73 / 355
第七章:鮮血のオルフェンズ
出遅れを憂う
しおりを挟む
「まず私が寿司ネタにするのは孤児の肉だ、 孤児はとても可哀想な存在なんだ
両親から愛情を注がれる年齢にも関わらず両親が居ない、 とても可哀想な存在なんだ
そして可哀想な事に彼等の未来はとても暗いんだ、 暗黒と言って良い
彼等の未来はとても制限されている学業、 就職、 結婚
全てにおいて孤児と言う肩書はマイナスに作用する、 そして暗黒が深い者は
その闇を周囲に振りまくんだ、 闇のスシブレーダーが周囲を攻撃する様に
孤児も未来においては周囲に迷惑をかけるんだ」
「・・・全ての孤児がそうとは限らない」
「そうだろうとも、 だがしかし・・・彼等は可哀想な存在なんだ・・・
だから私は美味しい寿司ネタにして食べて貰って社会に貢献させようとしているんだ・・・」
涙を流すセキユー。
「私にはこうするしか彼等を救う事が出来ない・・・」
「セキユーさん、 僕も孤児でした」
バルドがセキユーに向かって言う。
「だけど、 僕はお嬢様、 レーア様に救われた
孤児でも救う方法は他に有るでしょう」
「愛を与えて慈しみ育てるとか?」
「そうです」
「駄目だ・・・」
ごぼっ、 と血を吐くセキユー。
「何故!!」
「もうやったんだよ!!」
セキユーの目が見開かれる。
「私は彼を愛した!! 育てた!! 慈しんだ!! 他の子と同じ様に!!
だけど彼は駄目だった!! 愛で闇を掃う事は出来なかったんだ!!」
「・・・何の話ですか」
「どうやっても駄目な子は居るんだよ!!」
げぼげぼと血を吐き続けるセキユー。
「だから・・・どんな子でも私は寿司ネタにして美味しく食べて貰う方法で
私はこの子達を救うしか無いんだ」
「・・・・・セキユーさん、 アンタその傷ではもう助からねぇよ」
ゴハンが静かに言った。
「まだだ・・・まだ・・・」
「如何するつもりだ?」
「確かに私の内蔵はバラバラ・・・だけども眼の前に新しい内蔵が有る・・・」
そう言ってバルドを見るセキユー。
「孤児ではサイズは違うが私と同じ位の背格好の君なら
君の臓腑ならば今すぐに詰め替えれば命は繋げられる・・・」
「・・・・・その状態で戦うつもりですか」
「・・・・・」
血塗れになりながらスシを構えるセキユー。
致命傷を負った、 半死人、 どころか八割死人のセキユーだったが
彼から溢れるオーラは生半可な物ではなかった。
「・・・・・バルド、 全員で行くぞ」
「分かっています、 一人では勝ち目が無い」
「行くわよ・・・」
バルド、 ゴハン、 グレンもそれぞれスシブレードを構えた。
「「「3, 2, 1, へいらっしゃい!!」」」
それぞれスシブレードが射出された。
両親から愛情を注がれる年齢にも関わらず両親が居ない、 とても可哀想な存在なんだ
そして可哀想な事に彼等の未来はとても暗いんだ、 暗黒と言って良い
彼等の未来はとても制限されている学業、 就職、 結婚
全てにおいて孤児と言う肩書はマイナスに作用する、 そして暗黒が深い者は
その闇を周囲に振りまくんだ、 闇のスシブレーダーが周囲を攻撃する様に
孤児も未来においては周囲に迷惑をかけるんだ」
「・・・全ての孤児がそうとは限らない」
「そうだろうとも、 だがしかし・・・彼等は可哀想な存在なんだ・・・
だから私は美味しい寿司ネタにして食べて貰って社会に貢献させようとしているんだ・・・」
涙を流すセキユー。
「私にはこうするしか彼等を救う事が出来ない・・・」
「セキユーさん、 僕も孤児でした」
バルドがセキユーに向かって言う。
「だけど、 僕はお嬢様、 レーア様に救われた
孤児でも救う方法は他に有るでしょう」
「愛を与えて慈しみ育てるとか?」
「そうです」
「駄目だ・・・」
ごぼっ、 と血を吐くセキユー。
「何故!!」
「もうやったんだよ!!」
セキユーの目が見開かれる。
「私は彼を愛した!! 育てた!! 慈しんだ!! 他の子と同じ様に!!
