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71 触って、舐めて、ときどき噛んで……
乳母の墓は、両親の墓の隣に埋葬されました。
乳母は、母様の妹で、子供を死産で亡くし、嫁ぎ先から追い出された侯爵家の娘でした。
子を産む時に、子宮を無くし、離縁されたのです。
生きて行くためには、この先、どこかの邸の使用人になるしかなくなる未来に、絶望していたようです。
母様は不憫な妹を我が子の乳母になりたいかと尋ねたらしい。
子が生まれてくることを楽しみにしていた母様の妹は、姉の元で乳母になることを選んだ。乳母の生い立ちは、母様とあり、悲しい別れがあったので、我が家にやって来たのです。
兄様は乳母の乳で育ったそうです。
母様は侯爵家の娘で、父様は公爵家の嫡男だったのです。
そんな経歴があったことは、乳母の母、わたし達の祖母が葬儀の席に現れて知りました。
今は、仲良く姉妹が墓地に並んで埋葬されています。
母様は、気心の知れた妹が、子供の世話をしてくれていたので、医師という激務をこなしていたのだと知りました。
乳母は凡人の兄様を、よく心配していたそうです。
母様もわたしが普通の子と違った記憶力のいい子だと知って、わたしの持ち得た未知数の可能性を伸ばしたいと、妹に話して、兄様の事をよく見ていてやって欲しいと、妹に頼んだそうです。
乳母の葬儀の時に、祖母に聞きました。
わたしは入院中の兄様にも話しました。
兄様は何も言わずに、頷いておりました。
両親の愛、乳母の愛を噛みしめているように見えました。
そんな兄様は、入院中に公爵家の嫡男として自覚と覚悟をしっかりと持ったようでした。
裁判が終わってから、兄様は燃えてしまった邸に、新しく邸を建て直しています。
建築中の為、使用人と領地に行かれました。
資金援助をしていた伯爵家の会社を自分の持ち物に名義変更などもしたそうです。
貿易会社を手に入れ、そちらの運営もしなくてはならなくなり、使用人の数を増やしたそうです。
今まで、執事がしていた仕事も習い、学び始めているそうです。
兄様は兄様の歩みで、仕事も進めていけばいいと思っています。
幸い、執事は父様が健在だった頃からいた逸材だったらしく、兄様が療養中もプロートニク公爵家は、守られていたそうです。
シリピリー皇女様の婚約解消の話し合いは、滞りなく行われて、無事に両家合意の元、婚約解消となりました。
シリピリー様は、ケロッとしております。
ゴルド様の名前は、シリピリー様から聞かなくなりました。
只今、皇帝陛下と皇妃様は、新たな婚約者候補を探しております。
シリピリー様は、暫くは恋人はいらないと言っております。
お菓子作りに興味を持たれて、シェフに習っています。シリピリー様に誘われて、わたしもお菓子作りに参加しております。
アメリア様は口を開けば、シェック・シャイン公爵令息の話ばかりしております。
植えられた愛の種は確実に生長して、愛の花が満開になりそうです。
この頃は、早く結婚したいと言っております。
シオンの近衛騎士団長のクラース殿が隣にいても、全く、意識をしておりません。
恋とは摩訶不思議です。
わたしとシオンは、仲良く妊活しております。
一つ驚いたことは、シオンが小さな剣とナイフをプレゼントしてくださったのです。
「母上も、自衛のために持っている。アナも自衛のために欲しいのならば、持ってもよい」と宝石で飾られたオモチャのような剣とナイフをくださいました。
そして、念願のシオンとの対決をしてみることにしたのです。
「手加減はいりません。わたしも手加減をしません」
わたしは大きな声で、宣言しました。
模造刀を使って、向かい合いました。
とてもワクワクします。
シオンはさすが、姿勢がとても綺麗です。
わたしもいいでしょう?
