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回想
ミーフィアの正体
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「そういえばいつまでヒアステリアに滞在するのじゃ?もうこの町でやる事は無いじゃろう?」
そう言われるとそうなんだよな・・・ドリヤードとの植林も暫くはやらなくても大丈夫そうだし、後はこの町でやる事は特にないんだよな。
「そうだな・・・1週間後には山を越えて南の大陸にでも向かうか。それまでに町の皆に挨拶でもしておくよ。」
「そうか、今のガクならば外の魔物にも遅れをとることはないじゃろう。餞別に剣でもやろうかと思っておったが、その魔剣の方が良さそうじゃな。ところでじゃな、ミノスにはガクの目的を話したりはせんのか?」
「使い慣れたこの剣の方が戦いやすいからな。餞別は最初に貰ったこの剣で十分だ。え?なんでミノス?」
「前も言ったが、あいつは旅をするのが好きでな、色々な大陸に足を運んでおる。ガクの目的を話せばきっと助けになるようなアドバイスを貰えると思うぞ?」
確かにそんな事言ってたような・・・別に隠してたわけじゃなかったけど、ミノスはなんだかんだ頼りがいのある兄貴だからな。
「そうだな。じゃあ早速ミノスに会いに行ってくる。」
辺りが薄暗くなり、太陽が沈みそうになる頃、ガクはミノスの家の玄関の前に居た。
「ようガク。もう暗くなるし・・・鍛錬の誘いってわけでもなさそうだな。まず上がれよ。」
いつものリビングに行き、ソファーに座るとミノスに酒でも飲むか?と誘われたが未成年だからと断った。
「未成年?人間は16歳で成人ってウィリアムは言ってたし、どっからどう見てもガクは成人を迎えてるだろ?」
「あー、実はさ・・・。」
ガクは自分がこの世界の住人ではなくアストリアに連れられて異世界から来た事、気付いたらダンジョンの中だった事、これまでの出来事をミノスに話した。とても信じられるような内容ではないことはガクも分かっていたが、意外にもミノスはたまに相槌をする位でガクの話を黙って聞いてくれた。
「というわけで俺はここに居るんだけど、信じられないよな。」
「・・・いや、信じる。俺の直感が言ってるんだよ。お前は嘘をついてないってな。なるほどな・・・今の話をして納得したぜ。」
「野生の勘ってやつか?何に納得したんだよ。」
「お前の成長の速さとその強さだよ。ウィリアムは言いづらいだろうから、俺がハッキリ言ってやる。ガク、気付いてないかもしれないがお前は人間じゃねぇ。」
ミノスに唐突に人間じゃないと言われたガクであったが、意外にも驚いた様子はみられない。
「人間・・・じゃないか。また野生の勘ってやつか?」
「あんまり驚いてねぇんだな。いや、違うな・・・心当たりがあるって顔してんな。そうだ。お前はどちらかというと多分魔物こっち側だ。まぁハーフみたいなもんだと俺は思ってる。だからなんだって話なんだけどな。」
魔物側か・・・なんとなく分かっちゃいたけど、だからってなんか俺に不都合なんかあるか?この感じだとウィル爺も気付いてるんだろうな。
「さっき言った俺の目的の為にはそっちの方が都合が良いからな。俺がやらないとこの星は無くなっちまうというのはさっき話を聞いて分かっただろ?」
そんなガクの言葉を聞いたミノスは呆れたように大きくため息をはいた。
「何1人でやろうとしてんだよ。こう見えて俺は顔が広いからな。俺も手伝ってやるし、知り合いにも声かけてやる。だから俺に話してくれたんだろ?」
全く考えてないわけじゃなかったけど、ミノスに協力してもらえるのは素直に助かるな。ミノスとはこの町に来てほぼ毎日一緒にいるけど、そういえばじっくりと話とかした事なかったな・・・。
