃には日はすっかり沈んでしまっていた。ゲート前に人はいなかった。たぶんみんなで運行しているバスに乗って、まとまって帰ったのだろう。僕は金網に手を触れた。すこしがさついていて、まだ少しだけぬくもりの残った金網。そこで僕はふと考えるのだ。基地反対運動に僕は私情でもって参加しているわけではない、とは決して言えない。それだからいつまでも基地が無くならないのだ。有効なものだけが本物だ、というどこかで読んだ一節を思い出した。私情は有効ではない。決して効果的な一手とはならず、一過的なものにすぎないのだ。
「めずらしいね。こんな夜だと危ないよ。間違えて撃たれるかもしらん。」
 聞き覚えのある老人の声が笑い声とともに僕の背後から聞こえた。
「あぁ、そうですね。」
 と僕が言うと、老人は少し笑った。僕は今の自分が哀れに見えやしないかと、無理に毅然とした態度をとった。
「なんで君はこんな時間にここに来た? あそこはわたしの畑なんだが、まぁいい。」
 僕は急いで謝り、初めの質問に答えようとして言葉が詰まった。
「なに、若い人はいろんな悩みがあるもんな。ただ本当に夜は気をつけんと、猪もいるから。子連れの母親は特に危険だよ。」
 老人はそう言って去っていった。あの老人は前にも会ったことのある老人である。この近くに住んでいるのだろう。そう憶測をたて、今度宮城に会ったときに聞いてみようと思った。宮城はその意味で広いパイプをもつから。
 僕は来た道をもどり、自分のすむアパートに戻った。僕は有効な手立てを探そうと、とりあえずタバコに火をつけた。タバコを吸うと、僕の頭の中はその熱りを放散し、冷静さを取り戻す。僕は無意味なことに拘り過ぎているのではないか。おばーの言っていたことも、おじーの書いていることも、全て僕自身とはなんの関係もないはずではないか。そういった問いから始めようと思ったのだが、どうしてもそれ以上に思考は進もうとしない。出口のない迷路に迷い込んだ僕の思考を破壊するように、机においていたケータイがなった。時刻は夜の九時である。
「はい。」
 僕は、誰だかわからない番号からの着信に名前を出すことをためらった。
「あぁ、じゅん? 俺、宮城だけど。」
 その声で僕は安心し、先程までの警戒がバレないように明るく振る舞った。僕は宮城に要件を聞いた。
「いや、おじーから連絡があってさ、お前がゲート前に来てたみたいだけど大丈夫かって。それで電話したんだよ。」
 その宮城の声を聞いて、僕はなぜだか胸が少しずつ苦しくなっていくのを感じていた。
「そう。なんともないよ。ただ気になっていってみただけだから。」
 僕は穏やかな調子をいっぱいに込めて受話器の向こうへつぶやいた。ならいいんだ、と宮城は答え電話を切った。
 翌日、僕は宮城を大学の近くにある喫茶店へ呼び出した。宮城は昼休みがいいと言って、その時間に喫茶店に現れた。
「話って?」
 宮城は席に着くなり僕に尋ねた。喫茶店には午前中ということもあり、人がそれほど多くはいなかった。僕はそれでも周囲に気を配りながら小さな声で話した。
「有効なことをしたいんだ。きれいごとで基地はなくならない。当然だろ?」
 宮城の目尻が一瞬こわばったのを僕は見逃さなかった。それからおずおずと彼は口を開き、
「どんなことだよ? やばいことか?」
 僕はなかば怯える宮城の顔を初めてみたように思う。
「わからん。まだ具体的には考えていない。なにが効果的だと思う?」
 注文していたコーヒーが宮城の席に運ばれた。ゆらゆらと立ちのぼる湯気が宮城の顔の前に揺らめいていた。僕は宮城の言葉を待ちながら、自分が今やけくそになっていやしないか、おばーとのいざこざを払拭するための行動を準備しているだけではないかと考えたが、基地に反対するなら効果的なことをしなければ意味のないことに変わりはないと自分に言い聞かせた。
「白人を拉致する。ほら、いつか東京タワーでもそんなことがあっただろ? あれみたいにだよ。」
 僕は彼の言う事件を知っていた。宮城は続けた。そして続けるほどに彼の顔もまた赤く、興奮気味になりつつあった。
「黒人ではだめだ。最近の流れを見ても、黒人に意識のいく中枢幹部はそんなにいない可能性もある。だから白人の女性と子供が一番効果的だろ。」
 僕は、僕の考えていた以上の案を宮城から聞くにつれて、実は宮城は前々からそんなことを空想していたのではないか、と思えた。それくらい彼の考えには説得力があり、計画に具体性があった。ただ、おそらく彼には、いわゆる犯罪というものに手を染めるきっかけがなかったのだろう。僕は本当に実行するつもりだった。失うものとてないのだから、むしろ僕のような人間がやらなければだれもしないだろうと思えた。その日で計画はおおまかに決まった。僕らは子連れの白人女性がよく来るビーチへ行き、その二人を誘拐して車に乗せる。交渉はそれからというシナリオだった。喫茶店で話した計画にはもちろん、行為の計画は含まれていても、その実行者の計画は含まれていなかった。ほんとうに自分らがするのか、二の腕に感じる白人女の脂ぎった首の皺を想像していたかと言われて初めて、僕らはその計画の実現不可能性に気づくのだ。しかし、僕の中に一種の興奮があったことは間違いなかった。この沖縄という小さな島で起きる、小さな事件にすぎないがそれをきっかけに僕の周りの世界が変わるに違いない。僕の中身もなにか清水に洗われたように潔白になるような気がしていたのだ。
