19 / 21
2ー7
しおりを挟む
あの銃声は、恐らくブランが羽織るフードの下に隠し持っている猟銃だ。あの猟銃は護身用ではなく、敵を屠るために設計されたものであり、絶大な威力を誇るものの重量もあり扱いが難しく、配達屋の中で使っているのはおそらくブランだけだろう。
そもそも配達屋の本分は、預けられた荷物を受け取り主に無事に届けることだ。基本的に戦闘は避けるべきものであり、わざわざ轟音が鳴り響く猟銃を使う必要はない。なぜなら周りの生物が、その音によって引き寄せられてしまうからである。
しかし、ブランはそれを理解した上で猟銃を愛用している。むしろ彼女にとって、人に害なす生物は全て討伐対象である。ブランが他の配達屋から異端者と呼ばれているのは、配達屋として働く前は狩人屋をしていたという点からだった。
狩人屋とは名の通り狩りを生業とする職業であり、近隣を荒らす猛獣の狩猟や、危険地帯に住まう生き物から採取できる素材の納品によって生計を立てており、配達屋と同じく人々が豊かな生活をしていく上で重要な職業なのだ。
(また発砲音……)
しかし、いくら戦闘を得意分野とする狩人屋を営んでいたとはいえ、あまりにも戦い方が雑である。けたたましい音を間髪入れずに乱発すればその音に危険生物が引き寄せられてしまうだろう。
「もしかして……」
周りを見渡す。視界の端に、大きな黒い影が過ぎ去るのが見えた。きっと音を聞き付けてきたのだろう。
エラはブランがわざと音を出していることに気づく。一人になった自分が狙われないように、あえて音を鳴らしているのだ。
であれば、なおさら早く荷物を届けなければならない。エラは次々と鳴り響く銃声を聞きながら目的地へと目指す。
奥へと進んで行けば行く程、頭上が枝葉に覆われ薄暗くなっていく。
どんよりとした重々しい空気が肌にまとわりつく。樹海の深層に近づいているのだろう。
しかし、こんな不気味で危険な場所で一体何を研究しているのだろうか。こんな所で研究所など建てても、樹海に潜む危険生物に襲われでもしたら、ひとたまりも無さそうなのだが……。
「まぁ、考えても無駄だね」
それは研究所の人間に教えてもらえばいいことだろう。今は何より、襲われることを回避しながら無事に到着することが大切だ。
エラは息を潜めながら周囲の警戒を怠らず慎重に進んでいく。荷物を背負い、愛用のポーチから緊急用に使用する閃光石を2つ取り出して両手で一つずつ握りしめる。これは、強襲され接敵してきた時に打ちならすことで、非常に強い光を生み出す道具の一つである。殺傷能力は無いものの、敵を足止めするには最適の道具だ。
ブランのように危険生物を倒す手段を持ち合わせていないエラは、少しでも危険な雰囲気を感じたらその瞬間にこういった道具使ってやり過ごすしか方法は無い。
(……? なんの音?)