「そう言ってもらえると助かる。そういや聞いた事なかったけど、ミノスの知り合いってどこの大陸にいるんだ?」
「俺の行った事のある場所は、まずはここから北西にある大陸と、ガクがこれから向かう山の向こうの大陸。そんでさらに南にある大陸の3つだ。その3つの大陸の原種の魔物とは知り合いだ。」
「俺がこれから向かう大陸はあの山のむこうだろ?他の2つは海の向こうじゃねーか。どうやって行ったんだ?まさか、泳いでいったとか?」
「海を泳いで行くわけねぇだろ?ミーフィアに連れて行ってもらったんだよ。お前もなんとなくあいつの正体分かってんだろ?」
ガクには心当たりがあった。あの日、ミーフィアが見せた爬虫類の瞳。
「龍種・・・だろ?」
「分かってんじゃねぇか。あの女は肉食トカゲ男好きだからな、俺もあの女が全部で何人の子供が居るかは分からねぇが、自分の子供の様子を見に何年かに1回戻るんだよ。その時についでに乗せてもらったんだよ。」
予想はしてたけどこんな形でミーフィアの正体を知ってしまうとは・・・。
「1週間後にここを出るんだよな?その時にアピスの事も連れて行ってくれねぇか?」
「は?なんでアピスを俺が連れてくんだよ。」
「アピスも男だ。こんな温い環境に居たら成長なんてできねぇ。男は厳しい環境の中でこそ成長するもんだ。かと言って、俺と一緒に大陸を回るのも戦力的な意味でアピスには厳しい。ガクが最初に行くのはあの山の向こうの大陸だろ?あそこならアピスにとっても良い経験になるはずだ。」
「んー・・・何かあっても責任はとれないぞ?それでも良いなら俺は構わない。」
「それでいい。アピスとミーフィアには俺から言っておくから、今日は帰って一週間後の準備を進めておけよ。」
それから、ヒアステリアから旅立つまでの一週間は本当にバタバタしてた。町の皆に挨拶をしたり、魔道具をミーフィアと作ったり、忙しい毎日を送っていた。
ウィル爺にもついて来てほしかったんだけど、ミノスとミーフィアが町から居なくなるから、ウィル爺は町に残らなきゃいけないんだってさ。周辺の魔物狩りや、ダンジョンの魔物を間引いたりと意外とウィル爺も忙しいからしょうがないな。
後は、ミノスがミーフィアに乗せて行ってほしいと頼んだんだけど、大分ミーフィアがごねたらしくて、その理由が乗せて行くのは構わないけど、待っているのはめんどいから帰りは自分で帰ってこい。と言われたらしい。
さすがのミノスも大陸間を泳いで渡るのは嫌なので、粘りに粘った末に俺に白羽の矢が立ったんだよ。
「ガク君ならダンジョンの転移の魔法陣のような魔道具を作れるかもしれないわよ?」というミーフィアの言葉を聞いて、ミノスが俺に頼み込んできたんだけど、俺1人では限られた時間で出来そうもなかったから、ミーフィアと一緒に転移の魔道具を製作してた。
色々試行錯誤をしながら作って出来た試作1号は、使用者の行った場所をイメージすれば転移できるようにしたんだけど、数メートル転移するだけでも莫大な魔力を使用するのでボツ。
試作を作って実験をしてを繰り返して出来たのが、メインとなる魔法陣をヒアステリアの広場に設置して、帰還石に魔力を込めるとヒアステリアに戻ってこれるという形になった。
本当は試作1号のようにイメージした場所に行けるようにしたかったけど、今出来る限界がこの帰還石だった。
これなら距離に応じて使用魔力は変わってくるけど、元々化け物じみた魔力量を持っているミノスなのでこの問題は解決した。
というか、現状これを使えるのはウィル爺、ミノス、ミーフィア位だから改良の余地はあるんだけどな。
この魔道具が出来たのが昨日の事、つまり出発予定の前日だったんだ。ミノスが各大陸の友人達に話を付けて来るからということで、ミノスが帰ってきたら出発という風になった。
