クラスまるごと異世界転移

八神

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後日談

後日談 7

…それから適当に世間話のように雑談しながら歩いていると…


「あ、ココ。コレが俺の家」

「ほー」

「デカっ!」

「豪邸じゃねーか!」


住宅街の中にある周りの家よりも庭とかの敷地はかなり広く…建物も周りの家と比べてかなり大きい二階建ての長谷部の新居を見て、俺が意外に思いながら呟くと柴田と藤原は驚いたような反応をする。


「おいおい、海がアッチで住んでたレベルの豪邸じゃねーか。いや、まあアッチの豪邸に比べたら大分こじんまりとしてるけどよ」

「アッチのは貴族の住む豪邸だから比較対象としては不適切じゃね?流石に日本のこんな住宅街であのレベルはまず無理だろ」

「確かにな。ちょっと離れた場所じゃないと無理だな」


藤原がなんとも言えない顔で言うと柴田が反論するように返し、藤原は納得して頷く。


「こんなでけー家って立地とか考えても億いったんじゃね?」

「あー、まあこれぐらいは」


門扉を通って庭を見ながら聞くと長谷部は右手で三本、左手で四本の指を立てながらなぜか金額の明言は避けた。


「…3億4千万ぐらいか?まあソレぐらいするわな」

「逆」

「4億!?いやまあそんなもんか」


柴田の予想に長谷部が否定するように言うと藤原は驚くが直ぐに納得する。


「ほおー…4億の家とはお前もアッチで随分稼いだみてーだな」

「まあ…」

「おかえりなさい。あら、来客かしら?」


俺がニヤニヤ笑いながらいじるように言うと長谷部は若干困ったように笑ってドアを開け、中からえらい美人の女性が出迎えて俺らを見て不思議そうに尋ねた。


「あ。俺の親友とその友達二人」

「親友!?あの子以外にも親友なんていたの!?しかも同性の…!」

「うわヒドっ。そりゃ俺だって男の親友の一人や二人ぐらいいるし」


長谷部の紹介にえらい美人の女性は驚愕し、長谷部が慣れた様子でツッコミを入れるように返す。


「…おい長谷部。誰だこのとんでもねー美人のチャンネーは?お前確か姉も妹もいねーだろ」

「あー…うーん…なんて説明したらいいか……とりあえず異世界に居た時の知り合い。なんか着いて来たみたい」


俺は一瞬見惚れてしまったがなんとか冷静になりつつ問うと長谷部は困ったように腕組みして考えながら返答に迷い、少し間を空けて微妙な感じで笑いながら答える。


「異世界から着いてきたぁ?マジで言ってんの?」

「異世界…」

「異世界か」


俺が怪訝に思いながら確認するように返すと柴田と藤原は女性から目を離さずに呟く。
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