110 / 117
12 結婚
7 シオン
しおりを挟む
PKで捕まったシオンは、本物の牢獄に入れられていた。
「シオン、自分で何をしたのか分かっておるのか?」
問いただしているのは、国王陛下だ。
「あのチビが悪い」
「チビとは誰だ」
「俺より年下の姉上になる女だ」
「姉になる事は分かっておるのだな?そのビエントの妻になるリリー嬢に何をした?」
国王の声は低く、怒っているのが分かるほど辺りが静かだ。
「魔法で殺そうとした。失敗したようだが」
「この国の法律で、魔法で人を傷つけたら公開処刑だという事は知っておるな」
「国王様は自分の息子を公開処刑にするのか?」
「見ていた者も多く報道陣も来ておった。なんと愚かなことをした?国王の子ならば許されると思ったのか?」
シオンは黙った。
「殺すならば殺せばいいだろう。どうせ父上は俺を息子だとも思っていないだろう?」
「息子だから困っておるのだ。他人ならば、すぐに公開処刑を行う」
シオンはまた黙った。
「そんなにリリー嬢が嫌いなのか?」
「ただ気に入らなかった。異国の、それも幼い子供が自分にできない魔術を自在に操る姿を見て嫉妬したんだ。俺は空も飛べないのに」
「努力はしたのか?」
またシオンは黙った。
努力は何もしていない。
「リリー嬢は、毎日何時間も飛ぶ練習をしたそうだ。木の上から飛び降りたり、二階の窓から飛び降りたりして、足は傷だらけになっていたぞ。ビエントの話では、魔術を教えたのは、たった一日だったそうだ。その魔術を毎日練習して、幼い身で家出をしてビエントに会うために、旅に出た。鞄が重くて持ち上げられないからと、鞄を持ち上げる練習をしたらしい。シオンはそこまで努力をしたか?」
「してないよ。兄貴はできがよくて、弟は空も飛べない。俺は母親に似たのだろう。母上も飛べない」
「飛べないのではなくて、飛ぶ練習をしなかっただけであろう。どの属性も飛べると実証されておる。自分が飛べないと思い練習をしても、飛べるようにはならない。飛べると思い根気よく続ければ飛べるようになれるのだ」
「そんなこと飛べる者しかわからない」
「卑屈な心を持ち、嫉妬で、自分の可能性を潰したのは己だ」
またシオンは黙った。
「マスコミがリリー嬢へのPKを報道し、国民が騒いでいる。このままお咎めなしにはできない。父の知り合いの国の騎士団に入り、心身共に磨き直してこい。国民には国外追放と報道しよう。父は、ビエントの補佐をして欲しかった。年頃の婚約相手を迎えて、結婚もさせたかった。だが、一番やってはいけないことをしてしまった」
「……国外追放」
「まずは五年頑張ってみなさい。私は友人に連絡を取って、いつもシオンの事を気にかけよう。国民が忘れた頃、戻れるように努力しよう」
「……父上」
「我が子を公開処刑にできない。いいか残されたチャンスは一度しかない。あちらの国で我が儘を通すようなら、処刑されても仕方がない。できるか?」
俯いていたシオンは、顔をあげて、国王に頭を下げた。
「チャンスをくださり、感謝します。いずれ兄の補佐になれるように、心を入れ替えます」
「よく言った。行き先はエバシオ王国だ。同じ年頃の王子もいる。屈辱に感じることもあるだろう。自分のために心を入れ替えよ」
「はい」
国王は自ら牢屋の鍵を開けると、息子が出てくるのを待つ。
「そんなしおらしいことを言うと思ったか。このクソ国王が!」
シオンは国王に向かって魔術を放った。
「ライトニング・ウインド」
国王はその場で倒れて、側近がシオンに魔術を仕掛けた。
「ウインドウシュートス」
シオンは後ろの壁まで飛ばされ、壁に頭を打ち付けて倒れた。
「光の魔術師を、国王様が倒れました」