帰ってくるまでの間にアピスと鍛錬をしたり、砂漠の魔物を2人で狩りにいったりといった日々を送っていた。
そう言われるとそうなんだよな・・・ドリヤードとの植林も暫くはやらなくても大丈夫そうだし、後はこの町でやる事は特にないんだよな。
「そうだな・・・1週間後には山を越えて南の大陸にでも向かうか。それまでに町の皆に挨拶でもしておくよ。」
「そうか、今のガクならば外の魔物にも遅れをとることはないじゃろう。餞別に剣でもやろうかと思っておったが、その魔剣の方が良さそうじゃな。ところでじゃな、ミノスにはガクの目的を話したりはせんのか?」
「使い慣れたこの剣の方が戦いやすいからな。餞別は最初に貰ったこの剣で十分だ。え?なんでミノス?」
「前も言ったが、あいつは旅をするのが好きでな、色々な大陸に足を運んでおる。ガクの目的を話せばきっと助けになるようなアドバイスを貰えると思うぞ?」
確かにそんな事言ってたような・・・別に隠してたわけじゃなかったけど、ミノスはなんだかんだ頼りがいのある兄貴だからな。
「そうだな。じゃあ早速ミノスに会いに行ってくる。」
辺りが薄暗くなり、太陽が沈みそうになる頃、ガクはミノスの家の玄関の前に居た。
「ようガク。もう暗くなるし・・・鍛錬の誘いってわけでもなさそうだな。まず上がれよ。」
いつものリビングに行き、ソファーに座るとミノスに酒でも飲むか?と誘われたが未成年だからと断った。
「未成年?人間は16歳で成人ってウィリアムは言ってたし、どっからどう見てもガクは成人を迎えてるだろ?」
「あー、実はさ・・・。」
ガクは自分がこの世界の住人ではなくアストリアに連れられて異世界から来た事、気付いたらダンジョンの中だった事、これまでの出来事をミノスに話した。とても信じられるような内容ではないことはガクも分かっていたが、意外にもミノスはたまに相槌をする位でガクの話を黙って聞いてくれた。
「というわけで俺はここに居るんだけど、信じられないよな。」
「・・・いや、信じる。俺の直感が言ってるんだよ。お前は嘘をついてないってな。なるほどな・・・今の話をして納得したぜ。」
「野生の勘ってやつか?何に納得したんだよ。」
「お前の成長の速さとその強さだよ。ウィリアムは言いづらいだろうから、俺がハッキリ言ってやる。ガク、気付いてないかもしれないがお前は人間じゃねぇ。」
ミノスに唐突に人間じゃないと言われたガクであったが、意外にも驚いた様子はみられない。
「人間・・・じゃないか。また野生の勘ってやつか?」
「あんまり驚いてねぇんだな。いや、違うな・・・心当たりがあるって顔してんな。そうだ。お前はどちらかというと多分魔物こっち側だ。まぁハーフみたいなもんだと俺は思ってる。だからなんだって話なんだけどな。」
魔物側か・・・なんとなく分かっちゃいたけど、だからってなんか俺に不都合なんかあるか?この感じだとウィル爺も気付いてるんだろうな。
「さっき言った俺の目的の為にはそっちの方が都合が良いからな。俺がやらないとこの星は無くなっちまうというのはさっき話を聞いて分かっただろ?」
そんなガクの言葉を聞いたミノスは呆れたように大きくため息をはいた。
「何1人でやろうとしてんだよ。こう見えて俺は顔が広いからな。俺も手伝ってやるし、知り合いにも声かけてやる。だから俺に話してくれたんだろ?」
全く考えてないわけじゃなかったけど、ミノスに協力してもらえるのは素直に助かるな。ミノスとはこの町に来てほぼ毎日一緒にいるけど、そういえばじっくりと話とかした事なかったな・・・。
「そう言ってもらえると助かる。そういや聞いた事なかったけど、ミノスの知り合いってどこの大陸にいるんだ?」
「俺の行った事のある場所は、まずはここから北西にある大陸と、ガクがこれから向かう山の向こうの大陸。そんでさらに南にある大陸の3つだ。その3つの大陸の原種の魔物とは知り合いだ。」
「俺がこれから向かう大陸はあの山のむこうだろ?他の2つは海の向こうじゃねーか。どうやって行ったんだ?まさか、泳いでいったとか?」
「海を泳いで行くわけねぇだろ?ミーフィアに連れて行ってもらったんだよ。お前もなんとなくあいつの正体分かってんだろ?」
ガクには心当たりがあった。あの日、ミーフィアが見せた爬虫類の瞳。
「龍種・・・だろ?」
「分かってんじゃねぇか。あの女は肉食トカゲ男好きだからな、俺もあの女が全部で何人の子供が居るかは分からねぇが、自分の子供の様子を見に何年かに1回戻るんだよ。その時についでに乗せてもらったんだよ。」
予想はしてたけどこんな形でミーフィアの正体を知ってしまうとは・・・。
「1週間後にここを出るんだよな?その時にアピスの事も連れて行ってくれねぇか?」
「は?なんでアピスを俺が連れてくんだよ。」
「アピスも男だ。こんな温い環境に居たら成長なんてできねぇ。男は厳しい環境の中でこそ成長するもんだ。かと言って、俺と一緒に大陸を回るのも戦力的な意味でアピスには厳しい。ガクが最初に行くのはあの山の向こうの大陸だろ?あそこならアピスにとっても良い経験になるはずだ。」
「んー・・・何かあっても責任はとれないぞ?それでも良いなら俺は構わない。」
「それでいい。アピスとミーフィアには俺から言っておくから、今日は帰って一週間後の準備を進めておけよ。」
それから、ヒアステリアから旅立つまでの一週間は本当にバタバタしてた。町の皆に挨拶をしたり、魔道具をミーフィアと作ったり、忙しい毎日を送っていた。
ウィル爺にもついて来てほしかったんだけど、ミノスとミーフィアが町から居なくなるから、ウィル爺は町に残らなきゃいけないんだってさ。周辺の魔物狩りや、ダンジョンの魔物を間引いたりと意外とウィル爺も忙しいからしょうがないな。
後は、ミノスがミーフィアに乗せて行ってほしいと頼んだんだけど、大分ミーフィアがごねたらしくて、その理由が乗せて行くのは構わないけど、待っているのはめんどいから帰りは自分で帰ってこい。と言われたらしい。
さすがのミノスも大陸間を泳いで渡るのは嫌なので、粘りに粘った末に俺に白羽の矢が立ったんだよ。
「ガク君ならダンジョンの転移の魔法陣のような魔道具を作れるかもしれないわよ?」というミーフィアの言葉を聞いて、ミノスが俺に頼み込んできたんだけど、俺1人では限られた時間で出来そうもなかったから、ミーフィアと一緒に転移の魔道具を製作してた。
色々試行錯誤をしながら作って出来た試作1号は、使用者の行った場所をイメージすれば転移できるようにしたんだけど、数メートル転移するだけでも莫大な魔力を使用するのでボツ。
試作を作って実験をしてを繰り返して出来たのが、メインとなる魔法陣をヒアステリアの広場に設置して、帰還石に魔力を込めるとヒアステリアに戻ってこれるという形になった。
本当は試作1号のようにイメージした場所に行けるようにしたかったけど、今出来る限界がこの帰還石だった。
これなら距離に応じて使用魔力は変わってくるけど、元々化け物じみた魔力量を持っているミノスなのでこの問題は解決した。
というか、現状これを使えるのはウィル爺、ミノス、ミーフィア位だから改良の余地はあるんだけどな。
この魔道具が出来たのが昨日の事、つまり出発予定の前日だったんだ。ミノスが各大陸の友人達に話を付けて来るからということで、ミノスが帰ってきたら出発という風になった。
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