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「飲食店と大人のお店です。接客や性サービスの割合は半々ぐらいだと思いますが」
「他の店に奴隷は売ってないの?」
「奴隷の売買はあの建物の中でしか出来ないみたいですね…つまりは会員になってから予約しないと外のオークションでしか買えない仕組みになっているとか」
「うわ、めんどくさ…」
敷地内にあるショッピングモールのような大きな建物を指して男が説明するので俺はつい心の声が漏れてしまう。
…市場ってもっとこう…企業でも個人でも誰彼構わず売買できるような場所だと思うんだけど…
扱うのが物じゃなくて人だから法律とかで勝手が違うのか?
「いらっしゃいませ。見学ですか?購入ですか?」
建物の中に入るとまんまショッピングモールだった。
「とりあえず見学の方で」
「かしこまりました。ごゆっくりどうぞ」
出入口にいた数人の黒服の青年の内の一人が用件を尋ねるので男が答えると軽く頭を下げる。
「…洋服売ってるような店に人が売ってるのか…」
「この建物は奴隷専門ですからね。他には売られてないと思いますよ」
通りすがりでガラス張りの中を見てなんとも言えない気持ちで呟くと男が苦笑いしながら返す。
「…おや?もしや…貴方は最近噂になっている商人では?」
いきなり30代から40代ぐらいの…おっさんと呼ぶにはちょっと若い見た目のお兄さん?っぽい男が話しかけて来た。
「…だれ?」
「…この奴隷市場のトップであるオーナーです」
「へー」
「まさかこんな所にも顔を出すとは…今度はどんな方法で稼ぐつもりですか?」
俺の問いに情報屋の男が答え、オーナーとか言われたおじさんは笑いながら馴れ馴れしい感じを出しながら聞いてくる。
「…人違いじゃないの?」
「男女二人の護衛を連れた少年の商人…子供の商人なら数多くいますが、こんな所に来られるのは限られてますからねぇ」
お姉さんのとぼけるような言い方におじさんは推理するかのように予想を話す。
「御用件はなんでございましょうか?目玉商品の方ですか?」
「…目玉商品?」
「とある国の元王女や王子、あとは有名な騎士団の元団長とかですよ」
「流石は情報屋。すでに知られていましたか…これでも隠してるつもりだったんですが…」
男の説明におじさんはやれやれ…と肩をすくめながら呟く。
「…王女に王子ねぇ…」
「興味ありますか?」
「…少しは。でもやっぱり先に普通の奴隷を買いたいかな」
前の女の子と同じ類か?と思いながら呟くとおじさんがセールスするような笑顔で聞いてくるので、忘れる前に本来の目的を話す。
「…予約の時にお話されていた件ですね?健康的で50代までの働ける奴隷…こちらになります」
…まさかのオーナー直々での案内に俺は少し驚きながらついて行く。
「…へー、地下なんてあるんだ」
「上はあくまで商品を並べるためのお店ですからね」
在庫は地下に置いてあります。と、正に奴隷商人のような事を笑顔で言う。
「…まるで牢屋だな」
「見た目はしょうがない事です。ですが衛生面や健康面の扱いは世界的な基準よりも上回ってますのでご安心下さい」
用心棒のおじさんの呟きにオーナーのおじさんがニコニコしながら返す。
「…ちゃんと風呂とトイレは各部屋に備えつけられているのね」
「食事面も栄養バランスに配慮したメニューや量で提供しています。劣悪な環境だと奴隷の質も落ちますからね」
「…こんな良い扱いなら奴隷ってのも悪くないかも」
「お褒め頂き、誠にありがとうございます」
お姉さんが粗探しするように見ながら呟くとオーナーのおじさんは他の面でもしっかりしてる事を告げ…
衣食住揃ったココでの暮らしを少し羨ましく思って俺がそう言うとおじさんはお礼を言いながら頭を下げた。
「でもそんな扱いしたら維持費も凄いんじゃない?」
コスト面で引き合うの?と、お姉さんが経営を心配したように聞く。
「そのための目玉商品や上の着飾った奴隷達ですよ。維持費や利益を考えて多少値段に色を付けさせてもらっています」
「へー、やっぱり経営戦略とか色々考えてるんだ…」
おじさんの言葉に俺は元の世界で見ていたバラエティー番組を思い出しながら呟いた。
…アレは目玉商品を安くする代わりにサイドメニューとかで赤字をカバーするっていう薄利多売のやつだったけど…
ココではその逆。
目玉商品を更に高く売る事によって安い商品の赤字をカバーする方式なのか。
「他の店に奴隷は売ってないの?」
「奴隷の売買はあの建物の中でしか出来ないみたいですね…つまりは会員になってから予約しないと外のオークションでしか買えない仕組みになっているとか」
「うわ、めんどくさ…」
敷地内にあるショッピングモールのような大きな建物を指して男が説明するので俺はつい心の声が漏れてしまう。
…市場ってもっとこう…企業でも個人でも誰彼構わず売買できるような場所だと思うんだけど…
扱うのが物じゃなくて人だから法律とかで勝手が違うのか?