王宮の中が騒がしくなった。
シオンの牢屋の鍵はまたされて、そのまま放置された。
国王は目を覚ましたが、息子に魔術をかけられたショックでベッドに伏せっている。
「父上、ご気分はいかがですか?」
「最低だ。シオンを助けようとしたが、あの子は性根が曲がっておる。私にまで攻撃してくるとは、こんな壊れた家庭しか作れなかったのだな」
「無事でよかったです。シオンの魔法は弱いが、近距離で受ければ威力はありますから……」
「……あれは、諦めるしかないか?公開処刑は王国の恥、自殺と見せかけて、暗殺させよう」
「……」
ビエントは返答できなかった。
あまり仲の良い兄弟ではなかったが……。性格が曲がっていったのは、子供の頃からだ。一緒に遊んだ思い出もない。
ビエントの婚約者が決まり、リリーと出会ってからは、シオンは心を失ったようになっていた。
「父上、お食事は運ばせましょうか?」
「いや、リリー嬢の顔を見たい。起き上がろう」
ビエントは父の背中を支える。ガウンを着せて、ダイニングまで連れて行く。
「……すまないな」
「いいえ、肩を貸すくらい、たいしたことはありません」
時間ぴったりのように、リリーが帰って来た。
「ただいま、帰りました」
「おかえり」
「お疲れだね」
コートを使用人に預け、手を洗わせてもらう。
「あと1日くらいで、山の住人はみんな下山できます。住宅街に活気が出てきていますよ」
「そうか」
「国王様、お加減が悪いのですか?」
「たいしたことはない」
「お大事になさってくださいね。寝込むのはとても辛いです」
「ああ、そうだね」
リリーは優しく国王の手を握った。
「私は元気ですから、パワーを差し上げますわ」
「リリー嬢は優しいな」
「さあ、リリー、食事が並べられないぞ」
「ごめんなさい」
リリーは礼儀正しく、椅子に座った。
「きっとビエント様が理想となさった光景が見られますよ」
「そんなに賑やかになったのか?」
「それはもう。子供の笑い声やおやつのにおいとか。公園がもう少しあった方がいいかもしれません」
「公園か、忘れていたな」
「せっかくなので、明日、視察なさいますか?」
ビエントは父を見てから、「予定の確認をしよう」と答えた。
「ビエント行ってきなさい」
「父上?」
「妃が頑張っているのに、王子が王宮にいてはいけない」
「私はまだ妃ではないわ」
「立派な王妃だ」
国王に言われて、リリーは背筋を伸ばした。
「シオン、自分で何をしたのか分かっておるのか?」
問いただしているのは、国王陛下だ。
「あのチビが悪い」
「チビとは誰だ」
「俺より年下の姉上になる女だ」
「姉になる事は分かっておるのだな?そのビエントの妻になるリリー嬢に何をした?」
国王の声は低く、怒っているのが分かるほど辺りが静かだ。
「魔法で殺そうとした。失敗したようだが」
「この国の法律で、魔法で人を傷つけたら公開処刑だという事は知っておるな」
「国王様は自分の息子を公開処刑にするのか?」
「見ていた者も多く報道陣も来ておった。なんと愚かなことをした?国王の子ならば許されると思ったのか?」
シオンは黙った。
「殺すならば殺せばいいだろう。どうせ父上は俺を息子だとも思っていないだろう?」
「息子だから困っておるのだ。他人ならば、すぐに公開処刑を行う」
シオンはまた黙った。
「そんなにリリー嬢が嫌いなのか?」
「ただ気に入らなかった。異国の、それも幼い子供が自分にできない魔術を自在に操る姿を見て嫉妬したんだ。俺は空も飛べないのに」
「努力はしたのか?」
またシオンは黙った。
努力は何もしていない。