いっぱい練習したんですもの。
簡単には負けないわ。
互いに、隙を狙っているので、なかなか始まりません。
なので、わたしから打ち込みました。
わたしの力一杯の一打を、シオンは片手で受け止めました。
完全に完敗です。
「シオン、せめて、剣で受け止めて」
「アナに怪我をさせるつもりはないからね」
シオンは、わたしから模造刀を取り上げると、わたしを抱きしめました。
固い筋肉が、わたしの胸を押してきます。
「シオンの筋肉、好き」
「筋肉だけが好きなのか?」
「シオンが好きだから、シオンの一部の筋肉が好きなのよ」
シオンがキスをしてくる。
甘くて、激しくて、わたしの思考をめちゃくちゃにしてしまう。
もうシオンしか考えられなくなる。
「寝室に行こう。アナと繋がりたい」
「わたしも、シオンが欲しい」
わたしを抱き上げたシオンに抱きつく。
わたしはシオンに愛を教わって、シオンの愛に溺れている。
これほどの愛情を、わたしは知らなかった。
初めの頃のお医者さんごっこも楽しかったけれど、今はシオンに抱かれる喜びを知ってしまった。
好きがいっぱいになると、愛が生まれて、愛が生まれると欲張りになる。
今のわたしは、とても欲張りだ。
ベッドに倒れ込み、シオンはわたしのドレスを楽しそうに脱がしている。
わたしも手を伸ばして、シオンの服を脱がしている。
見えてきた、鍛えられた筋肉に触れると嬉しくなる。
シオンはわたしを喜ばせるために、先に脱いでくれた。
腕に触れて、胸に触れる。引き締まった腹筋はうっとりしてしまう。
撫でて、摘まんで、唇を寄せる。
舐めて、少しだけ噛みついてみる。
ああ、固い。
素敵で綺麗な筋肉。体のバランスが絶妙にいいのだ。
シオンが楽しそうにわたしを見ている。
「存分に楽しんだか?」
「ええ」
「次は俺の番だぞ」
「はい」
今度はシオンがわたしに触れてくる。
シオンに触られるところから、熱を帯びてくる。
もっともっと愛してください。
シオンに抱かれると、わたしの中が幸せに包まれる。
わたしは必死にシオンにしがみつく。
二人が一つになると、安心する。
愛されていると実感する。
「シオン、好き、愛してる」
「ああ、アナを愛している」
キスはわたしを狂わす媚薬。
「シオン、わたしを連れ戻してくれて、ありがとう」
「俺の半身だ。アナに襲われてから、アナにしか欲情しなくなった」
わたしは貫かれながら、微笑んだ。
襲ったのはわたし。
お医者さんごっこのつもりだったけれど、シオンの裸が綺麗だったのよ。
触って、舐めて、ときどき噛んで、その綺麗な体に、わたしの印を付けたの。
全て思い出した、わたしは、あの時のわたしの感情も覚えている。
シオンを誰にも渡したくなかったの。
わたしだけのシオンでいて欲しかったのよ。
これからも、わたしだけのシオンでいてね。
わたしはシオンの胸にキスをした。
わたしを見たシオンは、微笑んでキスをくれた。
終
参考書 聖書
最後まで最後まで読んでくださりありがとうございます。
これにて、『愛されたいわたしは幸せになりたい』完結しました。
感想などありましたら、どうぞ書いてください。
できましたら、最初から読み返していただけたら嬉しく思います。
私はWordで書いていますが、なんと書いた文章を読んでくれるシステムがあり、それで推敲から完成までの手直しなどを行っています。
漢字の読み方が違っていたりしますが、声で聞くのは、いいですね。
明日から、
ホラー部門で『声』という、全然怖くないお話を5話載せます。
全く怖くないので、ちょっと見てくださると嬉しいです。
文字少ないです。
それが終わったら、
『聖女なのに魔王に溺愛されています』を投稿をします。
こちらは長編です。
ギリギリR15で連載したいと思います。
ストーリーは全く違います。
ファンタジーで、載せていきます。
毎日、一話、予約投稿、朝の7時に上がるようにするつもりです。
