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第一章 驚異の少女(ガール・ワンダー)誕生?
#8 不穏
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一一月三日。
通学途中の電車内で、千穂実のスマホに里沙からメッセージが届いた。
〝おはようチホミン。今何処? 学校がちょっと大変な事になってるよ〟
美晴ヶ丘駅で下車し、改札を出て邪魔にならないよう端の方に避けると、千穂実は短く返信した。
〝駅。どした?〟
里沙からの返信を待ちつつ学校に向かう間、千穂実は〝ちょっと大変な事〟が一体何なのかを想像した。
──池の亀が大脱走?
扇高校の第二校舎裏には小さな池があり、数匹のミドリガメがいる。生徒の事故及びイタズラ防止のため、池の周囲は金網で覆われいるので、そう簡単には脱走出来ないだろうが、可能性はゼロではない。小動物だからといって甘く見てはいけない。
──校舎中の窓ガラスが割られていたとか?
数年前、県外の中学校だか高校だかで校舎の窓ガラスが何枚も割られ、他校の生徒が逮捕されたと報道された事があった。扇高校で同じような事件が起こってしまっても何らおかしくはない。
──それともまさか……誰かが死んでいた、とか?
里沙からの返信が届いた。
〝こんな感じ〟
メッセージの下に、写真が添付されていた。
「これは……」
写真は校庭で撮られたものだった。人だかりが出来ていたのか、両端に生徒の後ろ姿が写ってしまっているが、〝ちょっと大変な事〟は真ん中にしっかり収められていた。
それはダンボールや中身の入ったゴミ袋の山であり、ほとんどが黒く焼け焦げていた。
「何だったんだろうね、気持ち悪い」
放課後、千穂実は自分の席に、里沙は千穂実の前の男子生徒の席に座り、談笑していた。最初のうちは最近観た映画やアニメの感想で盛り上がっていたが、他のクラスメートがたちが朝の放火事件について話しているのを耳にすると、話題は自然とそちらに移っていた。
「あれって、朝練に来ていた運動部員が見付けたの?」
「うん、陸上部だかバスケ部の人たちが七時過ぎに来た時にだって。夜中にやられたんだろうね」
燃やされていたダンボールやゴミは、敷地内のゴミ置き場に捨てられていたもので、前者は職員室から、後者は各教室から出されたものらしい。また、校庭は敷地内の最奥にあり、二つの校舎や体育館に隠れ、道路や歩道からはほぼ死角になっている。侵入時に見付かりさえしなければ、後はやりたい放題だろう。
「警察の人間来てたっけ?」
「授業中に来てたみたいだよ。あたしは見てないけど、三組の子たちが体育館に行く途中で見掛けたって」
残っていた生徒たちが次々に去ってゆき、教室内は千穂実と里沙の二人だけになった。
「最近、舞翔市内で放火多いよね。同一犯かな……」千穂実は机に頬杖を突いた。「シル──仮面のヒーローが解決してくれないかなあ」
「……チホミン」
「ん?」
「今さ、何て言おうとした?」
「えっ……」
仮面のヒーローの正しい名前を本人に教えられてからというものの、千穂実はうっかり口に出してしまいそうになった事が何度かあった。いい加減直さないと面倒な事になりかねないと思ってはいたが、今はつい気が緩んでいた。
「わたし……何か変な事言った?」
「うん。ていうか言い掛けた。仮面のヒーローの前に」
千穂実は笑顔で誤魔化そうとしたが、通じなかった。
「あー……そうだ。『知るわけないよね』って言い掛けた。うん」
「……そっか」
「うん、そう」
里沙は微笑んではいるが、いまいち納得していないようだ。
──な、何か気まずいんだけど……?