「リリー嬢は、毎日何時間も飛ぶ練習をしたそうだ。木の上から飛び降りたり、二階の窓から飛び降りたりして、足は傷だらけになっていたぞ。ビエントの話では、魔術を教えたのは、たった一日だったそうだ。その魔術を毎日練習して、幼い身で家出をしてビエントに会うために、旅に出た。鞄が重くて持ち上げられないからと、鞄を持ち上げる練習をしたらしい。シオンはそこまで努力をしたか?」
「してないよ。兄貴はできがよくて、弟は空も飛べない。俺は母親に似たのだろう。母上も飛べない」
「飛べないのではなくて、飛ぶ練習をしなかっただけであろう。どの属性も飛べると実証されておる。自分が飛べないと思い練習をしても、飛べるようにはならない。飛べると思い根気よく続ければ飛べるようになれるのだ」
「そんなこと飛べる者しかわからない」
「卑屈な心を持ち、嫉妬で、自分の可能性を潰したのは己だ」
またシオンは黙った。
「マスコミがリリー嬢へのPKを報道し、国民が騒いでいる。このままお咎めなしにはできない。父の知り合いの国の騎士団に入り、心身共に磨き直してこい。国民には国外追放と報道しよう。父は、ビエントの補佐をして欲しかった。年頃の婚約相手を迎えて、結婚もさせたかった。だが、一番やってはいけないことをしてしまった」
「……国外追放」
「まずは五年頑張ってみなさい。私は友人に連絡を取って、いつもシオンの事を気にかけよう。国民が忘れた頃、戻れるように努力しよう」
「……父上」
「我が子を公開処刑にできない。いいか残されたチャンスは一度しかない。あちらの国で我が儘を通すようなら、処刑されても仕方がない。できるか?」
俯いていたシオンは、顔をあげて、国王に頭を下げた。
「チャンスをくださり、感謝します。いずれ兄の補佐になれるように、心を入れ替えます」
「よく言った。行き先はエバシオ王国だ。同じ年頃の王子もいる。屈辱に感じることもあるだろう。自分のために心を入れ替えよ」
「はい」
国王は自ら牢屋の鍵を開けると、息子が出てくるのを待つ。
「そんなしおらしいことを言うと思ったか。このクソ国王が!」
シオンは国王に向かって魔術を放った。
「ライトニング・ウインド」
国王はその場で倒れて、側近がシオンに魔術を仕掛けた。
「ウインドウシュートス」
シオンは後ろの壁まで飛ばされ、壁に頭を打ち付けて倒れた。
「光の魔術師を、国王様が倒れました」
王宮の中が騒がしくなった。
シオンの牢屋の鍵はまたされて、そのまま放置された。
国王は目を覚ましたが、息子に魔術をかけられたショックでベッドに伏せっている。
「父上、ご気分はいかがですか?」
「最低だ。シオンを助けようとしたが、あの子は性根が曲がっておる。私にまで攻撃してくるとは、こんな壊れた家庭しか作れなかったのだな」
「無事でよかったです。シオンの魔法は弱いが、近距離で受ければ威力はありますから……」
「……あれは、諦めるしかないか?公開処刑は王国の恥、自殺と見せかけて、暗殺させよう」
「……」
ビエントは返答できなかった。
あまり仲の良い兄弟ではなかったが……。性格が曲がっていったのは、子供の頃からだ。一緒に遊んだ思い出もない。
ビエントの婚約者が決まり、リリーと出会ってからは、シオンは心を失ったようになっていた。
「父上、お食事は運ばせましょうか?」
「いや、リリー嬢の顔を見たい。起き上がろう」
ビエントは父の背中を支える。ガウンを着せて、ダイニングまで連れて行く。
「……すまないな」
「いいえ、肩を貸すくらい、たいしたことはありません」
時間ぴったりのように、リリーが帰って来た。
「ただいま、帰りました」
「おかえり」
「お疲れだね」
コートを使用人に預け、手を洗わせてもらう。
