【スキルコレクター】は異世界で平穏な日々を求める

シロ

文字の大きさ
6 / 36
一章 始まりの街

6 謎の少女

しおりを挟む
 鳥の囀りで、朝目が覚める。ベッドの上で冊子が放られているのを見るに、どうやらオレは寝落ちしたようだ。
 窓を開け、外を見ると多くの人が活動を始めていた。太陽の位置からおおよその時間を確認するに、まだ8時程だ。この世界の住人は朝が早いらしい。

 それもそのはず、この世界に娯楽は非常に少ない。そのうえ明かりもライトなどある筈がなく、蝋燭などが大半だ。
 貴族などは魔導具と呼ばれる魔法の効果がある道具を使って明かりを保持している。しかしそれも少数だ。暗い中活動出来ないのだから朝が早くなるのは当然だろう。

 考え事をしている内に、ドアからノックが鳴った。

「エノクさん、起きてますか?朝食の時間です」
「ありがとうございます、直ぐに向かいますね」

 オレはそう言って手早く着替えると、一階へ降り、席に着いた。
 すると待たずして、朝食が運ばれてくる。

「今朝は遅いお目覚めですね。昨日は疲れたんですか?」
「ええ、ダルメアノの街に着いたばかりだったもので」
「なるほど」

 受付の少女と一言二言交した後、食事に手を付ける。
 薄味のスープと前日と同様のパン、そして水だ。

 スープは野菜そのものの甘味と旨味が出ていて美味しかったが、パンはやはり固くボソボソとしていた。試しにスープにつけてみたらいくらかマシになったが、やはり不味い。
 だがまあ我慢だ、素早くかき込み食べきる。

 食べ終わった食器を下げ、宿を出る。向かう先は冒険者ギルドだ。早く依頼を達成してカザドの剣の借金を返さねば。


 冒険者ギルドに着くと、他の冒険者からすれば遅い時間帯だからか、ギルド内に残っている者も少なかった。中に入り、一目散に依頼が貼り付けられている掲示板へ向かう。
 オレのランクはFランクなので、その依頼を探さねば。
 大雑把に内容を読んでいく。割合が良いと感じたものだけをピックアップしていった。

―――

ファイ薬草採取
一束 銅貨五枚
※品質により誤差あり
常設依頼

―――

―――

ゴブリン討伐
一体 大銅貨一枚
常設依頼

―――

 常設依頼とは常に掲示板に貼られている依頼のことだ。受付で依頼を通さずとも達成報告だけで済ませることができる。
 この依頼はギルドが出しているため、信頼性は高い。冊子を昨日読んで学んでおいて良かった。

 ちなみにファイ薬草とは、傷薬の原材料だ。そこら中に生えているらしい。その傷薬はものの数日、早ければ一日で治ってしまうほどの効果らしい。流石ファンタジー。
 そのためか、いつでも何処でも需要があるそうだ。多く存在するので、そこまで価値は高くないが。

 割合も良いので、依頼内容を覚えたら早速ギルドから出て門を目指す。

 この街に入ったときと同様の門兵が検問を行っていた。
 人もあまり並んでおらず、冒険者ギルドの証を出すと、問題なく通ることが出来た。

「さて、昨日の平原へ向かうか」

 MAPを確認したら、その方向へ歩き出す。
 門兵が見えなくなる距離を見計らって『疾走』を発動させ素早く向かう。





◇◆◇◆◇




 MAPには、この平原の名はメドウ平原と書かれている。
『敵察知』を活用しつつ、ゴブリンの位置を把握する。その際、薬草を探す事も忘れない。

【『探知』Ⅰを獲得】

「おっ」

 便利そうなスキルが手に入った。早速レベルをⅩまで上げる。
 『探知』を発動すると、劇的な変化が現れた。

 視界のあちらこちらで、▼のマークが浮かび上がった。その場所まで行くと、どうやら探していたファイ薬草を指し示していた。他のところも見てみると、同様にファイ薬草が生えている。
 一先ず一本ちぎってみる。根に土が付いた状態のまま引っこ抜かれた。

【『採取』Ⅰを獲得】

 すぐさまスキルレベルを上げると、頭の中に薬草の採取の方法が浮かび上がってきた。この知識によると、どうやら根は採らないほうが良いらしい。
 ファイ薬草は効能があるのは葉だけなので、根本近くにある茎から採ればまた生えてくるようだ。

 また近くにあるファイ薬草を採取してみる。今度は茎を折りながら捩じ切るように採った。

「よし、上手くできた」

 問題なくスキルのアシストも借りて上手く出来たようだ。この調子でどんどん採取していく。採取したものは片っ端からストレージへ仕舞っていった。


 暫くの間、ファイ薬草を採取しているとMAPに向かって来る赤い光点があった。
 そちらの方向を向き、『遠見』を発動させる。
 どうやら三体のゴブリンが彷徨いているようだ。『解析眼』で確認してもステータス的には問題なさそうに思える。

