キャバクラに体験入店してきたフワモコ猫が突然Ｎｏ．2になったのに性格良すぎてまあまあツライ

こ、これは！？

その場の事案を処理したクリームちゃんは
余韻に浸ることなく
次の事案に取り掛かるタイプだった。


テキパキといえば聞こえはいいが、
人によってはお役所仕事のような
事務的作業に見えるかもしれない。

が、そんなことを感じさせないほどの
クリームちゃんの微笑みと
ラブアピールとあざとさが
レベルの低いお役所仕事とは違う。


役所の野郎たちも
昭和のロボットみたいな
感情を排除したお仕事マッシーン的態度じゃなくて、ぶりっ子アイドルぐらい嘘
みたいな愛想を勉強すればいいのに。

いちいち言葉の端々に
冷酷を出すんじゃねーよ！
国がバックについてるからって
調子に乗りやがって！

↑筆者の個人的感想です。苦情は受け付けません



そんなくだらない不満は
今後SNSでぶちまけるとして、
さっさと自分の元を去って行った
クリームちゃんだが、
中村くんはしばらく受け取った箱を見つめながら
感動に打ち震えていた。
表には出さないようにしながら。


クリームちゃんにもらった箱を開けると、
他のキャバ嬢にも渡したものと
同じクッキーが入っている。

しかし、その奥にもう一つ小さな箱が。


「ん？」


開けると、
ショッキングピンクのマカロンが入っていた。
小さく折りたたんだ紙と一緒に。


中村くんは
仕事も周囲のキャバ嬢の存在も忘れたまま、
初めての女性からのプレゼントに
興奮していた(女性と言っても猫だけど)


「こ、これは！」

心の中で
アニメの主人公のようなセリフを発した中村くん。
彼の目に映ったものとは？