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青年期 17
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…それから約二時間後。
「私はこの軍を束ねる司令官である!そちらの指名する大将なり!そちらの司令官に一騎打ちを申し入れる!」
…なんか敵本陣から俺らの味方の兵達をバッタバッタなぎ倒しながら進んで来たえらく強い一人の騎兵が大声で叫びながら名乗りを上げ、今更一騎打ちの話を持ち出してくる。
「ははは。馬鹿な事を…もはや勝敗の決まった戦で一騎打ちなど…」
「受ける」
「「は!?」」「「なに!?」」
男が笑いながら馬鹿にするように言うので俺が一騎打ちを了承すると周りの知り合いのハンター達が驚く。
「元々一騎打ちを持ちかけたのは俺だからね、ちょっと行ってくる」
「「「なっ…!?」」」
俺は受ける理由を話して敵大将の所に向かって行くと周りにいた傭兵部隊の人達も驚いた。
「返事はいかに!」
「その一騎打ちの申し入れ受けよう!ただし!負けた方の全兵が撤退する!その条件付きだがな!」
俺らの味方の兵を全く寄せ付けずに無双状態で問う敵将に俺は近づきながら大声で声を張って返事をする。
「了承した!兵ども!道を開けろ!」
「通してくれ!」
敵大将が条件を受け入れると敵味方の兵をかき分けながらコッチに向かって来るので俺も兵をかき分けながら進む。
「…この状況で一騎打ちの申し出を受けてくれた事、感謝する」
俺と敵大将が近づくと敵味方の兵士達が一定の距離を空けて取り囲むように動き、敵大将が感謝の意を示す。
「じゃあその礼として兵達に一時停戦を命じてくれるとありがたいな。もはやこの戦いは俺達二人に委ねられてるんだから」
「ふ…兵ども!聞け!戦いを一旦止めよ!」
「全兵士に告ぐ!一騎打ちが終わるまで一時停戦とする!こちら側も戦いを一旦中止してくれ!」
俺の要求に敵大将は笑って大声で兵達に停戦を呼びかけるので俺も同じく味方の兵達に指示を出した。
「なっ…!」
「戦いを一時中止だと!?」
「停戦!?」
「そんなばかな…!」
敵味方の兵士達は俺らの唐突な指示に混乱するも…5分ほどで戦闘音が聞こえなくなる。
「全兵士に告ぐ!この一騎打ちで、もし!万が一にでも俺が負けた場合は町まで即時退却だ!」
「ほう?…ならば!俺が負けた場合は全軍即時撤退せよ!俺が敵わぬ相手にはお前らが束になっても勝てまい!いいか!俺が負けた場合は撤退命令を下す!」
周りが静かになったので俺が一騎打ちで負けた時の指示を出すと敵大将も味方の兵達に命令を出した。
「ははは…面白いね。いいね、気に入った」
「ふはは、そちらこそ。面白い男じゃないか」
俺が笑って好意的に思いながら言うと敵大将も同じように笑いながら返す。
「全兵士に告ぐ!この一騎打ちで俺が勝った場合は撤退する敵兵への攻撃、及び追撃を行わないこと!ただし!反撃や防衛は許可する!」
「…ありがたいものだ。全兵!俺が負けた場合は即座に武器を捨てて撤退しろ!敵討ちなど考えず生存を第一に行動すべし!」
俺の最後の指示に男は笑いながら更に付け足すように命令する。
「…これでお互いに準備が整ったわけだ」
「いいのか?その状態でも」
俺が鉄の棒を敵大将に突きつけながら言うと意外にも俺の装備について確認してきた。
「…確かに一騎打ちで棒は無いか……よし、これで準備完了」