 オレはストレージから先日買った白い小太刀と、黒いダガーを取り出す。
 今日は盾と剣を付けず、この小太刀とダガーの二刀流で行くつもりだ。

 腰に鞘を取り付け帯剣する。いくらか振って使い心地を確認する。右手には小太刀、左手にはダガーという形だ。

【『刀術』Ⅰを獲得】

 スキルレベルを上げ、もう一度装備を点検してから『疾走』を使って素早くゴブリンへ向かった。念の為『精神苦痛耐性』をONにしておく。
 ぐんぐん速度を上げていった。
 ゴブリンの集団もそれに気づいたのか、各々粗悪ながらも武器を構えた。

「ッッッは!」

 一番近くに居た短剣を持つゴブリンを、『疾走』の勢いを使って右手に持つ小太刀で首を切り裂く。
 何ら抵抗なくゴブリンの首は切り落とされた。首から血が吹き出す。

【経験値を獲得】

 ログで止めがさせた事を確認しつつも、体全身を使って急ブレーキをかける。
 ゴブリンは仲間が一人瞬時に殺された事に動揺しつつも、一体は手にした棍棒で殴り掛かって来た。
 それを左手に逆手に持ち替えたダガーで受け止める。

【解析完了】
【『杖術』Ⅰを獲得】

 スキルが手に入ったのならこのゴブリンに興味は無い。
 上体を戻す勢いを使って小太刀で相手の体に向かって袈裟斬りを放つ。

【経験値を獲得】

 血や臓物が飛び散った。最後のゴブリンは怯えて背を向け、走って逃げようとする。

 だがそれは悪手だ。オレはダガーを投擲し、ゴブリンの背中に突き刺した。

「グギャァァ……」

 胸にダガーを生やしたゴブリンは、そのまま倒れ込む。

【経験値を獲得】
【レベル2→3UP!】
【『二刀流(亜種)』Ⅰを獲得】
【『投擲』Ⅰを獲得】

「ふううぅぅ……」

 肺から息を吐き出した。緊張が解けていく。
 とりあえず上がったステータスを確認して、獲得したスキルレベルも上げておく。
 ついでにゴブリンの討伐証明部位をダガーで切り取っておいた。ゴブリンの討伐証明部位は右耳だ。そして、討伐証明部位では無いがどのモンスターでも買い取って貰える共通のモノがある。心臓にある魔石だ。
 この魔石は、モンスターの強さによって階級が異なり、それぞれの階級によって保有魔力が異なる。
 これらは魔導具と呼ばれる魔法の機能を取り入れた道具の原動力として使われるようだ。そのためかどれも需要が高い、討伐証明とは別に買い取って貰えるらしい。
 冊子にそう書いてあった。

 ちなみにだが、ゴブリンの魔石は10等級と呼ばれ、階級が上がるほど数字は小さくなっていく。
 とはいえ、ゴブリンの魔石はMP―この世界では魔力と呼ばれているようだが、それは20程しか入らないらしい。それでも一般人と総量と同等程度だというのだ。オレのステータスはやはり異常なのだろうか?

 剥ぎ取りは『精神苦痛耐性』のおかげか、忌避感も無い。
 余ったゴブリンの死体を右耳と分けてストレージに収納しておく。武器を収納しておくのも忘れない。こんな鉄屑なような物でも、収集癖が集めようと囁いてくるからだ。上限もないのだから、よりそれを助長させている。

 今日はこの調子でやって行こう。MAPを確認し、モンスターのいる方向を確かめる。
 その行く先にあるファイ薬草を採取しながら、オレは歩き出した。


【経験値を獲得】
【解析完了】
【『槍術』Ⅰを獲得】
【『短槍術』Ⅰを獲得】
【『弓術』Ⅰを獲得】
【レベル3→5UP!】
【『気配隠蔽』Ⅰを獲得】
【『急所感知』Ⅰを獲得】





 気付いた頃には、もう夕方だった。
 空が朱色に染まっている。そろそろ日も完全に落ちるだろう。
 昼は昼食を忘れ、帰るのが勿体なかったので、ストレージに入っている保存食を齧った。
 『疾走』を使って素早く帰る。その間に本日の戦績を思い出していた。

 ファイ薬草計36束、ゴブリン11体、一角兎2体。一角兎とは額に角が生えている少し大きめの兎の事だ。突進攻撃をして来る。ちなみに討伐証明部位は角だ。
 あれから狩りを続けていると、『二刀流(亜種)』を獲得してからは少しズレがあった両手での扱いも完璧に修正されていた。やはりスキルの恩恵は強力なモノだと改めて実感する。
 他にも体制を低くして、気付かれぬ内に石を急所に向け『投擲』してモンスターを殺したら便利なスキルも獲得することが出来た。
 まずまずの戦果だろう。しかし残念ながら望んでいた魔法を使うモンスターと出会うことは叶わなかった。
 明日に期待する他ない。





 門に着くと、冒険者の風貌をした者が結構並んでいた。背負っている鞄には今日の戦利品らしき物が詰め込まれている。無論オレもそれに便乗して、先日買った鞄を身に着けていた。
 中には薬草と討伐証明部位が詰めてある。

 問題なく街の中に入ると、大通りを伝って冒険者ギルドを目指した。屋台が店仕舞いを始めているのが目に付く。

 その中で、たまたま目に付いた露店に目が離せなくなった。
 一人の少女らしき人物は、紺色のローブを目深く被り、手には水晶玉らしき物を持っている。
 下に敷いているシートには何も並べておらず、ただ静かに座っているだけだ。
 その異様な光景に、街の人々は誰も目に止めない。それこそが異常と言えた。

 オレだけが彼女の存在に気づいている。
 少女はオレの存在に気付いたのか、手招きをして来る。オレは鼓動を早めつつも、しっかりとした足取りで歩み寄る。

「どうしたのかな?」
「そう警戒するでない」

 オレは子供に話しかけるように言ったが、少女には警戒していたのが丸分かりだったようだ。
 少女の口調は、老成した老婆のような重みがあった。

「可哀想な魂よ、運命神に因果を操られ弄ばれた人生を送ったようじゃな。そしてまたお主が愛した人物もまた……」
「ッッな!おい待て!それは一体どういう事だ!?」

 オレは少女に掴み掛かるような勢いで問い詰める。得意な『偽表情ポーカーフェイス』も意味を成さなかった。
 心臓が早く鼓動を繰り返す。なぜこの少女がアイツ・・・を知っているのか、疑問が尽きない。
 息が荒くなり、脳が酸素を欲している。頭に熱を帯ているようだ。

 少女は怯えるような雰囲気を一切見せず、オレの質問も聞こえていないように見えた。

「そしてまた今世も――、いやよそう。儂にもその祝福呪いを解くことはできない」
「お前は一体ッ――」

 オレはその言葉を遮るしか出来なかった。少女は懐から取り出した面をオレの顔に取り付けたからだ。

「しかし監視の目からは逃してやることはできる。それをどう使うかはお主次第じゃ。せいぜい運命神に逆らってみよ」

 オレが仮面を引き剥がしたとき、その言葉を残して少女は霞のように消えていた。

「何だったんだ……一体……」

 残された仮面を手に、オレは一人呆然とするしかなかった。




しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

神様、ちょっとチートがすぎませんか?

ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】 未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。 本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!  おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!  僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?  ◇◆◇◆◇◆◇◆◇  ――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。  しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。  自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――  ◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。 へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/ --------------- ※カクヨムとなろうにも投稿しています

SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~

草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。 レアらしくて、成長が異常に早いよ。 せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。 出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。

毒舌アイドルは毒の魔物に転生する。

馳 影輝
ファンタジー
毒舌を売りにして芸能界で活躍できる様になった。 元々はアイドルとしてデビューしたが、ヒラヒラの衣装や可愛い仕草も得意じゃ無かった。 バラエティーの仕事を貰って、毒舌でキャラを作ったらこれがハマり役で世間からのウケも良くとんとん拍子で有名人になれた。 だが、自宅に帰ると玄関に見知らぬ男性が立っていて私に近づくと静かにナイフで私を刺した。 アイドル時代のファンかも知れない。 突然の事で、怖くて動けない私は何度も刺されて意識を失った。 主人公の時田香澄は殺されてしまう。 気がつくとダンジョンの最下層にポイズンキラーとい魔物に転生する。 自分の現象を知りショックを受けるが、その部屋の主であるリトラの助言により地上を目指す。 ダンジョンの中で進化を繰り返して強くなり、人間の冒険者達が襲われている所に出くわす。 魔物でありながら、擬態を使って人間としても生きる姿や魔王種への進化を試みたり、数え切れないほどの激動の魔物人生が始まる。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~

宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。 転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。 良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。 例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。 けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。 同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。 彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!? ※小説家になろう様にも掲載しています。

99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える

ハーフのクロエ
ファンタジー
 夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。  主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。

うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました

akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」 帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。 謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。 しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。 勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!? 転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。 ※9月16日  タイトル変更致しました。 前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。 仲間を強くして無双していく話です。 『小説家になろう』様でも公開しています。

処理中です...