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「あの国が崩壊したのは知っているが、お前は王家と共に逃げ切ったはずでは…」
「…俺にはもう守るべき国も、人も、民も、もう居ない…挙句の果てには今だ。どこで、間違えたんだろうな…俺は、我が国は」
「…あの大陸の盾とも言われた英雄が今や奴隷なんて…噂には聞いていたけど、まさかココで売られてたとは知らなかった」
いくらなの?と、お姉さんも意外そうに言った後に男の値段を聞く。
「15万ゼベルになります」
「…15万……まあ、この実力で裏切られたらと考えたら…妥当な値段ね」
男の値段を聞いてお姉さんはなんとも言えない顔をする。
「…欲しいの?」
「…こいつの実力は俺が保証しよう。だが…必要かと言われたら…」
俺の問いにおじさんは強さは認めたが使い道については困ったような顔になった。
「ちなみに彼は予約が2件入っています。即金でしたらお買い求めできますが…」
「…予約?」
「お金が払えるまでの猶予期間ですね。現金一括で払えない人は額が揃うまで予約できる仕組みとなっています」
「…うん?それって予約って言わないんじゃ…」
予約って必ず買えるって事じゃないの?と思いながらオーナーのおじさんの説明に俺は首を傾げる。
「商売は早い者勝ちですから。一応予約がある奴隷は他の市場には流さない決まりがあります」
「…ふーん…どうする?」
「他の目玉商品も見てから決めた方が良いんじゃない?」
大体予想はつくけどね…と、俺の確認にお姉さんはちょっと難しい顔をして提案した。
「…そだね」
「では引き続き案内させていただきます…隣の部屋がとある国の元王女様でございます」
お姉さんの提案に賛同するとオーナーのおじさんが少し歩いた距離にある…
これまた広くて真ん中に鉄格子の付いた部屋があり青い絨毯が敷かれた店へと案内する。
「…へー、凄い。人形みたい」
「…また新しいお客様ですか?」
椅子に座ってる少女は金髪ロングで肌が白く…美しさと可愛さを兼ね揃えたまるで人形のような見た目だった。
…あの奴隷や田舎の女の子達みたいな現実的…リアルな可愛さとは違って、この少女は幻想的…ファンタジーみたいな雰囲気を纏っている。
「この子が目玉商品の中で特に人気でして…470万ゼベルの値段でも13人の予約がついています」
「…王女かぁ…へー」
「…ちょっと。なんで私とこの子を見比べるの?」
「あ、いや…なんとなく?」
少女とお姉さんを交互に見て呟くと少し怒ったように聞いてくるので特に意味は無い事を告げた。
「年齢が違うんだから肌や髪の質感が違うのは当然でしょ?若い方が有利に決まってるじゃない」
「…いや、そんなん言われても分からないけど…」
「…好みの問題だ。有利不利は個人の趣向で変わる」
イラついたように意味不明な事を言うお姉さんに思った事をそのまま言うと用心棒のおじさんがフォローしてくれる。
「…こちらは元王子様になります」
「…王子?」
「…どう見ても女にしか見えんが…」
別のブースのような仕切られた店に行くとどう見ても女の子にしか見えない線の細い金髪ロングを『王子』と紹介する。
「…僕はこう見えても男ですよ。ほら」
俺と用心棒のおじさんの呟きを聞いて少年?はスカートをたくし上げて男の象徴を見せつけてきた。
「あら。小さくて可愛い」
「…これってセクハラじゃね?女性にナニ見せてんだよ…変態か?お前」
お姉さんは微笑んだが、俺は迷いなく見せつけてきた少年の行動を非難する。
「…だって性別を証明するにはてっとり早いから…」
「この王子は先程の王女と双子になっております。単体で450万、セットだと800万ゼベルで格安となっておりますが…」
「…うーん…迷うわね…」
「…欲しいの?」
オーナーのおじさんの説明にお姉さんが顎に手を当てて考え出したので俺はやめた方が…と思いながら聞く。
「女の子の見た目な少年って、こう…欲しくならない?」
「…俺はノーマルだからならない」
「おじさまは?」
「…線が細くて力が足りないように見えるな。それに…ベッドの上でも体力が無さそうだ」
値段に見合った働きをしなさそうだから俺には要らん。と、お姉さんの無茶ぶりにおじさんは少年をジロジロと見ながら真面目に答えた。
「…意外。もっと甘く見積もると思っていたのに…」
「仮にも一国の王子だったのなら民を守るための責任感が欲しいところだな」
身体を鍛えるとか。と、おじさんは筋肉信仰者みたいな事を言い出す。
「…でもやっぱり女装が似合う少年ってそうそう居ないからなぁ…」
「…女装?」