 僕はその日、家に帰ってもその興奮がなかなか冷めやらないことに困っていた。すぐに実現するわけでもないのに、遠足の前日のような興奮が拭おうにも湧いて出てくる。僕は二人がけのソファーに座り、なんとなくテレビをつけた。いつものように夜のニュース番組では真面目な顔をしたアナウンサーが、その日起きた事件について話していた。途中遺族のコメントなんかを読みながら、遺族の声に含まれていたはずの感情をそぎ落とし、まったいらなコンクリートみたいにそれを言ってのけた。僕はとっさに、それでいいのだ、と思った。偽善的な同情などつけるよりつけない方がマシなのだから、と。しかし、僕らが今からすることにも、本土の人間は同情するだろうか。否。むしろして欲しくなんかない。そうだ。あの東京タワー事件のやつみたいに、言ってやりたい。
「沖縄のことに首を突っ込まないでください。」
 と。僕は気づくと声に出して、その言葉を言っている自分がソファーの前に立っているのを見出した。僕はこのどうしようもない興奮をおさえるために、布団に入った。時刻はまだ夜の十時をまわったくらいだったが、僕にはその時間の経過があまりに早いもののように思えた。無理矢理に寝ようと、僕が布団を頭からかぶり、目を瞑った時である。家の外から野良犬の鳴き声が聞こえた。僕はとっさに右手の反応するのを止めようがなかった。しかし、それからは時々近づくヘリコプターの振動音だけが部屋の壁を揺らしていた。
 
「花子、なにしてる?」
 僕はいつものように、U字溝のなかでごそごそしている花子に向かって言った。花子は僕の呼び声に答えずいつまでもごそごそと音を立てていた。僕には花子がそこで何をしているのかがわかった。
「花子、花子、花子!」
 僕の声は次第に大きくなっていく。なぜなら、花子がそこで自分の墓穴を掘っていることを僕は知っていたから。
「おじー。おじー。」
 声を張り上げて僕はおじー呼んでみたが、その声は虚しく山の斜面に消えていく。そのわけも僕はわかっていた。もう一度叫ぼうと思って僕はやめた。おじーはもう死んだのだから。そう自分に言い聞かせるというよりは、死亡宣告のように僕におしつけられる。だから、僕はもう一度叫ぼうとしたのだ。僕は恐る恐る花子の家に近づいた。
「はなこー。」
 今度は優しく呼んでみるが、やはり出てこない。僕は見たくなかった。見てはいけないものが、そこにあることをなぜか僕は知っていたのだ。しかし、勝手に動く僕の足を僕は止めることができず、墓穴の見えるところまではあとほんのわずかだった。あと一歩進んだ時、やはり見えてしまった。白い手、白い足、白い腹、それからブロンドの髪。それは僕の知らない白人の死体で、花子は自分の掘った墓穴にその白人死体を埋めようと鼻先で土をその白人に向かってかけていたのだ。その恐怖がピークに達した時、僕は目を覚ました。窓の外はまだ暗かった。イメージの残像と、恐怖物質が僕の脳内に明確な記憶を失って彷徨っているようだった。僕は机の上に置いてあったペットボトルの天然水に口をつけ一口だけ飲んだ。頭の中の靄が一気に消し飛ぶを感じたが、やはり記憶はあいまいなまま、花子と白人の死体だけしか思い出すことはできなかった。
 しばらく待って陽が昇ったあと、僕は家を出た。近くのよく来る公園で本を開き、僕はその活字を目から脳内に入れることなく、その日見た夢について考えていた。まずひとつ、僕の気になったことはなぜ花子が夢に出てきたのかということ。あれから十年近く経っているにも関わらず、花子は花子のままその白い毛の土で汚れた部分もあの頃と何も変わらなかった。もうひとつが、白人の死体と花子がなぜ同じ光景の中に出てきたのかということである。どこか花子は必死ですらあった。小さなため息とともに、わからなさ募るばかりだった。あの計画はいつ実行することになるのか。また、おばーとの諍いもたぶん終わることはなく、僕が後悔とともにおばーの葬式に出ている姿が想像できた。

 それはある晴れた日のことである。宮城からの電話で僕は目を覚ました。窓からは朝の明るすぎる陽の光がさしこみ、僕の首元は汗で少しむれていた。
「おい、お前忘れちゃいないだろうな。」
 僕は宮城の言葉の意味を考えもせず寝起きのかすれた声で、うん、と答えた。
「今日やるぞ。」
 宮城の声に迷いのようなものはなかった。僕はその日が太陽の活気に満ちており、白人らがビーチで肌を焼くのに最適な日だから宮城は今日に決めたのだろう、と思った。しかし、それは僕の思い違いであったことがその日の夕方見たニュースで知れた。僕の中に様々な事実が注ぎ入れられ、それらの事実相互の関係が手にとるように見えた時、僕は宮城の胸の内を思い苦しさすら感じた。なぜこんなことになってしまったのか。僕らの計画だったはずなのに、気づくと宮城は僕よりももっと先の方を歩いていた。僕の怠惰が悪かったのか。そのように僕は、自分を責める快感ではなく、その時は不快感を感じていた。
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