「あと1日くらいで、山の住人はみんな下山できます。住宅街に活気が出てきていますよ」
「そうか」
「国王様、お加減が悪いのですか?」
「たいしたことはない」
「お大事になさってくださいね。寝込むのはとても辛いです」
「ああ、そうだね」
リリーは優しく国王の手を握った。
「私は元気ですから、パワーを差し上げますわ」
「リリー嬢は優しいな」
「さあ、リリー、食事が並べられないぞ」
「ごめんなさい」
リリーは礼儀正しく、椅子に座った。
「きっとビエント様が理想となさった光景が見られますよ」
「そんなに賑やかになったのか?」
「それはもう。子供の笑い声やおやつのにおいとか。公園がもう少しあった方がいいかもしれません」
「公園か、忘れていたな」
「せっかくなので、明日、視察なさいますか?」
ビエントは父を見てから、「予定の確認をしよう」と答えた。
「ビエント行ってきなさい」
「父上?」
「妃が頑張っているのに、王子が王宮にいてはいけない」
「私はまだ妃ではないわ」
「立派な王妃だ」
国王に言われて、リリーは背筋を伸ばした。
179
あなたにおすすめの小説
【完結】赤ちゃんが生まれたら殺されるようです
白崎りか
恋愛
もうすぐ赤ちゃんが生まれる。
ドレスの上から、ふくらんだお腹をなでる。
「はやく出ておいで。私の赤ちゃん」
ある日、アリシアは見てしまう。
夫が、ベッドの上で、メイドと口づけをしているのを!
「どうして、メイドのお腹にも、赤ちゃんがいるの?!」
「赤ちゃんが生まれたら、私は殺されるの?」
夫とメイドは、アリシアの殺害を計画していた。
自分たちの子供を跡継ぎにして、辺境伯家を乗っ取ろうとしているのだ。
ドラゴンの力で、前世の記憶を取り戻したアリシアは、自由を手に入れるために裁判で戦う。
※1話と2話は短編版と内容は同じですが、設定を少し変えています。
【完結】白い結婚で生まれた私は王族にはなりません〜光の精霊王と予言の王女〜
白崎りか
ファンタジー
「悪女オリヴィア! 白い結婚を神官が証明した。婚姻は無効だ! 私は愛するフローラを王妃にする!」
即位したばかりの国王が、宣言した。
真実の愛で結ばれた王とその恋人は、永遠の愛を誓いあう。
だが、そこには大きな秘密があった。
王に命じられた神官は、白い結婚を偽証していた。
この時、悪女オリヴィアは娘を身ごもっていたのだ。
そして、光の精霊王の契約者となる予言の王女を産むことになる。
第一部 貴族学園編
私の名前はレティシア。
政略結婚した王と元王妃の間にできた娘なのだけど、私の存在は、生まれる前に消された。
だから、いとこの双子の姉ってことになってる。
この世界の貴族は、5歳になったら貴族学園に通わないといけない。私と弟は、そこで、契約獣を得るためのハードな訓練をしている。
私の異母弟にも会った。彼は私に、「目玉をよこせ」なんて言う、わがままな王子だった。
第二部 魔法学校編
失ってしまったかけがえのない人。
復讐のために精霊王と契約する。
魔法学校で再会した貴族学園時代の同級生。
毒薬を送った犯人を捜すために、パーティに出席する。
修行を続け、勇者の遺産を手にいれる。
前半は、ほのぼのゆっくり進みます。
後半は、どろどろさくさくです。
小説家になろう様にも投稿してます。
【完結】これをもちまして、終了とさせていただきます
楽歩
恋愛
異世界から王宮に現れたという“女神の使徒”サラ。公爵令嬢のルシアーナの婚約者である王太子は、簡単に心奪われた。
伝承に語られる“女神の使徒”は時代ごとに現れ、国に奇跡をもたらす存在と言われている。婚約解消を告げる王、口々にルシアーナの処遇を言い合う重臣。