「それにこの年齢の男の子だったら普通は犯罪だし…」
奴隷なら合法なのか?と心の中でツッコみながら悩むお姉さんの決断を待つ事に。
「…俺にはもう守るべき国も、人も、民も、もう居ない…挙句の果てには今だ。どこで、間違えたんだろうな…俺は、我が国は」
「…あの大陸の盾とも言われた英雄が今や奴隷なんて…噂には聞いていたけど、まさかココで売られてたとは知らなかった」
いくらなの?と、お姉さんも意外そうに言った後に男の値段を聞く。
「15万ゼベルになります」
「…15万……まあ、この実力で裏切られたらと考えたら…妥当な値段ね」
男の値段を聞いてお姉さんはなんとも言えない顔をする。
「…欲しいの?」
「…こいつの実力は俺が保証しよう。だが…必要かと言われたら…」
俺の問いにおじさんは強さは認めたが使い道については困ったような顔になった。
「ちなみに彼は予約が2件入っています。即金でしたらお買い求めできますが…」
「…予約?」
「お金が払えるまでの猶予期間ですね。現金一括で払えない人は額が揃うまで予約できる仕組みとなっています」
「…うん?それって予約って言わないんじゃ…」
予約って必ず買えるって事じゃないの?と思いながらオーナーのおじさんの説明に俺は首を傾げる。
「商売は早い者勝ちですから。一応予約がある奴隷は他の市場には流さない決まりがあります」
「…ふーん…どうする?」
「他の目玉商品も見てから決めた方が良いんじゃない?」
大体予想はつくけどね…と、俺の確認にお姉さんはちょっと難しい顔をして提案した。
「…そだね」
「では引き続き案内させていただきます…隣の部屋がとある国の元王女様でございます」
お姉さんの提案に賛同するとオーナーのおじさんが少し歩いた距離にある…
これまた広くて真ん中に鉄格子の付いた部屋があり青い絨毯が敷かれた店へと案内する。
「…へー、凄い。人形みたい」
「…また新しいお客様ですか?」
椅子に座ってる少女は金髪ロングで肌が白く…美しさと可愛さを兼ね揃えたまるで人形のような見た目だった。
…あの奴隷や田舎の女の子達みたいな現実的…リアルな可愛さとは違って、この少女は幻想的…ファンタジーみたいな雰囲気を纏っている。
「この子が目玉商品の中で特に人気でして…470万ゼベルの値段でも13人の予約がついています」
「…王女かぁ…へー」
「…ちょっと。なんで私とこの子を見比べるの?」
「あ、いや…なんとなく?」
少女とお姉さんを交互に見て呟くと少し怒ったように聞いてくるので特に意味は無い事を告げた。
「年齢が違うんだから肌や髪の質感が違うのは当然でしょ?若い方が有利に決まってるじゃない」
「…いや、そんなん言われても分からないけど…」
「…好みの問題だ。有利不利は個人の趣向で変わる」
イラついたように意味不明な事を言うお姉さんに思った事をそのまま言うと用心棒のおじさんがフォローしてくれる。
「…こちらは元王子様になります」
「…王子?」
「…どう見ても女にしか見えんが…」
別のブースのような仕切られた店に行くとどう見ても女の子にしか見えない線の細い金髪ロングを『王子』と紹介する。
「…僕はこう見えても男ですよ。ほら」
俺と用心棒のおじさんの呟きを聞いて少年?はスカートをたくし上げて男の象徴を見せつけてきた。
「あら。小さくて可愛い」
「…これってセクハラじゃね?女性にナニ見せてんだよ…変態か?お前」
お姉さんは微笑んだが、俺は迷いなく見せつけてきた少年の行動を非難する。
「…だって性別を証明するにはてっとり早いから…」
「この王子は先程の王女と双子になっております。単体で450万、セットだと800万ゼベルで格安となっておりますが…」
「…うーん…迷うわね…」
「…欲しいの?」
オーナーのおじさんの説明にお姉さんが顎に手を当てて考え出したので俺はやめた方が…と思いながら聞く。
「女の子の見た目な少年って、こう…欲しくならない?」
「…俺はノーマルだからならない」
「おじさまは?」
「…線が細くて力が足りないように見えるな。それに…ベッドの上でも体力が無さそうだ」
値段に見合った働きをしなさそうだから俺には要らん。と、お姉さんの無茶ぶりにおじさんは少年をジロジロと見ながら真面目に答えた。
「…意外。もっと甘く見積もると思っていたのに…」
「仮にも一国の王子だったのなら民を守るための責任感が欲しいところだな」
身体を鍛えるとか。と、おじさんは筋肉信仰者みたいな事を言い出す。
「…でもやっぱり女装が似合う少年ってそうそう居ないからなぁ…」
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