微かな異音が耳を掠める。自然と閃光石を握りしめる力が強くなる。即座に足を止め、身を屈める。僅かな違和感も疎かにしてはいけない。ここは危険地帯のど真ん中。一瞬の油断が命取りになってしまう。息を殺し聞き耳を立てる。
しばらく無音が続く。気のせいだったのかと思った瞬間、また聞こえてきた。
エラの顔色が変わる。それは、獣の鳴き声ではなかった。
「誰か襲われてるの……!?」
エラは動揺しつつも音の方向に向かっていく。近づいていくごとに、更にその声は鮮明に聞こえてくる。
あれは、人の声だ。それも、助けを乞う呻き声。男性の苦しそうな声だった。
もしかしたら研究所の関係者かもしれない。エラは気配を消しながら、更にその声の出所まで進んでいく。
ーー実の所、配達屋は危険地帯内の救助活動というものは仕事内容に含まれていない。このまま見捨てることもできるが、心優しきエラにはそのような選択肢は存在していなかった。
耳を澄ましていると人の呻き声の他には、生物の鳴き声は聞こえてこなかった。まだ手遅れで無ければ、助けることができるはずだ。しかし、ここで焦って走ってしまえば自身も危険な目に遭ってしまうかもしれない。急ぎはするが、慎重に。丁寧に。樹海の中に足を踏み入れてからは、常に危険とは隣り合わせの状況なのを忘れてはいけない。
しばらく進むと視界の先に、開けた空間があるのが見えた。頭上の枝葉も少なくなり、やや明るくなってきている。エラは木の影に身を隠し様子を伺う。そういえば声が聞こえない。開けた場所にも人どころか生物の姿すら確認できない。
手遅れだったか。それともーーーー。
「タスケテェ。タスケテェ」
背後から突然、あの声が聞こえてきた。
エラはその異常性に一瞬で気付き、その場から飛び退きながら、閃光石を打ち鳴らし後方に投げた。
空中に放り出された閃光石は、即座に周囲に眩い光を撒き散らす。
「ギャァァア!!!」
助けを求めていた男性の声が、甲高い別の声に変わった。
受け身をとったエラは間髪いれずに立ち上がり、すぐさま別の木の後ろに身を隠す。顔だけ出して相手の風貌を確認すると、エラはあからさまに嫌そうな顔をした。
「あれは……スライム……」
その正体は人でも獣でもなく、ゼリー状の生物であるスライムだった。薄い緑色をしており、全身はぬらりと粘液で濡れている。どこが顔なのかは把握することができないが、閃光石が効いたということは、目という器官は存在しているのだろう。
だがしかし、見た目こそはよく知られているスライムではあるのだが、おそらくまた別の種類の個体だろう。あの声は獲物を誘き寄せるために出した罠だったのだろう。非常に狡猾な生物だ。閃光石が無ければ、あのまま飲み込まれてしまっていた。
スライムのゼリーには筋肉を弛緩させる神経毒が含まれており、それに包まれてしまったが最後、呼吸困難に陥りそのまま補食されてしまう。もしあれが通常のスライムと同じ特性を持っているのなら、不用意に近づいてはいけない。
「アア……ドコ……ドコォ……?」
エラは眉をしかめる。どうやら混乱しているのか、先ほどの男性の声と生物本来の声が重なりあって非常に不快に聞こえる。流動性のある体の一部を鞭のように伸ばし、周囲を探りだす。
それにしても、顔が分からないというのはとても厄介だ。まだ目は治っていないのか、それとも苦しんでいるふりをしているのか、全く検討がつかない。感情が表情から読めないというのは、次に起こすべき行動の判断を鈍らせてしまう。
エラは標的を視界に納めながら、ポーチの中に残っている閃光石を一つ取り出し、なるべく遠くの木に当たるように投げる。
コツン、という音が鳴った瞬間、スライムとは思えない俊敏な速度で反応し飛び付いた。どうやら聴力も高いらしい。下手に物音を立ててはいけないと、エラは自身の口を手で抑えた。
動けないでいると、スライムは補食対象を見失ったのか、唐突に体を膨らませ大きな空洞を作りだした。
「助けてぇ。こっちだぁ。早く来てくれぇ」
男性の声。なるほど、とエラは顔をしかめながら生物を観察する。擬似的に口のような器官を作り出しているらしい。
しかし間近で見ると、おぞましさで身の毛がよだつ。
「助けてくれぇ。襲われるぅ」
獲物を見失ったのだろう。次の獲物に切り替え、再び声で誘き寄せようとしている。どうやら逃げた獲物に執着するようなタイプではないらしい。