俺は棒を仕舞って剣を取り出して腰に差し、右手で抜いた後に左手に金属製の丸い盾を持って構えながら言う。
「ふっ…では行くぞ!」
「始まるぞ!」
「どっちが勝つんだ…?」
「どう考えても馬に乗ってる方だろ。見ろよ…片方は防具すら着けてない」
敵大将が笑った後に顔つきを変えて開始の合図をすると周りの兵士達がザワザワと騒ぎ始める。
「ふっ!」
「おおう…」
敵大将は馬を走らせて突撃するように俺に近づくと馬上から剣を振るって攻撃するが俺は盾で防御した。
「…くらえぃ!」
「…ていっ!」
「っ!」
馬が旋回しながらまた俺に向かってきて敵大将が剣を振るってくるので…
今度は弾き返すように当たるタイミングで盾を押すと敵大将の体勢が崩れるも、手綱を握ってなんとか落馬を免れる。
「…あの紐か」
「ふっ!…なっ…!?」
俺が敵大将の剣を左手の盾でガードしながら右手の剣で手綱を切ると敵大将が驚いて体勢崩した。
が、太ももの筋力と驚異的なバランス感覚でなんとかしたのか落馬せずに馬に乗ったまま三度俺の方に向かってくる。
「…まじかよ…っと…!」
「…!ぐっ!がっ…!」
落馬していない事に驚きながら俺が馬の前に出て障害物になるように盾を構えると馬が止まり…
立ち上がるように前足を上げるので敵大将が落馬した。
「チャンス!」
「…っ!…がっ…!」
俺は盾を投げて敵大将に当てると立ち上がる前に後ろから腰の方に剣を突き刺して鎧ごと貫通させる。
「…お。もういっちょ!」
「…っ!」
落馬した拍子に敵大将が落とした剣がたまたま俺の近くにあったのでソレを拾ってまた腰の方に剣を突き刺した。
「…俺の勝ちだな。この勝負!俺の勝ちだ!」
「「「うおおお!!!」」」
敵大将はうつ伏せに倒れて剣が二本突き刺さったまま動かないので俺が声を上げると、味方の兵達も興奮したように同調して声を上げる。
「私はこの軍を束ねる司令官である!そちらの指名する大将なり!そちらの司令官に一騎打ちを申し入れる!」
…なんか敵本陣から俺らの味方の兵達をバッタバッタなぎ倒しながら進んで来たえらく強い一人の騎兵が大声で叫びながら名乗りを上げ、今更一騎打ちの話を持ち出してくる。
「ははは。馬鹿な事を…もはや勝敗の決まった戦で一騎打ちなど…」
「受ける」
「「は!?」」「「なに!?」」
男が笑いながら馬鹿にするように言うので俺が一騎打ちを了承すると周りの知り合いのハンター達が驚く。
「元々一騎打ちを持ちかけたのは俺だからね、ちょっと行ってくる」
「「「なっ…!?」」」
俺は受ける理由を話して敵大将の所に向かって行くと周りにいた傭兵部隊の人達も驚いた。
「返事はいかに!」
「その一騎打ちの申し入れ受けよう!ただし!負けた方の全兵が撤退する!その条件付きだがな!」
俺らの味方の兵を全く寄せ付けずに無双状態で問う敵将に俺は近づきながら大声で声を張って返事をする。
「了承した!兵ども!道を開けろ!」
「通してくれ!」
敵大将が条件を受け入れると敵味方の兵をかき分けながらコッチに向かって来るので俺も兵をかき分けながら進む。
「…この状況で一騎打ちの申し出を受けてくれた事、感謝する」
俺と敵大将が近づくと敵味方の兵士達が一定の距離を空けて取り囲むように動き、敵大将が感謝の意を示す。
「じゃあその礼として兵達に一時停戦を命じてくれるとありがたいな。もはやこの戦いは俺達二人に委ねられてるんだから」
「ふ…兵ども!聞け!戦いを一旦止めよ!」
「全兵士に告ぐ!一騎打ちが終わるまで一時停戦とする!こちら側も戦いを一旦中止してくれ!」
