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…そして『死皇帝の抜け殻や死大帝の骸を国に貸し出すがソレらに関しての全ての権利は俺らにある事』についての書類をいくつも差し出されて次々にサインを求められる。
「…この書類は王族、個人、国の機関と三ヶ所に保管される。たとえどのような事が起きようと君達が誰かに譲らない限り全ては君達の意思次第だ」
「はいはい」
「なげーよ。まだあんのかよ…」
「いー加減めんどくせーぜ」
「なんで私たちまで…」
王様の確認するかのような説明に俺らはもはやダレてまともに話を聞く気にもなれない。
「すまない…こういう大事な事は事細かにして置かないと綻びを突いて契約を無効にしようとする輩も存在するのだ。次で最後だからもう少し付き合ってくれ…おい」
「はい!」
王様が謝りながらなんでこんな事をするかの理由を話すとギルドの受付嬢を呼ぶ。
「『死皇帝の抜け殻』および『死大帝の骸』に所持印の登録をいたします」
「誰がどこいく?」
「俺はどこでもいーぜ」
「俺も」
「私も」
「うん」
「どこでもいいかな」
受付嬢の説明に誰がどの場所に印を押すかを聞いてみるもみんな興味無さそうに答える。
「んじゃ、じゃんけんで勝った奴から決めよう」
「いーね」
「おう」
「じゃあいくよ?じゃーんけーん…ぽん!」
とりあえずじゃんけんで決める事にしてみんなで手を出してじゃんけんをした。
結果…斉藤が頭、深山が体、俺が右腕、柴田が右足、住吉が左腕で藤原が左足に印を付けた。
「…コレだけ印を付けてりゃ盗めねーだろーな」
「盗めはするだろ。直ぐにバレるってだけで」
「にしても良く見るとでけーな。リッチよりも一回り…死大帝に至っては倍以上差がねーか?」
…全部の手続きが終わり、改めてリッチの隣に飾られている『死皇帝の抜け殻』と『死大帝の骸』を見ながら俺らは話す。
「まーでもコレでもう一文無しになる事はねーな」
「そーだな。金に困ったらコレを国に売りゃあ良いし」
「んじゃ、帰るか」
「「おう」」
女子三人は王様達に送られて先に教会へと行ったので俺らは少し間博物館を見て回ってから帰宅する。
…それから4日後。
なんか深山が『色んな所に行ってみたい』と言ってるらしく…
斉藤と住吉にもお願いされてしまったので俺らは王都の前に居た町へと移動する事に。
ーーーーーーーー
「うわー…よくこんないい豪邸が買えたね…高かったんじゃない?」
「いや?買った時はがっつり事故物件だったからあり得ないぐらいに安かった」
「え!?」
「つっても今は教会が祓い終わった後だからただの家だけどな」
数日かけて戻ってきた街にある俺らの家を見ての深山の問いに俺が答えると驚くので藤原が安心させるように現状を説明した。
「…この書類は王族、個人、国の機関と三ヶ所に保管される。たとえどのような事が起きようと君達が誰かに譲らない限り全ては君達の意思次第だ」
「はいはい」
「なげーよ。まだあんのかよ…」
「いー加減めんどくせーぜ」
「なんで私たちまで…」
王様の確認するかのような説明に俺らはもはやダレてまともに話を聞く気にもなれない。
「すまない…こういう大事な事は事細かにして置かないと綻びを突いて契約を無効にしようとする輩も存在するのだ。次で最後だからもう少し付き合ってくれ…おい」
「はい!」
王様が謝りながらなんでこんな事をするかの理由を話すとギルドの受付嬢を呼ぶ。
「『死皇帝の抜け殻』および『死大帝の骸』に所持印の登録をいたします」
「誰がどこいく?」
「俺はどこでもいーぜ」
「俺も」
「私も」
「うん」
「どこでもいいかな」
受付嬢の説明に誰がどの場所に印を押すかを聞いてみるもみんな興味無さそうに答える。
「んじゃ、じゃんけんで勝った奴から決めよう」
「いーね」
「おう」
「じゃあいくよ?じゃーんけーん…ぽん!」
とりあえずじゃんけんで決める事にしてみんなで手を出してじゃんけんをした。
結果…斉藤が頭、深山が体、俺が右腕、柴田が右足、住吉が左腕で藤原が左足に印を付けた。
「…コレだけ印を付けてりゃ盗めねーだろーな」
「盗めはするだろ。直ぐにバレるってだけで」
「にしても良く見るとでけーな。リッチよりも一回り…死大帝に至っては倍以上差がねーか?」
…全部の手続きが終わり、改めてリッチの隣に飾られている『死皇帝の抜け殻』と『死大帝の骸』を見ながら俺らは話す。
「まーでもコレでもう一文無しになる事はねーな」
「そーだな。金に困ったらコレを国に売りゃあ良いし」
「んじゃ、帰るか」
「「おう」」
女子三人は王様達に送られて先に教会へと行ったので俺らは少し間博物館を見て回ってから帰宅する。
…それから4日後。
なんか深山が『色んな所に行ってみたい』と言ってるらしく…
斉藤と住吉にもお願いされてしまったので俺らは王都の前に居た町へと移動する事に。
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「うわー…よくこんないい豪邸が買えたね…高かったんじゃない?」
「いや?買った時はがっつり事故物件だったからあり得ないぐらいに安かった」
「え!?」
「つっても今は教会が祓い終わった後だからただの家だけどな」
数日かけて戻ってきた街にある俺らの家を見ての深山の問いに俺が答えると驚くので藤原が安心させるように現状を説明した。
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