そもそも配達屋の本分は、預けられた荷物を受け取り主に無事に届けることだ。基本的に戦闘は避けるべきものであり、わざわざ轟音が鳴り響く猟銃を使う必要はない。なぜなら周りの生物が、その音によって引き寄せられてしまうからである。
しかし、ブランはそれを理解した上で猟銃を愛用している。むしろ彼女にとって、人に害なす生物は全て討伐対象である。ブランが他の配達屋から異端者と呼ばれているのは、配達屋として働く前は狩人屋をしていたという点からだった。
狩人屋とは名の通り狩りを生業とする職業であり、近隣を荒らす猛獣の狩猟や、危険地帯に住まう生き物から採取できる素材の納品によって生計を立てており、配達屋と同じく人々が豊かな生活をしていく上で重要な職業なのだ。
(また発砲音……)
しかし、いくら戦闘を得意分野とする狩人屋を営んでいたとはいえ、あまりにも戦い方が雑である。けたたましい音を間髪入れずに乱発すればその音に危険生物が引き寄せられてしまうだろう。
「もしかして……」
周りを見渡す。視界の端に、大きな黒い影が過ぎ去るのが見えた。きっと音を聞き付けてきたのだろう。
エラはブランがわざと音を出していることに気づく。一人になった自分が狙われないように、あえて音を鳴らしているのだ。
であれば、なおさら早く荷物を届けなければならない。エラは次々と鳴り響く銃声を聞きながら目的地へと目指す。
奥へと進んで行けば行く程、頭上が枝葉に覆われ薄暗くなっていく。
どんよりとした重々しい空気が肌にまとわりつく。樹海の深層に近づいているのだろう。
しかし、こんな不気味で危険な場所で一体何を研究しているのだろうか。こんな所で研究所など建てても、樹海に潜む危険生物に襲われでもしたら、ひとたまりも無さそうなのだが……。
「まぁ、考えても無駄だね」
それは研究所の人間に教えてもらえばいいことだろう。今は何より、襲われることを回避しながら無事に到着することが大切だ。
エラは息を潜めながら周囲の警戒を怠らず慎重に進んでいく。荷物を背負い、愛用のポーチから緊急用に使用する閃光石を2つ取り出して両手で一つずつ握りしめる。これは、強襲され接敵してきた時に打ちならすことで、非常に強い光を生み出す道具の一つである。殺傷能力は無いものの、敵を足止めするには最適の道具だ。
ブランのように危険生物を倒す手段を持ち合わせていないエラは、少しでも危険な雰囲気を感じたらその瞬間にこういった道具使ってやり過ごすしか方法は無い。
(……? なんの音?)
微かな異音が耳を掠める。自然と閃光石を握りしめる力が強くなる。即座に足を止め、身を屈める。僅かな違和感も疎かにしてはいけない。ここは危険地帯のど真ん中。一瞬の油断が命取りになってしまう。息を殺し聞き耳を立てる。
しばらく無音が続く。気のせいだったのかと思った瞬間、また聞こえてきた。
エラの顔色が変わる。それは、獣の鳴き声ではなかった。
「誰か襲われてるの……!?」
エラは動揺しつつも音の方向に向かっていく。近づいていくごとに、更にその声は鮮明に聞こえてくる。
あれは、人の声だ。それも、助けを乞う呻き声。男性の苦しそうな声だった。
もしかしたら研究所の関係者かもしれない。エラは気配を消しながら、更にその声の出所まで進んでいく。
ーー実の所、配達屋は危険地帯内の救助活動というものは仕事内容に含まれていない。このまま見捨てることもできるが、心優しきエラにはそのような選択肢は存在していなかった。
耳を澄ましていると人の呻き声の他には、生物の鳴き声は聞こえてこなかった。まだ手遅れで無ければ、助けることができるはずだ。しかし、ここで焦って走ってしまえば自身も危険な目に遭ってしまうかもしれない。急ぎはするが、慎重に。丁寧に。樹海の中に足を踏み入れてからは、常に危険とは隣り合わせの状況なのを忘れてはいけない。
しばらく進むと視界の先に、開けた空間があるのが見えた。頭上の枝葉も少なくなり、やや明るくなってきている。エラは木の影に身を隠し様子を伺う。そういえば声が聞こえない。開けた場所にも人どころか生物の姿すら確認できない。
手遅れだったか。それともーーーー。
「タスケテェ。タスケテェ」
背後から突然、あの声が聞こえてきた。
