転生したら聖女でした。聖女として生きてきます

綾月百花   

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7   婚礼

6   初夜(2)※

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「アリエーテ、飲み過ぎたのか?ふらふらしているよ」
「そんなことはないわ」

 抱きしめられて、そのまま大きなベッドに転がるように寝転がる。

「本当に広いベッドね。どんなに寝返りをうっても、きっと落ちないわ」

 ウエストに結ばれていた紐を引っ張られると、ガウンをはだけられた。
 イグレシアの唇が唇に重なる。両胸の上にイグレシアの手が重なっている。
 撫でるように胸を愛撫されると、胸の尖りがつんと起ってくる。

「やっとアリエーテを抱けるんだね」
「私はイグのものよ。イグの好きなように抱いてください」
「嬉しいよ」

 キスの合間に会話をする。
 ずっと禁欲生活を送ってきたイグレシアは、アリエーテを大切に抱く。
 胸を愛撫し、口に含み、その柔らかに感動する。
 聖女の証は酔っているからか、赤く色を変えている。その証にキスをして、胸は柔らかく揉み、そっとアリエーテの輪郭をなぞる。
 怖がらせないように、結ばれる場所に指で触れる。
 アリエーテが緊張したのが分かったのか、身体をずらし、結ばれる場所に口づけをして、舌を差し入れる。

「イグ、そこは汚いわ」
「ここで結ばれるんだよ」
「……うん」

 ピチャピチャと唾液で濡らされ、両膝を捕まれ足を開かれる。
 そっと指が中に入ってきた。その指が奥へと入って行く。
 指が体内で動き、微かな痛みと、今まで知らない疼きが始まる。
 アリエーテはイグレシアの髪を掴んでいた。
 夫婦になるための儀式だ。
 結ばれるのなら、早く結ばれたい。

「イグ、もういいのよ。来てくださいな」
「アリエーテに痛い思いはさせたくはないのだ」
「初めては痛いと聞いています。どうぞいらして」
「アリエーテ、いいのか?」
「夫婦になりましょう」
「僕はもう限界なんだ。そんな誘うような事を言われたら、我慢ができない」
「我慢しなくていいわ」
「アリエーテ」

 イグレシアはガウンをやっと脱いだ。
 お腹まで反り返ったイグレシアの性器はアリエーテの手首ほどあり、アリエーテは息を飲む。
 異性の裸の姿を見たのは初めてで、アリエーテはその大きさに戸惑うが、日頃から大人びたアリエーテは、怖いなどと恐れを口にできない。

(あんなに大きな物が、ちゃんと入るのかしら?きっと痛いのよね?痛いのを我慢しなくちゃ。泣いたりしちゃ駄目よ、イグも私も初めてなのだから)

 体は強ばるが、アリエーテは覚悟を決めていた。

(ちゃんと、イグを受け入れるわ)

 裸のイグレシアが、重なってくる。
 熱く硬い物をあてがわれ、それが身体を押して、入り口を広げていく。

「んっ……」
「痛いと叫んでもいいのだぞ」
「……大丈夫よ」

 足を抱え上げられ、少しずつ狭い賄賂を広げられていく。
 アリエーテは声を殺して、イグレシアの肩を掴んだ。

「爪を立ててもいいぞ」
「……大丈夫よ」

 痛いが、結ばれる喜びが芽生えてくる。
 ゆっくり体を広げられ、奥まで入ったのか突き当たりが押し上げられる。イグレシアが抱きしめて、キスをしてきた。
 今までで一番、濃厚なキスだ。舌と舌が交わる。ピチャピチャと唾液が混ざる音がする。
 与えられる刺激は、初めてのものばかりで、アリエーテはイグレシアに身を委ねる。

「アリエーテ、あまり我慢ができない」
「イグの好きなように動いてください」

 両手が胸を掴み、腰を何度か動かしただけで、イグはイってしまった、身体の中に、熱いものが注がれた。ぎゅっと抱きしめられた。

「もう一度、してもいいか?」
「ええ、イグの好きなように抱いてください」

 胎内に注がれたお陰か、イグレシアが抽挿を始めても、最初よりは痛くはないけれど、初めてはやはり痛い。
 今までずっと我慢させてきたイグレシアは、ずっとアリエーテの中から出ていかず、ずっと腰を振り、胸を揉み、尖りに噛みついてくる。
 肌と肌がぶつかり、下肢でグチュグチュと音がする。中に何度も注がれたイグレシアの証が、流れ出る。
 獰猛な獣に襲われているようだ。貪られ、身体が揺れる。
 またぎゅっと抱きしめられた。

「すまない。初めてなのに」

 アリエーテは微笑んだ。

「もう夫婦ですね」

 楔を抜かれると、身体から力が抜けた。

「痛かったであろう」
「この痛みも幸せですわ」

 イグレシアはアリエーテを抱きしめた。
 まだ硬い楔があたるが、イグレシアは我慢をしているのだろう。
 その優しさも嬉しい。

「これから、もっとゆっくり愛を育んでいこう」
「はい」

 アリエーテはイグレシアに抱きしめられたまま目を閉じた。
 すぐに眠りがやってくる。


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