丁度その時、後方のドアから教室に入って来る生徒がいた。
「あ、レイトン君」
礼人は、千穂実と里沙をチラリと見やると、何も言わずに自分の席の中を探り始めた。
「忘れ物?」
礼人が取り出したのは、古典の授業で配られた宿題のプリントだった。
「レイトン君、最近の沢田先生どう思う?」
「……どう思うって」礼人は里沙と目を合わせる事なく、プリントをスクールバッグにしまっている。
「最近ちょっと変だと思わない? 怒りっぽくなってさ」
「まあ確かにな」
「レイトン君、今日の古典の授業中、うとうとしてたでしょ。怒られないかヒヤヒヤしたんだからね」
礼人は若干引いたように里沙を見やった。
「ん、どうしたの?」
「いや、あんたさ、俺の事見てたわけ?」
「ちっ、違うって! そういうわけじゃないけど!」里沙は顔の前でブンブンと右手を振った。
「おーい、八神ー!」同じくクラスメートで、礼人と仲のいい高須がドアまでやって来た。「プリント見付かったかー?」
「おう。……やる」
礼人はスクールバッグの外ポケットから小さなチョコレート菓子を二つ取り出し、千穂実の机に置いた。
「あ、有難う」
千穂実が言うと、礼人は「ん」とだけ短く返事し、高須と去って行った。
「これって最近発売されたやつだよね」千穂実は菓子を手に取った。「一個ずつしよ。……里沙?」
里沙はぼーっとしている。
「もしもし緑川のお嬢さん?」
「んっ! ああごめん何?」
「お菓子。いただこうよ」
「うん、そうだね!」
「ねえ里沙」小包装を剥がしながら、千穂実はストレートに尋ねた。「八神君の事好きだったりする?」
里沙の手元から剥き出しの菓子が吹っ飛んだ。
「ああああああ~っ!」
「あららららららっ!」
「チホミンの馬鹿ーっ! 落ちちゃったじゃんか~!」
「ご、ごめんごめん。わたしのあげるからさ」
「今度ファミレスでパフェ奢って」
「高く付いた! ……で、どうなの」
里沙の形相がみるみるうちに変化してゆき、まるで般若のそれと化した。
「ち・が・う・か・ら!!」
「わ、わかった……」
──いや絶対好きでしょ。
友情を大切にしたかったので、千穂実はそれ以上は何も言わなかった。
高須が先に下車し、一人になった礼人は、スマホで某週刊誌のネット記事に目を通した。
〝仮面のヒーローに次ぐ第二のヒーロー現る?〟
仮面のヒーロー程ではないが、この第二のヒーローもSNSを中心にそれなりに話題になっている。更に一部の動画配信者たちが、何としてでも二人のヒーローを見付け出してやると息巻き、深夜の浜波・舞翔市内を徘徊しているようだ。
──やり辛くなるからやめてくれ。
礼人は記事を閉じると、スマホのアルバムアプリを開き、以前ネットで拾ったお気に入りの写真を眺めた。
──近いうちに絶対、あなたのサイドキックになってみせますからね。
今年の四月に、港北区の屋外型ショッピングモールで素人に撮影され、SNSで拡散された写真。その中心に拡大されて写っている人物──シルバーブレットにそっと指先で触れ、礼人は微笑んだ。
通学途中の電車内で、千穂実のスマホに里沙からメッセージが届いた。
〝おはようチホミン。今何処? 学校がちょっと大変な事になってるよ〟
美晴ヶ丘駅で下車し、改札を出て邪魔にならないよう端の方に避けると、千穂実は短く返信した。
〝駅。どした?〟
里沙からの返信を待ちつつ学校に向かう間、千穂実は〝ちょっと大変な事〟が一体何なのかを想像した。
──池の亀が大脱走?
扇高校の第二校舎裏には小さな池があり、数匹のミドリガメがいる。生徒の事故及びイタズラ防止のため、池の周囲は金網で覆われいるので、そう簡単には脱走出来ないだろうが、可能性はゼロではない。小動物だからといって甘く見てはいけない。
──校舎中の窓ガラスが割られていたとか?
数年前、県外の中学校だか高校だかで校舎の窓ガラスが何枚も割られ、他校の生徒が逮捕されたと報道された事があった。扇高校で同じような事件が起こってしまっても何らおかしくはない。
──それともまさか……誰かが死んでいた、とか?
