破棄されたのは、婚約だけではありませんでした

「私、ヴァルディア伯爵家次男、レオン・ヴァルディアはエリシアとの婚約を破棄する」

それは、一方的な婚約破棄だった。


公衆の面前で告げられた言葉と、エリシアに向けられる嘲笑。

だがエリシア・ラングレイは、それを静かに受け入れる。

断罪される側として…。




なぜなら、彼女は知っていたからだ。

この栄華を、誰が支え、誰が築き上げてきたのかを。

愚かな選択は、やがて当然の帰結をもたらす。

時が来たとき、真に断罪される者が明確に示される。

残酷な結果。



支えを外し、高みを目指した結果、真っ逆さまに転落する男、レオン。


利用価値がなくなった男〘レオン〙を容赦なく切り捨てる女、アルシェ侯爵家令嬢のミレイユ。


そう、真の勝者は彼らではない…
真の勝者はすべてを見通し、手中に収めたエリシアだった。



これは、静かにすべてを制する才女と、

自ら破滅を選んだ愚かな者たちの物語。

※毎日2話ずつ公開予定です(午前/午後 各1話を順次予約投稿予定)。
※10-20話くらいで1万字台半ばくらいは書きたい!
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