「いらっしゃいませ。見学ですか?購入ですか?」
建物の中に入るとまんまショッピングモールだった。
「とりあえず見学の方で」
「かしこまりました。ごゆっくりどうぞ」
出入口にいた数人の黒服の青年の内の一人が用件を尋ねるので男が答えると軽く頭を下げる。
「…洋服売ってるような店に人が売ってるのか…」
「この建物は奴隷専門ですからね。他には売られてないと思いますよ」
通りすがりでガラス張りの中を見てなんとも言えない気持ちで呟くと男が苦笑いしながら返す。
「…おや?もしや…貴方は最近噂になっている商人では?」
いきなり30代から40代ぐらいの…おっさんと呼ぶにはちょっと若い見た目のお兄さん?っぽい男が話しかけて来た。
「…だれ?」
「…この奴隷市場のトップであるオーナーです」
「へー」
「まさかこんな所にも顔を出すとは…今度はどんな方法で稼ぐつもりですか?」
俺の問いに情報屋の男が答え、オーナーとか言われたおじさんは笑いながら馴れ馴れしい感じを出しながら聞いてくる。
「…人違いじゃないの?」
「男女二人の護衛を連れた少年の商人…子供の商人なら数多くいますが、こんな所に来られるのは限られてますからねぇ」
お姉さんのとぼけるような言い方におじさんは推理するかのように予想を話す。
「御用件はなんでございましょうか?目玉商品の方ですか?」
「…目玉商品?」
「とある国の元王女や王子、あとは有名な騎士団の元団長とかですよ」
「流石は情報屋。すでに知られていましたか…これでも隠してるつもりだったんですが…」
男の説明におじさんはやれやれ…と肩をすくめながら呟く。
「…王女に王子ねぇ…」
「興味ありますか?」
「…少しは。でもやっぱり先に普通の奴隷を買いたいかな」
前の女の子と同じ類か?と思いながら呟くとおじさんがセールスするような笑顔で聞いてくるので、忘れる前に本来の目的を話す。
「…予約の時にお話されていた件ですね?健康的で50代までの働ける奴隷…こちらになります」
…まさかのオーナー直々での案内に俺は少し驚きながらついて行く。
「…へー、地下なんてあるんだ」
「上はあくまで商品を並べるためのお店ですからね」
在庫は地下に置いてあります。と、正に奴隷商人のような事を笑顔で言う。
「…まるで牢屋だな」
「見た目はしょうがない事です。ですが衛生面や健康面の扱いは世界的な基準よりも上回ってますのでご安心下さい」
用心棒のおじさんの呟きにオーナーのおじさんがニコニコしながら返す。
「…ちゃんと風呂とトイレは各部屋に備えつけられているのね」
「食事面も栄養バランスに配慮したメニューや量で提供しています。劣悪な環境だと奴隷の質も落ちますからね」
「…こんな良い扱いなら奴隷ってのも悪くないかも」
「お褒め頂き、誠にありがとうございます」
お姉さんが粗探しするように見ながら呟くとオーナーのおじさんは他の面でもしっかりしてる事を告げ…
衣食住揃ったココでの暮らしを少し羨ましく思って俺がそう言うとおじさんはお礼を言いながら頭を下げた。
「でもそんな扱いしたら維持費も凄いんじゃない?」
コスト面で引き合うの?と、お姉さんが経営を心配したように聞く。
「そのための目玉商品や上の着飾った奴隷達ですよ。維持費や利益を考えて多少値段に色を付けさせてもらっています」
「へー、やっぱり経営戦略とか色々考えてるんだ…」
おじさんの言葉に俺は元の世界で見ていたバラエティー番組を思い出しながら呟いた。
…アレは目玉商品を安くする代わりにサイドメニューとかで赤字をカバーするっていう薄利多売のやつだったけど…
ココではその逆。
目玉商品を更に高く売る事によって安い商品の赤字をカバーする方式なのか。
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