エラはその異常性に一瞬で気付き、その場から飛び退きながら、閃光石を打ち鳴らし後方に投げた。
空中に放り出された閃光石は、即座に周囲に眩い光を撒き散らす。
「ギャァァア!!!」
助けを求めていた男性の声が、甲高い別の声に変わった。
受け身をとったエラは間髪いれずに立ち上がり、すぐさま別の木の後ろに身を隠す。顔だけ出して相手の風貌を確認すると、エラはあからさまに嫌そうな顔をした。
「あれは……スライム……」
その正体は人でも獣でもなく、ゼリー状の生物であるスライムだった。薄い緑色をしており、全身はぬらりと粘液で濡れている。どこが顔なのかは把握することができないが、閃光石が効いたということは、目という器官は存在しているのだろう。
だがしかし、見た目こそはよく知られているスライムではあるのだが、おそらくまた別の種類の個体だろう。あの声は獲物を誘き寄せるために出した罠だったのだろう。非常に狡猾な生物だ。閃光石が無ければ、あのまま飲み込まれてしまっていた。
スライムのゼリーには筋肉を弛緩させる神経毒が含まれており、それに包まれてしまったが最後、呼吸困難に陥りそのまま補食されてしまう。もしあれが通常のスライムと同じ特性を持っているのなら、不用意に近づいてはいけない。
「アア……ドコ……ドコォ……?」
エラは眉をしかめる。どうやら混乱しているのか、先ほどの男性の声と生物本来の声が重なりあって非常に不快に聞こえる。流動性のある体の一部を鞭のように伸ばし、周囲を探りだす。
それにしても、顔が分からないというのはとても厄介だ。まだ目は治っていないのか、それとも苦しんでいるふりをしているのか、全く検討がつかない。感情が表情から読めないというのは、次に起こすべき行動の判断を鈍らせてしまう。
エラは標的を視界に納めながら、ポーチの中に残っている閃光石を一つ取り出し、なるべく遠くの木に当たるように投げる。
コツン、という音が鳴った瞬間、スライムとは思えない俊敏な速度で反応し飛び付いた。どうやら聴力も高いらしい。下手に物音を立ててはいけないと、エラは自身の口を手で抑えた。
動けないでいると、スライムは補食対象を見失ったのか、唐突に体を膨らませ大きな空洞を作りだした。
「助けてぇ。こっちだぁ。早く来てくれぇ」
男性の声。なるほど、とエラは顔をしかめながら生物を観察する。擬似的に口のような器官を作り出しているらしい。
しかし間近で見ると、おぞましさで身の毛がよだつ。
「助けてくれぇ。襲われるぅ」
獲物を見失ったのだろう。次の獲物に切り替え、再び声で誘き寄せようとしている。どうやら逃げた獲物に執着するようなタイプではないらしい。
2
あなたにおすすめの小説
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
おっさん冒険者のおいしいダンジョン攻略
神崎あら
ファンタジー
冒険者歴20年以上のおっさんは、若い冒険者達のように地位や権威を得るためにダンジョンには行かない。
そう、おっさんは生活のためにダンジョンに行く。
これはそんなおっさんの冒険者ライフを描いた生活記である。
軽トラの荷台にダンジョンができました★車ごと【非破壊オブジェクト化】して移動要塞になったので快適探索者生活を始めたいと思います
こげ丸
ファンタジー
===運べるプライベートダンジョンで自由気ままな快適最強探索者生活!===
ダンジョンが出来て三〇年。平凡なエンジニアとして過ごしていた主人公だが、ある日突然軽トラの荷台にダンジョンゲートが発生したことをきっかけに、遅咲きながら探索者デビューすることを決意する。
でも別に最強なんて目指さない。
それなりに強くなって、それなりに稼げるようになれれば十分と思っていたのだが……。
フィールドボス化した愛犬(パグ)に非破壊オブジェクト化して移動要塞と化した軽トラ。ユニークスキル「ダンジョンアドミニストレーター」を得てダンジョンの管理者となった主人公が「それなり」ですむわけがなかった。
これは、プライベートダンジョンを利用した快適生活を送りつつ、最強探索者へと駆け上がっていく一人と一匹……とその他大勢の配下たちの物語。
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる