ハルヒカゲ

葉生

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一章

作中用語について・登場人物

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作中における用語は、基本江戸時代における遊郭用語を参考にしていますが、一部言葉はそのまま、あるいは多少の捏造をして、本来の意味とは異なる意味付けをしています。また、一部オリジナル用語もあります。あくまで作中用語としてお読みください。
※ 作中用語の意味については、随時このページに追記していきます。


異人 / いじん:外部(町の外・別の町)出身者。

十三天王 / じゅうさんてんおう:祇矩藤家が監督する春嵐内の警察。

深更の刻 / しんこうのこく:枕を重ね始める時間。

高瀬 / たかせ:医学に特化した町。

春嵐 / はるあらし:一区~四区からなる、祇矩藤家が治める町。出身者は黒髪・黒目。異人との子は異人の髪色・瞳の色に関わらず、どちらか片方、もしくは両方が黒以外の色で生まれてくる。一五で成人。

春霞 / はるがすみ:春嵐内にある花街。居住区とは大門と塀で区切られている。

春日 / はるひ:春霞内にある、祇矩藤家の屋敷兼遊郭。


花魁 / おいらん:春を売る一六歳以上の女性。客より立場は上。

禿 / かむろ:のちのち花魁となる、一〇歳前後の少女。花魁の世話役。

振袖新造 / ふりそでしんぞう:禿からの持ちあがりである花魁見習い。客はとらない。基本一六歳まで。

留袖新造 / とめそでしんぞう:禿を経験していない花魁見習い。客はとらない。

太夫 / たゆう:各遊郭のなかで人気のある一握りの花魁につけられる称号。

御職 / おしょく:各遊郭でもっとも人気のある花魁につけられる称号。

花料 / はなりょう:花魁となってから初めての相手のこと。花魁から指名ができる。


傾城屋 / けいせいや:男性の陰間のみを扱う遊郭。

陰間 / かげま:体を売る一六歳以上の男性。客より立場は上。男版花魁。

鹿火 / かひ:葛佐規が経営する傾城屋。


初会 / しょかい:初めて花魁を指名しての入店。花魁は遠くに座り、話すことはできない。財力や態度を示すことが目的。相応しくないと判断されれば、もう花魁を指名することはできない。

裏 / うら:花魁を指名して二回目の入店。初会よりは近くに花魁が座るが、話すことはできない。

馴染み / なじみ:花魁を指名して三回目以降の入店。馴染みとなる三回目はご祝儀として馴染み金が必要。床入れも可能。馴染みになるとほかの花魁に通うことは許されない。箸と膳が専用のものになる。

揚げ代 / あげだい:支払い金額のこと。

つきだし / つきだし:花魁としてデビューする日のこと。


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【登場人物】

狄塚 仄羽 / えづか ほのは:桃色の髪・黒目。一七。

祇矩藤 威 / きくふじ せい:祇矩藤家当主。黒髪・赤目。二八。

波良 瑞矢 / はら すいや:威の側近。黒髪・黒目。

深浦 暁 / みうら しょう:威の側近。橙髪・茶目。

鶫 / つぐみ:威の側近。青髪・黒目。


初名 / はつな:〔春日〕の振袖新造。源氏名。黒髪・黒目。一七。

七嶺 / ななみね:〔春日〕の御職。源氏名。黒髪(虹)・黒目。

鈴 / すず:〔春日〕の太夫。源氏名。黒髪・黒目。


伊良子 メメ / いらこ めめ:祇矩藤のお抱え医師(奥医師)。黒髪・黒目。

紀平 設楽 / きだいら さがら:十三天王隊士。祇矩藤家家臣・紀平家の嫡男。黒髪・黒目。

河崎 全 / かわさき ぜん:十三天王隊士・監察方。七嶺の弟。黒髪(虹)・黒目。


葛佐規 / くずさき:祇矩藤の分家。


筈井 貫爾 / はずい かんじ:仄羽の幼馴染。黒髪・黒目。

狄塚 克登 / えづか かつと:仄羽の父。医者。

狄塚 早彰 / えづか さあら:仄羽の母。春嵐の出身ではない。サーラ。
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