里沙からの返信が届いた。
〝こんな感じ〟
メッセージの下に、写真が添付されていた。
「これは……」
写真は校庭で撮られたものだった。人だかりが出来ていたのか、両端に生徒の後ろ姿が写ってしまっているが、〝ちょっと大変な事〟は真ん中にしっかり収められていた。
それはダンボールや中身の入ったゴミ袋の山であり、ほとんどが黒く焼け焦げていた。
「何だったんだろうね、気持ち悪い」
放課後、千穂実は自分の席に、里沙は千穂実の前の男子生徒の席に座り、談笑していた。最初のうちは最近観た映画やアニメの感想で盛り上がっていたが、他のクラスメートがたちが朝の放火事件について話しているのを耳にすると、話題は自然とそちらに移っていた。
「あれって、朝練に来ていた運動部員が見付けたの?」
「うん、陸上部だかバスケ部の人たちが七時過ぎに来た時にだって。夜中にやられたんだろうね」
燃やされていたダンボールやゴミは、敷地内のゴミ置き場に捨てられていたもので、前者は職員室から、後者は各教室から出されたものらしい。また、校庭は敷地内の最奥にあり、二つの校舎や体育館に隠れ、道路や歩道からはほぼ死角になっている。侵入時に見付かりさえしなければ、後はやりたい放題だろう。
「警察の人間来てたっけ?」
「授業中に来てたみたいだよ。あたしは見てないけど、三組の子たちが体育館に行く途中で見掛けたって」
残っていた生徒たちが次々に去ってゆき、教室内は千穂実と里沙の二人だけになった。
「最近、舞翔市内で放火多いよね。同一犯かな……」千穂実は机に頬杖を突いた。「シル──仮面のヒーローが解決してくれないかなあ」
「……チホミン」
「ん?」
「今さ、何て言おうとした?」
「えっ……」
仮面のヒーローの正しい名前を本人に教えられてからというものの、千穂実はうっかり口に出してしまいそうになった事が何度かあった。いい加減直さないと面倒な事になりかねないと思ってはいたが、今はつい気が緩んでいた。
「わたし……何か変な事言った?」
「うん。ていうか言い掛けた。仮面のヒーローの前に」
千穂実は笑顔で誤魔化そうとしたが、通じなかった。
「あー……そうだ。『知るわけないよね』って言い掛けた。うん」
「……そっか」
「うん、そう」
里沙は微笑んではいるが、いまいち納得していないようだ。
──な、何か気まずいんだけど……?
丁度その時、後方のドアから教室に入って来る生徒がいた。
「あ、レイトン君」
礼人は、千穂実と里沙をチラリと見やると、何も言わずに自分の席の中を探り始めた。
「忘れ物?」
礼人が取り出したのは、古典の授業で配られた宿題のプリントだった。
「レイトン君、最近の沢田先生どう思う?」
「……どう思うって」礼人は里沙と目を合わせる事なく、プリントをスクールバッグにしまっている。
「最近ちょっと変だと思わない? 怒りっぽくなってさ」
「まあ確かにな」
「レイトン君、今日の古典の授業中、うとうとしてたでしょ。怒られないかヒヤヒヤしたんだからね」
礼人は若干引いたように里沙を見やった。
「ん、どうしたの?」
「いや、あんたさ、俺の事見てたわけ?」
「ちっ、違うって! そういうわけじゃないけど!」里沙は顔の前でブンブンと右手を振った。
「おーい、八神ー!」同じくクラスメートで、礼人と仲のいい高須がドアまでやって来た。「プリント見付かったかー?」
「おう。……やる」
礼人はスクールバッグの外ポケットから小さなチョコレート菓子を二つ取り出し、千穂実の机に置いた。
「あ、有難う」
千穂実が言うと、礼人は「ん」とだけ短く返事し、高須と去って行った。
「これって最近発売されたやつだよね」千穂実は菓子を手に取った。「一個ずつしよ。……里沙?」
里沙はぼーっとしている。
「もしもし緑川のお嬢さん?」
「んっ! ああごめん何?」
「お菓子。いただこうよ」
「うん、そうだね!」
「ねえ里沙」小包装を剥がしながら、千穂実はストレートに尋ねた。「八神君の事好きだったりする?」
里沙の手元から剥き出しの菓子が吹っ飛んだ。
「ああああああ~っ!」
「あららららららっ!」
「チホミンの馬鹿ーっ! 落ちちゃったじゃんか~!」
「ご、ごめんごめん。わたしのあげるからさ」
「今度ファミレスでパフェ奢って」
「高く付いた! ……で、どうなの」
里沙の形相がみるみるうちに変化してゆき、まるで般若のそれと化した。
「ち・が・う・か・ら!!」
「わ、わかった……」
──いや絶対好きでしょ。
友情を大切にしたかったので、千穂実はそれ以上は何も言わなかった。
高須が先に下車し、一人になった礼人は、スマホで某週刊誌のネット記事に目を通した。
〝仮面のヒーローに次ぐ第二のヒーロー現る?〟
仮面のヒーロー程ではないが、この第二のヒーローもSNSを中心にそれなりに話題になっている。更に一部の動画配信者たちが、何としてでも二人のヒーローを見付け出してやると息巻き、深夜の浜波・舞翔市内を徘徊しているようだ。
──やり辛くなるからやめてくれ。
礼人は記事を閉じると、スマホのアルバムアプリを開き、以前ネットで拾ったお気に入りの写真を眺めた。
──近いうちに絶対、あなたのサイドキックになってみせますからね。
今年の四月に、港北区の屋外型ショッピングモールで素人に撮影され、SNSで拡散された写真。その中心に拡大されて写っている人物──シルバーブレットにそっと指先で触れ、礼人は微笑んだ。
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