俺の要求に敵大将は笑って大声で兵達に停戦を呼びかけるので俺も同じく味方の兵達に指示を出した。
「なっ…!」
「戦いを一時中止だと!?」
「停戦!?」
「そんなばかな…!」
敵味方の兵士達は俺らの唐突な指示に混乱するも…5分ほどで戦闘音が聞こえなくなる。
「全兵士に告ぐ!この一騎打ちで、もし!万が一にでも俺が負けた場合は町まで即時退却だ!」
「ほう?…ならば!俺が負けた場合は全軍即時撤退せよ!俺が敵わぬ相手にはお前らが束になっても勝てまい!いいか!俺が負けた場合は撤退命令を下す!」
周りが静かになったので俺が一騎打ちで負けた時の指示を出すと敵大将も味方の兵達に命令を出した。
「ははは…面白いね。いいね、気に入った」
「ふはは、そちらこそ。面白い男じゃないか」
俺が笑って好意的に思いながら言うと敵大将も同じように笑いながら返す。
「全兵士に告ぐ!この一騎打ちで俺が勝った場合は撤退する敵兵への攻撃、及び追撃を行わないこと!ただし!反撃や防衛は許可する!」
「…ありがたいものだ。全兵!俺が負けた場合は即座に武器を捨てて撤退しろ!敵討ちなど考えず生存を第一に行動すべし!」
俺の最後の指示に男は笑いながら更に付け足すように命令する。
「…これでお互いに準備が整ったわけだ」
「いいのか?その状態でも」
俺が鉄の棒を敵大将に突きつけながら言うと意外にも俺の装備について確認してきた。
「…確かに一騎打ちで棒は無いか……よし、これで準備完了」
俺は棒を仕舞って剣を取り出して腰に差し、右手で抜いた後に左手に金属製の丸い盾を持って構えながら言う。
「ふっ…では行くぞ!」
「始まるぞ!」
「どっちが勝つんだ…?」
「どう考えても馬に乗ってる方だろ。見ろよ…片方は防具すら着けてない」
敵大将が笑った後に顔つきを変えて開始の合図をすると周りの兵士達がザワザワと騒ぎ始める。
「ふっ!」
「おおう…」
敵大将は馬を走らせて突撃するように俺に近づくと馬上から剣を振るって攻撃するが俺は盾で防御した。
「…くらえぃ!」
「…ていっ!」
「っ!」
馬が旋回しながらまた俺に向かってきて敵大将が剣を振るってくるので…
今度は弾き返すように当たるタイミングで盾を押すと敵大将の体勢が崩れるも、手綱を握ってなんとか落馬を免れる。
「…あの紐か」
「ふっ!…なっ…!?」
俺が敵大将の剣を左手の盾でガードしながら右手の剣で手綱を切ると敵大将が驚いて体勢崩した。
が、太ももの筋力と驚異的なバランス感覚でなんとかしたのか落馬せずに馬に乗ったまま三度俺の方に向かってくる。
「…まじかよ…っと…!」
「…!ぐっ!がっ…!」
落馬していない事に驚きながら俺が馬の前に出て障害物になるように盾を構えると馬が止まり…
立ち上がるように前足を上げるので敵大将が落馬した。
「チャンス!」
「…っ!…がっ…!」
俺は盾を投げて敵大将に当てると立ち上がる前に後ろから腰の方に剣を突き刺して鎧ごと貫通させる。
「…お。もういっちょ!」
「…っ!」
落馬した拍子に敵大将が落とした剣がたまたま俺の近くにあったのでソレを拾ってまた腰の方に剣を突き刺した。
「…俺の勝ちだな。この勝負!俺の勝ちだ!」
「「「うおおお!!!」」」
敵大将はうつ伏せに倒れて剣が二本突き刺さったまま動かないので俺が声を上げると、味方の兵達も興奮したように同調して声を上げる。
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