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幼馴染みに、好きな人がいるようだ。
あいつは美形で高身長、スポーツ万能で成績も優秀なものだから女の子に騒がれないわけがない。昔からよくモテた。
校舎裏、空き教室、下校の道、告白スポットは大方網羅していることだろう。そして、返事はいつもすげないもので誰とも付き合ったという話は聞かない。硬派だとか、実は単純に純粋なだけだとか、ゲイだとか、いろいろと噂されていた。
あまりにさっぱりしているものだから、ある日の帰り道、先ほどまたしても女子の告白をふいにした幼馴染みに聞いた。
「なんで誰とも付き合わないの?」
隣に並んでいた幼馴染みは、少し沈黙して、小さく笑った。
「好きな子がいるから」
見慣れている顔であっても、美形の口から繰り出されたロマンチックな言葉に、俺は顔を引きつらせてしまったが、驚きはしなかった。
「はっ、そんなわけが」
鼻で笑ってしまった。そんなわけない、と。
そしてその1か月後、衝撃の事件が起こった。
幼馴染みに彼女ができたのだ。
つまり、好きな子は存在したのだ。
あいつは美形で高身長、スポーツ万能で成績も優秀なものだから女の子に騒がれないわけがない。昔からよくモテた。
校舎裏、空き教室、下校の道、告白スポットは大方網羅していることだろう。そして、返事はいつもすげないもので誰とも付き合ったという話は聞かない。硬派だとか、実は単純に純粋なだけだとか、ゲイだとか、いろいろと噂されていた。
あまりにさっぱりしているものだから、ある日の帰り道、先ほどまたしても女子の告白をふいにした幼馴染みに聞いた。
「なんで誰とも付き合わないの?」
隣に並んでいた幼馴染みは、少し沈黙して、小さく笑った。
「好きな子がいるから」
見慣れている顔であっても、美形の口から繰り出されたロマンチックな言葉に、俺は顔を引きつらせてしまったが、驚きはしなかった。
「はっ、そんなわけが」
鼻で笑ってしまった。そんなわけない、と。
そしてその1か月後、衝撃の事件が起こった。
幼馴染みに彼女ができたのだ。
つまり、好きな子は存在したのだ。
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