だけど彼は駄目だった!! 愛で闇を掃う事は出来なかったんだ!!」
「・・・何の話ですか」
「どうやっても駄目な子は居るんだよ!!」
げぼげぼと血を吐き続けるセキユー。
「だから・・・どんな子でも私は寿司ネタにして美味しく食べて貰う方法で
私はこの子達を救うしか無いんだ」
「・・・・・セキユーさん、 アンタその傷ではもう助からねぇよ」
ゴハンが静かに言った。
「まだだ・・・まだ・・・」
「如何するつもりだ?」
「確かに私の内蔵はバラバラ・・・だけども眼の前に新しい内蔵が有る・・・」
そう言ってバルドを見るセキユー。
「孤児ではサイズは違うが私と同じ位の背格好の君なら
君の臓腑ならば今すぐに詰め替えれば命は繋げられる・・・」
「・・・・・その状態で戦うつもりですか」
「・・・・・」
血塗れになりながらスシを構えるセキユー。
致命傷を負った、 半死人、 どころか八割死人のセキユーだったが
彼から溢れるオーラは生半可な物ではなかった。
「・・・・・バルド、 全員で行くぞ」
「分かっています、 一人では勝ち目が無い」
「行くわよ・・・」
バルド、 ゴハン、 グレンもそれぞれスシブレードを構えた。
「「「3, 2, 1, へいらっしゃい!!」」」
それぞれスシブレードが射出された。
0
あなたにおすすめの小説
濡れ衣を着せられ、パーティーを追放されたおっさん、実は最強スキルの持ち主でした。復讐なんてしません。田舎でのんびりスローライフ。
さら
ファンタジー
長年パーティーを支えてきた中年冒険者ガルドは、討伐失敗の責任と横領の濡れ衣を着せられ、仲間から一方的に追放される。弁明も復讐も選ばず、彼が向かったのは人里離れた辺境の小さな村だった。
荒れた空き家を借り、畑を耕し、村人を手伝いながら始めた静かな生活。しかしガルドは、自覚のないまま最強クラスの力を持っていた。魔物の動きを抑え、村の環境そのものを安定させるその存在は、次第に村にとって欠かせないものとなっていく。
一方、彼を追放した元パーティーは崩壊の道を辿り、真実も勝手に明るみに出ていく。だがガルドは振り返らない。求めるのは名誉でもざまぁでもなく、ただ穏やかな日々だけ。
これは、最強でありながら争わず、静かに居場所を見つけたおっさんの、のんびりスローライフ譚。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
アイムキャット❕~異世界キャット驚く漫遊記~
ma-no
ファンタジー
神様のミスで森に住む猫に転生させられた元人間。猫として第二の人生を歩むがこの世界は何かがおかしい。引っ掛かりはあるものの、猫家族と楽しく過ごしていた主人公は、ミスに気付いた神様に詫びの品を受け取る。
その品とは、全世界で使われた魔法が載っている魔法書。元人間の性からか、魔法書で変身魔法を探した主人公は、立って歩く猫へと変身する。
世界でただ一匹の歩く猫は、人間の住む街に行けば騒動勃発。
そして何故かハンターになって、王様に即位!?
この物語りは、歩く猫となった主人公がやらかしながら異世界を自由気ままに生きるドタバタコメディである。
注:イラストはイメージであって、登場猫物と異なります。
R指定は念の為です。
登場人物紹介は「11、15、19章」の手前にあります。
「小説家になろう」「カクヨム」にて、同時掲載しております。
一番最後にも登場人物紹介がありますので、途中でキャラを忘れている方はそちらをお読みください。
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
児童書・童話
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
ジャングリラ~悪魔に屠られ魔王転生。死の森を楽園に変える物語~
とんがり頭のカモノハシ
ファンタジー
「別の世界から勇者を召喚する卑怯な手口」に業を煮やした堕天使・ルシファーにより、異世界へ魔王として転生させられた大学生・左丹龍之介。
先代・魔王が勇者により討伐されて100年――。
龍之介が見たものは、人魔戦争に敗れた魔族が、辺境の森で厳しい生活を余儀なくされている姿だった。
魔族の生活向上を目指し、龍之介は元魔王軍の四天王、悪魔公のリリス、フェンリルのロキア、妖狐の緋魅狐、古代龍のアモンを次々に配下に収めていく。
バラバラだった魔族を再び一つにした龍之介は、転生前の知識と異世界の人間の暮らしを参考に、森の中へ楽園を作るべく奔走するのだが……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる