252 / 269
第4章 集大成・ウィンターカップ
第250話 北陵、最後の意地
しおりを挟む
チーム メンバープロフィール
葛山 丈
紅泉高校3年
189㎝86kg
誕生日:10/31
血液型:A
特徴:坊主頭にヘッドバンドが特徴。見た目も温和で性格もどちらかと言えば紳士的。
スタメンで唯一ラフプレーを意図的に行わない選手。だが紅泉がラフプレーの印象のチームになったのは葛山が発端であるという噂もある。
多彩な得点パターンで内外から自在に得点でき、オフェンス力は高松も認める程高い。またフィジカルも平均以上の為ディフェンスでも主に相手エースのマークを務める事が多い。
夏は2回戦の明陽義塾戦で足を痛め、3回戦を欠場した。
特技:争いを止めること(主に試合中の雨宮や佐藤など)
趣味:柔軟体操(趣味というより日課)
得意教科:古典
苦手教科:なし
得意なプレイ:ディフェンス、ドライブ、スリーポイント
バスケを始めたきっかけ:小4でミニバスに入って
密かな悩み:緊張するとお腹をよく下しがち
-----------------------------
第4Q 残り2:09
北陵 68
紅泉 77
北陵は三上が痛恨の5ファウルで退場。
三上「…」
三上、無言のままベンチへ。
その顔には、はっきりと「悔しい」と書いてある。
変わって入るのは背番号7、3年生の鳴沢。
鳴沢は186㎝で本来ガードフォワードであるがポイントガードもこなせる器用さがある。
ディフェンス力と安定感では2年生の9番・柳川がいるのだが柳川はディフェンスと遅攻が得意で流れを落ち着かせるガード。
鳴沢はディフェンスは柳川には若干劣るものの、速い展開が得意。
逆転まで時間が無く、少しでも攻撃回数と速度を上げたい北陵の納見監督は鳴沢を起用した。
鳴沢「みんな、監督から」
堂林「どうした?」
鳴沢、メンバーに何事かを伝える。
紅泉
4 橋本 輝樹 179㎝ 3年
7 森島 海斗 184㎝ 3年
8 葛山 丈 189㎝ 3年
6 佐藤 力哉 190㎝ 3年
5 雨宮 裕史 198㎝ 3年
北陵
7 鳴沢 光輝 186㎝ 3年
6 堂林 和樹 190㎝ 3年
8 光山 遼太郎 190㎝ 2年
11 野村 勇吾 196㎝ 1年
10 劉 子轩 203㎝ 2年
紅泉ボールから試合再開。
北陵は、守備範囲の広い堂林がトップに立つ1-1-3のゾーン。
トップでボールコントロールする橋本にきっちりとマーク。
橋本「チッ」
(流石にこいつのディフェンス相手だとコントロールも楽じゃねえ。
まあ、残り時間を考えたら積極的に攻める必要もないんだがな)
橋本、積極的に攻めずボールをキープする構え。
堂林(やはり…!)
堂林、鳴沢に目配せし突如橋本にダブルチーム。
橋本「何!?」
橋本がキープに徹する事は納見監督もある程度予想していた。
ここで乾坤一擲のダブルチーム。
残りの3人はゾーンから突如マンツーマンのようにパスコースに備える。
橋本(変則的なマッチアップゾーン…!)
ビッ!
ダブルチームに囲まれながらも橋本、一瞬ノーマークになった佐藤にパス。
鳴沢「上手え…!」
(そのパス通せるのかよ…!)
ダム!
佐藤、ドリブルでインサイドへ。
バチッ!!
佐藤「!?」
死角から光山がボールを叩いた。
堂林「でかした!光山!」
こぼれ球は劉が拾う。
鳴沢「劉!よこせ!」
だが劉、ボールを拾った勢いそのままにドリブルを開始。
ガシィッ!!!
光山「!?」
突如目の前に葛山が現れ、劉は押し倒すようにもつれ転んでしまう。
ピピーッ!!
審判「オフェンスファウル!黄色10番!」
「な…」
(そんな…退場…)
「うわあああああ!?痛い!」
「ここに来てインサイドがまた1人退場!!」
第4Q 残り1:55
北陵 68
紅泉 77
残り2分を切り9点差。相手ボール。
北陵は更に苦しくなった。
劉「…ごめなさい」
堂林「いや、あれは仕方ない。鳴沢にパスしなかったのは確かに結果悪手になったが…あれは葛山のディフェンスが上手すぎた」
鳴沢「しかしどうすんだ?インサイドの控えは田畑(背番号17、2年生、197㎝)がいるとしても劉や伊達、筒井とは比べるべくもないだろ?」
堂林「とにかく時間がない。ディフェンスは前からどんどん当たっていこう。オフェンスは…」
堂林、吹っ切れたような表情。
堂林「俺にボールを集めろ。全責任は俺が取る」
北陵は残り2回タイムアウトを残している。
本来ならば、タイムを取ってもいい場面。
だが納見監督は、タイムアウト請求を見送った。
紅泉
4 橋本 輝樹 179㎝ 3年
7 森島 海斗 184㎝ 3年
8 葛山 丈 189㎝ 3年
6 佐藤 力哉 190㎝ 3年
5 雨宮 裕史 198㎝ 3年
北陵
7 鳴沢 光輝 186㎝ 3年
6 堂林 和樹 190㎝ 3年
8 光山 遼太郎 190㎝ 2年
11 野村 勇吾 196㎝ 1年
17 田畑 疾風 197㎝ 2年
紅泉のスローイン。
堂林「当たれ!!!」
北陵、オールコートのマンツーマン。
ボールを受けようとしている橋本には堂林が執拗にマーク。
橋本、堂林のスピードを振り切れない。
葛山「こっちだ!」
スローインを担当している森島に葛山が声を掛ける。
ビッ!
5秒オーバータイムギリギリで葛山が何とかボールを受ける。
バチッ!!
葛山が前を向きパスしようとした瞬間、ボールが叩かれる。
先程葛山に振り切られた光山がボールを狙っていた。
堂林(よくやった!光山!)
鳴沢「ルーズボール拾え!」
近くにいた佐藤、雨宮、野村、田畑がボールに飛び込む。
ズザァッ!!!
バチッ!!
4人とも取れずもつれあい転び、ボールが弾かれる。
バッ!!!
その瞬間、ボールに真っ先に飛び込んできた影。
堂林「よし!」
堂林だった。
しかも、よりによってスリーポイントライン付近。
野村「ヘイ!」
ルーズボール争いから素早く立ち上がった野村、インサイドでいち早くボールを要求。
だがゴール下には佐藤、雨宮が駆け付けようとしている。
ビッ!
堂林、スリーポイントシュート。
佐藤「なんだと!?」
(人数的に不利な場面でも打ってきやがった…!)
スパァッ!!!
北陵メンバー「「「よーし!!!!」」」
第4Q 残り1:43
北陵 71
紅泉 77
堂林「さあ!ここから走るぞ!」
言いつつ堂林、オールコートマンツーマンの先頭に立ち橋本をマーク。
堂林がスリーポイントを打った関係でエンドラインから遠くにいた事もあり、今度はスローインのボールを受けられた橋本だが堂林のディフェンスを受けてボールを運ぶのにも苦労する。
葛山「こっちだ!橋本!」
葛山がトップ付近でボールを要求。
ビッ!
葛山、橋本からボールを受ける。
眼前には、先程自分からボールを奪った光山。
葛山が仕掛ける構えを見せ、雨宮がスクリーンをかけに行く。
だが葛山、雨宮がスクリーンをセットし終わっても即ドライブにはいかない。
雨宮「葛山…?」
葛山(さっきの失点は俺のせいだ。パスの相手を探そうとして手元を疎かにしちまった。ミスは自分で…取り返す!)
キュッ!
葛山、ピボットの軸足とは逆の右足を強く踏み込む。
光山(来る…!)
ビッ!
光山「なっ…」
葛山、踏み込んだ右足を即座に左足と揃えシュートへ。
その両足は、綺麗にスリーポイントラインの外側。
スパァッ!!!!!
紅泉メンバー「「「っしゃああああ!!!!」」」
第4Q 残り1:32
北陵 71
紅泉 80
ブーッ!!!!
オフィシャル「タイムアウト!黄色!」
残り1分半で6点差から9点差に引き離す絶望的な一撃。
納見監督もここはタイムアウトを取る。
光山「く…!すみません…」
雨宮がスクリーンに来ていた事もあり、ドライブを警戒した光山。
裏をかくスリーポイントに失点を許してしまった。
-そして場面は戻る-
涼真「一体何が…?」
星垓メンバーも幾人か立ち止まる。
新城「…なんだと…!?北陵が…!?」
ブーッ!
タイムアウトがあける。
両チーム先程までとメンバーの変更は無し。
スローインから堂林がボールを運ぶ。
髙木「どういう事だ…?北陵はスタメンが堂林しかコートにいない…?」
涼真「アクシデントか…あるいはファウルアウトか…」
涼真はオフィシャル席を見る。
北陵のこのQのチームファウルは4を超えている。
つまり北陵はファウルを犯すと、オフェンスファウル以外の全てのファウルで紅泉はフリースローになる。
涼真(ファウル数を察するに…ファウルアウトは確実にいそうだな)
スパァッ!!!!
一同「「「!?」」」
第4Q 残り1:23
北陵 74
紅泉 80
「決まったああああ!!!!」
「エース・堂林のスリー!!!!」
堂林「っしゃあ!」
堂林、鳴沢とハイタッチしつつディフェンスをセット。
堂林「当たるぞ!」
北陵、オールコートでのマンツーマン。
自らはボールを運ぶ橋本をマーク。
橋本、8秒ギリギリでボールをフロントコートまで運ぶ。
※オフェンスが始まってから8秒以内にボールをフロントコートに運べないと反則となり相手ボール
橋本「チッ」
(ここに来てまだギアが上がるのか…なんつー圧力…)
橋本がボール運びで手間取ったのが影響したか、紅泉はボールをまわすばかりで攻めきれない。
雨宮「何やってんだ!来い!」
雨宮がインサイドでボールを要求。
確かに高さでもパワーでも技術でも今の雨宮は北陵のインサイドを上回っている。
雨宮がボールを要求するのは自然な流れと言える。
だが田畑が懸命にパスコースを消しボールを入れられない。
ブーッ!
審判「(24秒)オーバータイム!」
「紅泉の攻撃を止めた!!!」
「いいぞ!頑張れ北陵!!」
途端に観客からは北陵を応援する声が出てくる。
先程まで消沈していた北陵応援団も声を張り上げる。
その大声援の中
スパァッッ!!!!!
第4Q 残り51.9
北陵 77
紅泉 80
「うおおおおおおおおっっっ!!!!!」
「来たああああああああ!!!!!!!」
「また堂林!!またしてもスリー!!!!!」
堂林、このスリーでこの日実に41得点。
堂林「まだ時間はある!止めて絶対勝つぞ!!」
超高校級エース、堂林の
そして北陵の
意地が最後の最後で炸裂。
……To be continued
葛山 丈
紅泉高校3年
189㎝86kg
誕生日:10/31
血液型:A
特徴:坊主頭にヘッドバンドが特徴。見た目も温和で性格もどちらかと言えば紳士的。
スタメンで唯一ラフプレーを意図的に行わない選手。だが紅泉がラフプレーの印象のチームになったのは葛山が発端であるという噂もある。
多彩な得点パターンで内外から自在に得点でき、オフェンス力は高松も認める程高い。またフィジカルも平均以上の為ディフェンスでも主に相手エースのマークを務める事が多い。
夏は2回戦の明陽義塾戦で足を痛め、3回戦を欠場した。
特技:争いを止めること(主に試合中の雨宮や佐藤など)
趣味:柔軟体操(趣味というより日課)
得意教科:古典
苦手教科:なし
得意なプレイ:ディフェンス、ドライブ、スリーポイント
バスケを始めたきっかけ:小4でミニバスに入って
密かな悩み:緊張するとお腹をよく下しがち
-----------------------------
第4Q 残り2:09
北陵 68
紅泉 77
北陵は三上が痛恨の5ファウルで退場。
三上「…」
三上、無言のままベンチへ。
その顔には、はっきりと「悔しい」と書いてある。
変わって入るのは背番号7、3年生の鳴沢。
鳴沢は186㎝で本来ガードフォワードであるがポイントガードもこなせる器用さがある。
ディフェンス力と安定感では2年生の9番・柳川がいるのだが柳川はディフェンスと遅攻が得意で流れを落ち着かせるガード。
鳴沢はディフェンスは柳川には若干劣るものの、速い展開が得意。
逆転まで時間が無く、少しでも攻撃回数と速度を上げたい北陵の納見監督は鳴沢を起用した。
鳴沢「みんな、監督から」
堂林「どうした?」
鳴沢、メンバーに何事かを伝える。
紅泉
4 橋本 輝樹 179㎝ 3年
7 森島 海斗 184㎝ 3年
8 葛山 丈 189㎝ 3年
6 佐藤 力哉 190㎝ 3年
5 雨宮 裕史 198㎝ 3年
北陵
7 鳴沢 光輝 186㎝ 3年
6 堂林 和樹 190㎝ 3年
8 光山 遼太郎 190㎝ 2年
11 野村 勇吾 196㎝ 1年
10 劉 子轩 203㎝ 2年
紅泉ボールから試合再開。
北陵は、守備範囲の広い堂林がトップに立つ1-1-3のゾーン。
トップでボールコントロールする橋本にきっちりとマーク。
橋本「チッ」
(流石にこいつのディフェンス相手だとコントロールも楽じゃねえ。
まあ、残り時間を考えたら積極的に攻める必要もないんだがな)
橋本、積極的に攻めずボールをキープする構え。
堂林(やはり…!)
堂林、鳴沢に目配せし突如橋本にダブルチーム。
橋本「何!?」
橋本がキープに徹する事は納見監督もある程度予想していた。
ここで乾坤一擲のダブルチーム。
残りの3人はゾーンから突如マンツーマンのようにパスコースに備える。
橋本(変則的なマッチアップゾーン…!)
ビッ!
ダブルチームに囲まれながらも橋本、一瞬ノーマークになった佐藤にパス。
鳴沢「上手え…!」
(そのパス通せるのかよ…!)
ダム!
佐藤、ドリブルでインサイドへ。
バチッ!!
佐藤「!?」
死角から光山がボールを叩いた。
堂林「でかした!光山!」
こぼれ球は劉が拾う。
鳴沢「劉!よこせ!」
だが劉、ボールを拾った勢いそのままにドリブルを開始。
ガシィッ!!!
光山「!?」
突如目の前に葛山が現れ、劉は押し倒すようにもつれ転んでしまう。
ピピーッ!!