予約投稿は、とても細かい作業なので、日付がずれていたり、時間がずれていたりするかもしれませんが、載っていないときは、毎日、確認で見ていますので、時間は遅くなりますが、必ず一話あがるようにします。
宜しければ読んでいただけると嬉しいです。
乳母は、母様の妹で、子供を死産で亡くし、嫁ぎ先から追い出された侯爵家の娘でした。
子を産む時に、子宮を無くし、離縁されたのです。
生きて行くためには、この先、どこかの邸の使用人になるしかなくなる未来に、絶望していたようです。
母様は不憫な妹を我が子の乳母になりたいかと尋ねたらしい。
子が生まれてくることを楽しみにしていた母様の妹は、姉の元で乳母になることを選んだ。乳母の生い立ちは、母様とあり、悲しい別れがあったので、我が家にやって来たのです。
兄様は乳母の乳で育ったそうです。
母様は侯爵家の娘で、父様は公爵家の嫡男だったのです。
そんな経歴があったことは、乳母の母、わたし達の祖母が葬儀の席に現れて知りました。
今は、仲良く姉妹が墓地に並んで埋葬されています。
母様は、気心の知れた妹が、子供の世話をしてくれていたので、医師という激務をこなしていたのだと知りました。
乳母は凡人の兄様を、よく心配していたそうです。
母様もわたしが普通の子と違った記憶力のいい子だと知って、わたしの持ち得た未知数の可能性を伸ばしたいと、妹に話して、兄様の事をよく見ていてやって欲しいと、妹に頼んだそうです。
乳母の葬儀の時に、祖母に聞きました。
わたしは入院中の兄様にも話しました。
兄様は何も言わずに、頷いておりました。
両親の愛、乳母の愛を噛みしめているように見えました。
そんな兄様は、入院中に公爵家の嫡男として自覚と覚悟をしっかりと持ったようでした。
裁判が終わってから、兄様は燃えてしまった邸に、新しく邸を建て直しています。
建築中の為、使用人と領地に行かれました。
資金援助をしていた伯爵家の会社を自分の持ち物に名義変更などもしたそうです。
貿易会社を手に入れ、そちらの運営もしなくてはならなくなり、使用人の数を増やしたそうです。
今まで、執事がしていた仕事も習い、学び始めているそうです。
兄様は兄様の歩みで、仕事も進めていけばいいと思っています。
幸い、執事は父様が健在だった頃からいた逸材だったらしく、兄様が療養中もプロートニク公爵家は、守られていたそうです。
シリピリー皇女様の婚約解消の話し合いは、滞りなく行われて、無事に両家合意の元、婚約解消となりました。
シリピリー様は、ケロッとしております。
ゴルド様の名前は、シリピリー様から聞かなくなりました。
只今、皇帝陛下と皇妃様は、新たな婚約者候補を探しております。
シリピリー様は、暫くは恋人はいらないと言っております。
お菓子作りに興味を持たれて、シェフに習っています。シリピリー様に誘われて、わたしもお菓子作りに参加しております。
アメリア様は口を開けば、シェック・シャイン公爵令息の話ばかりしております。
植えられた愛の種は確実に生長して、愛の花が満開になりそうです。
この頃は、早く結婚したいと言っております。
シオンの近衛騎士団長のクラース殿が隣にいても、全く、意識をしておりません。
恋とは摩訶不思議です。
わたしとシオンは、仲良く妊活しております。
一つ驚いたことは、シオンが小さな剣とナイフをプレゼントしてくださったのです。
「母上も、自衛のために持っている。アナも自衛のために欲しいのならば、持ってもよい」と宝石で飾られたオモチャのような剣とナイフをくださいました。
そして、念願のシオンとの対決をしてみることにしたのです。
「手加減はいりません。わたしも手加減をしません」
わたしは大きな声で、宣言しました。
模造刀を使って、向かい合いました。
とてもワクワクします。
シオンはさすが、姿勢がとても綺麗です。
わたしもいいでしょう?