そんな混乱の中、ルシアーナは冷静に状況を見据えていた。
「王妃教育には、国の内部機密が含まれている。君がそれを知ったまま他家に嫁ぐことは……困難だ。女神アウレリア様を祀る神殿にて、王家の監視のもと、一生を女神に仕えて過ごすことになる」
神殿に閉じ込められて一生を過ごす? 冗談じゃないわ。
「お話はもうよろしいかしら?」
王族や重臣たち、誰もが自分の思惑通りに動くと考えている中で、ルシアーナは静かに、己の存在感を突きつける。
※39話、約9万字で完結予定です。最後までお付き合いいただけると嬉しいですm(__)m
【完結】悪役令嬢は3歳?〜断罪されていたのは、幼女でした〜
白崎りか
恋愛
魔法学園の卒業式に招かれた保護者達は、突然、王太子の始めた蛮行に驚愕した。
舞台上で、大柄な男子生徒が幼い子供を押さえつけているのだ。
王太子は、それを見下ろし、子供に向って婚約破棄を告げた。
「ヒナコのノートを汚したな!」
「ちがうもん。ミア、お絵かきしてただけだもん!」
小説家になろう様でも投稿しています。
無能令嬢、『雑役係』として辺境送りされたけど、世界樹の加護を受けて規格外に成長する
タマ マコト
ファンタジー
名門エルフォルト家の長女クレアは、生まれつきの“虚弱体質”と誤解され、家族から無能扱いされ続けてきた。
社交界デビュー目前、突然「役立たず」と決めつけられ、王都で雑役係として働く名目で辺境へ追放される。
孤独と諦めを抱えたまま向かった辺境の村フィルナで、クレアは自分の体調がなぜか安定し、壊れた道具や荒れた土地が彼女の手に触れるだけで少しずつ息を吹き返す“奇妙な変化”に気づく。
そしてある夜、瘴気に満ちた森の奥から呼び寄せられるように、一人で足を踏み入れた彼女は、朽ちた“世界樹の分枝”と出会い、自分が世界樹の血を引く“末裔”であることを知る——。
追放されたはずの少女が、世界を動かす存在へ覚醒する始まりの物語。
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
どうも、死んだはずの悪役令嬢です。
西藤島 みや
ファンタジー
ある夏の夜。公爵令嬢のアシュレイは王宮殿の舞踏会で、婚約者のルディ皇子にいつも通り罵声を浴びせられていた。
皇子の罵声のせいで、男にだらしなく浪費家と思われて王宮殿の使用人どころか通っている学園でも遠巻きにされているアシュレイ。
アシュレイの誕生日だというのに、エスコートすら放棄して、皇子づきのメイドのミュシャに気を遣うよう求めてくる皇子と取り巻き達に、呆れるばかり。
「幼馴染みだかなんだかしらないけれど、もう限界だわ。あの人達に罰があたればいいのに」
こっそり呟いた瞬間、
《願いを聞き届けてあげるよ!》
何故か全くの別人になってしまっていたアシュレイ。目の前で、アシュレイが倒れて意識不明になるのを見ることになる。
「よくも、義妹にこんなことを!皇子、婚約はなかったことにしてもらいます!」
義父と義兄はアシュレイが状況を理解する前に、アシュレイの体を持ち去ってしまう。
今までミュシャを崇めてアシュレイを冷遇してきた取り巻き達は、次々と不幸に巻き込まれてゆき…ついには、ミュシャや皇子まで…
ひたすら一人づつざまあされていくのを、呆然と見守ることになってしまった公爵令嬢と、怒り心頭の義父と義兄の物語。
はたしてアシュレイは元に戻れるのか?
剣と魔法と妖精の住む世界の、まあまあよくあるざまあメインの物語です。
ざまあが書きたかった。それだけです。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる