クラスまるごと異世界転移

八神

文字の大きさ
138 / 562

138

しおりを挟む
…昼食後、目印作りも終わったので俺は藤原に頼んでドリードとかいう町に移動する。 


「へー、こんな町もあるんだな」

「街中が結構寂れてんなー…魔獣の襲撃の激しさが分かるわー」

「防壁って町の外だっけ?」


…何故かついて来た柴田と藤原と共に暇潰しに町を見て回ってから一旦別れ、俺は防壁のある町の外れへと向かった。


「あ、へー…なるほど。峡谷みたいなとこに防壁作ってんだ」

「ん?なんだお前?」


俺がボロボロになった防壁を見て呟くと近くにいた現場作業員のようなガタイの良い男が近づいてくる。


「俺はこういう者」

「…なんだ?任命書…?…!?こいつは第一王子の印とサインじゃないか!」

「城から仕事の依頼を受けて来たんだけど…何をすれば良い?」


王子から貰った紙を見せると男の見る目が変わったので俺は仕事内容を尋ねた。


「…とうの昔に見捨てられたと思っていたが…!高段者の派遣といい、王族達はちゃんと俺たちの事を考えてくれていたのか!資材置き場へと案内しよう!こっちだ」

「はいはい」


男は感極まったように上を向いて叫ぶと急にテンションを上げて案内を始める。


…資材置き場へと案内された俺は『ここの資材を使って防壁を修復すれば良い』というアバウトでザックリとした指示を貰ったので…


兵を大量に召喚して適当に城壁の修復作業を開始させる。


…やり方とかは特に聞いてないので普通の城壁や町や村を囲う防壁、塀を作るような要領でやらせる事に。


流石に三桁もいると早く終わり、時間を見るとまだ夕飯前。


なので俺はギルドの人に依頼達成のサインを貰ってから藤原に王都に送ってもらい報酬を受け取って帰宅した。


「おう海、どうだった?」

「なんか早く終わったからって報酬が5000増えた」

「マジで!?Aランクの報酬分ぐらい増えてんじゃねーか!」


家に着くと柴田が聞いてくるので追加報酬があった事を伝えると藤原が羨ましそうに驚く。



そして翌日。



深山が別の町に行きたいと提案して女子達も賛成するので色々と意見を聞いた結果…


大きな家があるトラルとかいうのどかな田舎の村へと移動する事に。


「ん?なんか外が騒がしくねーか?」

「祭りでもやってんじゃね?」

「祭り!見に行こ!」

「うん!」


藤原と俺のスキルの連携でみんなをトラルに移動させるとなにやら外が騒がしく…


藤原の発言に住吉と深山が反応して嬉しそうに外に出て行くので俺らもついて行くように外に出た。
しおりを挟む
感想 29

あなたにおすすめの小説

忍者ですが何か?

藤城満定
ファンタジー
ダンジョンジョブ『忍者』を選んだ少年探索者が最強と呼ばれるまで。

最強魔法は生活魔法!? ~異世界ではモンスター退治も生活のうち~

gagaga
ファンタジー
神の気まぐれにより異世界へと転移した主人公田辺竜太(大学生)が生活魔法を駆使して冒険したり町の人と触れ合ったりする物語です。 なお、神が気まぐれすぎて一番最初に降り立つ地は、無人島です。 一人称視点、独り言多め、能天気となっております。 なお、作者が気ままに書くので誤字脱字は多いかもしれませんが、大目に見て頂けるとありがたいです。 ただ、敢えてそうしている部分もあり、ややこしくてすいません。(^^;A ご指摘あればどんどん仰ってください。 ※2017/8/29 連載再開しました!

転生ヒロインは不倫が嫌いなので地道な道を選らぶ

karon
ファンタジー
デビュタントドレスを見た瞬間アメリアはかつて好きだった乙女ゲーム「薔薇の言の葉」の世界に転生したことを悟った。 しかし、攻略対象に張り付いた自分より身分の高い悪役令嬢と戦う危険性を考え、攻略対象完全無視でモブとくっつくことを決心、しかし、アメリアの思惑は思わぬ方向に横滑りし。

巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?

サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。 *この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。 **週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**

転生したら幽閉王子でした~これどうすんの?

サクラ近衛将監
ファンタジー
 神様の眷属の過失が原因の事故に遭って死んだ桜庭雄一が異世界に転生したら、とある国の忌避すべき王子として幽閉されていた。  転生にはチートがつきもののはずだが、事故で死んだ者が300名を超えるために、個別にチートは与えられず、転生先の者の能力を生かせと神に告げられている。  「神の加護」ではないけれど、「恩寵」が与えられているので、当該異世界では努力を為した分、通常に比べると成果があるらしい。  これはとある国の幽閉王子に転生した男の冒険譚である。  原則として、毎週月曜日20時に投稿予定です。

英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~

ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国の辺境で、ただ静かに生き延びたいと願う少年、ヴァン。 彼に正義感はない。あるのは、前世の記憶と、母が遺した『物理法則を応用した高圧魔力』という危険な理論だけだ。 敵の大軍が迫る中、ヴァンは剣も振るわず、補給線と心理を切り裂く。 結果、敵軍は撤退。代償も、喝采も、彼には無意味だった。 だが、その「効率的すぎる勝利」は帝国の目に留まり、彼は最高峰の『帝国軍事学院』へと引きずり出される。 「英雄になりたいわけじゃない。生き残りたいだけだ」 謎の仮面メイド『シンカク』、命を取引に差し出した狼耳の少女『アイリ』。 少年は選択する。正義ではなく、最も費用対効果の高い道を。 これは、合理が英雄譚を侵食していく、学園ミリタリーファンタジー。 【※作者は日本語を勉強中の外国人です。翻訳ソフトと辞書を駆使して執筆しています。至らない点もあるかと思いますが、物語を楽しんでいただければ幸いです。】

玲子さんは自重しない~これもある種の異世界転生~

やみのよからす
ファンタジー
 病院で病死したはずの月島玲子二十五歳大学研究職。目を覚ますと、そこに広がるは広大な森林原野、後ろに控えるは赤いドラゴン(ニヤニヤ)、そんな自分は十歳の体に(材料が足りませんでした?!)。  時は、自分が死んでからなんと三千万年。舞台は太陽系から離れて二百二十五光年の一惑星。新しく作られた超科学なミラクルボディーに生前の記憶を再生され、地球で言うところの中世後半くらいの王国で生きていくことになりました。  べつに、言ってはいけないこと、やってはいけないことは決まっていません。ドラゴンからは、好きに生きて良いよとお墨付き。実現するのは、はたは理想の社会かデストピアか?。  月島玲子、自重はしません!。…とは思いつつ、小市民な私では、そんな世界でも暮らしていく内に周囲にいろいろ絆されていくわけで。スーパー玲子の明日はどっちだ? カクヨムにて一週間ほど先行投稿しています。 書き溜めは100話越えてます…

備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ

ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。 見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は? 異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。 鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。

処理中です...