審判「オフェンスファウル!黄色10番!」
「な…」
(そんな…退場…)
「うわあああああ!?痛い!」
「ここに来てインサイドがまた1人退場!!」
第4Q 残り1:55
北陵 68
紅泉 77
残り2分を切り9点差。相手ボール。
北陵は更に苦しくなった。
劉「…ごめなさい」
堂林「いや、あれは仕方ない。鳴沢にパスしなかったのは確かに結果悪手になったが…あれは葛山のディフェンスが上手すぎた」
鳴沢「しかしどうすんだ?インサイドの控えは田畑(背番号17、2年生、197㎝)がいるとしても劉や伊達、筒井とは比べるべくもないだろ?」
堂林「とにかく時間がない。ディフェンスは前からどんどん当たっていこう。オフェンスは…」
堂林、吹っ切れたような表情。
堂林「俺にボールを集めろ。全責任は俺が取る」
北陵は残り2回タイムアウトを残している。
本来ならば、タイムを取ってもいい場面。
だが納見監督は、タイムアウト請求を見送った。
紅泉
4 橋本 輝樹 179㎝ 3年
7 森島 海斗 184㎝ 3年
8 葛山 丈 189㎝ 3年
6 佐藤 力哉 190㎝ 3年
5 雨宮 裕史 198㎝ 3年
北陵
7 鳴沢 光輝 186㎝ 3年
6 堂林 和樹 190㎝ 3年
8 光山 遼太郎 190㎝ 2年
11 野村 勇吾 196㎝ 1年
17 田畑 疾風 197㎝ 2年
紅泉のスローイン。
堂林「当たれ!!!」
北陵、オールコートのマンツーマン。
ボールを受けようとしている橋本には堂林が執拗にマーク。
橋本、堂林のスピードを振り切れない。
葛山「こっちだ!」
スローインを担当している森島に葛山が声を掛ける。
ビッ!
5秒オーバータイムギリギリで葛山が何とかボールを受ける。
バチッ!!
葛山が前を向きパスしようとした瞬間、ボールが叩かれる。
先程葛山に振り切られた光山がボールを狙っていた。
堂林(よくやった!光山!)
鳴沢「ルーズボール拾え!」
近くにいた佐藤、雨宮、野村、田畑がボールに飛び込む。
ズザァッ!!!
バチッ!!
4人とも取れずもつれあい転び、ボールが弾かれる。
バッ!!!
その瞬間、ボールに真っ先に飛び込んできた影。
堂林「よし!」
堂林だった。
しかも、よりによってスリーポイントライン付近。
野村「ヘイ!」
ルーズボール争いから素早く立ち上がった野村、インサイドでいち早くボールを要求。
だがゴール下には佐藤、雨宮が駆け付けようとしている。
ビッ!
堂林、スリーポイントシュート。
佐藤「なんだと!?」
(人数的に不利な場面でも打ってきやがった…!)
スパァッ!!!
北陵メンバー「「「よーし!!!!」」」
第4Q 残り1:43
北陵 71
紅泉 77
堂林「さあ!ここから走るぞ!」
言いつつ堂林、オールコートマンツーマンの先頭に立ち橋本をマーク。
堂林がスリーポイントを打った関係でエンドラインから遠くにいた事もあり、今度はスローインのボールを受けられた橋本だが堂林のディフェンスを受けてボールを運ぶのにも苦労する。
葛山「こっちだ!橋本!」
葛山がトップ付近でボールを要求。
ビッ!
葛山、橋本からボールを受ける。
眼前には、先程自分からボールを奪った光山。
葛山が仕掛ける構えを見せ、雨宮がスクリーンをかけに行く。
だが葛山、雨宮がスクリーンをセットし終わっても即ドライブにはいかない。
雨宮「葛山…?」
葛山(さっきの失点は俺のせいだ。パスの相手を探そうとして手元を疎かにしちまった。ミスは自分で…取り返す!)
キュッ!
葛山、ピボットの軸足とは逆の右足を強く踏み込む。
光山(来る…!)
ビッ!
光山「なっ…」
葛山、踏み込んだ右足を即座に左足と揃えシュートへ。
その両足は、綺麗にスリーポイントラインの外側。
スパァッ!!!!!
紅泉メンバー「「「っしゃああああ!!!!」」」
第4Q 残り1:32
北陵 71
紅泉 80
ブーッ!!!!
オフィシャル「タイムアウト!黄色!」
残り1分半で6点差から9点差に引き離す絶望的な一撃。
納見監督もここはタイムアウトを取る。
光山「く…!すみません…」
雨宮がスクリーンに来ていた事もあり、ドライブを警戒した光山。
裏をかくスリーポイントに失点を許してしまった。
-そして場面は戻る-
涼真「一体何が…?」
星垓メンバーも幾人か立ち止まる。
新城「…なんだと…!?北陵が…!?」
ブーッ!
