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3話
アダルト バレンタイン
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アダルト バレンタイン
入社して数年
デスクのカレンダーに目を向ける
2月14日...... バレンタインデー
今日は浮かれリア充の日かぁ~
モテない歴十数年の俺には忌むべき日だ
今日は定時で帰れるかなぁ......
○○くん ちょっと
あまり聞き慣れたくない上司の声
「悪いけど今日中に この資料まとめ
といてくれるかな」
断れるはずもなく
ズシリと重い書類を持って
デスクに戻ると腐れ縁の同僚
「悪りぃ!今日デートなんだよ!
コレ頼むよ」
手には数枚の書類
シングルな俺は格好のカモかぁ?
「今度 埋め合わせすぅから」
そう言うとドアの向こうに消えて行った
ため息混じりに、こなす仕事
どのくらい時間が経っただろう
ぼーっとした頭と重い目頭
トントン
突然 肩を叩かれ 振り返ると
そこには......
この部署で一二を争う美人の先輩
「ねっ!一息しない?」
オフィスの隅のスタンドで
重い目頭を指でマッサージ
首をゆっくり回しながら
珈琲を入れてくれる先輩を横目に
その胸元には小さなネックレス
その奥は......見ては...... ......
突然顔を上げた先輩に
慌てて目線を逸らす俺
「あと どのくらい?」
「あぁ~ あと
小一時間くらいですかねぇ」
「じゃ!珈琲と甘い物で
ラストスパートだね」
今日はバレンタイン
ふと頭をよぎった......思い
「先輩みたいに美人な人から
バレンタインチョコ貰える彼氏さんは
幸せだろうなぁ~ なんて」
「彼氏なんて いないよ!」
「えっ」
心の声が...もっ もれてた
「チョコは渡したけどね」
なん なんだ 渡す人
いるんじゃないですか
一瞬 喜んで 一気に落とされた
「でも まだ 食べてもらって無いけど
...... ...... それ」
白く細い指先の...
その先を...
目で追うと......
さっき先輩が入れてくれた珈琲と......
あまいチョコ
「こっ コレ バレンタイン?」
慌てふためく俺の顔を 覗き込む先輩
「あらっ 不満」
「じゃ......その包み紙
大事に持っててよ」
「来年 本気のチョコの交換チケット
それなら......どう?」
「あざます」 即答の俺!
「じゃ!ラストスパート頑張ってね」
ほのかな香りだけを残し......
腕まくりをして
次の瞬間 心の中で
ガッツポーズ
「よっしゃゃゃゃ」
まだ寒いオフィス
モテないくんに訪れた
一足早い 春の訪れ
ハッピー ハッピー バレンタイン
入社して数年
デスクのカレンダーに目を向ける
2月14日...... バレンタインデー
今日は浮かれリア充の日かぁ~
モテない歴十数年の俺には忌むべき日だ
今日は定時で帰れるかなぁ......
○○くん ちょっと
あまり聞き慣れたくない上司の声
「悪いけど今日中に この資料まとめ
といてくれるかな」
断れるはずもなく
ズシリと重い書類を持って
デスクに戻ると腐れ縁の同僚
「悪りぃ!今日デートなんだよ!
コレ頼むよ」
手には数枚の書類
シングルな俺は格好のカモかぁ?
「今度 埋め合わせすぅから」
そう言うとドアの向こうに消えて行った
ため息混じりに、こなす仕事
どのくらい時間が経っただろう
ぼーっとした頭と重い目頭
トントン
突然 肩を叩かれ 振り返ると
そこには......
この部署で一二を争う美人の先輩
「ねっ!一息しない?」
オフィスの隅のスタンドで
重い目頭を指でマッサージ
首をゆっくり回しながら
珈琲を入れてくれる先輩を横目に
その胸元には小さなネックレス
その奥は......見ては...... ......
突然顔を上げた先輩に
慌てて目線を逸らす俺
「あと どのくらい?」
「あぁ~ あと
小一時間くらいですかねぇ」
「じゃ!珈琲と甘い物で
ラストスパートだね」
今日はバレンタイン
ふと頭をよぎった......思い
「先輩みたいに美人な人から
バレンタインチョコ貰える彼氏さんは
幸せだろうなぁ~ なんて」
「彼氏なんて いないよ!」
「えっ」
心の声が...もっ もれてた
「チョコは渡したけどね」
なん なんだ 渡す人
いるんじゃないですか
一瞬 喜んで 一気に落とされた
「でも まだ 食べてもらって無いけど
...... ...... それ」
白く細い指先の...
その先を...
目で追うと......
さっき先輩が入れてくれた珈琲と......
あまいチョコ
「こっ コレ バレンタイン?」
慌てふためく俺の顔を 覗き込む先輩
「あらっ 不満」
「じゃ......その包み紙
大事に持っててよ」
「来年 本気のチョコの交換チケット
それなら......どう?」
「あざます」 即答の俺!
「じゃ!ラストスパート頑張ってね」
ほのかな香りだけを残し......
腕まくりをして
次の瞬間 心の中で
ガッツポーズ
「よっしゃゃゃゃ」
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