いっぱい練習したんですもの。
簡単には負けないわ。
互いに、隙を狙っているので、なかなか始まりません。
なので、わたしから打ち込みました。
わたしの力一杯の一打を、シオンは片手で受け止めました。
完全に完敗です。
「シオン、せめて、剣で受け止めて」
「アナに怪我をさせるつもりはないからね」
シオンは、わたしから模造刀を取り上げると、わたしを抱きしめました。
固い筋肉が、わたしの胸を押してきます。
「シオンの筋肉、好き」
「筋肉だけが好きなのか?」
「シオンが好きだから、シオンの一部の筋肉が好きなのよ」
シオンがキスをしてくる。
甘くて、激しくて、わたしの思考をめちゃくちゃにしてしまう。
もうシオンしか考えられなくなる。
「寝室に行こう。アナと繋がりたい」
「わたしも、シオンが欲しい」
わたしを抱き上げたシオンに抱きつく。
わたしはシオンに愛を教わって、シオンの愛に溺れている。
これほどの愛情を、わたしは知らなかった。
初めの頃のお医者さんごっこも楽しかったけれど、今はシオンに抱かれる喜びを知ってしまった。
好きがいっぱいになると、愛が生まれて、愛が生まれると欲張りになる。
今のわたしは、とても欲張りだ。
ベッドに倒れ込み、シオンはわたしのドレスを楽しそうに脱がしている。
わたしも手を伸ばして、シオンの服を脱がしている。
見えてきた、鍛えられた筋肉に触れると嬉しくなる。
シオンはわたしを喜ばせるために、先に脱いでくれた。
腕に触れて、胸に触れる。引き締まった腹筋はうっとりしてしまう。
撫でて、摘まんで、唇を寄せる。
舐めて、少しだけ噛みついてみる。
ああ、固い。
素敵で綺麗な筋肉。体のバランスが絶妙にいいのだ。
シオンが楽しそうにわたしを見ている。
「存分に楽しんだか?」
「ええ」
「次は俺の番だぞ」
「はい」
今度はシオンがわたしに触れてくる。
シオンに触られるところから、熱を帯びてくる。
もっともっと愛してください。
シオンに抱かれると、わたしの中が幸せに包まれる。
わたしは必死にシオンにしがみつく。
二人が一つになると、安心する。
愛されていると実感する。
「シオン、好き、愛してる」
「ああ、アナを愛している」
キスはわたしを狂わす媚薬。
「シオン、わたしを連れ戻してくれて、ありがとう」
「俺の半身だ。アナに襲われてから、アナにしか欲情しなくなった」
わたしは貫かれながら、微笑んだ。
襲ったのはわたし。
お医者さんごっこのつもりだったけれど、シオンの裸が綺麗だったのよ。
触って、舐めて、ときどき噛んで、その綺麗な体に、わたしの印を付けたの。
全て思い出した、わたしは、あの時のわたしの感情も覚えている。
シオンを誰にも渡したくなかったの。
わたしだけのシオンでいて欲しかったのよ。
これからも、わたしだけのシオンでいてね。
わたしはシオンの胸にキスをした。
わたしを見たシオンは、微笑んでキスをくれた。
終
参考書 聖書
最後まで最後まで読んでくださりありがとうございます。
これにて、『愛されたいわたしは幸せになりたい』完結しました。
感想などありましたら、どうぞ書いてください。
できましたら、最初から読み返していただけたら嬉しく思います。
私はWordで書いていますが、なんと書いた文章を読んでくれるシステムがあり、それで推敲から完成までの手直しなどを行っています。
漢字の読み方が違っていたりしますが、声で聞くのは、いいですね。
明日から、
ホラー部門で『声』という、全然怖くないお話を5話載せます。
全く怖くないので、ちょっと見てくださると嬉しいです。
文字少ないです。
それが終わったら、
『聖女なのに魔王に溺愛されています』を投稿をします。
こちらは長編です。
ギリギリR15で連載したいと思います。
ストーリーは全く違います。
ファンタジーで、載せていきます。
毎日、一話、予約投稿、朝の7時に上がるようにするつもりです。
予約投稿は、とても細かい作業なので、日付がずれていたり、時間がずれていたりするかもしれませんが、載っていないときは、毎日、確認で見ていますので、時間は遅くなりますが、必ず一話あがるようにします。
宜しければ読んでいただけると嬉しいです。
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