タイムアウトがあける。
両チーム先程までとメンバーの変更は無し。
スローインから堂林がボールを運ぶ。
髙木「どういう事だ…?北陵はスタメンが堂林しかコートにいない…?」
涼真「アクシデントか…あるいはファウルアウトか…」
涼真はオフィシャル席を見る。
北陵のこのQのチームファウルは4を超えている。
つまり北陵はファウルを犯すと、オフェンスファウル以外の全てのファウルで紅泉はフリースローになる。
涼真(ファウル数を察するに…ファウルアウトは確実にいそうだな)
スパァッ!!!!
一同「「「!?」」」
第4Q 残り1:23
北陵 74
紅泉 80
「決まったああああ!!!!」
「エース・堂林のスリー!!!!」
堂林「っしゃあ!」
堂林、鳴沢とハイタッチしつつディフェンスをセット。
堂林「当たるぞ!」
北陵、オールコートでのマンツーマン。
自らはボールを運ぶ橋本をマーク。
橋本、8秒ギリギリでボールをフロントコートまで運ぶ。
※オフェンスが始まってから8秒以内にボールをフロントコートに運べないと反則となり相手ボール
橋本「チッ」
(ここに来てまだギアが上がるのか…なんつー圧力…)
橋本がボール運びで手間取ったのが影響したか、紅泉はボールをまわすばかりで攻めきれない。
雨宮「何やってんだ!来い!」
雨宮がインサイドでボールを要求。
確かに高さでもパワーでも技術でも今の雨宮は北陵のインサイドを上回っている。
雨宮がボールを要求するのは自然な流れと言える。
だが田畑が懸命にパスコースを消しボールを入れられない。
ブーッ!
審判「(24秒)オーバータイム!」
「紅泉の攻撃を止めた!!!」
「いいぞ!頑張れ北陵!!」
途端に観客からは北陵を応援する声が出てくる。
先程まで消沈していた北陵応援団も声を張り上げる。
その大声援の中
スパァッッ!!!!!
第4Q 残り51.9
北陵 77
紅泉 80
「うおおおおおおおおっっっ!!!!!」
「来たああああああああ!!!!!!!」
「また堂林!!またしてもスリー!!!!!」
堂林、このスリーでこの日実に41得点。
堂林「まだ時間はある!止めて絶対勝つぞ!!」
超高校級エース、堂林の
そして北陵の
意地が最後の最後で炸裂。
……To be continued
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。
遊。
青春
主人公、三澄悠太35才。
彼女にフラれ、現実にうんざりしていた彼は、事故にあって転生。
……した先はまるで俺がこうだったら良かったと思っていた世界を絵に書いたような学生時代。
でも何故か俺をフッた筈の元カノ達も居て!?
もう恋愛したくないリベンジ主人公❌そんな主人公がどこか気になる元カノ、他多数のドタバタラブコメディー!
ちょっとずつちょっとずつの更新になります!(主に土日。)
略称はフラれろう(色とりどりのラブコメに精一杯の呪いを添えて、、笑)
フラレたばかりのダメヒロインを応援したら修羅場が発生してしまった件
遊馬友仁
青春
校内ぼっちの立花宗重は、クラス委員の上坂部葉月が幼馴染にフラれる場面を目撃してしまう。さらに、葉月の恋敵である転校生・名和リッカの思惑を知った宗重は、葉月に想いを諦めるな、と助言し、叔母のワカ姉やクラスメートの大島睦月たちの協力を得ながら、葉月と幼馴染との仲を取りもつべく行動しはじめる。
一方、宗重と葉月の行動に気付いたリッカは、「私から彼を奪えるもの奪ってみれば?」と、挑発してきた!
宗重の前では、態度を豹変させる転校生の真意は、はたして―――!?
※本作は、2024年に投稿した『負けヒロインに花束を』を大幅にリニューアルした作品です。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる